記録ID: 7943339
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳・栂池ルート敗退(1泊2日)
2025年03月24日(月) 〜
2025年03月25日(火)
長野県
greenpower
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:30
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 660m
- 下り
- 669m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 4:22
距離 4.0km
登り 646m
下り 34m
2日目
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:59
距離 3.2km
登り 14m
下り 635m
| 天候 | 03/24(月)→曇り/雪(風速→15m〜27m) 03/25(火)→はれ(風速→15m) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセス→長野道・あずみ野IC〜約80分。 ■駐車台数→300台 ■トイレ→あり。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし。 ■24時間利用→可能。 ※夜間利用できるのは第2駐車場のみ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■栂池高原スキー場第2駐車場(862m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 夜間に駐車が可能なのは第2駐車場のみ、冬期に利用できる公衆トイレがあります。 栂池高原駅まで片道400m・徒歩5分で到着です。 ※別称→栂池自然園第2駐車場と呼ばれます。 ■栂池高原駅(835m)〜栂の森駅(1,586m) チケット売り場から約1分で栂池高原駅に到着です。 栂池高原駅(出口側)にトイレがあり、ゴンドラリフト・イヴに乗り栂の森駅へ向かいます。 運行区間→栂池高原駅〜白樺駅〜栂の森駅(中間駅の白樺駅はゴンドラに乗車したまま通過します) ■栂大門駅(1,577m) 栂の森駅から約5分で栂大門駅に到着です。 ロープウェイに乗り自然園駅へ向かいますが、30分間隔で運行しているので最大で30分待ちする場合があり大幅に山行計画が狂うので注意が必要です。 運行区間→栂大門駅〜自然園駅。 栂の森駅を背にして左折→スキーコースへ、右折→栂大門駅へ約100m進みますが悪天候の場合は道迷いに注意が必要です。 風速15mを超えた場合は、ロープウェイが運休します(事前にHPで告知あり) 登山者が下山時に悪天候で運休の場合は、出来る限り速度を落として運行してくれるそうです(係員へ確認済み) ■自然園駅(1,829m) 栂大門駅から約5分で自然園駅に到着です。 自然園駅にはトイレと休憩所(ベンチ・暖房)があります。 ここから登山が開始しますがゴンドラ・ロープウェイの待ち時間を含めると、登山開始には栂池高原駅から最短で約60分掛かります。 自然園駅を背にして右折して20m進むと3股分岐(道標なし)になり左側→栂池山荘へ、中央→天狗原へ、右側→成城大ヒュッテへ向かいます。 明確な登山口の看板が無いので古い足跡を辿り尾根(鵯峰側)へ向かいます。スキーヤーは右側の尾根末端から、登山者は中央から天狗原へ取付きます。 ■天狗原(2,207m) 自然園駅から約130分で天狗原に到着です。 無雪期の天狗原は木道がありますが、積雪期は道標を含めて全て雪に埋まっています。 天狗原の広い雪原のハイマツ帯の小高い岩場に、白馬岳神社の祠があり岩陰は幕営適地です。 天狗原は広い雪原で道迷いに注意が必要です。4年前の下山時にホワイトアウトで30分道迷いした経験があります。 また天狗原〜白馬乗鞍岳の南東斜面の急登は雪崩・スキーヤーとの接触事故に注意が必要です。 ※白馬岳神社と同じとします。 ■白馬乗鞍岳(2,469m) 天狗原から約110分で白馬乗鞍岳に到着です。 白馬乗鞍岳の南東斜面を登ると広い雪田があり、窪地にある白馬乗鞍岳のケルン・山頂柱は見えません。唯一の目印が慰霊碑が設置された岩場だけになります。 積雪期でも山頂付近は強風エリアで雪が少なく、雷鳥の生息地になるハイマツ帯で注意が必要です。 天狗原〜白馬乗鞍岳ではスキーヤーが誘発する雪崩・悪天候による道迷いに注意が必要です。 船越ノ頭には�〜ケ曠瞭�直登ルート(冬期) ��白馬大池〜雷鳥坂(夏道)の2つのルートがあります。 白馬乗鞍岳の夏道の脇にテントの残骸があります(愛知県男性→1名死亡) ■幕営地(2,449m) 白馬乗鞍岳から約30分で幕営地に到着です。 夏道→白馬大池山荘〜雷鳥坂〜船越ノ頭へ、冬道→白馬乗鞍岳〜船越ノ頭へ直登してショートカットが可能です。 白馬乗鞍岳から船越ノ頭の下降点を偵察しながら幕営適地を探しますが、白馬乗鞍岳の周辺は雪が少ないハイマツ帯になり水作り・雪壁作りに不向きです。 理想は白馬乗鞍岳と船越ノ頭のコルですが雪壁でテントを囲む必要がありますが、出発が遅れた分テント設営と雪壁を作ると日没を迎えます。またこれ以上大型ザックで歩きたくないので岩陰を探して無理やりテントを設営しましたが、日没〜翌朝まで想像を超える強風と降雪で幕営地として地形の読みが甘く深夜にテントが雪で埋まりました。 岩陰の幕営地は砂地の地面が凍結してペグが打てず、岩が凍結して細引も固定できず結局テントは固定できませんでした。 スコップだけある場合は雪壁を作るより地面を掘ってテントを設営、スノーソーがある場合は雪壁を作ると早いですが積雪量や経験が必要です。 早く出発して幕営適地を探せれば、余裕を持ってテントの設営と雪壁が作れます。 ■白馬乗鞍岳(2,469m) 幕営地から約15分で白馬乗鞍岳に到着です。 午前3時に白馬岳へ登る予定でしたが強風(風速22m〜27m)、船越ノ頭の直登ルートをピッケル1本で登下降に不安あり、固定されていないテントが吹き飛ばされる可能性があり敗退を決定しました。 朝食を食べて荷作りを終えて6時まで待機しますが、強風が収まらないのでテントを撤収して下山します。遭難者のテントの残骸のゴミを回収していると、雷鳥坂〜白馬大池を歩く登山者がいて自然園駅でロープウェイを待つ間に2つ〜3つのテントの残骸について情報交換しました。 ■天狗原(2,207m) 白馬乗鞍岳から約105分で天狗原に到着です。 強風ですが視界があるので白馬乗鞍岳の南東斜面を30分で下降できると考えていましたが、日の出直後で雪面は硬く雪質は氷の上に新雪が5cm〜10cmあり12本爪アイゼンでも滑るのでクライムダウンしました。 南東斜面の上部〜中間部の雪面は硬く足場を確保するのに2発蹴り込み爪先が痛みます。午前9時頃に南東斜面の上部で長さ70m・幅20mの雪崩が発生しました。また天狗原〜白馬乗鞍岳の区間を県警ヘリが2日間で5回目の捜索をしていました。 安全圏の天狗原に到着すると先頭のスキーヤーが登ってきます。 ■自然園駅(1,829m) 天狗原から約55分で自然園駅に到着です。 天狗原からスノーシューに換装すると早く下山できますが、面倒なのでアイゼンで足首〜膝まで沈みながら下山しました。30名以上のスキーヤーのすれ違いもありロープウェイの出発1分後に自然園駅に到着したので30分待ちです。結局ロープウェイの登りと下りで乗り遅れて2日間で60分の遅れが発生しました。 これで無事に山行が終了です。 ■栂大門駅(1,577m) 自然園駅から約5分で栂大門駅に到着です。 自然園駅〜栂池高原駅〜栂池高原スキー場第2駐車場は山行に含まれません。 ■栂の森駅(1,586m) 栂大門駅から約5分で栂の森駅に到着です。 中間駅の白樺駅はゴンドラに乗車したまま通過します。 ■栂池高原駅(835m) 栂の森駅から約25分で栂池高原駅に到着です。 ■栂池高原スキー場第2駐車場(862m) 栂池高原駅から約15分で栂池高原スキー場第2駐車場に到着です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ■その他の注意点 白馬岳・栂池ルートの区間は距離→17km〜19km・標高差→2,070m・コースタイム→13時間〜15時間（冬期）になりますが、日帰りは困難です(無雪期の場合・山滑走を除く) 日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ■栂池ルートについて �…涼咼襦璽函´�白馬大雪渓ルート �Ｏ＿擴浩凜襦璽� 無雪期の難易度は�□��、���の順番ですが、積雪期は�、��□���になります(白馬岳主稜は除く) �△魯蹈院璽轡腑鷭纏襦↓�は温泉・スキー重視、�，魯乾鵐疋薀螢侫箸鰺�用できますが白馬岳まで距離が長く、登山者に人気がありません。 9割以上がスキーヤーで登山者は1割もおらず、最終のゴンドラリフトが15時終了と早く日帰り登山は厳しいです。 天狗原〜白馬乗鞍岳〜船越ノ頭〜小蓮華山〜白馬岳の稜線は強風・雪崩に注意が必要です。 栂池ルートを単独でピストンする場合は、最終15時のロープウェイに間に合う為には実質6時間で約20�劼鯤發�必要があり困難です。白馬岳の登頂に拘るならば日帰り or テント泊問わず白馬大雪渓を下降してタクシー or 同行者の車で猿倉から栂池高原スキー場に戻れば、ロープウェイの時間に縛られず白馬岳の登頂確率が高まります。 ⭐️白馬乗鞍岳の遭難事故について⭐️ 2日間で5回ヘリが天狗原〜白馬岳を往復していました。 03/20(木)から蓮華温泉が営業を開始したので、小屋開けの荷揚げ作業 or ヘリスキーの運用と思っていましたが下山後に遭難ニュースをしりました(1名死亡・1名行方不明) 03/21(金)〜03/25(火)は白馬・小谷エリアは強風で、八方尾根や栂池ゴンドラリフトが運行見合わせの状態でした(乗鞍岳は風速28m・西穂高岳で滑落死あり) 私は船越ノ頭の直登ルートを選択して白馬乗鞍岳の周辺に幕営、他1名が白馬大池に幕営しました(翌朝に船越ノ頭で敗退) 白馬大池に幕営した登山者とテントの残骸について情報交換すると、白馬乗鞍岳と白馬大池にテントの残骸があり前者は遭難した男性で、後者は京都の女性がテント・ザックを廃棄して下山しました(YAMAPで確認) 他に白馬大池に潰れたテントでビバークした男性が居たと聞いて、おそらく他の行方不明者のテントと考えられます。 白馬乗鞍岳の周辺は風が強く黒々としたハイマツ帯なので、人が倒れていても真っ白な雪原より見つけにくい状態です。おそらく半径100m圏内に遭難者は倒れていたと思いますが我々2名の登山者は確認できませんでした。 登山当日も風速22m〜27mの強風でテントポール1本が破損して、12時間強風に耐えて下山しました。4年前も台風直撃・ホワイトアウトで白馬乗鞍岳〜天狗原で道迷いしたり、今回の下山途中で白馬乗鞍岳直下の南東斜面で小さい雪崩があり栂池ルートは注意が必要です。 ■栂池ロープウェイの利用について ゴンドラ・ロープウェイ→大人・往復5,390円(片道2,970円) ゴンドラ→08時00分〜15時30分 ロープウェイ→ 08時30分〜15時00分 登山届の提出・ビーコンの有無・山岳保険の加入の確認があり、今回は荷物券が必要ありません。 4月から週末のみ営業なので注意が必要です。 ■登山ポストについて 白馬岳・栂池ルートには登山ポストが1つあります。 �…涼唸盡怯�(用紙・ペンあり) �，和�湯の脇にありますが利用できず、チケット売り場の窓口で提出します。 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ■水場について 白馬岳・栂池ルートには地図で水場が2つあります。 �…涼啝柿顱´�天狗原(銀嶺水) �´△匹舛蕕眄磴破笋泙衢�用不可。 今回は飲料水を1日目→0.5Lを担ぎ上げて0.5L残り、2日目→ 0.5Lを担ぎ上げて0.3L残りましたが行動中は雪を拾いながら食べていました。 食事用で2Lの水作りして、1.5Lを廃棄して下山しました。 ■駐車場について 白馬岳・栂池ルートには3つの駐車場があります。 �…涼唸盡怯愧鷦崗譟´�栂池第1駐車場 �Ｄ涼啾�2駐車場 �，詫�料(1日500円・冬期→土日祝1,000円) �↓�は無料。 ■山小屋の営業について 白馬岳・栂池ルートには山小屋が4つあります。 �…涼啝柿顱´�栂池ヒュッテ �Ｇ鯒和臙啝柿顱´で鯒六柿� �´↓��い賄澣�閉鎖中です(下記→2025年の営業) ��06/07(土)〜10/25(土) ��06/21(土）〜10/19(日） ��06/21(土)〜10/14(火) ��04/26(土)〜10/14(火) 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ■マーキングについて 白馬岳・栂池ルートは積雪期は道標・山頂柱が雪で埋まり、ほとんど目印はありません。 積雪期・悪天候では自然園駅〜天狗原〜白馬乗鞍岳の区間では道迷いに注意が必要です。 ■天候や服装について 白馬岳・栂池ルートは白馬乗鞍岳〜船越ノ頭〜白馬岳の区間では、風の影響を受けるので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温-2℃から17℃あり、平均気温は7℃です。 悪天候では装備や服装に気を配り、体調管理が必要です。 ■幕営適地について 白馬岳・栂池ルートには、7つの幕営適地があります。 幕営適地は�‥袈藐供´�白馬乗鞍岳 �Ａケ曠瞭�(冬期ルート) �で鯒和臙啝柿�(夏道ルート) �チケ曠瞭� ��小蓮華山 �Щ姐餠�です。 ��〜�Г倭瓦洞�風の影響を受けるので防風対策が必要です。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ■熊の出没について 白馬岳・栂池ルートは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 「熊はいない」 「冬眠している」という思い込みは非常に危険です。 ■山バッジについて 白馬岳・栂池ルートには営業している山小屋がなく、山バッジの販売がありません。 �‘擦留愬鯒蓮´�栂池高原駅周辺のお土産店 �，枠稜笋△蝓´△鰐こ稜А� ■山行中に装備を携帯する必要がなくデポする場合は、登山道から外れた場所や必ず施錠しましょう(ワイヤー・南京錠) 高額な登山装備の盗難に最大の注意が必要です(特に雪山装備) ■栂池高原スキー場第2駐車場まで県道433号線(長野)の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ■白馬岳・栂池ルートでは登山者のすれ違いは1日目→0名(スキーヤー0名)・2日目→36名(スキーヤー35名)です。 日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキュー・ルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ■ヘルメットは全行程で使用しました。 スノーシュー・ストックは自然園駅〜白馬乗鞍岳の登りで使用しました。 12本爪アイゼン・ピッケル1本は白馬乗鞍岳〜自然園駅の下りで使用しました。 チェーンスパイク・ゴーグルは携帯しましたが未使用です。 ■緊急時の連絡先 大町警察署(長野) 0261-22-0110(代表） ■今回の山行の危険箇所 �‥袈藐侠�道迷い。 ��白馬乗鞍岳の南東斜面→滑落・雪崩・道迷い。 �Ａケ曠瞭�〜三国境〜白馬岳→強風・滑落。 �で鯒和臙哂�落水。 ※今回の山行で���い鰐づ伉此� ■栂池高原スキー場第2駐車場(1日目)→09時05分に気温9℃、白馬乗鞍岳(1日目)→14時35分に気温2℃、栂池高原スキー場第2駐車場 (2日目)→12時19分に気温17℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→05時38分・日の入り→18時14分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です。 ■白馬岳・栂池ルートの白馬乗鞍岳の南東斜面・船越ノ頭の直登ルート(冬道)の周辺の急登では落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 雪崩・落石を発見した場合は、周囲の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。 ■白馬岳・栂池ルートにはトイレが3つあります。 �…涼唸盡競好�ー場第2駐車場 ��栂池高原駅 ��自然園駅 �´↓�は利用可能。 原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ■白馬岳・栂池ルートでは、スマートフォンの電波が10割入りました(季節・天候・機種による) 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です(充電ケーブル含む) ※スキー場に近い船越ノ頭側にテントを張り電波あり、白馬大池側にテントを張った場合は不明。 ■登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ■積雪期は先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が雪・氷で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる場所まで戻るのが鉄則です。 ■標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所・積雪量を観測しながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ■登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ■登山では、食事(行動食)・水くみ(水作り)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて滑落・雪崩・落石など危険回避に神経を使いましょう。 ■積雪期は強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です。 ■今回の山行 4年ぶりに栂池ルートから白馬岳を目指します。 大雪渓ルートはロケーション重視、主稜ルートはアルパイン重視、蓮華温泉は温泉とスキー重視、栂池ルートはゴンドラリフト(往復6,000円)を利用できますが距離が長く登山者には人気がありません。 前回は台風でホワイトアウト・道迷い・強風でテントが破損して雪山の難しさと怖さを十分に体験したので4年越しのリベンジです。 結果は前回同様に爆風でテントポールが破損して敗退しましたが、とにかく先週末から北アルプス〜後立山連峰は風速30mの強風で遭難・滑落事故が多発しました。 当日も先週末に入山した登山者が1名死亡・1名行方不明で、2つ〜3つのテントの残骸が白馬乗鞍岳〜白馬大池にあります。 寝坊・忘れ物・強風が敗退理由ですが、再び栂池ルートから挑戦して冬の白馬岳を目指します。 ■栂池高原スキー場第2駐車場の10km圏内はガソリンスタンド・コンビニがあり、とても便利なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で白馬岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■白馬八方温泉・八方の湯 ■営業時間→10:00〜21:00(最終受付20:30) ■休館日→なし。 ■料金→大人850円、小人500円、幼児300円。 |
写真
拍手
テント泊装備→21.05kg(1,000m)
※水0.8Lを含む。
※水0.8Lを含む。
�…涼唸盡競好�ー場第2駐車場の外トイレ(862m)
※小便器2台(1台→使用不可)・電気・水あり。
※小便器2台(1台→使用不可)・電気・水あり。
��栂池高原スキー場第2駐車場の外トイレ(862m)
※大便器1台・紙あり。
※大便器1台・紙あり。
ご来光→06時49分(日の出→05時38分・870m)
※白馬・小谷村→強風・雪崩・融雪注意報あり。
※白馬・小谷村→強風・雪崩・融雪注意報あり。
栂池高原スキー場第2駐車場(862m)
※駐車場はぬかるみで靴・車が汚れるので注意。
※駐車場はぬかるみで靴・車が汚れるので注意。
栂池高原駅のチケット売り場(835m)
※黄→チケット売り場、赤→栂池高原駅。
※黄→チケット売り場、赤→栂池高原駅。
2025年・大人往復券→5,390円(835m)
※登山届の提出(紙 or オンライン)、山岳保険・ビーコンの確認あり。
※登山届の提出(紙 or オンライン)、山岳保険・ビーコンの確認あり。
ゴンドラ・ロープウェイ往復券(835m)
※往復券は翌日の改札で反応しないので、下山時にスタッフに申し出る。
※往復券は翌日の改札で反応しないので、下山時にスタッフに申し出る。
栂池高原駅の足湯(835m)
※右側に登山ポストがあるがチケット売り場で提出する。
※右側に登山ポストがあるがチケット売り場で提出する。
栂池登山相談所(835m)
※登山ポストは利用不可(用紙・ペンあり)
※登山ポストは利用不可(用紙・ペンあり)
栂池高原駅のゴミ箱(835m)
※チケット購入・トイレで登山道具の盗難に注意。
※チケット購入・トイレで登山道具の盗難に注意。
ロープウェイの運行表(835m)
※ゴンドラ→シーズン中は毎日運行(登山届不要)
※ゴンドラ→シーズン中は毎日運行(登山届不要)
�…涼唸盡怯悗離肇ぅ�(835m)
※小便器6台・電気・水あり。
※小便器6台・電気・水あり。
登り→ロープウェイ運行時刻表(1,577m)
※登り・下りで最大30分待ち。
※登り・下りで最大30分待ち。
天気予報モニター(1,577m)
※強風・雪崩・融雪注意報あり。
※強風・雪崩・融雪注意報あり。
栂池ロープウェイ(1,577m)
※下りの最終便は15時で、日帰りは厳しいスケジュール。
※下りの最終便は15時で、日帰りは厳しいスケジュール。
下り→ ロープウェイ運行時刻表(1,829m)
※登り・下りで最大30分待ち。
※登り・下りで最大30分待ち。
荷物専用の重量計(1,829m)
※荷物15kg以上→350円。
※荷物15kg以上→350円。
�ー�然園駅のトイレ(1,829m)
※小便器3台・電気・水あり。
※小便器3台・電気・水あり。
黄→栂池ヒュッテ、赤→白馬乗鞍岳(1,829m)
※スキーヤー→95%、登山→0.5%、スノーシュー散策→0.5%
※スキーヤー→95%、登山→0.5%、スノーシュー散策→0.5%
スノーシューを装着(1,829m)
※自然園駅〜幕営地まで使用。
※自然園駅〜幕営地まで使用。
自然園駅から眺める稜線(1,847m)
※赤→白馬岳、黄→三国境、紫→小蓮華山、緑→船越ノ頭、青→白馬乗鞍岳。
※赤→白馬岳、黄→三国境、紫→小蓮華山、緑→船越ノ頭、青→白馬乗鞍岳。
自然園駅から眺める白馬三山(1,868m)
※青→白馬鑓ヶ岳、緑→杓子岳、黄→白馬大雪渓、赤→白馬岳。
※青→白馬鑓ヶ岳、緑→杓子岳、黄→白馬大雪渓、赤→白馬岳。
1つ目の雪崩地点(1,953m)
※天狗原直下の南東斜面、黄→スキーヤー。
※天狗原直下の南東斜面、黄→スキーヤー。
天狗原直下の南東斜面(1,953m)
※つぼ足→足首〜膝まで沈むので、スノーシューが便利。
※つぼ足→足首〜膝まで沈むので、スノーシューが便利。
1→御殿場小屋、2→栂の森駅、3→栂大門駅、4→自然園駅、5→成城大ヒュッテ、6→栂池ヒュッテ、7→栂池山荘(2,068m)
1つ目の幕営適地(2,136m)
※1本目の赤旗を設置、左奥→白馬乗鞍岳、右奥→天狗原。
※1本目の赤旗を設置、左奥→白馬乗鞍岳、右奥→天狗原。
2つ目の雪崩地点(2,207m)
※白馬乗鞍岳直下の南東斜面、赤→スキーヤー、青→慰霊碑。
※白馬乗鞍岳直下の南東斜面、赤→スキーヤー、青→慰霊碑。
白馬乗鞍岳直下の南東斜面の冬ルート(2,206m)
※青→慰霊碑、中央奥→白馬乗鞍岳。
※青→慰霊碑、中央奥→白馬乗鞍岳。
�’鯒肋莪罰拂床爾瞭酖貅侈未慮�(2,380m)
※右奥→慰霊碑。
※右奥→慰霊碑。
��白馬乗鞍岳直下の南東斜面の肩(2,380m)
※3本目の赤旗を設置。
※3本目の赤旗を設置。
1つ目のテントの残骸(2,460m)
※赤→船越ノ頭、黄→小蓮華山、青→白馬乗鞍岳(白馬大池にもテントの残骸あり)
※赤→船越ノ頭、黄→小蓮華山、青→白馬乗鞍岳(白馬大池にもテントの残骸あり)
白馬乗鞍岳(2,469m)
※奥→船越ノ頭(冬期直登ルート)、右→白馬大池(雷鳥坂〜夏道)
※奥→船越ノ頭(冬期直登ルート)、右→白馬大池(雷鳥坂〜夏道)
船越ノ頭の下降点の偵察(2,450m)
※赤→直登ルート、緑→夏道(白馬大池〜雷鳥坂)、青・黄→安全ルート、黒→船越ノ頭。
※赤→直登ルート、緑→夏道(白馬大池〜雷鳥坂)、青・黄→安全ルート、黒→船越ノ頭。
雪に埋まる白馬大池と雷鳥坂(2,450m)
※白馬乗鞍岳の周辺のハイマツ帯は雷鳥の生息地なので要注意。
※白馬乗鞍岳の周辺のハイマツ帯は雷鳥の生息地なので要注意。
船越ノ頭の冬期直登ルートの概要図(参考写真)
※赤→冬期直登ルート、青→広い雪田、黄→スキーヤーが滑走する南東斜面。
※赤→冬期直登ルート、青→広い雪田、黄→スキーヤーが滑走する南東斜面。
4年前にテント泊した白馬大池山荘(参考写真)
※撮影日→2021年04月28日(水)
※撮影日→2021年04月28日(水)
設営前の幕営地(2,449m)
※無理やり岩陰にテントを設営するが、白馬大池側から爆風で流された雪でテントが埋まる。
※無理やり岩陰にテントを設営するが、白馬大池側から爆風で流された雪でテントが埋まる。
幕営地の雪壁作り(2,449m)
※風速22mの爆風に耐えたが風向きが変わりあまり機能しなかった(30分で作った雪壁)
※風速22mの爆風に耐えたが風向きが変わりあまり機能しなかった(30分で作った雪壁)
⭐️設営後の幕営地(2,449m)
※モナカ雪でペグダウン出来ず固定されていないテント(赤→暴風雪で埋まる)
※モナカ雪でペグダウン出来ず固定されていないテント(赤→暴風雪で埋まる)
2Lの水作り(2,449m)
※翌朝に1.5Lを廃棄して下山する。
※翌朝に1.5Lを廃棄して下山する。
1日目の夕食(2,449m)
※爆風のテント内で内張りが張り付き思うように調理できない。
※爆風のテント内で内張りが張り付き思うように調理できない。
風速22m〜27mの稜線(2,449m)
※深夜に雪の重さと爆風でテントポールが破損。
※深夜に雪の重さと爆風でテントポールが破損。
�ヾ箟△卜�れ込む雪(2,449m)
※幕営地として不向きで地形の読みが甘かった。
※幕営地として不向きで地形の読みが甘かった。
��岩陰に流れ込む雪(2,449m)
※3時間で30cmの吹き溜まりがテントを埋める。
※3時間で30cmの吹き溜まりがテントを埋める。
全方位が雪に埋まったテント(2,449m)
※朝まで爆風に12時間耐えるが一睡もできない。
※朝まで爆風に12時間耐えるが一睡もできない。
白馬乗鞍岳を通過(2,469m)
※天候・気温・視界は良好だが爆風。
※天候・気温・視界は良好だが爆風。
テントの残骸(2,447m)
※食べ物のゴミを回収(運動靴・テント→未回収)
※食べ物のゴミを回収(運動靴・テント→未回収)
白馬乗鞍岳直下の南東斜面の下降点(2,378m)
※2足歩行で簡単に下降する予定が、標高差114mクライムダウンした。
※2足歩行で簡単に下降する予定が、標高差114mクライムダウンした。
登山者泣かせの白馬乗鞍岳直下の南東斜面(2,353m)
※氷雪の上に5cm〜10cmの新雪が積もった状態。
※氷雪の上に5cm〜10cmの新雪が積もった状態。
3点支持の下降路(2,353m)
※足場の確保に2発蹴り込み爪先が痛む。
※足場の確保に2発蹴り込み爪先が痛む。
白馬乗鞍岳直下の南東斜面の雪崩(2,264m)
※下降中に雪崩発生(長さ70m・幅20m)
※下降中に雪崩発生(長さ70m・幅20m)
1番乗りのスキーヤー(2,264m)
※天狗原からスノーシューが便利、つぼ足は足首〜膝まで踏み抜く。
※天狗原からスノーシューが便利、つぼ足は足首〜膝まで踏み抜く。
自然園駅を通過(1,829m)
つぼ足で下山してロープウェイ発車に1分遅れて30分待ち。
つぼ足で下山してロープウェイ発車に1分遅れて30分待ち。
下り→ロープウェイ運行時刻表(1,829m)
※登り・下りで最大30分待ち。
※登り・下りで最大30分待ち。
栂大門駅を通過(1,577m)
※白馬乗鞍岳・白馬大池のテントの残骸をスタッフへ報告済み。
※白馬乗鞍岳・白馬大池のテントの残骸をスタッフへ報告済み。
登山者→白樺駅は降車しない(950m)
※1度降車すると乗車に手間が掛かる。
※1度降車すると乗車に手間が掛かる。
白馬乗鞍岳のテントの残骸のゴミ(1,000m)
※下山後に遭難2件あり、ヘリ捜索5回あり。
※下山後に遭難2件あり、ヘリ捜索5回あり。
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ2個
温度計2個
風速計
モバイルバッテリー10000mAh7個
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山届(控)
腕時計
ザック60L
スマートフォン2台
ゴミ袋
現金
ココヘリGPS
ザックカバー
ストック
サングラス
熊鈴
帽子
コーヒーフィルター
登山靴(冬用)
インナーシャツ(半袖)
靴下(冬用)
毛帽子
ハードシェル(上下)
ゲイター
バラクラバ
タイツ(冬用)
ミドルシェル(上)
ダウンジャケット(上)
テントシューズ
手袋
ベースレイヤー(長袖)
冬用グローブ
テムレス
シューズカバー
ゼリー飲料2個
パン4個
ちくわ4本
塩あめ4個
粉末アミノ酸4本
チョコバー2個
ようかん
ハンバーグ(100g)2個
お汁粉(160g)2個
豚汁(240g)2個
カップ麺2個
スノーシュー
チェーンスパイク
ピッケル1本(グリベル)
12本爪アイゼン
ゴーグル
アタックザック22L
スコップ
ウエストバッグ
竹ペグ4本
ソロテント(鍵付き)オクトス
テントシート2枚
寝袋
テントマット
着替え4点(靴下・下着・肌着・長袖シャツ)
メスティン
マッチ・ライター
ガスコンロ
ガス缶500G
割り箸・スプーン
手ぬぐい
水0.5L
お茶0.3L(水筒)
練乳チューブ
カロリーメイト4本
ニトリルゴム手袋→2双
ジョーゴ
|
|---|---|
| 備考 | (01)ロープウェイ下り→最終15時で白馬岳まで日帰りは困難。 (02)天狗原〜白馬乗鞍岳は悪天候で雪崩・道迷いに注意。 (03)白馬乗鞍岳と船越ノ頭のコル→幕営適地(雪壁が必須) (04)船越ノ頭の直登ルートはWアックスが安心・安全。 (05)白馬乗鞍岳〜白馬岳の稜線は強風だと逃げ場なし。 (06)ゴンドラ→始発8時に必ず乗らないと厳しい。 (07)ロープウェイは30分間隔の運行で最大30分待ち。 (08)初日→船越ノ頭 or 小蓮華山に登頂できないと厳しい。 (09)03/22(土)→白馬乗鞍岳で1名→死亡、1名→行方不明。 (10)白馬乗鞍岳の南東斜面→スキーヤーの誘発雪崩に注意。 (11)栂池〜白馬大雪渓へ抜ければ白馬岳の登頂率が高まる。 (12)ロープウェイの運行は3月末〜4月は週末のみで注意。 |
感想
■白馬岳・栂池ルート敗退(1泊2日)
■2025年03月23日(日) はれ
実家 19:50 9℃ 1,000m
スキー場第2駐車場 23:50 0℃ 862m
荷作り 23:50〜00:30 0℃
消灯 00:30
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■2025年03月24日(月) 曇/雪
白馬岳・栂池ルート 1日目
起床 06:30 3℃
荷作り・着替え・朝食 06:30〜09:05
スキー場第2駐車場 09:05 862m 9℃
栂池高原駅 09:21〜09:38 835m 9℃
栂の森駅 10:01 1,586m 8℃
栂大門駅 10:05〜10:30 1,577m 7℃
自然園駅 10:36〜10:50 1,829m 11℃
天狗原 12:48 2,207m 4℃ 雪
白馬乗鞍岳 14:35〜14:41 2,469m 2℃
幕営地 15:12 2,449m 0℃
※登山は自然園駅からスタート。
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■雪壁作り 15:12〜15:49 雪
テント設営 15:49〜16:24 0℃
荷作り 16:24〜17:15 外0℃ 内4℃
水作り 17:15〜18:22
夕食 18:22〜19:00 外-1℃ 内3℃
自由時間 19:00〜22:30
消灯 22:30〜03:00 外-2℃ 内0℃
※気温→外は屋外、内は屋内。
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■2025年03月25日(火) はれ
※白馬岳・栂池ルート 2日目
起床 03:00 外-2℃ 内0℃
強風で待機 03:00〜06:00
朝食 06:00〜06:45
荷作り・テント撤収 06:45〜08:00
幕営地 08:00 2,449m -1℃
白馬乗鞍岳 08:14〜08:19 2,469m 0℃
天狗原 10:03 2,207m 7℃
自然園駅 10:59〜11:30 1,829m 11℃
栂大門駅 11:36 1,577m 12℃
栂の森駅 11:40 1,586m 12℃
栂池高原駅 12:04 835m 13℃
スキー場第2駐車場 12:19 862m 17℃
着替え 12:19〜12:30
実家 12:30〜16:00 1,000m 22℃
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■4年ぶりに栂池ルートから白馬岳を目指す。
前回は台風直撃・ホワイトアウトで敗退。
先週は10時間の雪かきで登山を回避。
起床・出発が遅くロープウェイの30分待ちで
とにかく時間が足りず悪天候に捕まった。
ゴンドラが八方尾根より1時間も早く終わる。
船越ノ頭の直登ルートはWアックスが推奨。
今回は忘れ物・天候の影響で登頂ならず。
同日の登山者2名とも小蓮華山に届かず敗退。
白馬乗鞍岳と白馬大池にテントの残骸あり。
敗退の悔しさより無事に生還できて安心した。
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■体重→61.0kg
■荷物→21.05kg(テント泊装備・水0.8L含む)
■日の出→05:38 日の入り→18:14
■移動距離(合計)→7.10km
1日目→3.80km 2日目→3.30km
■移動時間(合計)→07時間10分
1日目→04時間16分 2日目→02時間54分
■休憩時間(合計)→00時間11分
1日目→00時間06分 2日目→00時間05分
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強烈な体験でしたね。ちょっと想像できません。実際に遭難者が何人もでているようなのでその凄さが伺えます。とにかくgreenpowerさんがご無事でなによりでした。記録を読ませて頂きながらドキドキしました。
とにかくお疲れ様でした。
いつも素晴らしいゴミの回収ありがとうございます。
ご無沙汰しています。
冬期の栂池ルートは今回で2度目の敗退となり、やはり相性が悪いのかトラウマです。雪山では悪い雪質や悪天候でも視界があれば突っ込みますが、強風と渡渉は苦手意識がなくなりません。
積雪期の涸沢岳西尾根・笠ヶ岳穴毛谷・農鳥岳大門沢も3連敗しているので挑戦前から気分が重くなります。
特に今年の3月は遭難・滑落が多発していて空木岳でも行方不明になっています。4月に空木岳〜檜尾岳縦走を計画しているので小地獄・大地獄のトラバースが心配です。
ちなみに松本から転勤された栃木県宇都宮の生活はいかがですか？
そうなんです！宇都宮からアルプスに通うのはけっこうしんどいです。松本生活が天国すぎて、いまが普通なんだろうけど、いっかい楽を覚えると人間だめです。遠いというのにプラスして、仕事の方もいろいろ忙しくなってしまって...天気が悪そうな感じだと気が萎えてしまってます。
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