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Yamareco

記録ID: 79531
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

鹿島槍ヶ岳→五竜岳 2泊3日ピストン

2008年08月30日(土) 〜 2008年09月01日(月)
 - 拍手
GPS
52:00
距離
31.8km
登り
3,571m
下り
3,567m

コースタイム

1日目 たぶん昼前くらい 柏原新道登山口-15:30種池山荘
2日目 3:30くらい 種池山荘-5:20赤岩尾根分岐-6:30布引岳-6:50鹿島槍ヶ岳(南峰)-8:10八峰キレット小屋-9:20口ノ沢のコル-9:40北尾根の頭-11:00五竜岳-12:00五竜山荘-13:40北尾根の頭-14:00口ノ沢のコル-17:00くらい 八峰キレット小屋
3日目 5:40八峰キレット小屋-6:40鹿島槍ヶ岳(北峰)-7:20鹿島槍ヶ岳(南峰)-8:40布引岳-9:10冷池山荘-10:00爺ヶ岳中峰-10:30爺ヶ岳南峰-11:00種池山荘-15:00くらい 柏原新道登山口
天候 1日目:雨 (8月30日)
2日目:晴れ(8月31日)
3日目:晴れ(9月1日)
過去天気図(気象庁) 2008年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢バスターミナル駐車場(無料) 柏原新道登山口からはちょっと離れている
コース状況/
危険箇所等
駐車場は柏原新道登山口付近にあるが、常に満車状態。スペース見つけるか、ちょっと離れているが扇沢バスターミナル駐車場にするか。

種池山荘までは、最初樹林帯のジグザグ登り。種池山荘近くになるとデコボコ石畳になってくる。急勾配ではないが、距離が長い。6kmくらい。

種池山荘から冷池山荘までは、爺ヶ岳の稜線歩き。爺ヶ岳南峰と中峰を登って経由するか、下側のゆるやか稜線を歩いていくか。無駄な体力使いたくないなら、後者。天気良い日は鹿島槍ヶ岳の眺望が良い。角度も良い。

冷池山荘から鹿島槍ヶ岳までは、見上げると山頂近そうだが、距離長い。樹林帯に猿がたくさん生息している。岩礫のジグザグ登りで稜線にお花畑がある。

鹿島槍ヶ岳から五竜岳までは、八峰キレット小屋まで急降下し、登り返すコース。岩場の急斜面で鎖やはしご、拙い木の一本橋などイベント盛りだくさん。五竜岳直下の岩塊地帯は精神的、肉体的疲労がピークになる。

五竜山荘は、山荘前は広々で良い休憩ポイント。五竜岳のいかつい男性的な山容を見上げることができる。八方池方向から、アルプス平駅方向から来る登山客の合流場、中継点となる。

鹿島槍ヶ岳から八峰キレット小屋までは、急勾配の岩塊、岩礫地帯で浮石も多い。慎重に登り下りして落石に注意する。道幅の狭いバレ場、断崖地帯もある。

鹿島槍ヶ岳は、ほとんどの人が南峰で折り返す為、北峰には足を運ばない。山頂独り占めの楽しみがある。
途中雨が降ってきて種池山荘で1泊することにした
2008年08月30日 15:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/30 15:30
途中雨が降ってきて種池山荘で1泊することにした
夕方雨もやんで、外出て鹿島槍ヶ岳を望む
2008年08月30日 18:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/30 18:05
夕方雨もやんで、外出て鹿島槍ヶ岳を望む
剱岳方向を望む 寒くはなかった
2008年08月30日 18:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/30 18:07
剱岳方向を望む 寒くはなかった
手伸ばせば触れそうな距離
2008年08月30日 18:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/30 18:16
手伸ばせば触れそうな距離
爺ヶ岳の稜線歩き 鹿島槍ヶ岳目指す
2008年08月31日 05:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 5:13
爺ヶ岳の稜線歩き 鹿島槍ヶ岳目指す
赤岩尾根分岐 人気は無し
2008年08月31日 05:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 5:18
赤岩尾根分岐 人気は無し
布引岳 山頂までもう少し
2008年08月31日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 6:25
布引岳 山頂までもう少し
剱岳と立山連峰が圧巻だった
2008年08月31日 06:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 6:52
剱岳と立山連峰が圧巻だった
遥か向こうに槍・穂高連峰 辿ってきた稜線を見下ろす
2008年08月31日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 6:54
遥か向こうに槍・穂高連峰 辿ってきた稜線を見下ろす
長野、山梨飛び越えている
2008年08月31日 06:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 6:56
長野、山梨飛び越えている
五竜岳、杓子岳、白馬岳を望む
2008年08月31日 06:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 6:57
五竜岳、杓子岳、白馬岳を望む
北峰は明日登ろうと思う
2008年08月31日 07:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 7:18
北峰は明日登ろうと思う
宿泊予約をして、五竜岳へ向かう
2008年08月31日 08:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 8:05
宿泊予約をして、五竜岳へ向かう
複雑な形の雲海は目を見張る
2008年08月31日 09:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:07
複雑な形の雲海は目を見張る
五竜岳への縦走路を見上げる まだ遠い
2008年08月31日 09:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:09
五竜岳への縦走路を見上げる まだ遠い
振り返ると結構歩いてきたな、と思った
2008年08月31日 09:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:09
振り返ると結構歩いてきたな、と思った
折り返さなきゃいけないから時間と体力調節
2008年08月31日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:35
折り返さなきゃいけないから時間と体力調節
荒々しい縦走路なので慎重に
2008年08月31日 09:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:43
荒々しい縦走路なので慎重に
5枚くらい撮ったがほとんどブレてしまって、唯一まともなのがコレ
2008年08月31日 09:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 9:48
5枚くらい撮ったがほとんどブレてしまって、唯一まともなのがコレ
黄色のペンキ剥がれている 剥き出し
2008年08月31日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 10:55
黄色のペンキ剥がれている 剥き出し
唐松岳方向の縦走路を見下ろす
2008年08月31日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 10:55
唐松岳方向の縦走路を見下ろす
五竜山荘まで下ってまた登り返さなければならない
2008年08月31日 10:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 10:56
五竜山荘まで下ってまた登り返さなければならない
4方向写真撮る
2008年08月31日 10:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 10:57
4方向写真撮る
五竜岳バッジを求めて五竜山荘へ来た
2008年08月31日 11:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 11:53
五竜岳バッジを求めて五竜山荘へ来た
八峰キレット小屋へ向かう 戻りもキツい。
2008年08月31日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 13:53
八峰キレット小屋へ向かう 戻りもキツい。
八峰キレット小屋からの夕焼け 明日は晴れるんだろうか?
2008年08月31日 18:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
8/31 18:16
八峰キレット小屋からの夕焼け 明日は晴れるんだろうか?
縦走3日目 晴れ 五竜岳へ向かう人
2008年09月01日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 6:33
縦走3日目 晴れ 五竜岳へ向かう人
北峰から南峰と剱岳を望む
2008年09月01日 06:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 6:40
北峰から南峰と剱岳を望む
眺めも良いし、風もなく穏やか
2008年09月01日 06:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 6:41
眺めも良いし、風もなく穏やか
南峰は人いっぱいいるけどこっち(北峰)は誰もいない
2008年09月01日 06:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 6:45
南峰は人いっぱいいるけどこっち(北峰)は誰もいない
雪渓の向こうにこれから辿る縦走路が見える
2008年09月01日 07:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 7:04
雪渓の向こうにこれから辿る縦走路が見える
南峰に着いたら薄ら白く視界を遮る
2008年09月01日 07:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 7:22
南峰に着いたら薄ら白く視界を遮る
ひたすら下っていく
2008年09月01日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 7:34
ひたすら下っていく
「れいいけさんそう」って思っていた 「つべたいけさんそう」って読むんだね
2008年09月01日 09:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 9:11
「れいいけさんそう」って思っていた 「つべたいけさんそう」って読むんだね
雲が遮り、鹿島槍ヶ岳は見えない
2008年09月01日 09:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 9:58
雲が遮り、鹿島槍ヶ岳は見えない
ガイドブックによると、ここからの眺めが優美で凛々しい山容が望める角度らしい 雲で残念
2008年09月01日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 10:27
ガイドブックによると、ここからの眺めが優美で凛々しい山容が望める角度らしい 雲で残念
爺ヶ岳がそびえる
2008年09月01日 10:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 10:45
爺ヶ岳がそびえる
種池山荘前の広場から
2008年09月01日 11:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
9/1 11:00
種池山荘前の広場から
撮影機器:

感想

登っている時はすごく天気が良くて、山頂着いたら真っ白で視界不良はショックの為、有休使って二泊三日で登ることにした。3日とも天気良ければ、鹿島槍ヶ岳→五竜岳→白馬岳縦走してみようかと考えた。

一日目はモミジ坂で雨が降ってきた為、種池山荘までにした。明日晴れてくれればよし。当たりくじ、ハズレくじみたいな要素があると思った。針ノ木岳への縦走路もいつか登ってみたい。

大谷原から赤岩尾根登る方が距離短そうだが、急勾配でキツいらしい。どれくらいキツいのか登ってみたい。

鹿島槍ヶ岳から五竜岳方向望んだ時、近く感じた。杓子岳、白馬岳は遥か遠くに感じた。白馬岳まで歩き通すのは無理だと思った。縦走路は槍穂縦走のような嶮しさも伺えた。北峰は明日の折り返しの時登ろうと思った。

五竜岳直下の岩塊は、急勾配でキツい。登山客も少ない。誰一人いない五竜岳山頂に立ち、五竜山荘の方を見下ろすと稜線上にはたくさんの登山客が見えた。とりあえず4方向の景色眺め、写真を撮った。

30分くらい山頂で休憩し、五竜岳バッジを求めて五竜山荘へ向かった。疲労はだいぶ溜まってきた。登り返しが大変になると感じた。

カップラーメン食べ、休憩する。いかつい五竜岳を見上げる。粉末状のアミノバイタルを補給すると、力がみなぎる感じがする。休憩後、八峰キレット小屋目指してまずは五竜岳を登る。外国人トレイルランナーが犬と一緒に山頂から下ってきた。

五竜岳から八峰キレット小屋までは下りのイメージがあったが、どちらからでもアップダウンは激しく、長い距離だった。垂直の鎖場登りで心が折れる。

宿泊客は少なかった。おばあさんが多数占めた。翌日は早朝出発の為、北峰と南峰は誰もおらず、山頂独り占めができた。

冷池山荘、爺ヶ岳、種池山荘とひたすら往路を辿った。冷池山荘手前の樹林帯と爺ヶ岳の稜線に猿がいた。

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
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