三ノ丸BC(氷ノ山)(宮ノ後登山口-十年-殿下登山口-三ノ丸ピストン)2025-03-29

記録ID: 7954826

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山滑走

氷ノ山

三ノ丸BC(氷ノ山)(宮ノ後登山口-十年-殿下登山口-三ノ丸ピストン)2025-03-29

2025年03月29日(土) [日帰り]

兵庫県鳥取県

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体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 10:40
距離: 22.5km
登り: 1,445m
下り: 1,444m

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歩くペース

標準

1.0～1.1

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 9:52
休憩: 0:48
合計: 10:40

距離 22.5km 登り 1,445m 下り 1,444m

6:08

30分

スタート地点

6:38

72分

宮ノ後登山口

7:50

18分

テレビ共同聴取アンテ塔跡

8:08

8:10

190分

十年

11:20

11:25

56分

殿下コース登山口

12:21

12:54

20分

三ノ丸

13:14

19分

三ノ丸

13:33

13:36

129分

殿下コース登山口

15:44

18分

十年

16:02

16:03

30分

テレビ共同聴取アンテ塔跡

16:33

16:38

10分

宮ノ後登山口

16:48

ゴール地点

過去天気図（気象庁）	2025年03月の天気図
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コース状況／危険箇所等	今日は3:30に起床。よっし、長丁場行けるぞ。4:00出発、6:00過ぎ現地着。途中で見える山もおおや・戸倉スキー場も雪がない。先週末の登山記録では、県境尾根を山スキーしてたからまだ大丈夫かと思ったが、遅かった？坂の谷林道が除雪されてるので、ひょっとして登山口まで行けるのかと車で上る。大きめの石が転がっており、降りて道路脇にのけながら進むが、ヤマメ茶屋までだったので、林道入口に戻って、駐車スペースに停めさせてもらい、6:30登山開始。坂の谷コースとどっちか迷ったが、折角早起き出来たので、予定通り行動時間が長いコースとする。宮ノ後林道入口の橋から雪が残ってるので安心してスキーを履くが、林道も一部雪がない。中古スキー板なので、気にせず路面が出ている所もそのまま進み、後は路肩に残っている雪の上を進む。雪がないのはそこだけで、宮ノ後登山口にある十年登山口の道標はかろうじて頭が出ているくらいだった。積雪1m程度かな。林道は雪があるが横の斜面には雪がない所が多い。昨日までの雨と今朝の低温で雪の表面は氷っぽくよく滑る。倒木が何本かあり、直登では滑るのでジグザグに登っていたが、ここまでか。仕方なくシールを張る。地形図にはない林道の四辻を過ぎ、終点まで歩くと、雪が途切れ途切れに。尾根まで上がると雪がない！仕方ないので背負う。今日は歩荷登山だな。尾根上にケーブルが伸びている。踏んだり、ストックで突かないように気を付けて登る。雪があっても直登はきつい斜度だ。アイゼンが効く雪質なら登れそうだが、新雪では無理だろう。MTBでも何とか下れそうな感じ。いいルートを見つけた。高度800ｍ位から、落ち葉や枯れ枝に雪が着いている。昨日の雨は雪になったようだ。急登が一段落すると、アンテナが2塔。携帯基地局ではなく、UHFのようだ。地デジも受信できるんだっけか？ 10年って珍しい山名。西側の山々が木々の間から望める。ピーク手前から所々雪が残っている。ほぼ樹間なので日差しがなく、急登でないと肌寒い。主稜線から外れた995mピークを踏みに行く。重いのでザックを置いていく。ピーク標も展望もない残念ピークだった。戻って気付いた。しまった。ヤマレコはザックの中だった。 10年以降は伐採してそのままの丸太と長い杉枝が多く歩きにくい。でも雪の上は踏み抜きがあってもっと歩きにくい。10年からこっち側はMTBは無理だな。潔く坂の谷に行こう。このコースの選択は失敗か。もしくは山スキーは失敗だったか。 995分岐から小ピークを過ぎたコルでスキーを履く。ここで重大なトラブル発覚、プラブーの右つま先のソールが剥がれ始めている。取り敢えずスキーはコバで止めるので影響ないが帰り剥がれがどこまで持つかだな。ガムテープもあるし何とかなるといいな。まだ雪の表面は凍っているので、シールはつけたまま。スピードが上がらないが、急ぐとまた筋を痛めるので、ゆっくり登る。ほとんどの小ピークが屈曲点になっている。下りは気をつけないとな。ブナの原っぱに出るとよく日が照っていた。眩しい。この辺りから植生が低山ではなく高山っぽくなってくる。疎林で下りは楽しそうだ。その時には雪も緩んでいるかな? 殿下登山口のある林道の建物が見えた。冬場は閉まっているトイレだった。ここからの登り口が見当たらないが、どこでも登れるし、滑れそうな斜面が広がっている。頑張ったご褒美だ。雪も緩んで来た。ヤマレコがコースアウトを指摘しているが、構わず適当に登る。森林限界の上に出ると、三ノ丸の避難小屋が見えた。あと少し。森林限界辺りはまだ樹氷が綺麗だった。避難小屋の横を通るとスキーのトレースがあり、ピークに登山者がいた。嬉しいね。 2・3月の天気の良い日にはあんなにいた登山者が何故か3月半ばからほとんどいなくなっていたが、今日は1人に会えた。彼は、坂の谷登山口から来たらしい。聞くと林道はずっと雪があるらしいので、下りはこっちがいいかな。あとワサビ谷もまだ滑れるらしい。お互いにピーク写真を取り合って、先に滑り降りていった。暖かいので、僕はピークでゆっくり昼食を。須賀ノ山まで行って、時間に余裕があれば古生沼かワサビ谷の反対側東に伸びる緩やかな尾根を少し滑りおりたかったが、ここまでの行程で遅れているので、今日は止めておく。三ノ丸ピーク標は根本まで雪は解けていた。3月半ばは凍っていて登れなかった展望台の階段も氷なし。肩に付けた動画カメラも動かして、滑り始める。思った以上に滑りやすく、気持ちよくウェーデルンが決まる。あっという間に樹林帯が近づいてくる。もったいないので、もう一度と登り返す。再度、ピークから滑り降りる。誰もいない1人だけの斜面に好きにシュプールを刻む。こんな瞬間そうはない。疎林の斜面も気持ちよく滑れた。彼に坂の谷林道で降りると伝えたが、そっちは来週する予定だし、殿下登山口の下の斜面も滑ってみたい。下でゆっくり昼食してるち言ってた彼には悪いが、こっちのコースに行けるのは今日しかない。よし行こう。 1100m辺りからは斜度が緩やかになり、かかとフリーでテレマーク的に滑る。1080m小ピーク位までは快適に滑れたがこの辺りから杉の落ち葉や枝が多く、雪面もまだ凍っており、滑りにくくなったので、諦めてスキーアイゼンを付けて、歩く。疲れて来て、小ピークの登り返しがしんどいので、左側に曲がる尾根目掛けてショートカットするが、そんなに楽な感じはしなかった。 960mコルへの下り途中で切り返しの下りが膝にくるので、諦めて、スキーを担ぎ、ワカンで歩くことにする。こっちの方が楽だった。屈曲点に気を付けていたのに、自分の踏み跡に騙されて、登りで寄った995m小ピーク方向に進んでしまう。まあ、これでヤマレコでもピーク踏めたからいいけどね。いや駄目だろ。ルート間違いだよ。ワカンを付けたり外したりしながら、やっとこ十年まで登って、後は下りと思ったら、もう一つ小ピークがあった。そこからは激下り。MTBでも厳しいかな？アンテナにはNHKの文字が。やっぱりテレビ塔か。尾根を外れるところからワカンを付けて、林道を下る。さすがに10時間行動は疲れた。幸い最後までソールの剥がれはそれ以上ひどくならなくて良かった。今日の滑走は気持ちよかった。来週もそれ程雪が減っていないといいな。