❄神ノ川から地蔵尾根>蛭ヶ岳>檜洞丸❄予想外の雪山


- GPS
- 13:20
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 2,078m
コースタイム
- 山行
- 12:09
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 13:21
天候 | 晴れのち曇り、稜線は時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道76号は自殺願望が強い鹿が多いのか、行きも帰りも車の前に飛び込んできた。 帰路ではわざわざガードレールを飛び越えて入ってきて、しばらく前を走ってからガードレールの外に戻った。何をしたかったんだ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・地蔵尾根:標高1000mからチラホラ積雪、1100m以降完全に積雪。トレースなし ・地蔵平↑蛭ヶ岳:積雪 ・蛭ヶ岳>臼ヶ岳:ほぼ無雪 ・臼ヶ岳>檜洞丸>ヤタ尾根分岐:所々積雪 ・ヤタ尾根:標高1100mまで積雪、トレースあり、杉林に入ったら雪ゼロ |
写真
渡渉は苦手のようで、岩では尻込みしていた姿が可愛かった。
飼い主さんに抱きかかえられて渡渉していた。これも可愛かった。
人間の1.5倍位のスピードで登れるとのこと。
軽快に上り下りしていた。羨ましい
山好きなのかと尋ねたら、リードを付けるとテンション下がるとのこと。なるほど、地蔵尾根では生き生きしていた。
感想
登山を始めた頃、丹沢の地図を眺めて「蛭ヶ岳と檜洞丸を周回してみたい」と思っていた。
しかし風巻ノ頭などを通る周回路はCTが長すぎて自分には無理、かといって宿泊してまでやりたくない。
その後地蔵尾根を知り、これなら行けると計画。それでも自分には長い時間が掛かる。
24/12/7に偶然登山口で会ったSpecialさん達がこのルートを歩くと知り同行するか迷ったが、日が短い時期、かつ俊足のお二人に追い付けないことは明白だったので断念。
Sさんレコ:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7570808.html
自分レコ:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7569490.html
日が長くなってきたので今回、ようやく実行することにした。
2時起床、3時過ぎ自宅を出発。
今回は楽に通行&駐車できる神ノ川が登山口なので、亡父から譲り受けた車を初めて登山に使った。
荷物を軽くするためバーナーとボンベは荷物に入れず、昼食は焼きそば。
この週の月から水曜日まで雨だったので広河原の川が増水していないか気になっていたが、普通に渡れて一安心。
地蔵尾根の取り付きも発見できるか気になっていたが、あずきちゃんの飼い主の方に教えてもらいスムーズに取り付けた。
地蔵尾根の途中からノートレースの積雪が始まり、推定難易度1.5倍増し。
昔ノートレースの鳥ノ胸山で滑落したことが頭をよぎったが、何とか通過できた。
「積雪しているのは蛭と檜の山頂付近だけだろう」
「春の花でも見れるといいな」と呑気なことを考えていたが全然そんなことは無く、完全な雪山だった。
あずきちゃん達がいなければ相当心細かったと思う。
鹿柵手前でどこからか来た足跡と合流したが、テープが示すルートと分岐。
追いついて来たあずきちゃんの飼い主にどちらに進むべきか聞いたら、先に進んでくれたのでついて行った(すぐに引き離されたが)。
地蔵平で一般コースに合流し一安心。
蛭ヶ岳まで4人に抜かされたがさほどきつく感じなかった。
蛭ヶ岳で25分前に着いたというあずきちゃん達と再会。
あずきちゃん達出発後、5分位して再スタート。
不思議なことに臼ヶ岳まではほぼ無雪だったので、途中でチェーンスパイクを外した。
神ノ川乗越位までは10分おきくらいにハイカーとすれ違い。
既に午後、皆蛭ヶ岳に登頂したら泊まるのだろうか、それとも下山?
御一方女性で大倉まで下山すると言っていた健脚な方がいた。
途中で臼ヶ岳で休憩していたと思われる飼い主の方に追いつかれる。
檜洞丸は登頂せず(おそらく源蔵尾根から)下山するとのことで、お別れ。
あずきちゃんには辛い山行中、何度も和ませてもらった。ありがとう!
檜洞丸までが精神的にも肉体的にも一番キツかった。
自分は15分で登れる標高差が50~100mなので「あと何分で登頂できる」かが大体予測できるのだが、檜洞丸(1601m)までの標高差300mある時点で14:30頃だったので、「いくら何でも15時には登頂できるだろう」と思っていた15時をオーバーすることが確実になり凹みそうになった。
しかもその後小ピークが2つあり、せっかく稼いだ標高が下がった。
ヘッデン下山は避けたいので、それまで15分で標高差50mアップだったのを頑張って100mまで上げた。
それでも檜洞丸に登頂できたのは15時過ぎ。
誰もいない山頂のベンチでコーヒーを作り行動食と一緒に流し込み、すぐに下山開始。
積雪していなければ北尾根(VR)で下ることも考えたがおそらくノートレース。
道迷いは絶対避けたいので一般コースのヤタ尾根で下ることにした。
鎖場が2か所あるので面倒だと思っていたが、幸いその直前(大コウゲ手前)がヤタ尾根への分岐だった。
分岐にあった看板には「神ノ川まで1時間30分」とあったが、登山口まで2時間かかった。林道を横切ってからが長く感じた。
車に到着しやれやれで下山完了。
バイクでなく車だと車内でグッタリできるのがいい。
着替えずに帰れるし。
帰路のR413は渋滞なしでスムーズに帰宅できた。
10年越しの計画を実行できたが、単独では蛭ヶ岳と檜洞丸を複数回登頂し、また類似するコースを1年前に歩いていたので大した感慨は無かった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6713880.html
年に一回あるかないかの標高差2000m超え、疲れました。
地蔵尾根はアドベンチャーな感じで楽しかった。
でも積雪期はもう歩きたくない。
あと、車を使えて良かったね!笑
ありがとう
積雪を予想できずマイナー尾根に挑んだ根っからのバカ者です😅
山行レンタルわんことかないかなぁ、あったら迷わず予約するね。
車の傷は車両保険対象外で未解決のまま。。
傷つけてしまったのは嫁の軽自動車でスタッドレス装着、
自分の車は普通自動車でスタッドレスなしなんです。
修理の見積もりを出してもらうのが怖い…。
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