ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8076945
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

栂池《小蓮華・三国境・雪倉岳・朝日岳》蓮華温泉

2025年04月26日(土) 〜 2025年04月28日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
22:45
距離
39.4km
登り
3,941m
下り
3,215m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:42
休憩
0:26
合計
6:08
距離 11.4km 登り 2,022m 下り 132m
2日目
山行
7:32
休憩
0:48
合計
8:20
距離 14.7km 登り 761m 下り 2,130m
6:03
112
宿泊地
7:55
8:12
63
9:15
9:25
104
11:09
11:10
126
13:16
13:36
47
3日目
山行
7:07
休憩
0:54
合計
8:01
距離 13.3km 登り 1,157m 下り 953m
5:57
5
6:02
27
6:29
6:56
51
7:47
7:48
46
8:47
9:06
3
9:09
232
13:26
5
13:31
12
13:58
ゴール地点
天候 1日目晴れ 稜線は強風
2日目晴れ
3日目晴れのち曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
スキー場ゴンドラ+ロープウエイで入山
ゴンドラで下山(スキー場は下部雪無し)
その他周辺情報 ※イグルー1泊目は外のタープが風でバタバタ言ってうるさくて眠れなかった。イグルーの静かな夜のためには、あの強風なら内側に「ツエルト自動吸い付き式」のほうが良かった。
※イグルー2泊目は、よせばいいのに天井を作ってしまって敗因。飯炊き中から雫ポタポタ。朝までに寝袋は濡れ鼠になり、気温プラスなのにブルブル寒い。ラストは天井崩落で強制起床。壁だけ作って上はタープでよかった。
※燃料は、赤い600CC缶で二人二泊足りた。玄米雑炊なので結構悠長に炊いた。二泊目は沢の水を汲んだのもある。
栂池の湿地帯から白馬岳、小蓮華岳
2025年04月26日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5
4/26 9:16
栂池の湿地帯から白馬岳、小蓮華岳
栂池の湿地帯
2025年04月26日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/26 9:16
栂池の湿地帯
小蓮華へ登る斜面
2025年04月26日 10:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 10:31
小蓮華へ登る斜面
小蓮華山と先輩
2025年04月26日 13:48撮影 by  iPhone XR, Apple
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4/26 13:48
小蓮華山と先輩
小蓮華岳山頂 風つえぇ!
2025年04月26日 13:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 13:49
小蓮華岳山頂 風つえぇ!
杓子岳、白馬岳 C1から
2025年04月26日 13:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/26 13:49
杓子岳、白馬岳 C1から
清水岳や猫又が見えている。西側は風が強く、雪がろくに積もっていない
2025年04月26日 13:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/26 13:55
清水岳や猫又が見えている。西側は風が強く、雪がろくに積もっていない
イグルー作りを観察 @西名
2025年04月26日 14:42撮影 by  iPhone XR, Apple
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4/26 14:42
イグルー作りを観察 @西名
スキーを梁にする
2025年04月26日 15:23撮影 by  iPhone XR, Apple
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4/26 15:23
スキーを梁にする
雪が固くて下に掘るのがしんどいのでもうスキー屋根で適当にした。
2025年04月26日 15:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 15:27
雪が固くて下に掘るのがしんどいのでもうスキー屋根で適当にした。
スキー屋根だとすぐできる。
2025年04月26日 15:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 15:28
スキー屋根だとすぐできる。
スキー屋根イグルー これにタープのカバーを掛けた
2025年04月26日 15:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 15:34
スキー屋根イグルー これにタープのカバーを掛けた
タープの青さが室内
2025年04月26日 17:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/26 17:20
タープの青さが室内
朝のながめ
2025年04月27日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 5:09
朝のながめ
あさごはん
2025年04月27日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 5:09
あさごはん
Ω1撤収の朝 ひどい風の中
2025年04月27日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 5:48
Ω1撤収の朝 ひどい風の中
Ω1撤収の朝
2025年04月27日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 5:48
Ω1撤収の朝
Ωを後に前進
2025年04月27日 06:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:04
Ωを後に前進
三国境から雪倉へのトラバース
2025年04月27日 06:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:20
三国境から雪倉へのトラバース
左、鉢山。右雪倉。雪はつながっている
2025年04月27日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:25
左、鉢山。右雪倉。雪はつながっている
風強い
2025年04月27日 06:33撮影 by  iPhone XR, Apple
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4/27 6:33
風強い
鉢山へ
2025年04月27日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/27 6:48
鉢山へ
ハイマツ帯下りのアイゼン引っ掛けで顔面転倒したら、ハイマツの中に片方落として行方不明に。ライチョウの野郎がずっとこっちを見ていた
2025年04月27日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:48
ハイマツ帯下りのアイゼン引っ掛けで顔面転倒したら、ハイマツの中に片方落として行方不明に。ライチョウの野郎がずっとこっちを見ていた
雪倉岳へのトラバース
2025年04月27日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 6:48
雪倉岳へのトラバース
ライチョウ二羽
2025年04月27日 07:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:01
ライチョウ二羽
これはメスか
2025年04月27日 07:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
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これはメスか
こっちは雄だ
2025年04月27日 07:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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こっちは雄だ
固くてサクサクの快適斜面
2025年04月27日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:04
固くてサクサクの快適斜面
日焼け止め塗りすぎ男
2025年04月27日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:13
日焼け止め塗りすぎ男
火打、焼山、雨飾と妙高山です
2025年04月27日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:28
火打、焼山、雨飾と妙高山です
朝は固くてアイゼンが決まる
2025年04月27日 07:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:54
朝は固くてアイゼンが決まる
雪倉避難小屋と雪倉への雪の道
2025年04月27日 07:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:54
雪倉避難小屋と雪倉への雪の道
内部
2025年04月27日 07:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 7:56
内部
雪倉岳山頂。蓮華温泉から登ってきた人と話す。
2025年04月27日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/27 9:09
雪倉岳山頂。蓮華温泉から登ってきた人と話す。
雪倉山頂より、白馬岳、旭岳、劔岳と立山
2025年04月27日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:19
雪倉山頂より、白馬岳、旭岳、劔岳と立山
雨飾、焼山、火打、妙高、高妻、戸隠。真ん中の富士山型の低いのは奉納山?
2025年04月27日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:19
雨飾、焼山、火打、妙高、高妻、戸隠。真ん中の富士山型の低いのは奉納山?
糸魚川まで伸びるツガミ山脈。黒いのは明星山?
2025年04月27日 09:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:20
糸魚川まで伸びるツガミ山脈。黒いのは明星山?
中央に雄ライチョウ
2025年04月27日 09:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/27 9:29
中央に雄ライチョウ
中央に雄ライチョウ
2025年04月27日 09:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/27 9:30
中央に雄ライチョウ
行く手の朝日岳。デカー!
2025年04月27日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 9:39
行く手の朝日岳。デカー!
赤男山、結構盛り上がっていて、やっぱり迂回したい。ここからの急雪面からスキーぶっ飛ばす。
2025年04月27日 10:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/27 10:03
赤男山、結構盛り上がっていて、やっぱり迂回したい。ここからの急雪面からスキーぶっ飛ばす。
あっというまにコルまで降りる。視界がないと結構複雑で急だ。
2025年04月27日 10:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 10:03
あっというまにコルまで降りる。視界がないと結構複雑で急だ。
急だけど早い
2025年04月27日 10:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 10:04
急だけど早い
赤男を巻いて、朝日岳と対面
2025年04月27日 11:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 11:09
赤男を巻いて、朝日岳と対面
朝日岳をグイグイ登る。雪倉も西面はハイマツの海だ。
2025年04月27日 12:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 12:21
朝日岳をグイグイ登る。雪倉も西面はハイマツの海だ。
頸城山塊と、このあと滑る谷
2025年04月27日 12:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/27 12:21
頸城山塊と、このあと滑る谷
朝日岳山頂、遠いヮ
2025年04月27日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 12:58
朝日岳山頂、遠いヮ
山頂
2025年04月27日 13:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:17
山頂
山頂
2025年04月27日 13:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:21
山頂
朝日岳北東面沢に描くDNA
2025年04月27日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:43
朝日岳北東面沢に描くDNA
このあたりから下はタテスジが入っていてデコデコする
2025年04月27日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:43
このあたりから下はタテスジが入っていてデコデコする
二人のシュプール 標高差1000m
2025年04月27日 13:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 13:44
二人のシュプール 標高差1000m
左西名 右米山 ザラメターン楽しい😀
2025年04月27日 13:45撮影 by  iPhone XR, Apple
6
4/27 13:45
左西名 右米山 ザラメターン楽しい😀
橋の袂でΩ作る
2025年04月27日 14:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 14:22
橋の袂でΩ作る
ついうっかり屋根まで作ってしまったが
2025年04月27日 16:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/27 16:06
ついうっかり屋根まで作ってしまったが
中で炊事して
2025年04月27日 17:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/27 17:24
中で炊事して
玄米カレー雑炊
2025年04月27日 17:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/27 17:40
玄米カレー雑炊
屋根はまだ持っているが、雫がポタポタだ
2025年04月27日 18:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/27 18:30
屋根はまだ持っているが、雫がポタポタだ
おやすみなさい
2025年04月27日 18:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/27 18:30
おやすみなさい
午後9時に一発、午前3時に半分ほどの屋根が落ちて雪に埋まる。やはり温かい季節のイグルーは無理
2025年04月28日 05:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
4/28 5:27
午後9時に一発、午前3時に半分ほどの屋根が落ちて雪に埋まる。やはり温かい季節のイグルーは無理
このくらいにしてタープを張ればよかった。
2025年04月28日 05:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/28 5:28
このくらいにしてタープを張ればよかった。
ありがたい橋
2025年04月28日 05:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/28 5:45
ありがたい橋
ひょうたん池
2025年04月28日 06:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/28 6:01
ひょうたん池
これはヤバい
2025年04月28日 06:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/28 6:29
これはヤバい
最初に行った人、エラい
2025年04月28日 06:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/28 6:29
最初に行った人、エラい
落ちたらお陀仏
2025年04月28日 06:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/28 6:46
落ちたらお陀仏
下流部、激流
2025年04月28日 06:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
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下流部、激流
ここから急登
2025年04月28日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/28 6:47
ここから急登
急登のあとの兵馬平
2025年04月28日 07:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/28 7:38
急登のあとの兵馬平
兵馬平はクレーターでいっぱい
2025年04月28日 07:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/28 7:41
兵馬平はクレーターでいっぱい
直径30センチほど
2025年04月28日 07:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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直径30センチほど
こんなかんじ
2025年04月28日 07:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/28 7:46
こんなかんじ
兵馬平
2025年04月28日 07:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/28 7:48
兵馬平
巨大なコブ50センチ以上ある
2025年04月28日 08:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
4/28 8:19
巨大なコブ50センチ以上ある
蓮華温泉が見えた。よくもこんな無人境に
2025年04月28日 08:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
4/28 8:38
蓮華温泉が見えた。よくもこんな無人境に
雪崩でなぎ倒されたと思われる
2025年04月28日 08:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雪崩でなぎ倒されたと思われる
蓮華温泉前 
2025年04月28日 08:50撮影 by  iPhone XR, Apple
1
4/28 8:50
蓮華温泉前 
小綺麗な宿。この時間はみな山登っているかも
2025年04月28日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
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小綺麗な宿。この時間はみな山登っているかも
蓮華温泉玄関前からの眺め。機能滑った1000mが真正面だ
2025年04月28日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/28 8:50
蓮華温泉玄関前からの眺め。機能滑った1000mが真正面だ
振り子沢は喉が乾く、ちょうど良いところに沢が開いていて、助かった。
2025年04月28日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
4/28 11:02
振り子沢は喉が乾く、ちょうど良いところに沢が開いていて、助かった。
フリコ沢上部。登っても下ってもストレスのない好ルート
2025年04月28日 11:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/28 11:46
フリコ沢上部。登っても下ってもストレスのない好ルート
担々麺660円+ミニカツ丼500円
2025年04月28日 15:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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4/28 15:51
担々麺660円+ミニカツ丼500円
生姜ラーメン ニンニク大量投入
2025年04月28日 15:51撮影 by  iPhone XR, Apple
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生姜ラーメン ニンニク大量投入
午後四時でも入れるテンホウありがとう
2025年04月28日 15:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/28 15:51
午後四時でも入れるテンホウありがとう
満足
2025年04月28日 16:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
4/28 16:05
満足

装備

個人装備
スコップ+のこぎり スキー・ストック・シール ラジオ+天気図 その他冬山泊個人装備(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石) アイゼン・ピッケル その他冬山泊個人装(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石食器)
共同装備
ツエルト ストーブ・鍋 ストーブ・鍋(米) 白ガスタンク600cc(米)

感想

1日目
両足骨折半年後に復帰1戦目の西やんと、猿倉入山で清水谷、柳又谷の滑降計画だったが猿倉のゲートは徒歩入山も出来ない雰囲気で、山麓まで来て計画を完全に変更。栂池から朝日岳、蓮華温泉周回にする。このへんはまだ未踏なので。

栂池のロープウエイで、センセイ!と声をかけられる。一昨年のイグルー講習で会った人だった。蓮華温泉に下ってあちこち行くとのこと。その後イグルーやってみたとのことで、うれしい。

我らはまっすぐ湿原大平原を行き、小蓮華目指して東面を登る。午後になってもわりと硬い雪。稜線は風が強く、三国境に近づくほど強風になる。時間的にもそろそろ泊まりたいのだけど、西側は風が強くてガレガレ。東側の雪庇の成れの果てみたいなところは幾分風が弱そうなのでここでイグルーに決定。でも一層掘ったら下は掘る気が起きないくらい硬雪で、こちらも疲れていたので、低い壁になった。掘り下げも適当。傾斜しているので、斜面上側に行くほど深い壁になってまあなんとか暴風力はあり。でも屋根材の長いやつを掘るのが面倒で、前回味をしめたスキー梁でさっさと屋根を塞ぐ。ここまでは良かったが、風の吹込み防止に外側にタープを張ったら、一晩中バタバタ音が強く眠れないほど。朝起きたら張り綱が一本切れていた。張り綱のアンカーに埋めたアイゼンなどは掘るのが辛いくらい効いていた。掘り出しでスコップを曲げないように気をつける。

2日目
翌朝は三国境から鉢山へトラバース。三国境を超えると風がやみ、のどかな天候になる。どうやら一番騒々しいところでわざわざ泊まってしまったようだ。でも色々学びになった。朝のウチ、まだ雪面が硬いのでアイゼンシートラで。ライチョウに会ったあたりからスキーであっという間に滑り下る。途中のハイマツ帯で、顔面転びしたら、黒メガネの半分を失くしてしまった。三日目には右目だけ雪目気味になった。対照実験で、よくわかった。三日目にはじんじんして涙多いが、砂を擦り込んだ激痛レベルではなく助かる。

雪倉の避難小屋で今後の時間読みと方針なども確認。風がなくて助かる。雪倉は山頂までほぼ雪がつながっていて快適。シートラで進める。山頂で、蓮華温泉から登ってきた人に会う。昨日温泉ではイグルーの話になったとか。イグルスキーブログもみてくれているそう。しかも実践もしてくれたそう!イグルー動画でカオダシしていて良かった。

雪倉からは走るライチョウを追っかける形で北を目指し、スキーでぶっ飛ばして降りる。ズンズン下ると赤男の南向かいの崖のところがかなり急。それでもスキーが最適。赤男の西側巻きルートもタンネの薄い森で景観の良いところ。徐々に近づく朝日岳が、意外に大きくて良い山だった。登りは長かった。傾斜もあるとこはある。山頂も広すぎだ。

朝日岳からは北側稜線を少し降りてから東の沢を滑降。最近のトレースはなく、転倒無し+休みもほぼ無しであっという間に1000m47分で下って橋まで。久しぶりに長距離滑降をした。充実。

今日はイグルー壁だけ+タープでいいやと思ってつくり始めたが、床下二段目から案外良いブロックが取れたのでうっかり屋根をふさいでしまったが、やめておけばよかった。一晩中水滴が落ちて寝袋はずぶ濡れ、終いには屋根が溶けて落ちて、強制起床となった。3時半。気温プラスなのに濡れて、却って寒かった。

3日目
谷底から鉄橋を渡り湿原帯を超えて蓮華温泉を目指す。樹林帯の中うっすらトレースあり。ひょうたん池、兵馬平など、地すべり地形のテラスを経て蓮華温泉へ。建物の前で腰をおろして山を見る。昨日の滑降沢が丸見えだ。満足だ。

ここからまた700m登り返して天狗原へ。フリコ沢というらしい。ここは積雪期の蓮華温泉への最短ルートとのこと。滑り愛好家の間では有名なコースなのだ。実際傾斜も優しくストレスのない良い沢だ。途中水場もあって助かった。でも結構疲れてしまって、後半はぐったりして登る。重荷もずいぶん持ってもらったけど、やっぱ30代にはカナワン。

天狗原からは、見覚えある栂池への滑降コースをシャビシャビと下る。下りの筋肉は問題なし。疲れているのであんまり休まず、バンバンと滑り降りる。

下部では雪のなくなった栂池スキー場、ゴンドラにのってうっかり途中駅に降りてウロウロしてしまった。疲れている。

大町の午後4時のテンホウで担々麺&ミニカツ丼、生姜ラーメン大盛りで非常に満足。ウチまで送ってもらい、お礼に出来たばかりの日高山脈の本と、ちょうど届いていた北大山の会会報をプレゼントする。

11月に両足を骨折して3ヶ月入院、その後ゲレンデスキー2回、白川郷で山スキー1回とロクに登山をしていない。全力ダッシュもできない。そんなコンディションで山スキー縦走できるのか?
1日目は小蓮華山の先まで、稜線に出ると爆風、地面も硬いのでシートラ。夜も風が強くイグルーに張ったタープがバタバタうるさかった。玄米カレー雑炊と棒ラーメンを頂く。
2日目は三国境、雪倉周辺など爆風箇所もあったが概ね快適。朝日岳の登りで体力が削られた。山頂からの1000mのダウンヒルは快適、橋の近くにイグルー泊。沢水も汲めて良かったが天井から水がポタポタ、朝4時に天井が崩れた‼?全身ずぶぬれで強制起床。早朝でも気温が氷点下にならず、イグルーが溶け続けた
3日目、蓮華温泉まで登る。8年ぶりに蓮華温泉ロッジにきた。蓮華温泉から天狗原まで登りが意外と長い。途中の沢水に助けられた。天狗原からはスキー場まで爆走。栂池スキー場に作られたボーダー用のパークっぽい斜面を滑るのが面白かった。

 猿倉まで道が閉鎖されていたので、急遽思いついた計画だったが満足度は高かった。
来年は旭岳、清水岳、猫又岳方面にいきたい
米山さんありがとうございました😉

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