蓮華温泉ツアー 白馬乗鞍岳・雪倉岳

2025年04月21日(月) 〜 2025年04月23日(水)

• GPS: 20:39
• 距離: 34.1km
• 登り: 2,989m
• 下り: 3,889m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:13
• 合計: 5:58

距離 10.6km 登り 995m 下り 1,089m

9:03 ゴンドラリフト栂の森駅
9:12 9:13 栂池パノラマウェイ 栂大門駅
9:46 早大小屋
10:07 10:22 成城大学小屋
11:51 12:12 天狗原/白馬岳神社
12:24 風吹大池方面分岐
13:13 13:36 乗鞍岳
13:44 13:57 風吹大池方面分岐
14:55 蓮華温泉バス停
15:01 蓮華温泉ロッジ

2日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:30

距離 12.5km 登り 1,687m 下り 1,690m

5:14 蓮華温泉ロッジ
5:21 黄金湯
12:21 12:59 雪倉岳
14:23 滝見尾根分岐
15:16 蓮華の森分岐
15:23 15:24 蓮華温泉キャンプ場
15:44 蓮華温泉ロッジ

3日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:40

距離 11.1km 登り 307m 下り 1,111m

8:30 蓮華温泉ロッジ
8:36 蓮華温泉バス停
12:10 ゴール地点

天候

Day1：晴れ（文句なし！）
Day2：晴れ（　 同上！ ）
Day3：小雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木地屋除雪終了点に1台デポし、栂池スキー場に移動し駐車
復路はその逆

コース状況／危険箇所等

このツアーで気になる振子沢や瀬戸川渡涉点などのポイントの状況は雪量多く問題無し。
強いて言えば、木地屋への下山ルートでウド川渡渉点の沢が割れ気味なので上流へ回り込み安全なポイントを見つけるのがベター
木地屋まで雪は繋がっていてスキーで滑り込める

その他周辺情報

小屋のメシはやや質素（他意はありません。この時期に食事を提供して貰えるだけで感謝です）だったので、下山メシは白馬の大黒食堂でロースカツ丼大盛りを食す

写真

4/21 8:47

ロープウェイは金土日のみの運行なので、ゴンドラからハイクスタート

4/21 9:43

ヤバいお天気だ
贅沢を言えば晴れ過ぎだな

4/21 10:57

三山全部見えてるな

4/21 12:12

約2時間で天狗原へ

4/21 12:02

黄色いヘリが何度も往来する。
今年から始まったヘリスキーですね

4/21 12:52

ではハクノリへ

4/21 13:09

ケルン右手がこの旅の主目的地である雪倉岳
近く感じるのは気のせいか？

4/21 13:13

バディのTさんは

4/21 13:15

自撮りに余念がないようだ

4/21 13:32

小蓮華と雪倉と

4/21 13:44

ハクノリ東斜面をドロップ！
実はTさん、国体優勝歴のあるスゲー人なのである

4/21 13:57

滑った斜面を振り返って。
ストップスノー地帯も多少あったが、総じてナイスな滑走感

4/21 14:04

引き続き振子沢へドロップ

4/21 14:08

振子沢の名の通り

4/21 14:10

こんな地形がずっと続く

4/21 14:15

クラシックな雰囲気が大好きだ

4/21 14:21

ルート上にはマーカーやピンクテープが多数。
視界が悪くなければ見失うことはないだろう

4/21 14:40

朝日・雪倉なんかの景色がいいのでちょっと一本

4/21 14:44

林道にぶつかり

4/21 14:46

乗鞍沢にかかる橋を渡れば

4/21 14:58

この日の目的地、蓮華温泉にとーちゃこ

4/21 15:38

やはり例年以上に雪の多い年だそうだ

4/21 16:23

内湯も良いけど、蓮華温泉はなんと言っても露天でしょ！

4/21 16:51

ここは新潟県

4/21 17:23

抜群のサンセットタイム

4/21 18:13

メインはふき味噌チャーシュー。
物資が乏しい中、工夫していただいていることに感謝です

4/21 18:27

良い日だった

Day2スタート

4/22 5:14

まずはお向かいの尾根にある夏道を目指す
一段高いテラスに登り無駄な労力を使ってしまったようだ

4/22 5:17

この冬の閉鎖期間中に雪崩でぶっ倒されたそうだ。
スパッと倒れている木が多数。いわゆるホウ雪崩だな、きっと
小屋番さんも初めてみたと言っていた

4/22 6:21

夏道にぶつかれば、出来るだけ高度を維持して瀬戸川方面へ進む

4/22 6:56

やや手こずってしまったが、瀬戸川の対岸に雪倉へのルートが見えてきた

4/22 6:56

渡渉点。雪割れの気配は皆無

4/22 7:42

ちょっと際どい箇所もあるが

4/22 7:42

意外とスムーズに雪倉の滝の上部に出れた

4/22 8:51

急斜面は無理せずシートラに切り替えて進む

4/22 9:01

渡渉点から山頂までの標高差は1,200m。
余念を振り払いただ黙々と歩を進めるのみ

4/22 9:10

この辺りで漸く半分くらいか

4/22 9:40

アイゼンから再びシールへ換装する

4/22 9:55

言っちゃなんだが妙高は裏から見るとカッコ悪いかも

4/22 10:37

右奥が山頂と思ってたが、近づいてみると山頂から東へ伸びる尾根だった
それにしても、雪倉の名が示す通り雪がたっぷりだな

4/22 11:01

漸く山頂稜線が見えてきた
ピークは左奥でここからはまだ見えていない

4/22 11:15

Tさんガンバ！

4/22 11:20

高度を上げるにしたがい風が強くなってきたので、ハイマツ帯上部でお弁当タイム

4/22 12:16

ラストだ！

4/22 12:22

雪倉岳2611mにスキーでは初登頂！

4/22 12:28

いぇい！
素直に嬉しいよー

表情が冴えないのは強風に叩かれてるから。
体感で15m/sくらいか

4/22 12:44

それでもスンバラしい景色で撮影タイムが終わらない

4/22 12:54

4/22 12:54

4/22 13:03

最初のドロップ
右側2本が我々のシュプール

4/22 13:03

悪くないんじゃないでしょうか

4/22 13:11

4/22 13:20

4/22 13:22

4/22 13:28

4/22 13:33

4/22 13:33

4/22 13:58

4/22 14:31

前も通った池塘に

4/22 14:30

水芭蕉が。
あまり綺麗ではなかったが笑

4/22 14:47

帰りはシンプルに兵馬の平を経由して。
檜？の大木が多数

4/22 15:33

だらだら登っているとお宿が見えてきた

4/22 15:45

この旅の主目的であるスキーで雪倉岳登頂スキーを無事コンプリート
お疲れちゃんでした！

4/22 15:45

予報通り、夜から天気は下り坂のようだ

4/22 18:02

たけのこ汁が美味かった！
たけのこは前シーズンに瓶詰めしたものを出していただいた

4/23 13:37

いきなり飛んで下山メシはソースカツ丼！
Day3の記録は追って作成します

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

juncy55

1シーズン走りきった自分へのご褒美（手前味噌ですが）に蓮華温泉ツアーへ

この冬一緒に仕事をしたTさん（国体アルペン優勝歴を持つスゲー人）が蓮華温泉に行ったことがないということで、ではご一緒にいきましょうということに。

当初は4/22-24の予定だったが、天候判断で21-23に前倒し。
この変更が当たり、Day1と2がサイコーのお天気。
下山日のDay3は小雨混じりだが予報よりも降りは弱く、木地屋までのクラシックツアールートを楽しむことが出来た。

そしてスキーシーズンでは雪倉岳初登頂&滑走！
次は朝日岳かしら？
今シーズンお疲れちゃんでした、自分(^^)

【Day1】
・白馬乗鞍岳東斜面
一部のストップスノーを除き、やや固めながら快適な滑走感。久々の大きな斜面だったがやっぱいいね
・振子沢
相変わらず気持ち良い沢地形滑走。雪質もナイスなザラメ

【Day2】
・トラバースする夏道に取り付くまでやや苦労した。無駄に一段上に上がってしまったようだ。その後瀬戸川渡渉点までは高度を維持して楽に到達
・瀬戸川渡渉以降の登りだが、雪倉の滝上部の急登区間はアイゼン&シートラに換装。別パーティは全行程でシールだったが、辛くないのかな？
・やっぱり遠いな雪倉山頂。とにかく我慢してただただ登るのみ
・滑走は、標高2,000mくらいまでの雪質はナイスな滑走感。下部はやや重のザラメだが文句は無い
・Day1もだが天気が良過ぎて雷鳥さんは姿を見せてくれず

【Day3】
・木地屋への下山
これといった滑りの見せ場はほぼないが、典型的なクラシカルツアールートといった雰囲気で好きな人は好きって感じだろう。ちなみに自分は大好きである。
小雨混じりで視界も良くないので5時間程度かかるとみていたが、雨のおかげでスキーが滑り3.5hくらいで木地屋に下山した

【その他雑感】
今回のバディはレースで多くの実績を持つTさん。
大きな斜面での滑りはもちろんかっちょ良いのだが、移動やトラバースなど山スキーでは多くある滑りがメインではない局面でのスキーの走らせ方、ライン取り、意地でも高度を維持する根性、口癖が安全第一であることなど、ただスキーを滑ればいいってものではないことを多々学ばせていただきました。（後ろで勝手に盗ませてもらった）
とても勉強になった3日間でした。ありがとうございました！