乾徳山


- GPS
- 06:48
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好。山頂からの迂回新道は、ガレていて滑りやすく、眺望もなく、思った以上に時間がかかった。同じコースを引き返せばよかった。 |
写真
感想
父の遺した山行記録には、2回登頂している乾徳山。
1981年11月、44歳の父と小学4年生の私。そして、1997年5月の60歳の時。
当時4年生だったのだが、今でもその日のことを覚えている。険しい山で、最後の岩場も怖く、やっとのことで登頂した。山頂に着いた時、周囲の大人から「頑張ったね、小さいのに凄いね」と声をかけられた。どんな岩場だったのかは覚えてないが、とにかく怖かったけど何とかクリアしたことは覚えている。
車中泊をして、明るくなってから登り始める。森の中をグングンと高度を上げる。錦晶水を過ぎてから、平坦になり、国師ヶ原に到着。高原ヒュッテの手前から乾徳山の山頂が見えた。
気持ちいい国師ヶ原を歩き、月見岩まで草原登っていく。振り返ると富士!疲れも感じなくなる、とても良いコース!
月見岩から扇平までは、乾徳山頂を見ながらの草原歩き。そこから樹林帯に入ると、岩場が増えてくる。
鎖場をいくつか超えると、剃刀岩に到着。岩と岩の間を抜けてみる。アスレチック感覚で面白い!
カミナリ岩を登り、岩場の連続で疲れたところに、最後の鳳岩へ、この絶壁のような岩場を越えたら、山頂だ。
鳳岩を登っていく途中、下を見ると、直角のような感じに見える。小学4年生の時、よくこんな岩場を登ったなぁと小さかった自分に感心した。
そしてついに登頂!
岩場の山頂は360度の絶景!
富士山から南アルプス、金峰山など奥秩父の山々まで全て見渡せる。甲府盆地も広がっていた。
なかなか厳しい山行だったから、小学4年生の自分を褒めてあげたい。
山頂でゆっくりして、巻道の下山へ。ここからが大変だった。足場も悪く、岩も浮いていたり、下向きになっていてスピードが出ない。さらに急坂で足にダメージが。
こんなことなら、同じ道で帰れば良かった。唯一、高原ヒュッテに手前の苔は素晴らしかった。
ヒュッテからは、整地された道を歩き、道満山方面へ。ここの下りも急坂だったが、さっきの岩場に比べたら、だいぶマシ。
足がヘロヘロに疲れながら、徳和に戻る。久々の乾徳山、小さかった自分を褒めてあげたい、そんな山行だった。
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