大菩薩嶺（裂石ゲート前駐車場から周回）

2016年02月11日(木) [日帰り]

• GPS: 06:25
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,188m
• 下り: 1,178m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:25

距離 14.4km 登り 1,188m 下り 1,189m

6:04 裂石ゲート前駐車場
7:30 7:35 丸川荘(丸川峠)
8:48 8:53 大菩薩嶺
9:01 9:24 雷岩
9:38 9:40 神部岩
9:55 9:56 賽ノ河原
10:30 10:31 親不知ノ頭
10:38 10:44 大菩薩峠
11:02 11:04 勝縁荘
11:07 11:09 富士見山荘
11:15 福ちゃん荘
11:28 11:30 ロッヂ長兵衛
11:31 11:32 上日川峠
12:16 12:19 千石茶屋
12:28 裂石ゲート前駐車場
12:29 ゴール地点

天候

快晴！稜線でもほぼ無風で快適でした。
（大菩薩嶺で−2℃位）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

裂石ゲート前駐車場に車を停めました。（無料ですがトイレ・自販機などはありません）
トイレは裂石ゲート前駐車場少し手前にある雲峰寺の駐車場脇にあるトイレをお借りいたしましたm(__)m
尚、この日は駐車場の入口が少し凍結しておりスタッドレスタイヤ装着のFFミニバンでも少しハラハラする状態でした。

コース状況／危険箇所等

※道の状況は2016年2月11日現在の状況です。
所々凍結箇所はあるものの全体を通して雪質は安定しており快適に歩くことができました。下山時の上日川峠から先は一旦雪が無くなる部分があり一度アイゼンを外しましたが再び雪道になり再装着しました。（外したアイゼンをザックにしまわずに手持ちで歩いていて助かりました。）
またトレース・ピンクリボン多数で道迷いの心配は無いと思います。

その他周辺情報

中央道勝沼ICから向かうと国道411号線では「千野駐在所前」交差点手前にあるセブンイレブンが最後のコンビニエンスストアーだったと思います。
日帰り温泉は裂石から勝沼方面に向かってすぐの所に「大菩薩の湯」が国道411号線沿いにあります。

写真

2/11 5:48

裂石ゲート前駐車場入り口の様子。わずか数メートルだがツルツルに凍結している。

2/11 6:43

スタートから40分程経過し周囲がだいぶ明るくなってきた。木々の間からは朝の射光に輝く富士山！

2/11 6:49

同じく我が国No2の北岳。

2/11 6:49

無理やり感アリアリだがNo3の間ノ岳も(^_^;今日はお天気に期待が持てそうだ！

2/11 7:33

北側斜面に位置する丸川峠。この時間になってもまだ陽が差し込まず気温は−5℃程だった。

2/11 7:39

丸川荘はこの時間ひっそりとしていた。ガラス窓には魅惑的なメニューの数々が記載されていた。

2/11 7:40

地元丹沢からの富士山もたいへんすばらしいがここからの富士山もかなりすばらしかった。

2/11 7:47

丸川峠からは一気に雪の量が増えた。丸川荘からしばらくはトレースがほとんどなく（風で吹き消されたのか？）少し心配になったが樹林帯に入るとしっかりとしたトレースが続いていた。

2/11 8:06

所々展望が効く場所もあるが基本的には樹林帯の中を行く。

2/11 8:19

ここまで展望がほとんど無かったが木々の間からは前方に一段と高いピークが見え隠れし始めた。GPSによるとどうやら目指す大菩薩嶺のピークのようだ。と、その時！

2/11 8:19

気配を感じたので右側斜面に視線を移すとナント！

2/11 8:19

キツネさん登場！！マジで！？

2/11 8:20

物陰からこちらの様子を見ている！！！カワイイぃ〜♡

2/11 8:22

まさかこの地でキツネさんに出会えるとは思いませんでした。ホンドギツネという種類かな？

2/11 8:55

思わぬ出会いに足取りが急に軽くなってしまった。スタートから約3時間、日本百名山 大菩薩嶺に到着。標識の目の前に丁度良くカメラを置ける岩があったので（誰かが置いたのか？）たまには自撮りで撮影。

2/11 8:59

本日の最高地点を通過し後は基本下って行くだけなので気持ちは楽だ。

2/11 9:23

樹林帯を抜け雷岩に到着するとご覧の眺望。

2/11 9:05

目の前に座っている人（自分）が邪魔だったので改めてもう1枚！すばらしぃ〜。

2/11 9:26

富士山以外にも南アルプスを北部から南部までを正面から眺めることができる。

2/11 9:27

鳳凰三山（観音岳・地蔵岳）・仙丈ヶ岳・早川尾根（アサヨ峰・栗沢山）・甲斐駒ケ岳・鋸岳等々。

2/11 9:27

白峰三山（農鳥岳・間ノ岳・北岳）

2/11 9:28

そして上河内岳・聖岳・赤石岳・荒川岳・蝙蝠岳・塩見岳。

2/11 9:33

進行方向正面には丹沢の山々も確認できる。一番高いのが神奈川県最高峰の蛭ヶ岳。

2/11 9:41

西暦2000年の標柱（標高2000m地点）を通過。

2/11 9:47

歩いてきた稜線を振り返る。今日は青空が非常に印象的だ。

2/11 9:49

手前の枝に霧氷が付いていたら最高だったでしょうね（笑）

2/11 9:54

あまりにすばらしいお天気・景色なのでなかなか前に進まず時間ばかりが過ぎて行く。

2/11 10:01

賽の河原非難小屋の中を覗いてみた。（ドアがなかなか開かない・・・）当初ここで昼食をとる予定でいたが今日は思った以上に気温が低くなく、風も穏やかだったため景色を眺めながら昼食をとることにした。

2/11 10:12

賽の河原避難小屋から少し登ると親不知ノ頭に到着。景色が良いのでここでお湯を沸かしてカップ麺（いつものカレー味）を食べる事にした。

2/11 10:28

編笠山・三ツ頭・権現岳・赤岳・金峰山も良く見えている。向こうの山々も今日は賑わっているでしょうね！

2/11 10:34

親不知ノ頭からはさらに標高を下げ大菩薩峠を目指す。

2/11 10:41

雲一つない完璧なお天気！大菩薩峠に到着。

2/11 10:42

峠の北東側には雲取山を眺めることができる。

2/11 10:45

稜線からの南アルプスもこれで見納め。

2/11 10:48

名残惜しいですが下山開始です。

2/11 11:10

程なくして富士見山荘に到着。絶景ブランコは健在だ。

2/11 11:11

屋根から垂れ下がるツララもすごく立派！

2/11 11:13

これ以上無いであろう青空の下、快適なスノーハイクを楽しむことができた。

2/11 11:16

福ちゃん荘前の広場からは今日歩いた稜線を見渡すことができる。
最後まで好天に恵まれ満足な1日を過ごす事ができた。

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

hajime1106

今回は冬の大菩薩嶺を久しぶりに訪れました。条件が合わず残念ながら霧氷を眺めることはできませんでしたが稜線からは雄大な富士・南アルプス等々、完璧な絶景を堪能することができました。
そして今山行では自身初となる野生のキツネさんに遭遇！人間に慣れている個体なのだろうか？気がついたらすぐそばまで寄ってきており少々びっくりさせられたが非常にかわいらしい表情が印象的であった。
いつまでも豊かな自然を大切にしたいですね。

コメント

irukamoko

可愛い
hajime1106さん(^-^)今晩は
可愛い訪問客にお会いできたようで、眺望優先のhajimeさんの樹林帯での山行にホッコリがプラスされたようでなによりでした(^_^)

この日自分は、仕事の祝日でしたが、山に行かれてるかたは最高な1日なんだろうと思ってましたが(￣▽完璧な山々が見れたんですね。写真でクルクル廻りながらシャッターきる 大菩薩峠の稜線に赤いウェアを着たhajimeさんの姿を想像するとほころびました。楽しいレコありがとう

hajime1106

Re: 可愛い
irukamokoさん、コメントありがとうございますm(__)m
おっしゃる通り眺望最優先（樹林帯が苦手だったはず）のhajime1106にとっては何よりもうれしい出来事でございました。丸川峠から先の樹林帯では「カモシカさんでも出てきてくれないかなぁ〜。クマさんはイヤよ〜」なんて思いながら歩いている最中の出来事でしたので必死にシャッターを押し続けました。
年齢を考えずに赤いウエアに赤い冬季用ザック・・・。外見だけは若作りをしていますが中身は完全なおじさんです。景色の写真を必死に撮影しながら息を整えているのは内緒ですよ〜。
それでは〜