秋の湿原�ぁゞ喀�の丸山と白駒池
長野県
Rheingold
B-Donau
- GPS
- 05:36
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 297m
- 下り
- 292m
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0755高見石-<紅葉狩り>-0845白駒荘-0853西岸休憩舎-<紅葉狩り>-0919北岸休憩舎(朝食)
1007北岸休憩舎-<紅葉狩り>-1034白駒荘-1051白駒の奥庭-1117麦草峠公共駐車場
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・0515到着でしたが、すでに30台ほど。 ・紅葉、天候が回復した三連休最終日という特殊要素ゆえでしょうが。 ・正午前に帰るときには、茅野市側の路上駐車が19台も連なっていました。 ・近くの白駒池駐車場(有料)では午前9時前に混雑で喧嘩も起きたと聞きました。 ■公共無料駐車場に併設の無料トイレを利用しました。 ・あいかわらず清潔に保たれていて設置者に感謝、利用者に感心。 ■中央道上りの渋滞 ・小仏トンネルを先頭とする大渋滞は構造的で、一定の交通量がある日は不可避です。 ・早めに帰途につくか、温泉で癒やしてから極端に遅く帰るか、工夫が必要でしょう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
紅葉は昨年よりも遅めのタイミング。今週いっぱいがピークではないかと思います。 色とりどりの葉が日の光に輝いて圧巻。雨の影響が心配でしたが杞憂になりました。 |
写真
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感想
5月と8月に季節の移ろいを満喫し、錦秋に再訪しようと誓った白駒池の休憩舎で朝食をとった。趣の異なる周りの山や原生林を歩いた。
* *
午前4時すぎ。見上げると蓼科高原の星空があまりにも美しかったので、展望がきく高見石を先に回り、白駒池は後から味わうことに。
麦草峠に着くと午前5時15分。中途半端な時刻で丸山の頂上からご来光を望むには遅いし、太陽が雲海の上に出るまでには時間がある。
逡巡している間にも空は明るさを増し、青から紫、橙のグラデーションを広げていく。東方を眺めてから丸山への上りを歩き始める。
しばらくすると左手のブナ林の間から強い光が差し込んできた。雲上の日の出もいいが、樹林帯に光の線を引く朝日も鮮烈に美しい。
途中、苔に白い花のようなものが密生しているのが目を引く。マクロ撮影を試みたが、わが腕(+遠視)とこのカメラではピント合わせが難しい。
登り切って左に折れ、「丸山頂上」の祠に手を合わせる。東に雲海、青空。その上に太陽が輝いている。360℃の眺望ではないのが残念。
こうなると一刻も早く高見石に上りたくなる。前日の朝まで降った雨でぬかるんでいる道を、足元と樹林の変化に注意しながら下る。
そして、高見石。小屋の脇に横たわる大きな岩塊を一気に駆け上ると、圧巻の眺望と爽やかな風に、「わぁーっ」と自然に声が出た。
秩父こそ雲に覆われているが、北側には蓼科山、直近の茶臼山と縞枯山から浅間山まで。北東には白駒池、南西側には木曽の山々も。
体が冷えないうちに高見石から下りて、紅葉が待つ白駒池へ。気がはやる一方で、周りの木々の変化にも心を奪われ、何度も足が止まる。
たどり着いた白駒池西岸で紅葉の洗礼を受ける。澄み渡る淡青(どこかの歌詞?)、白い樺と緑、黄、赤の葉、それを映す水面の美しさ。
白駒池が最も混雑する季節なのだろう。三脚とカメラを携えた人が圧倒的に多い。木道が狭くて離合に窮するが、みんな笑顔が絶えない。
午前9時を過ぎて空腹感もピークに達したので、北岸休憩舎で腰を降ろす。ゴールデンウィークの頃は肌寒くなったが、この季節はちょうどいい。
この朝のために用意したパンをトーストする。ここはバケットではない。普段は考えられないほど大量のジャムを塗り、かじる。コーヒーの香りもいい。
木道の渋滞を奇貨として、食後の雨池再訪は次回に譲る。50分近くは休憩しただろうか。ゆったりとした気分で、池の周りをめぐった。
駐車場に戻って靴を履き替え、着替える。至福の時。「ふーっ」と息をつく。閑散期ならコーヒーを沸かすところだが、そうもいかない。
清潔なトイレは帰途の準備を整えるのにも重宝する。ただし、注意も必要。「どなたか、ジャケットを忘れていて。気づくかしら」と妻。
中央道の渋滞を恐れて正午前に麦草峠を後にしたが、小仏峠で15kmの渋滞にかかり、帰宅は17時。そのころ、渋滞は33kmに伸びていた。
* *
前半は山と雲と空。後半は紅葉と空。高低さこそ乏しいが、好天に恵まれ、興味の尽きないコースを楽しんだ。疲れるが、また行こう。
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こんばんは、Rheingold様
先日、茶臼・縞枯山コースの記録に、
麦草峠公共駐車場のトイレ等の話でメッセージを
いただいたものです。
その節は、初心者で返信できずすみませんでした。
この時期の白駒池は大型バスで来られるお客さんもおり、大勢の方々が来られていたのではないですか？
白駒の駐車場からはあまりにも整備が整いすぎていて、自然破壊ではないかとさえ思えますが、あれほどの紅葉はみんなのものですので、秘境にしておく訳にもいきませんね。
駐車場・トイレをあえて麦草峠の公共駐車場にするのもわかります。白駒駐車場は南佐久北部森林組合の管轄らしく、先日利用したのですがしっかり500円支払いました。それにトイレも50円の使用料を払うとか？山ではあたりまえかもしれませんが、すぐ近くの麦草峠Pと比較するとあまりに利益主義でなんと言ったらよいか・・・。
とはいえ、天気に恵まれ良い山行になったようで良かったですね。
ただし、帰路の高速渋滞は本当にお気の毒としか言いようもなく、なんと言って良いか戸惑うばかりです。
ありがとうございます、aonuma1000様
温かいメッセージをいただき、感激しています。
当日は白駒池の周囲がたいへんな賑わいでした。
たしかに大型バスで来たと思しき軽装の方もいらっしゃいました。
みんな、とても楽しそうで、私たちのリフレッシュも倍増でした。
私は白駒駐車場を利用したことはありませんが、そうでしたか。
市町境の彼我では片づけられない事情があるのかもしれませんね。
訪問者の層、数ともに多い白駒は俗化しやすいとも言えそうです。
麦草の公共駐車場は、毎回、車の止め方が微妙に異なっています。
妻「駐車スペースの線を引いておいた方が親切じゃない？」
私「雪が降ったらどうするの。車種も大きさもさまざまだし……」
実は今回、そんな会話を交わしたのですが、そのうちに、
見ず知らずの人たちが「こっちに寄せた方がいいんじゃないか」
などと意見を出し（口を挟み）合い、最適化が図られていました。
あの止め方は創意工夫の結晶なのだと考えると、妙味があります。
ちなみに、麦草峠の公衆トイレ整備は、
茅野市の「観光振興事業の推進」と位置づけられているようです。
八ケ岳・蓼科を愛し、素晴らしい自然を享受している1人として、
自分もできることをしようという思いを起こさせてくれる事業です。
メッセージ、ありがとうございました。
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