融雪の針ノ木岳

2025年05月05日(月) [日帰り]

• GPS: 12:54
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,577m
• 下り: 1,579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:28
• 休憩: 2:26
• 合計: 12:54

距離 13.0km 登り 1,577m 下り 1,579m

1:41 スタート地点
3:47 3:55 橋
4:23 4:35 高巻き入口
8:32 10:21 針ノ木岳
11:32 11:48 針ノ木峠
12:49 高巻き入口
13:04 橋
14:27 14:28 扇沢駅
14:35 ゴール地点

天候

晴れ

写真

5/5 1:49

雪が締まってる夜中に出発。
扇沢のゲート左手から登山口に入ります。

5/5 1:50

5/5 2:08

早々にアイゼン装着

5/5 2:42

夏道ではなく沢沿いをトラバースして行きます。

5/5 4:45

夏道と合流。つまり雪渓に突入しました

5/5 4:45

日の出の時刻ですが谷筋なのでサンライズは拝めません
風が強くて雪の粒がバチバチ顔に当たって痛い。

5/5 4:59

物が飛んで行かないように林の中でザックを降ろし、ゴーグル、グローブ、ピッケル、ヘルメットなど再装備。
細心の注意をしたけど片方のグローブが飛んで行ってしまった。（スペアあり）

5/5 5:17

よろしくなピッケル

5/5 5:43

ここが針ノ木峠ルートとヤマクボ沢ルートの分岐点。
自分は右のヤマクボ沢へ。

5/5 5:48

急登です

5/5 5:52

振り返って

5/5 6:19

青空。

5/5 7:06

先行の方が稜線に出たら強風だったらしく引き返して来ました

5/5 7:07

とりあえず稜線まで行ってみます。

5/5 7:37

急登のため、途中から真っ直ぐ進むのをやめ、九十九折りで登る。

5/5 7:49

稜線到着。いきなり立山、五色ヶ原が現れた。

5/5 7:50

剱岳、別山だ

5/5 7:50

立山だ

5/5 7:50

奥には浄土山、龍王岳、鬼岳、獅子岳

5/5 7:50

五色ヶ原

5/5 7:58

向かう針ノ木岳。
雪渓登りで疲れ果ててヘロヘロです。

5/5 8:04

風は15m。行けなくもないな。

5/5 8:05

気温はマイナス5℃。全然OK

5/5 8:23

後続の方々が見えました。

5/5 8:35

登りながらついつい振り返ってしまう。
針ノ木サーキットからの爺、鹿島、五竜、唐松、白馬の後立山連峰の皆さん

5/5 8:35

爺ヶ岳

5/5 8:35

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳

5/5 8:35

手前が赤沢岳、鳴沢岳。奥に五竜岳、唐松岳、白馬三山、旭岳

5/5 8:37

こちらは針ノ木峠と蓮華岳

5/5 8:41

よーやくです。針ノ木岳とーちょー。3度目です。
風がちょうど収まった。ゴーグルを外す。

5/5 8:52

雪の針ノ木は始めて。すばらしい。
ワイドレンズで蓮華岳〜白馬

5/5 8:54

ワイドレンズで毛勝三山〜薬師岳

5/5 8:55

越中沢岳〜餓鬼岳

5/5 9:02

左から餓鬼岳、唐沢岳、表銀座の皆さん、槍穂高、槍の右奥にうっすら乗鞍岳

5/5 9:02

裏銀座の皆さんと薬師岳

5/5 9:02

鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳の読売ラインと薬師ライン

5/5 9:03

龍王岳、立山三山、別山、剱岳

5/5 9:05

爺ヶ岳三峰の奥に妙高山、高妻山、黒姫山がうっすら

5/5 9:06

双耳峰の鹿島槍ヶ岳

5/5 9:06

五竜岳

5/5 9:06

唐松岳。右手に山荘が見えるね。

5/5 9:06

旭岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。杓子岳はここからは見えないっぽい。

5/5 9:07

剱岳アップ

5/5 9:07

別山

5/5 9:07

真砂岳、富士ノ折立、大汝山、雄山

5/5 9:07

浄土山、龍王岳、鬼岳、獅子岳。近々行くからな。

5/5 9:07

五色ヶ原

5/5 9:08

薬師岳

5/5 9:08

左から水晶岳、赤牛岳。その左奥にちょこんと黒部五郎岳の山頂が。

5/5 9:08

右から水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳。その間奥にちょこんと笠ヶ岳山頂

5/5 9:08

笠ヶ岳アップ。わかる？

5/5 9:08

裏銀座の野口五郎岳、三ツ岳、手前に烏帽子岳

5/5 9:12

山座同定1。指スマン。

5/5 9:12

山座同定2。指スマン。

5/5 9:12

山座同定3。指スマン。

5/5 9:12

山座同定4。指スマン。

5/5 9:13

山座同定5

5/5 9:15

手前にトンガリ烏帽子岳があるんだけど、ここからだととんがって見えない

5/5 9:16

ヤリホー

5/5 9:16

燕岳から大天井岳、常念岳に続くパノラマ銀座

5/5 9:17

水晶岳

5/5 9:17

乗鞍岳

5/5 9:25

自撮り

5/5 9:44

冬に来れてよかった。素晴らしい絶景をいただいた。

5/5 9:55

五色ヶ原の山荘が見えますか？

5/5 10:22

1.5時間くらい過ごしちゃった。
おにぎりも食べてさあ出発。

5/5 10:24

針ノ木峠へのトレースがあるみたいだから周回にしょう。

5/7 21:08

ところがいきなりの雪壁。トラバースで巻きながら下りようとするがそれでもスゴイ斜度。過去イチ緊張した。写真はたまたま後の方が撮ってくれたワタクシの姿。ありがとうございます。

5/5 10:42

下りきって見上げる。右を巻いて下りてきました。

5/5 10:43

この壁をトラバースしたんだけど、それなら初めから真っ直ぐクライムダウンした方が安全だったかも。

5/5 10:43

滑ったら200mくらい滑落してました。

5/5 10:53

峠に向かってもトラバースが続く。朝と違って雪がグズグズ。大変怖い。

5/5 10:53

山頂を振り返る

5/5 11:07

斜度がある場所はクライムダウン

5/5 11:11

ヤマクボ沢を今登っている方々。雪が緩くて大変だろうな。

5/5 11:11

頑張ってくださーい。

5/5 11:14

高瀬ダム湖を挟むように表銀座の面々

5/5 11:14

針ノ木岳山頂

5/5 11:14

高度を下げたけど、今一度針ノ木サーキットを見る

5/5 11:31

針ノ木小屋到着。ここで昼食となるパンを頬張る。

5/5 11:47

さあ、下るぜ

5/5 11:56

針ノ木峠からの下りもなかなかの斜度

5/5 12:14

トレースを消さない斜面を選びシリセードを何度か。
楽をさせていただきました。

5/5 12:16

デブリ

5/5 12:16

5/5 12:20

朝グローブを飛ばした場所まで来た。

5/5 12:36

デカイ雪塊の所でザックを降ろしピッケル、ヘルメットをしまう。

5/5 13:01

正面には爺ヶ岳

5/5 13:24

朝歩いたトラバースルートは雪が緩んで全く歩けなかった。

5/5 13:51

5/5 14:16

道に出てアイゼンを外す。
もう一度山道に戻るのがルートだけど、アイゼン外しちゃったし、そのまま林道を歩く。もしかしたらダメだった？

5/5 14:28

ゲートまで来ました。

5/5 14:33

ただいま。無事に帰ってきました。ありがとうございました。

撮影機器：

FDR-X3000 SONY

X-T30 II FUJIFILM

iPhone 15 Apple

感想

NOBU

念願の残雪期の針ノ木岳。
日本三大雪渓だけあって延々と雪の急登が続くルートなので喘息カメ野郎は真夜中から出発。雪が締まって歩きやすかったけど、日が出るまでは強風。ゴーグルがなかったら飛んでくる雪の粒に耐えられなかったかも。グローブをチェンジしてる時、片方のグローブが風であっという間に飛ばされちゃった。
ヤマクボ沢から稜線に登りつめ、針ノ木岳に登頂。山頂からは360度完璧な絶景。
来てよかった。
下りはピストンするつもりだったが、針ノ木峠方面へのトレースがあったので周回して下りることに。しかし山頂直下の雪壁がすごい斜度だったので、斜めにトラバースしながら下る。しかしこのトラバースも50度くらいある壁の横断だったので過去イチ緊張した。雪が緩んでたので必死に蹴り込みアイゼンを効かせてなんとかクリア。
針ノ木小屋までのトラバースも油断がならず、どうやら周回は峠〜ヤマクボ沢のルートの方が楽みたい。お昼を過ぎると更に雪が緩み、朝歩いたトラバースルートでは全く歩けず、沢のボトムをギリギリまで歩き帰って来ました。