記録ID: 8137158
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峯奥駈道(前鬼~熊野)
2025年05月03日(土) 〜
2025年05月05日(月)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 29:24
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 4,290m
- 下り
- 4,188m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:27
距離 14.0km
登り 1,432m
下り 270m
2日目
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:58
距離 16.0km
登り 1,325m
下り 1,620m
5:45
15分
宿泊地
16:42
宿泊地
3日目
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 11:46
距離 20.9km
登り 1,534m
下り 2,298m
5:10
23分
宿泊地
17:08
ゴール地点
天候 | 一日目 晴れ 二日目 霧のち晴れ 三日目 晴れ 四日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄南大阪線大和上市駅下車 奈良交通(R169ゆうゆうバス)下桑原行 大和上市駅乗車、前鬼口下車 復路 奈良交通 本宮大社前乗車、JR五条駅下車 JR和歌山線五条駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは、前鬼から熊野本宮大社まで大峯南奥駈道を行く三泊四日の行程だ。 一日目は前鬼口から主稜線上の太古ノ辻までの行程で、宿坊の小仲坊までは林道歩き、小仲坊から登山道に入る。太古ノ辻までは釈迦ヶ岳への登山者も多く、登山道はしっかりしており、危険箇所には鎖場やフィックスロープが設けられていて特に問題はない。宿泊は太古ノ辻から一時間ほど南下した石楠花岳と天狗山の鞍部にて幕営した。 二日目は宿泊地から笠捨山までの行程、アップダウンを繰り返す大峰山脈の主稜線を行くが、登山道はよく整備されており、特に危険箇所や迷いやすい箇所はない。宿泊は1246m峰と笠捨山の鞍部にて幕営した。 三日目は宿泊地から六道ノ辻までの行程、地蔵岳は急な高度感のある鎖場が連続し、慣れてない人には恐怖感を覚える人もいるかもしれない。玉置山手前ではいったん舗装路に出て登山道と舗装路を出たり入ったりを繰り返す。五大尊岳の下りにはフィックスロープが設けられているが急な下りが続くので注意が必要だ。宿泊は金剛多和ノ宿跡のある六道ノ辻で幕営した。 四日目は宿泊地から終着の熊野本宮大社までの行程、急な斜面や危険箇所はないものの、アップダウンが最後の最後、熊野川畔まで続く。 全体を通して、大峯奥駈道は多くの登山者が行き交う修行の道であり、トレースはしっかりしており、道標やマーキングも多く迷うような箇所はない。また、危険箇所には鎖やフィックスロープが設けられており、安全性は確保されている。 三日に渡る稜線歩きになるので、給水は必須だ。稜線の水場は持経宿及び平治宿近くにあり、平治宿の水場で吸水したが、アクセスでいうと持経宿の水場のほうがいいかもしれない。 |
その他周辺情報 | 熊野本宮大社 https://www.hongutaisha.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
バーナー
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
今回の山行は、前鬼から入山し熊野本宮大社を目指す大峯南奥駈道、修行の山旅だ。
昨年のゴールデンウィークに天川河合から熊野本宮大社を目指したが、日頃の不摂生からペースが上がらず、太古ノ辻から前鬼へ撤退した屈辱のリベンジでもある。
実は、全く同じコースを18年前に歩いており、還暦前の今でも歩き通すことができるか、今後の登山への試金石とも考えての山行だったが、ペースは遅いものの無事歩き通すことができ、まだまだ登山を楽しめそうだと、ひとまず安心した次第だ。
なお、スマホのバッテリー使用量を読み誤り、三日目の夜には電源を切らしたため、四日目のログが取れていない。あしからずご了承いただきたい。
しかし、それは残念なことではあるが、なによりも速やかに下山連絡ができなかったため周囲の人にいらぬ心配をかけてしまった。まさに痛恨のミスであり、おおいに反省しなければならない。
なにはともあれ、最終日には雨に降られたものの、入山から三日間はおおむね好天に恵まれ、山々の新緑や鮮やかなヤシオツツジやシャクナゲなどの花々に心を癒され、春の山を満喫した山旅だった。
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