古道を辿る旅路、秩父山梨峠越え縦走


- GPS
- 11:28
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,006m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 3:37
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新地平バス停~山梨市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
迂回路が少し難易度高いかも |
その他周辺情報 | 雁坂小屋テント場でキャンプ |
写真
感想
一昨年くらいから温めていた計画。
川又~新地平縦走。
秩父~山梨を歩く古道ルート。雁坂峠からは直接みとみ方面へ降りるのだろうけど。
埼玉県秩父市の川又から車道を歩き雁坂峠登山口へ。荷物は徐々に軽くしていて、今回はバーナーすら持って行かない山ナメっぷりですが、グラノーラ、カロリーメイト、ベースブレッドで補う予定。
急登という場所はあまりなく葛折になっているところが多いかなと。
突出峠あたりまでは杉林と自然林が交差していく道が続きます。歩きやすい道もあれば枯れ葉が堆積しているトラバース道もあるので注意が必要です。昨年雲取山の石尾根をテント担いで登りましたがあちらの方が道も広く登りやすいです。
川又~雁坂小屋は9.5
鴨沢~雲取山荘は10以上だと思います。
樺避難小屋から先は苔ゾーンが増えてきます。バイカオウレンがちょいちょい咲いてますので踏み潰さないように歩いてください。
途中地蔵岩展望台が現れますので晴れている際は必ず寄りましょう。このルート唯一にして最大の展望台です。奥秩父縦走路や奥秩父北部、その先の浅間山も見えます。地蔵岩を降りたらあとはトラバースで小屋まで歩くだけです。途中迂回路があってそこが歩きにくいので注意。
小屋着くと、テント泊の受付をして、設営し夕日の時間までゆっくり過ごします。夕日を身終えたら床に入ります。
昨年の雲取山テント泊と比べてめちゃくちゃ寒いです。これは寒すぎです。
気温が高いと言われていたのでほんの少し荷物少なくしたのですが、それが仇となってとても寒い思いをしました。また、天の川を撮ろうとしたのですが南東の空が明るくて撮れませんでした。
朝起きるとマイナス5度。そりゃ寒いです。当たり前です。
カイロなどは持ってきていましたがそれでも超絶寒かったです。
ですが、深夜2時くらいには寝たようで目が覚めたのは4:00すぎ。鳥の囀りで起きました。そこから一気に起きてテントを片付けて6:00に出発してもう一度峠へ。生憎、すっきりとした晴天ではなくスロースタートです。薄い雲が空を覆ってるように見えます。太陽光もあり影もありますが薄ら霞んでいるような空です。それに加えて風が冷たくて驚きました。めっちゃ冬。そりゃ春は遠いなぁなどと思いながらとりあえず一つ目の水晶山へ。
水晶山といえば、"奥秩父の天然水"という商品の水源になっているそうですよ。飲んだことはありませんが。
そしてこの山の下を雁坂トンネルが貫通してます。悲しいですね。
さて、2日目なので若干登りがキツくなってきました。写真撮るのが面倒になってきました。とりあえず古礼山は景色が綺麗なので頑張ります。
この山頂は立ち枯れが起きている影響もあり山梨側は綺麗に開けています。奥秩父、南アルプス、富士山、大菩薩も見えます。
いよいよ最後のピーク。待ち望んでいた縦走もこのピークで終わりなんです。
燕山へは何度かアップダウンを繰り返します。山頂を過ぎたあたりに石楠花の群生地があります。まだ全く咲く気配がなくおそらくあと2週間くらいは必要かと。5月下旬だろうと思います。
燕山を降りると雁峠です。山梨側は開けてますが秩父側は重厚な森林に包まれています。昔は斉木林道という木材を運び出す道と繋がっていたようです。そういえば白沢峠近くの廃トラックや笠取小屋近くにも廃トラがありますよね。おそらくそれの名残なのではないかと思います。あの一帯は秩父の木材を運んでいたのだろう。
雁峠は広々とした草原。テントもかなりの数立てられそうな場所です。雁峠の標識は倒れ、看板も腐食が始まってますが、置かれているベンチは割と綺麗です。
私はここで水を飲み雁峠を下る。テント場であった方が仰っていたのは林道が非常に長いとのことだった。11:25のバスに間に合えばいいので、林道が長いのは助かる。
踏み跡、ピンクテープ多数のためまず迷うことはないと思います。渡渉箇所が多いのでそこは気をつけたいですね。
そして話にあった林道は確かに長いですがこちらの道は桜が咲いていたりカラマツの新芽を見れたりと飽きのこない道でした。
11:25分にやってきた新地平バス停で登山終了です。
GW恒例の一泊二日の旅
とても楽しめました。奥秩父もこの時期はとても寒いからもうちょい標高低いところ行こうかな。
読んでいただきありがとうございました。
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