三国街道歩き旅 #3 猿ヶ京〜三国峠〜二居宿

2025年05月20日(火) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 28.0km
• 登り: 1,145m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:43
• 合計: 7:26

距離 28.0km 登り 1,145m 下り 896m

6:04 赤谷湖休石駐車場
6:22 関所跡バス停
6:31 猿ヶ京バス停
7:15 吹路
7:44 7:47 永井宿郷土館入口
7:51 7:56 三国路自然歩道入口
9:03 9:09 大般若塚
9:56 国道17号1.3km
10:21 三国トンネル分岐
10:24 10:48 三国峠
10:55 10:58 三国権現御神水
11:08 三国峠登口
11:34 西武クリスタル前バス停
11:44 11:45 三国山荘
11:54 11:55 浅貝バス停
12:31 平標登山口バス停
12:36 平標登山口駐車場
12:41 元橋バス停
13:17 宿場の湯
13:30 二居田代スキー場前バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

赤谷湖休石駐車場に駐車　
帰り　二居田代スキー場前バス停 → 越後湯沢駅：南越後観光バス
　　　越後湯沢駅 → 上毛高原駅：新幹線　
　　　上毛高原駅 → 休石バス停：関越交通バス

コース状況／危険箇所等

猿ヶ京から吹路間の旧道は倒木のため一部通行困難　
三国峠群馬側、法師温泉方面下降点と三国峠間で崩落個所あり（巻いて通行可）

写真

5/20 6:00

赤谷湖休石駐車場です　
今日はここからスタート

5/20 6:00

本日も地形図を用意　
三国街道に赤線を引っ張ってあります

5/20 6:05

まずは湖畔遊歩道を歩く

5/20 6:06

意外と花が多く、これはタニウツギだな

5/20 6:09

ミツバウツギ

5/20 6:11

シャガも満開

5/20 6:17

朝の赤谷湖　
静かです

5/20 6:18

遊歩道の突き当りは階段

5/20 6:21

生井坂というらしい

5/20 6:21

で、17号に出ました

5/20 6:22

関所にちょっとご挨拶

5/20 6:23

先週工事中だった庚申塔はしっかり修復されてました

5/20 6:25

猿ヶ京バス停　
先週の終了場所であります　
本日の実質的なスタートはここから

5/20 6:32

バス停のすぐ先、三国街道は左へ

5/20 6:33

きつねの湯　
手湯だけどかなり熱かった

5/20 6:36

子育て地蔵

5/20 6:37

井戸跡

5/20 6:39

目の薬薬師

5/20 6:45

街道はここを左

5/20 6:45

この先猿沢の解説板

5/20 6:47

耳だれ地蔵

5/20 6:47

解説板

5/20 6:47

さらに下って行くと・・・

5/20 6:49

ちょっとピンボケだけどものすごい倒木が道を塞いでます　
下のすき間を何とか這うようにして抜けました

5/20 6:51

その先の猿沢橋

5/20 6:53

登りです

5/20 6:56

崩落が進んで宙に浮いた木

5/20 6:58

坂の途中にポツンと石仏

5/20 6:58

登り切って車道に出ました

5/20 6:59

もの凄い数の石仏、墓碑群がありました

5/20 7:01

大切にされてる地蔵様

5/20 7:04

道標を発見　
永井宿まであと2キロ

5/20 7:05

草むらの中にも石仏　
馬頭観音でしょうか

5/20 7:08

いったん17号に出ました　
ここで地元の方に声をかけられしばし立ち話　　
昭和の中ごろまでは、みんな三国街道を歩いて猿ヶ京の学校に通ったとの事　
ヒルだらけだから気を付けろと言われました

5/20 7:15

スタンド脇でふたたび脇道へ　
この辺が吹路宿

5/20 7:16

諏訪神社　
村の守り神ですね

5/20 7:19

道標あったけど読めない

5/20 7:24

法師温泉に向かう道に出ました

5/20 7:37

カーブミラーで自撮り　
ヒル対策で完全防備です(^^;

5/20 7:38

永井宿入口　

5/20 7:39

ここからきつい登り　
昨日の夜、ローカル路線バス乗り継ぎの旅の再放送をやってて、太川蛭子コンビがここでバスを降りて歩いてるのをたまたま見たけど、ガチだとしたらよく歩いたと思う

5/20 7:42

永井宿に入りました

5/20 7:42

資料館

5/20 7:45

本陣跡　
三国峠越えの最後の宿場なので昔はかなり賑わったらしい

5/20 7:45

今は草むら　
奥の館は本陣とは違うようです

5/20 7:48

昔の旅籠そのまんまの家　
今は民宿になってるみたい

5/20 7:49

17号に出ました

5/20 7:50

少し国道を歩いて・・

5/20 7:51

ここが旧道の入口　
今は三国路自然歩道となってます

5/20 7:52

ここから本格山道となります

5/20 7:54

で、ヒル対策でゲイターに塩水スプレーを噴射

5/20 7:56

けっこう広い道

5/20 8:00

道標　
三国峠まであと7キロ以上ある　
かなり長丁場の登りとなりそう

5/20 8:12

ペットボトルを取り換えるため地面にザックを置いたらすぐにヤマビルが取り付いてきました　
油断大敵

5/20 8:22

道が窪んで古道の雰囲気を出してる

5/20 8:31

ベンチは数多くあるけど、座ったらヒルの餌食だな　
休まずひたすら登ります

5/20 8:34

こちらのベンチは苔むして若木が芽生えてます

5/20 8:52

ブナとミズナラの大木

5/20 9:04

大般若塚にとうちゃこ

5/20 9:04

大般若と彫られた石塔

5/20 9:04

解説板　
命を落とした人の供養塔として建てられたとの事

5/20 9:05

東屋があり、ちょっと休憩　
ただしヒル注意

5/20 9:07

ここで地形図2枚目

5/20 9:09

戊辰戦争の舞台となったとか書かれてる解説板

5/20 9:10

大般若塚からは緩やかな道となりました

5/20 9:13

イノシシの掘り返し後がかなり多かった

5/20 9:19

ツツジが登場　
ここまで花らしい花を見なかったのでちょっとホッとする

5/20 9:21

木々の間から谷を挟んで三国峠が見えました　
まだまだ遠いなぁ

5/20 9:27

探した訳ではないが、こんなのが目に入ってしまう

5/20 9:48

石仏

5/20 9:50

一瞬三角点かと思ったが違うようです　
基準点でもなさそうだし、何だろう

5/20 9:51

平坦な場所だと思ったら茶屋跡でした

5/20 9:54

水流あり　
顔を洗って水補給

5/20 9:56

法師温泉方面下降点にある東屋

5/20 9:57

ヒル注意の看板がありました

5/20 10:00

これは墓碑群ですね

5/20 10:00

解説板　
江戸時代の長岡藩士のなだれ遭難に関する墓碑だそう

5/20 10:01

標高を上げてきたらタムシバが出てきました

5/20 10:02

超満開のミツバツツジ　
やっぱり花があると歩きも楽しいな

5/20 10:02

かなり古い標識　
右横文字でサロメチールと書いてある

5/20 10:03

ツツジロードだ

5/20 10:05

この先崩れて道がありません

5/20 10:06

崩れた土砂の上に巻き道がありました

5/20 10:09

下に17号が見えました　
新旧あるので三国トンネルの群馬口だな

5/20 10:16

さっきのより濃い赤紫なのでムラサキヤシオツツジだな

5/20 10:19

エチゴキジムシロ

5/20 10:19

ナエバキスミレ

5/20 10:21

ウスバサイシンの目立たない花

5/20 10:22

三国トンネル脇から上がってくる道が合流すると峠は近い

5/20 10:27

で、三国峠にとうちゃこ　
登山口から2時間半ほどでした　
林野庁職員の方が2人いて、イベントの下見との事で三国山に登って行きました　
今日山で会ったのはこのお二方だけでした

5/20 10:28

三国権現さま

5/20 10:29

内部　
参拝して安全祈願しました　
ここでしばし休憩

5/20 10:40

三国山をバックに自撮り　
三国山には何度か登ってます　
今日は街道歩きなのでここから眺めるだけ

5/20 10:47

では、一礼して越後に下ります

5/20 10:48

ショウジョウバカマが咲いてました

5/20 10:48

そういえばここは群馬県境トレイルの一部でした

5/20 10:49

新緑に赤紫が映えます

5/20 10:51

オオカメノキ

5/20 10:53

まだ雪がありました

5/20 10:55

比較的歩きやすい

5/20 10:58

ニリンソウ群落

5/20 11:00

道の真ん中にニリンソウのワンポイント

5/20 11:06

道路が見えました

5/20 11:07

苔むした石仏　
左は頭だけ、右は寝そべった子供でしょうか

5/20 11:07

頬杖をついた稚児ですね　
やはり遭難に関係してるのかな

5/20 11:08

国道17号に出ました　
新旧三国トンネル新潟口のすぐ脇です

5/20 11:13

ここからは17号をゆるゆる下っていきます　
スノーシェッドの横に張り出した歩道

5/20 11:15

谷間の向こうに苗場山

5/20 11:22

歩道がなくなりました　
照り返しが暑い暑い💦

5/20 11:34

突然目の前に現れたのは西武クリスタルのリゾートマンション

5/20 11:42

で、地形図3枚目

5/20 11:43

浅貝の旧道に入ります

5/20 11:48

庚申塔　
やはり旧道沿いはこうした関連史蹟があります

5/20 11:50

御嶽神社

5/20 11:52

お地蔵様2体

5/20 11:53

白花のイカリソウ

5/20 11:53

こちらは普通のイカリソウ

5/20 11:55

浅貝宿だけど今は一大リゾート地ですね

5/20 12:01

今日初めての信号待ち

5/20 12:06

苗場といえば苗場プリンスホテル　
今日は静かですねぇ

5/20 12:12

工事中のスノーシェッドを歩く

5/20 12:17

ここの歩道も張り出している

5/20 12:25

平らな苗場山が良く見えます

5/20 12:31

トンネル出口が火打峠

5/20 12:31

旧三国小学校の上に平標山の稜線

5/20 12:35

平標山はまだ花シーズンにはちょっと早いので駐車場は閑散としてます　
駐車場管理人さんと少しお話ししたところ、二居までの旧三国街道は途中で伐採作業中のため通行できないので17号の歩道を歩くように言われました

5/20 12:38

平標名物の大鉄塔　
あそこまでの登りがキツイんだよな

5/20 12:51

本来この看板に書いてある道を歩きたかったんだけど・・・

5/20 12:52

しっかり通行止めの張り紙がありました　
残念

5/20 12:55

ここで地形図4枚目

5/20 13:12

仕方ないので歩道を淡々と歩くが、暑い💦

5/20 13:17

二居宿までやってきました　
時間があればひとっ風呂浴びたいところだけど・・・

5/20 13:18

休業中でした　
今日はどうも上手くいかんなぁ

5/20 13:18

二居宿入口に立つ石仏

5/20 13:20

こちらは平標山登山口

5/20 13:20

二居宿とその向こうに二居峠

5/20 13:21

本陣

5/20 13:21

案内解説板

5/20 13:24

二居峠取り付きまで歩きました　
バス便との兼ね合いで時間的にも二居峠を歩いて越えるだけの余裕はないので今日はここまでとします

5/20 13:24

振り返れば平標には雲がかかってました

5/20 13:29

で、二居田代スキー場前バス停です

5/20 13:29

ただ今13:30でバスの時刻は・・・

5/20 13:29

次は14:25　
まだ1時間近くあるが、その次は17時までない

5/20 13:35

バス停のすぐ後ろが田代ゴンドラの登り口　
若い頃ここまでスキーに来たことがある

5/20 13:38

今日はヒルが怖くて山の中ではゆっくり食事をとらず行動食だけだったけど、待合室でしっかり食います

5/20 13:55

今日の終点はここ

5/20 14:02

で、まだバスまで時間があるので二居川に下りてクールダウン　
今日はかなり熱かった💦

5/20 14:04

まだ雪が残ってました

5/20 14:11

で、その残雪近くで食べ頃のコゴミちゃんを発見　
少々いただいてきました

5/20 14:33

バスは少し遅れてやってきました

5/20 14:59

越後湯沢には定刻に着

5/20 15:12

で、上り15:13分発新幹線に乗ります

5/20 15:27

ひと駅わずか13分で上毛高原　
新幹線を見送る

5/20 15:36

駅には各方面のバス出発案内があります

5/20 15:38

次の猿ヶ京行は15:50　

5/20 15:39

上毛高原駅全景　
沼田や水上から人を集めるのか、意外と利用客が多い

5/20 15:51

バスが来ました

5/20 16:22

で、休石バス停で下車　
駐車場はこのすぐ左下です

5/20 16:24

赤谷湖の光る湖面とこいのぼり

5/20 16:26

今日も怪我無く無事終了(^O^)

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

こたっきー

三国街道歩き旅3回目はメインの三国峠越えであります。
猿ヶ京まで車を使い、そこから行けるところまで歩いてバスで越後湯沢へ、新幹線で上毛高原から再びバスで猿ヶ京に戻るという日帰りプランを計画。
三国山の山腹を巻いて三国峠を越える旧三国街道は一度歩いてみたかった道。一応自然歩道になっているが、今は歩く人も少ないようで朽ちかけた道標やベンチが目立ち、苔むした石仏なども相俟って、それがまた少し哀愁的な感じでした。少々荒れ気味なところもあったけど、とりあえず峠道を踏破できて良かったです。
国道に復帰してからは蒸し暑い中の車道歩きとなり、帰りのバス便との兼ね合いで二居宿まで歩いて終了。