伯耆大山(弥山、三鈷峰二座ハシゴ)
鳥取県
パイク王
体力度について
- GPS
- 07:32
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,685m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:33
| 天候 | 終日快晴(山頂部のみ正午〜2時間ほどガス) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
埋まっていたら1�卍�離れたナショナルパークセンターに大量に駐車場が有ります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
弥山：ほぼ全面的に階段。8合目以降は木道。丹沢並みによく整備されており、危険個所は無いものの、階段が急できつい部分は多少ある。 行者コース〜ユートピアコース登山口：元谷を横切る部分は避難小屋方向に行くと小屋から先の道が無くなっています。ヤマレコ地図上では避難小屋のある堰堤の上流側に道が有りますが、実際は元谷を渡るとピンクテープも踏み跡も無くなっており、藪漕ぎすれば元谷東側に抜けられそうですが、戻ってブル道側の堰堤を通ったほうが楽です。道を探して時間をロスした。 ユートピアコース〜三鈷峰：「管理者がいないバリルート」扱いだが結構しっかりと整備されていました。滑落危険個所は新しめのロープが張られて、土砂流出予防もされている様子。ただし、弥山の観光気分でも登れる道とは打って変わって、普通の厳しい登山道なので登山装備は必携です。 三鈷峰への最後の岩場はアルプス的な岩場が有り浮石も多いので滑落に注意が必要。 |
| その他周辺情報 | ナショナルパークセンターには有料シャワー有。こちらに駐車して登っている人も結構いました。 大山自然歴史館は無料で見どころが多い。 山バッジは弥山小屋(当日営業は9時〜17時)で買えますが、時間が早すぎて無人だった。パークセンター近くの大山参道市場とKOMOREBITOでもそれぞれ別デザインが売っています。 |
写真
睡眠不足でつらいが天気は文句無し。
遠出した甲斐が有った
植えてる？自生？どっちにしても綺麗な花
それくらいないとこの道は作れんわな
大山だけの固有種なのか？
よそで見るのとどう違うのかさっぱり分からない。
うれしいジレンマ
奥には剣ヶ峰
通行禁止看板があるがあからさまに踏み跡がある
ヴィアフェラータみたいにワイヤーだけ張ってハーネス装着して通すようにしたら、整備も楽になるし、滑落防止もできるのでは？大山町と環境庁もっと頑張って！！
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大山町と環境庁もっと頑張って！！
広くて売店も2階もあるが、まだこの時間は無人でバッジを買いそびれた
一気に行者道分岐まで降りて来た途中でスーツ＆革靴で飴を配っている人に会う。スーツもびっくりだが革靴って…
「山は舐めてはいけないが、塩飴は舐めてください」活動をしているそうな。ペコちゃんの飴をもらう。
後で調べたり話を聞くと、最近かなりの頻度で目撃遭遇されており、きれいに剃り上げたスキンヘッドなので大山寺の関係者だろうか？
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途中でスーツ＆革靴で飴を配っている人に会う。スーツもびっくりだが革靴って…
「山は舐めてはいけないが、塩飴は舐めてください」活動をしているそうな。ペコちゃんの飴をもらう。
後で調べたり話を聞くと、最近かなりの頻度で目撃遭遇されており、きれいに剃り上げたスキンヘッドなので大山寺の関係者だろうか？
歩荷のお兄さんたちが数人上がってきた。
元谷。ここの分岐は曲者で上流側の避難小屋近くと下流側堰堤近くにピンクテープがある。
ヤマレコ地図ではどちらでも谷の反対側で合流するが、実際は避難小屋の向こうは道が無いので下流側のブル道に向かいましょう。
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ここの分岐は曲者で上流側の避難小屋近くと下流側堰堤近くにピンクテープがある。
ヤマレコ地図ではどちらでも谷の反対側で合流するが、実際は避難小屋の向こうは道が無いので下流側のブル道に向かいましょう。
「管理者不在で滑落等は自己責任」の脅し文句の看板にビビるが、実際はけっこうしっかり整備されている様子。地図でバリルートの破線コース扱いなのはこの看板のせいか？
そもそもバリルートに避難小屋はないわなぁ
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地図でバリルートの破線コース扱いなのはこの看板のせいか？
そもそもバリルートに避難小屋はないわなぁ
岩自体は結構グリップが効くので濡れてなければなんてことはない
南面にツツジ群落
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ダウンジャケット薄手
ズボン
靴下
手袋
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
コンパス
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
|
|---|
感想
火曜日は休日出勤の予定が、急に「明日休んでもらっていいよ」との上司のお言葉をいただいて急遽山探しをするも、天気予報はどこも微妙な雰囲気。
しかし一ヶ月ぶりの山行チャンスをむざむざ逃したくはない。
西日本だけは晴れ予報なので、いろいろ検討してみると、未踏の中国地方唯一の百名山「伯耆大山」があるではないか。しかし遠い、遠すぎるよ・・・
実は広島出身なのに大山は登ったことが無い。それどころか近くで見たことも無い。記憶にない幼少のころにスキーに行ったらしいが、写真を見ても全く分からない。
盆に帰省しても、広島から標高が低くクソ暑い真夏に大山に行くことはまずないので、このチャンスに多少無理をしてでも行ってみよう！
思い立って真夜中の中国道を走り、5時間半かけて駐車場にたどり着き、精魂尽き果てて2時間だけ車中泊。
目覚ましで無理やり目を覚ますと空は期待通りの青空。これは頑張った甲斐が有った。
正直寝不足でやや頭が重いものの気合で登り始めるとめくるめく楽々登山ルートが足を労わってくれ最高の快晴の中をあっさりと弥山に登頂。中国地方全域の360°の素晴らしい天上界の景色を堪能した。
惜しむらくはやはり剣ヶ峰にも行けるようになるといいのに…
早すぎて9時営業開始の弥山小屋の山バッジを買いそびれたのは残念だったが、そのままの勢いで三鈷峰にも向かう。
弥山下山途中でスーツに革靴の紳士に出くわし、聞くと「山を舐めてはいけないが塩飴は舐めましょう」活動をしているそうで飴ちゃんを一個頂く。
下山後に聞いたところではこの方は結構な頻度で出没する有名人とのこと。
綺麗に剃り上げた頭を見るに大山寺の関係者なのではなかろうか？
元谷の分岐では避難小屋方面に進んだもののその先の道が無く藪漕ぎと道探しで多少時間をロス。一旦戻って堰堤沿いのルートで渡りユートピアコースへ向かう。
ユートピアコースは破線のバリルート扱いだったので少し身構えていたが、行ってみると実際はしっかり整備されており、弥山が高速道路とすると、こっちは下道一般道といった程度で拍子抜け。
三鈷峰登頂と同時にガスが上がって来てしまい、完璧な絶景とはいかなかったのは少し残念だが、サンカヨウの花も見れたし大山の稜線を一望するのはコッチの方が立派に見えこれまた大満足。
無理をして遠出して来た分、最高の春山を満喫できた。やっぱり春の花が咲き誇り、夏ほど暑すぎない春山はいいものだ。
しかし、この文章を書いている翌朝の現在もまだ眠い。。。
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