記録ID: 822046
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳は快晴!!(おNEWな靴、アイゼンがズレル・・・)
2016年03月04日(金) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:14
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 650m
- 下り
- 658m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:37
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 4:40
距離 6.4km
登り 661m
下り 658m
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは、千畳敷駅/しらび平駅/菅の台バスセンターに有り ・ホテル千畳敷周辺・・・スノーシューズ・アイゼン等無いと転倒します (アイゼン装着前に転倒しました) ・登山道・・・アイゼン等必須・まではアイゼンで膝ぐらいまで・山頂はガラスのように凍っており転倒要注意・晴天で風がそんなになかったので快適でした。 ・この日は、朝からドタバタとイライラの繰り返しだった。 (しかたないのでできるだけ冷静になるように心がけた) ・まず高速の早朝割引を利用しようと3時半すぎに自宅を出発するが、 岐阜羽島IC前で、忘れ物(アウターのストームクルーザージャケット: 「このままだと山で凍え死んでしまう」)に気づき自宅に戻る。 ・再度、岐阜羽島ICへ急いで向かうと車の「オーバーヒートランプ」が点滅、 これから長距離を走るのに何故?? とりあえずIC近くのスタンドに飛び込み状況を説明すると水道水を 冷却水タンクに補充してくれてランプが点滅しなくなった、 その後も車は問題無く走った。 ・ドタバタと高速に乗って現地に向かうが、まだバスの始発までは余裕があったのであまり急がないで走行する。 今日も「恵那山トンネル」付近は工事による片側走行だった、 去年からずっとだ・・・ 6時すぎに、菅の台バスセンター駐車場に到着し仮眠が取れないまま準備したので 余裕で8:15の始発バスに間に合った。 ・8:15の始発バスは、順調にしらび平駅に到着、料金精算がバス内だったので 小銭を用意していない人がいて少し停滞。 ロープウェイは、定刻で出発し、千畳敷駅についた、千畳敷には以前に2度夏に 来ているが今日が一番天気がいい、冬なので寒いけど… ・ザックから10本爪アイゼン・ピッケル・手袋・バラクバを出す。 (今日はストーブ等が無いのでザックの中の大半が外へ) 登山届を提出後、千畳敷駅の裏手の景色を写真に撮ろうとアイゼンを装着せず外へ。 短い階段を降りたところから地面は凍りついており一瞬で体は宙に舞ってしまった…イテテテ… 早くもピッケルを杖にして千畳敷駅の表へ向かいシェルタ内に入りアイゼンを 装着する。 ・駒ヶ岳神社にて登山の無事を祈り、いざ出発!!あれ??アイゼンが 外れている?? おNEWの靴を手持ちの10本爪アイゼンで調整して来たはずだったが、 冬靴のつま先の高さがこのアイゼンに合わないのかしっかりはまらない状態で装着。 よって、つま先からズレて外れた模様、シェルター内でアイゼンの長さを縮めて 再度アイゼンを装着して再出発となる。 ・そんなこんなで、なんと始発ロープウェイで登ってきたメンバの最後尾と なってしまった…トホホ… まあ、初めての厳冬期木曽駒ヶ岳山行なので、慌てない慌てない急いで 高山病になる人もいるようだし慎重に進みましょう!! ・千畳敷カール上のルートは、もう先行登山者による踏み跡がしっかりあり 何も苦労することなく一歩一歩登ることができた。 高度感も以前伊吹山であまり怖くなかったのと同様にそんなに恐怖感はなかった。 アイゼンは相変わらずつま先からズレて外れそうになるので、ピッケルで叩いて 戻す感じだった。 慣れてきたので少し踏み跡の無いところも歩いてみたがツボ足と滑る感じがした、 不安定なアイゼンでは踏ん張りがきかなかったので、無理せず人の踏み跡の お世話になった。 風は無く恐怖感はあまり感じなかったが、油断すると滑落しそうな感じがして 初めて使うピッケルの重みが頼もしく感じられた。 ・乗越浄土手前では、角度も更に急になり地面も凍ってアイゼンの爪を刺しながら 進んでいく感じだった、あまりこの状態が長く続いて欲しく無く若干ピッチが 上がって逆に何回か息を整える為に立ち止まることがあった。 乗越浄土に着いた時には、凍った地面をザクザク歩いた、風も若干強く なっていた。 ・乗越浄土からは宝剣岳がすぐそこに見えていたがまだ誰も登っていなかった。 アイゼンがまた外れてしまったので「天狗荘」の陰で更にアイゼンの長さを縮めて 再度アイゼンを装着し、木曽駒ヶ岳へ向かう。 しばらくすると「中岳」に着いた、そこからは先行の登山者が木曽駒ヶ岳への アタックを終え帰ってくる姿が見えた。 風は更に強くなったが、空の青さと地面の白さたまに飛んでいる飛行機の飛行機雲がすばらしい光景をつくっていた、最高のコンディションだ。 ・「中岳(2,925m)」から先に進もうとするとそこは、しっかり凍った急斜面 となっていた。 先行者の踏み跡が風で消えかけており、戻ってきた人にルートを確認して 慎重に降りる。 斜面を降り平坦な道をしばらく進むと木曽駒ヶ岳手前で登り返しとなっていた、 ここは雪が積もっており先行者の踏み跡を利用して登った。 因みに、踏み跡を外すとツボ足状態となり少しラッセルぎみになった。 ・木曽駒ヶ岳の山頂(2,956m)に着いた時には、先行者は皆下山した後で 山頂を独り占めとなった。 山頂で風が吹く中少し行動食を取って、しばらく360°の景色 (乗鞍岳〜南アルプスの山々と頭だけ出た富士山〜中岳〜空木岳方面)を堪能する。 下山の為、また、アイゼンを装着し直していると1人登山者が山頂に登って来た、 その人と記念写真を撮りあった。 夏だともっと山頂に長居するのだが、冬の山行のせいか先行者が 皆直ぐに下山していったので、皆にならって先に下山することにした。 ・ところが下山しようとしたところは踏み跡が風で消えていて、新雪の上を 歩き少しつぼ足になって降った。 中岳への登り返しでも踏み跡が消えていてこちらは、凍った登りを少しジグザグに 滑り落ちないように慎重に登った。 中岳から見える南アルプスや宝剣岳を楽しんだ後、宝剣岳が近かったので 宝剣山荘の方へ向かい、宝剣山荘の裏手から宝剣岳に近づいていった。 宝剣岳を見ながら近づくと山頂に人影が有り、しばらくするともう1人山頂に 登って行った。 見ているとこっちまで登れそうになってどんどん近づきかけたが、アイゼンが しっかり装備されていないので眺めるだけにした。 そうしたら山頂から下山しだしたので様子を見ていると後ろ向きに一歩一歩降りて 来た、登りは楽そうだけど降りは危なそうなのでこれは無理だなと思った。 ・さあそろそろ下に降りようと乗越浄土へ向かうと伊那前岳から人が 降りてきていた、時間があればいってみたかったが 往復するのに1時間以上ぐらいかかるので、さっさと下山へ。 さあ、下山開始と斜面を覗き込むと「おお〜怖〜」、油断すると 転げ落ちてしまいそうな斜度だった。 前方を降りている人を見習って斜めにピッケルを刺しながら一歩一歩降りていく。 出だしは若干凍っていたが人の踏み跡を辿れば楽にジグザグに降りていけた。 途中から踏み跡を避けて歩いてみたがツボ足状態になり足をとられそうになって 転倒し滑落しそうになるので、すぐに踏み跡へ戻る。 斜め歩きから前方歩きができるようになってもまだ傾斜が有り、ズボズボと ツボ足状態で降っていった。 ヒップソリを持って来ればよかったなあ〜と思ったが、まだまだ加速がついて 止まれなさそうだった。 最後は、千畳敷駅への登り返しだったがここは踏み跡が風で消えていたせいか? ツボ足状態で登らないといけなかったので意外と苦労した。 駒ヶ岳神社で、無事下山のお礼のあいさつをし千畳敷駅に入って下山準備へ。 ・千畳敷駅で、装備を片付け下山報告を提出しているとあっという間に ロープウェイの下山時間になった。 バタバタとロープウェイに乗り込みしらび平駅へ、しらび平駅で新作山バッチを 購入していると降りのバスが待っているとの事 これまた急いでバスに乗り込み菅の台バスセンター駐車場へ戻った。 んん…もう少しゆっくりしたかった…1時間に数本の運用してくれれば余韻を 楽しめたのに… ・菅の台バスセンター駐車場からチケットで50円割引のいつもの「こぶしの湯」 に浸かり、少し遅くなったが会社の人にすすめられた「明治亭のソースかつ丼」を 頂いた。 ソースかつ丼 … かつ丼とソース単独だととてもおいしく思えたが、 幼い日にソース飯を叱られた記憶とご飯に濡れたキャベツの組み合わせが慣れず、 とても旨いとは言えなかった… |
その他周辺情報 | ・こぶしの湯(\610ロープウェイチケット裏割引券にて\50引き) ・明治亭 本店(ソースかつ丼 \1,340:税別) |
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