越後駒ヶ岳・ほぼ登山口敗退〜4時間の彷徨
新潟県
komaki
体力度について
- GPS
- 06:37
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 216m
- 下り
- 225m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
往路） 名古屋−長岡の移動は夜行バス 現地移動はレンタカー借受 復路) 上越新幹線−東海道新幹線 現地登山口) ※シルバーラインは現在 20時から翌3時まで夜間通行止め。 R352 枝折峠は冬季閉鎖継続中 只今除雪作業中。 R352 銀山平船着場〜福島は冬季閉鎖継続中 ... 荒沢岳登山口・石抱橋に駐車スペース。5台程度。 少し下方にも、5台程度のスぺ−スがあります。 白銀の湯にある大駐車場には、トイレがあります。 ここから直進できたら、林道部分の歩きを 20分ショートカット可能かと思いますが 現在除雪作業中。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
歩き出してすぐに雪道になります。 2合目標識から先は、傾斜がついた 残雪部分のトラバースになります。 アイゼン類の装着は、早めで正解でした。 その後、林道を道行山登山口にて右折し 尾根に沿って水平に進めば、すぐに斜面が登場し、 尾根に乗り上げるはずが、取りつき箇所が 全く分かりませんでした。 約4時間。同じところをぐるぐる歩き 日没までに、山頂に届かないと判断し 撤退しました。 融雪が進み、トレースはほとんど追えず マーキングと標識はまばらで、あまり当てに なりません。倒木も難易度を上げています。 途中開けた場所に間違えて入りこみましたが スノーブリッジだらけの危険個所です。 |
| その他周辺情報 | 長岡市「雪国植物園」 ヒメサユリ最盛期・ニッコウキスゲ咲き始め https://yukiguni-bg.com/ 魚沼市 「花と緑と雪の里公園」 芝桜の最盛期は過ぎましたが 越後三山の眺めが抜群 https://www.iine-uonuma.jp/osusume/9870/ 長岡市「悠久山公園」 歴史資料館とミニ動物園・猛禽類がいます |
写真
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最初の訪問地は
雪国植物園です。
ヒメサユリが
見ごろでした。
見れると元気が出る花です。
今年も見れて嬉しい。
魚沼の芝桜です。
背景の山は名峰
八海山と中ノ岳。
山岳風景を楽しみます。
「荒沢岳」。
すごい山容です。
駒ノ小屋。
今年の秋にぜひ
再訪問したいものです。
トンネルを抜け到着した
銀山平はガスガス。
今は滝雲の下なのかしらん。
ごくわずかな区間です。
一度アイゼンを装着したら
外さないほうがよろしいかと。
尾根の末端を回
り込みますが
ここは既に夏道から
外れた場所でした。
心がポキリと折れました。
ログを見直すと
このキクザキイチゲ
撮影場所が方向転換の
ポイント付近のようです。
山頂を包みます。
このときは、
撤退して正解だと
感じていました。
阿賀野川源流域の
風景が見れて
いい思い出になりました。
道が斜めなので、
アイゼンがないと
危険だと感じました。
ああ無念。
結局、翌日も天気は
崩れませんでしたし。
里から望む八海山。
ギザギザがくっきり見えます。
「へぎそば」
蕎麦の繋ぎに、布海苔を
使用しているそうです
ひょうたん池の周辺には
ヒメレンゲが咲いています。
猛禽類が飼育されています。
「トビ」
賢そうな顔です
弥彦山と角田山。
とても目立つ山たちです。
装備
| 個人装備 |
避難小屋泊装備一式
マット
３シーズンシュラフ
バーナー
エアーピロー
食事3食
１２本爪アイゼン
冬靴
GPS
地図
水2L
ピッケル
|
|---|
感想
5月28日から30日までの日程で
越後駒ヶ岳の登山に出向きました。
結果は、最初のピークである、道行山にすら
届かない撤退登山となりました。
百名山が集中している、
栃木、群馬、新潟方面。
周辺の山は、一通り体験したものの
越後駒ヶ岳だけが、登りそびれて
未登頂で残っていましたので
今回登ることとしました。
最短ルートである、枝折峠からのルートは
6月末まで冬季通行止めなので
銀山平からのルートで登ることとしました。
距離18km。標高差1400mの数値は、
日帰りするには、少々手ごわい数値。
加えて、先日、皇海山登山の時に見た
越後方面の山の真っ白な山の様子から
例年以上に残雪が多いと予想し、
山頂直下の駒ノ小屋に一泊する予定で
計画をしました。
北の俣川上流の、雰囲気の良い
林道を、テンポよく歩き、
道行山登山口に到着し、予習通り
尾根の末端を回り込み、
尾根に乗り上げ。あとは直進あるのみ。
と思いきやいきなり「ルートを外れたようです」
と警告がされます。
合ってるはずだけどと思いつつ
ピンクテープの位置まで引き返し
地図とGPSを確認し、尾根に上がれそうな
ポイントを、うろうろ探しますが
他に尾根に取り付けそうな
正解のルートが分かりません。
、
やがて背負った避難小屋泊装備と
冬靴の重みが無駄に体力を削り、
精神的に消耗したのと
4時間のタイムロスにより、山頂到達が
大幅に遅れること、夕方以降、夕立が
予報されていたことなど判断し
撤退としました。
下山後、白銀の湯付近で、山で食べるはずだった
食事を摂りながら見た駒ケ岳の姿は
大変風格があり美しく
ぜひ登りたい山だなと改めて感じ、
秋に再び訪問したいなと
思いました。
その後の悪天予報も外れて、雨が全く
降らなかったことも、後悔と無念さを増しました。
秋のエチコマ登山は、今回の
リングワンダリングの謎を解きたい
気持ちもありますが手堅く枝折峠からで。
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越後駒ヶ岳の最新記録
mammupon さん
komakiさん 未だ冬期の「越後駒」アタック・・大変でしたね😫💦
ログを見せていただくと、随分道に彷徨い 行ったり来たり・・
まるで「八甲田山 雪山の彷徨 」😣💦💦
途中で断念して無事の ご帰還は何よりでした🤗🙏
山燃える絶景の秋・・是非のリベンジ・・楽しみにしています(*^^)v♬
同じ場所を何度も彷徨しますと、徐々に冷静さをなくし
方向感覚、時間の感覚が鈍り、お恥ずかしい限りの
登山となりました。現地で何度もスマホで現在地を
確認しましたが、大きくルートから外れたところにある
赤テープに振り回されました。とはいえ正解箇所も
何度か通過しているようなので、ルーファイの能力を
もっと高めなくてはと反省しております。
先ほどibuki89さんの、越後駒ヶ岳レコを
改めて拝見させていただき、やはり次は
枝折峠から登りたく思いました。
komakiさん、まさかの越駒レコでビックリです!!!!
雪が多い北陸ですが冬の前半は暖冬で雪は少なめでしたが
...後半戦はハンパ無い雪降りで、福井・奥越でも未だに僅かに雪
それよりも豪雪の本場・魚沼地域の800mでも未だにルートも残雪で
雨や雪解けでトレースも消えてしまいルートも判らないほど道迷い
ibukiさんが仰る通り「断念して無事の ご帰還は何より」ですね!!
まだリベンジもお考えのようですから雪のない時期をお勧め
...我が家は過去レコ見たら５年前の秋にチャレンジでした(^^)
冬後半の大雪は、雪のないエリアに住んでいますと
実感が薄かったのですが、今回魚沼の山を訪れまして
実感しました。もう少し雪解けが進み、夏道を
歩きやすい状態かな？と期待していたのですが
尾根に上がれずに終わってしまいました。
先ほど、トシさんの、エチコマレコを
改めて拝見いたしました。お二人が仰るように
秋がいい雰囲気ですね。紅葉時期の稜線歩きが
とても楽しそうな山のようで、今から楽しみです。
しかし、末とはいえ5月に豪雪越後の初見の2000m級を目指す！しかも、（まだ通行止めとはいえ）安易な枝折峠ではなく銀山平から避難小屋泊まりで直接狙うとは
今年は全国的に例年になく残雪が多いと聞きますが、しかし登山口から既に雪道とは。もしかして、例年通りの残雪状況なら行けたかもしれませんね。登れなくとも豪雪地の春の山渓の景色には十分に心躍る物がありますが。
撤退した夜は、浦佐当たりに宿を取られたんでしょうか？その場合、komakiさんがちょっと苦い酒をあおられているすぐ近くを、小生は上越新幹線で通過していたのかもしれません。
秋のリベンジ、愉しみにしています。
PS 越駒というと、小生も遠征の際、駒ケ岳を越えた中ノ岳との途中でばてて動けなくなった登山者といっしょにビバークすることなり、翌日中ノ岳からいっしょに下山したため、三山縦走の予定を達成できませんでた。でもリベンジする体力はもうないでしょうね。
３月ころから移動手段などの各種予約手配を始めた
今回の登山日程ですが、残雪の量と倒木などによる
難易度は、予想以上でした。しかし晴天の下で望んだ
銀山平の早春の山渓の景色、越後山脈のゼブラ模様など
素敵な景色を堪能できました。
今回の宿泊地は、初日は宅急便での荷物受け取りのため
大湯温泉湯元館で、久しぶりの温泉大旅館宿泊で、
翌日、避難小屋泊を断念したのちは、白銀の湯
駒の湯温泉と、秘湯をはしごしたのち、
長岡市内の快活クラブで仮眠をしました。
上越新幹線を翌金曜日に初体験しましたが
金曜日の上越新幹線の混雑ぶりに驚きました。
越後駒ヶ岳から中ノ岳の間は、檜廊下と呼ばれる
素敵な道のようですが、他の登山者を助けての
ビパーク、さらに縦走断念とは、大変なご体験ですね。
それにしても、八海山までとは、完遂されておりましたら
最高の登山になっていたことでしょうね。
越後駒、自分も何度か登っていますが秋の紅葉素晴らしいですから是非その時期に。
夏は暑くて虫が多いので結構厳しいです・・・。
裏越後三山、越後三山を絡めて１〜２泊で歩くのも良いですよ
自分も、このエリアの大半の山では、夏のブヨに
悩まされましたので、梅雨入り直前に、虫が
多く出現する前にと思い、5月末で日程を
調整しましたが、仰るように雪が多く
道が分かりづらくて悩まされました。
昨年同時期の２週間前、日光の山に
出向きましたが、今年の残雪は桁違いですね。
今回、荒沢岳、中ノ岳など、このエリアの
魅力的な山の姿を見れたことは、今後の
登山のモチベーションに繋がりました。
ぜひ再訪問したく思いました。
2週間前に皇海山から、北側の山を見たときに
真っ白で、とても２週間では状況は大きく
変わらないだろうなと思っていましたが
登山口からまもなくの辺りで、稜線に
乗り上げるポイントが分からない
中途半端な状況で、不甲斐ないですが
お手上げとなりました。大朝日岳は、
さらに北部になり山深い場所なので
岩が露出しかかった残雪期の滑落は
もしも場合、大変なことになっていたかも
しれないですね。ご無事だったと伺い
安心致しました。
越後方面の山は、紅葉時期が格別のようなので
ぜひ、この秋に計画しております。
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