【奥武蔵登山詳細図】109番・越辺川源流ルート!幻の滝と歴史を知る……


- GPS
- 02:50
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 492m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※越生梅まつりが開催されている為、この日は道路の渋滞がありました💦 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポストなし ■黒山三滝から顔振峠方面へ舗装路を歩いて行きます 約1km程舗装路を歩いて行くと右手に登山道 (木に黄色いテープの道標あり) 越辺川源流ルートは奥武蔵登山詳細図に掲載されているルートです 地図の解説には「道標があっても登山道が荒れているコース」との事 地図とコンパスもしくはGPS持参をおススメします! 越辺川源流ルートは登山道入って直ぐに林道と登山道と分かれますが 左側の道に向かい沢を渡ります 登山道は草で生い茂っていますが踏み跡はしっかりあり 沢沿いに歩いて行くと黒岩(道祖神)があります その先から幾つも『滝へ→滑落・落石注意』看板あり 石門と言う場所を越え沢を渡って行きます 目の前の木に『登山道』と書かれた赤テープがあり テープの矢印の方向は沢沿いから外れ、雨乞い塚方面へ向かってしまう為 進路方向は赤テープがあった場所から向かって左奥のある ピンクテープが越辺川源流ルートになります ※ここは道に迷いやすいと思います(◎_◎;) この先は短い距離でテープ目印があるので それに沿って歩いて行けば問題なしです 親切目印です(。´Д⊂) かなりの角度の急斜面を登ったり 道幅の狭い岩横を通ったり 沢を横切ったりします ヘルメットの装備があると安心だと思いました! |
写真
白川郷と言えばひぐらし!
ひぐらしの撮影したいなぁ
(=∀=*)ギャフン←
右手の川は『顔振川』と呼ばれるようです
道祖神とは路傍の神であり、村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や交通安全の神として信仰されているようです
(*´ω`*)今日の登山をどうかお守りください…
早速試されてます!?
右へ行くと急登になって登っても行き止まり(;´Д`)
左に向かうのが正解です💦
林業道になっているようなのでご注意ください
『道祖神』と彫られている様です!
裏には『昭和三十三年○月○工』
『越上沢我道』
(○は読めなかったので伏せています)
越上沢我道という言葉にはどんな思いが込められているのか…
『滝→滑落・落石注意』
ええ!?ここを下りて行くのが正規ルートなのかと心配しましたが、そのまま沢沿いに続く踏み跡を歩いて行く…
(流石に道が悪くて滝方面にはおりませんでした💦)
渡ると直ぐ目の前に赤テープを発見!
しかし沢沿いにもピンクテープあり!
赤テープには『↑登山道』と表記がある為、まずは赤テープの通りに進むと沢から外れます…
GPSで進行方向を見ると雨乞い塚へ向かって急登へと続く道になるので確実地図からずれていると判断引き返します
( ̄д ̄)此処は道迷いしそうですね💦
※詳細図にも進んで行った記述がある場所ですね
誰かがルートファイティングして印つけた?
改めて沢沿い方面のピンクテープへ進路方向を変えます!
ハッキリ言って此処も山肌をグイグイ登るので本当に登山道!?かと思います…藪っぽい💦
小枝に引っかかる!夏場は歩くの困難かも!
そして小林育代?この標識を作った方でしょうか?
Gebiradの文字もどんな意味があるのでしょうか?
(´艸`*)
マニアックルートでしたが親切な標識が多く大変助かりました!
岩屋の滝…龍ヶ淵では昔『雨乞いの儀式』が行われていた言伝えがあるそうです
日照りの雨乞い、また水害による被害を回避するための儀式
水の神様への畏れや敬いを昔の人は此処で願ったのでしょうか?
けして大きくて迫力のある滝ではありませんが不思議な空気を感じる空間でした
その名の通り蛇が蠢いているような姿(◎_◎;)
とあるブログには諏訪神社の御神木と書かれてありましたが…凄い芸術的な御神木!
蛇木の上には椿が咲いて綺麗でした(●´ω`●)
諏訪神社の近くにあるトイレ横に出ました!
おお見慣れた風景w
なんだか夢から覚めたような感覚ですΣ(’□ ’*)
ドルルルルルルルルルルルルウルルルル・・・・
『ハート』でしたぁ!
ひでぶぅ
めっちゃマニアック過ぎて、でも好きなキャラだったとハートについて熱く語り始めた旦那さん
でもファルコが当たれば良かったと〆て終わりw
『澁澤平九郎自決之地』
澁澤…澁沢…聞いた事あるなぁと思ったら
朝ドラのあさが来たで登場した『澁沢栄一』
(キャストは三宅裕司
平九郎は栄一の仮養子だったとの事でびっくりポン!
調べるといろい考えますが22歳という若さにも驚きました
どうぞ安らかに…
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
靴下
タイツ
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ナイフ
スリング
ロープ
爆竹
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
テント
|
備考 | 急斜面の登りではラークが心配でひやひや ヘルメットを持っていけば安心して登れると思いました! |
感想
今回は奥武蔵登山詳細図より
『 107番・越辺川源流ルート』を歩いてきました!
詳細図 100番蟻ノ戸渡りの時に
越辺川源流ルートもオススメと教えて頂き
これは!是非歩いて見たい!
と地図を広げ山行の妄想をしていました………が!
その後、奥武蔵は雪国へ突入!
雪道では道が不明瞭になるだろうと判断し越辺川源流ルートを歩く事は一旦断念
( ̄ω ̄;)
今回雪も消えようやく歩く機会に恵まれました!*\(^o^)/*
詳しい山行は上の写真を見て頂けると嬉しいです
以前歩かれた方の越辺川源流ルートレコを参考にさせて頂きました
数年前は登山道入り口(諏訪神社)に越辺川源流の道標があった様ですが
今ではその欠片もありません……
また岩屋の滝も地元の人でも知っている人も少なく、雨乞いの儀式があった事も古い歴史に埋もれている様です……
※詳細図に記載されていますが、龍ヶ淵の水を越上山で撒くと雨が降るという言い伝えがあるようですΣ(●д●)
今年干ばつがある様なら試してみようか!?←(*´з`)
ちなみに越上山(おがみやま)は『拝み山』(おがみやま)とも言われるそうです
雨乞い…拝み…といろいろ古人の歴史が垣間見える山域だと思いました…
そして今回もう1つ気になった事
『澁澤平九郎自決之地』という石碑を見てどんな人なのだろうと調べました…
http://homepage3.nifty.com/youzantei/mitisirube/heikurou.html
(陽山亭さんのHPが分かりやすかったので)
イメージとしてゴリゴリのお爺ちゃんだったのに…(;''∀'')
若い綺麗な!?中村獅童似の方で22歳の若さで自決したという事実を知り
幕末の世、沢山の若い命が散った中の1人だったとは…びっくりポン
新選組好きな私としては気になる人物となりました!!
ちなみに好きな隊士は土方歳三さんと佐久間象山の息子佐久間恪二郎です!
(想いを書きたいですが長くなりそうなので控えます💦)
それにしても顔振峠から黒山三滝へ下りてあの地で自決という事は
幕末時代の頃も登山道が同じであれば下りで使った道も
平九郎も歩いた道だったのだろうか?
それとも敵兵を避けるため藪歩きをしたのか…
そして戦いの地でもあったのだと思うと考え深い…
あ!平九郎茶屋の茶屋名はそういう事だったのか!!と今更気が付いたりと💦
また1つ奥武蔵について知る事ができた山行となりました(´艸`*)
小さな発見ですが山を歩かなければ知り得なかった事だらけ!
今回も奥武蔵ありがとうございました!
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コメント
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越辺川源流に行かれたのですね!お疲れ様です。藪漕ぎが大変だったことを今でも思い出します。埼玉県には荒川水系の支流が沢山あってとても楽しいです。荒川の源流は西沢渓谷経由で甲武信ヶ岳の途中の甲武信小屋から荒川源流に行けて、甲武信ヶ岳から数キロの所に信濃川源流があるので少しの距離の違いで日本海に流れたり、東京湾に流れたりするので日本の両端の源にいる気分になり大変魅力的です。入間川源流はウノタワの近くにあり、高麗川源流は苅場坂峠を降りたすぐの所にあります。後は多摩川源流が笠取山の途中にあります。どのコースもお勧めです。山で落書きされたのを見たときは心配しましたが、また元気に山行を続けてるのをみて本当によかったです。amaterasuさんがどんな山に登るか楽しみですのでこれからも登山を続けてください。
こんばんはコメントありがとうございます!
以前okutitibu1さんから教えて頂いた『 越辺川源流ルート』がずっと気になって今回念願叶って歩く事が出来ました!
実際困難な道を歩いて行くだけが目的でしたが…隠れた古道の1つ1つに名前があって昔の人の日常や歴史が埋もれてると思うと山歩きだけではない魅力を感じました!
教えて頂き新たなる発見に感謝です(*´ω`*)
そして温泉だけではなく源流にも詳しいのですね!(・ω・ )!
ウノタワへ行った時も入間川の石碑がありました!その他の源流を求めて歩くのも楽しそうですね♪機会に恵まれたら調べて歩いてみたいと思います!
先月の落書きの件はショックでしたが立ち直りは早いので(*•̀ᴗ•́*)و
ご心配いただきありがとうございます!
これからも楽しく山登り続けたいと思います<(_ _)>
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