天狗岳・硫黄岳 オーレン小屋から往復(雪☃️!)


- GPS
- 14:01
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,472m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:05
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
ということで、この季節、平日にアクセスしようとすると、自分で運転しない人はどうしてもタクシー頼りとなります。 気になる料金ですが、茅野駅から涸沢鉱泉への分岐まではふつうに走行距離で算定されますが、その分岐から桜平駐車場(中)までは固定料金(4100円)です。タクシー会社共通の申し合わせになっているとのことです。なので、茅野駅から桜平駐車場(中)までは1万900円かかりました。運転手によっては頼めばゲート(登山口)まで行ってくれることもありますが、路面状況や天候によるでしょうし、道が狭いうえに路駐車が発生するような混雑期には無理かと思われます。 また、茅野駅のタクシー乗場は東口にも西口にもありますが、平日なら予約なしでタクシーを捕まえられると思いますが、八ヶ岳の開山祭を過ぎたあとの土日など、混雑期には予約なしでは捕まえられない可能性が高いという話をドライバーから聞きました。行きは茅野駅9時過ぎ、帰りは桜平15時すき、この時間帯に配車が集中する傾向があるので要注意です。 ちなみに、私は往復ともアルピコ交通を利用しましたが、ドライバーはいい人で運転も確かでした。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
事前にヤマレコなどを見ていると、森林限界上は雪がほぼ溶けているが、逆に樹林帯では残っているという感じだった。ならば、天狗岳~オーレン~峰の松目~硫黄岳と周回しようかと考えたが、
(1) 峰の松目のエリアは踏み抜き地獄?
(2) オーレン~赤岩の頭のルート上もけっこう残雪がある?
という情報もあったので、硫黄岳には夏沢峠から往復するルートに変更。
登山日が近づくにつれ、天気図上で南にあった低気圧の位置がだんだんと北上、勢力も増したかのような感じで、両日ともに悪天候の予想となってしまった。30日に至っては雪が降るかも?ということで、最悪の場合、天狗岳も硫黄岳も撤退する覚悟で出発となった。
しかし、1日目は曇りながらも夕方まで雨は降らず、なんとか東天狗岳往復を達成。西天狗まで往復している余裕はなかったのが残念、また今度!
2日目、前の晩から風雨が強まり、朝を迎えてもそのままだったが、それほど風が強くなかったので、雨天で登山する経験を積むためにあえて出発。天候悪化がひどければ即撤退の予定だった。
夏沢峠に着く頃には逆に降りが弱くなり、風もそれほど吹いてなかったのでそのまま続行。高度を稼ぐうちにいつのまにか雨というよりは雪っぽくなり、道も白くなってきた… 予報は当たった☃️。石の上に薄く積もった雪には踏み跡がなく、まだ誰も登っていないようだった。夏道をたどりながらゆっくりと登る。ガスはかかっているが、ホワイトアウトするほどのものではない。
ツボ足でも登れないことはなかったが、念のために途中でチェーンスパイクを装着。東側の断崖からの風が強いエリアもあったが、硫黄岳の山頂付近はあまり風がなく、気温が低いわりには寒さを感じなかった。
今回、悪天の中でもいろいろと楽しめた。ただただ幸運だったのだと思う。
いいねした人