雲海に浮かぶ北アルプス〜八方・唐松岳

2013年09月22日(日) 〜 2013年09月23日(月)

• GPS: 30:30
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,352m
• 下り: 1,352m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:50

7:00 黒菱駐車場
7:50 7:50 八方池山荘
8:35 8:35 八方山
9:05 9:33 八方池
10:40 10:50 扇雪渓
11:18 11:35 丸山
12:50 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 4:39
• 休憩: 4:21
• 合計: 9:00

5:05 唐松岳頂上山荘
5:21 6:50 唐松岳
7:05 9:00 唐松岳頂上山荘
10:00 10:00 丸山
10:20 10:20 扇雪渓
11:43 12:40 八方池
13:05 13:05 八方山
13:40 13:40 八方池山荘
14:05 黒菱駐車場

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

9/22 8:20

マツムシソウ

9/22 8:27

生きた高山植物博物館みたい

9/22 8:50

ナナカマドに白馬

9/22 9:06

9/22 9:09

9/22 9:11

八方池

9/22 9:20

9/22 9:15

9/22 9:13

9/22 9:49

9/22 10:19

9/22 10:42

雪渓

9/22 11:21

9/22 11:34

9/22 12:07

チングルマの群生

9/22 12:12

9/22 12:54

やっと到着

9/22 14:04

9/22 17:43

スープスパゲティで夕食

9/23 5:30

翌朝の雲海

9/23 5:42

9/23 5:43

9/23 5:53

9/23 5:53

9/23 6:06

ブロッケン

9/23 6:07

9/23 6:24

槍ヶ岳

9/23 6:28

影唐松

9/23 6:43

9/23 6:57

9/23 8:59

9/23 9:41

9/23 9:55

9/23 10:20

9/23 11:10

9/23 13:25

9/23 15:38

おまけ
八方温泉

撮影機器：

EOS Kiss X7i CANON

サイバーショット DSC-HX50V SONY

感想

TAKEGAKU

ひさしぶりの山中宿泊。しかも白馬岳に並ぶ稜線を目指す、となれば興奮せずにはいられません（笑）。
早朝未明、というより夜中に自宅を出発し黒菱へ。
リフトは7時30分より運転開始。さっそく搭乗し、黒菱第三とクワッドを乗り継ぎ、1830mの八方池山荘前に到着。第一ケルンからゆっくりと登り始めです。
木道を選んで高山植物を眺めながら歩きました。今回の時期、タカネマツムシソウ・キンコウカ・シモツケソウ・ウメバチソウなどが咲いていました。
第二ケルンからはハイマツ、ナナカマドなどがある視界の良い稜線歩き。すぐそばには白馬連山も確認できる眺望の良い広場もあったため、しばしの休憩。
八方池は想像よりも実物は小さいものでした。でも落胆はありません。撮影ポイントは2箇所。八方ケルンから下ってきた池の入り口と、そこから池を左回りに周回したエンド地点。
八方池からは、一般観光客が少なくなります。だんだんとすれ違いが難しいほどの狭い登山路となってきます。
雪渓から丸山ケルンまではキツイ登り。
丸山ケルンからはガスが上がってきてしまい、徐々に視界が悪くなり、五竜岳も見えなくなりました。
ガスの中、しばらく辛抱して歩くと、ついに唐松岳頂上山荘。赤い壁が目立ちます。
宿泊を申し込んで寝床を得たら、あとはのんびり。
夕食後、外へ出てみるとガスはすっかり無くなっていて、満天の星空。天の川も肉眼でハッキリと見ることができました。

翌朝、まだ暗かったが唐松岳頂上がうっすらと見えました。そっと身支度を整え、唐松岳山頂へ。
唐松岳山頂2699m。到着時は日の出の方角がぼんやりと判別つく程度の明るさでしたが、10分ほどすると東の方角が赤く染まり始め、雲海の隙間から徐々に太陽らしき光が顔を出し始めました。幸せのひととき。20数年ぶりの山から拝む御来光。眼下にある一面の雲海は八方尾根も隠し、白馬の山々も中腹あたりから下を覆い隠し、快晴の雲上には、二千メートルクラスの山々だけが浮かんでいました。
だんだんと、周囲の山もくっきりと見渡せるようになるり、北には不帰の瞼から白馬連山、西には立山・剣、南西に向かうと遠く槍ヶ岳、南に五竜と一大パノラマが眼前に広がっていき、改めて「来てよかった」と、大自然に感謝することができました。