あぁこれが白山!


- GPS
- 09:21
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:17
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今までは眺めるだけの「白山」、この日は好天が期待できたので、初めての白山にアタックです!
バイクに登山&温泉グッズを詰め込んで、深夜にいそいそと出発です。ツーリングと登山と温泉、最後にラーメンで締めれば、もう至福の一日ですよね!
早朝の心地よいワインディングで眠気も吹っ飛びますが、外気温13℃に鼻汁も体幹の震えも止まりません。
さてさて、白山の情報を何一つ入手しないまま来たので、チェーンスパイクはおろかアイゼンなんて持ってきてません。登り始めにアイゼンやスキー板を担ぐ人とすれ違う度に「雪山?冬装備??」と嫌な緊張感が走ります。中腹から次第に雪渓が顔を現し、足を取られてしまいます。当方、ノーマルタイヤの如きローカットの登山靴なので、よく滑ります。トレッキングポールもありません。後半の急斜面の雪渓は、滑ったら谷底まで落ちてしまいます。ワニのように四肢で地面を這いながら、少しずつ雪渓をクリアしていきますが、怖くて下肢がブルブル震えます。途中、チェーンスパイクのお兄さんが優しく声をかけて下さいました。
室堂が見える辺りまで来ると、雪もさほどなく視界が広がります。御前峰までのラストスパートを登り切り、やっと登頂!感無量!いろんな山々が見渡せるけど、名前も何も分かんない!でも、綺麗!素晴らしい!あぁ来てよかった!
しかしながら、気分はヨロコビ半分&後悔半分です。雪渓は下山こそ恐ろしいものです。急斜面に穿った先達のアイゼン跡を一歩一歩踏みしめ、少しずつ高度を下げて行きます。道中に拾った木の枝をポール代わりにして、何とか雪渓をクリア。日常生活で、こんなにも命の危機に晒される事はありません。あぁ生きててよかった!ほうぼうのていで無事下山。
ありがとう「白山」!いっぱい勉強になりました。道中、声をかけて下さった皆様、ありがとうございました!
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