記録ID: 8258705
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
梅雨入り前の駆け込み白馬岳(大雪渓ピストン)
2025年06月06日(金) 〜
2025年06月07日(土)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:14
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,295m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 11:45
距離 16.5km
登り 2,210m
下り 215m
2日目
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:36
距離 13.8km
登り 168m
下り 2,080m
天候 | 6/6(金)晴れのち曇り 6/7(土)曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二股〜猿倉荘 特に面白みのない林道歩きです。長いです。 猿倉荘〜御殿場 雪の重みで木々が林道まで這って伸びているので歩きにくい。折れた枝も多々。核心部は長走沢の渡渉です。橋が架かっていないので多くの人は靴を脱いで渡ったそうで。私は堰堤の方まで登って渡渉しましたがそれもおすすめしません。滑った石の上を一か八かで渡ったので、あれは失敗してたらずぶ濡れでした。靴に撥水スプレーをこれでもかと噴霧しておいたので功を奏しました。 御殿場〜大雪渓 御殿場から本格的に雪の上を歩きます。大雪渓入口までの木道の上はスノーブリッジになっていて踏み抜き多数。そしてちょっと道が分かりにくいです。ピンクテープは無いので間違って川の方に下ったり、雪が繋がっていて歩きやすいからと、杓子岳の尾根の方に上がってしまいがちなので要注意。 白馬尻小屋(まだ雪の下です)からは迷うことはないでしょう。が、デブリ多数。落石も頻繁に発生するので気を抜かずに周りを警戒して進みましょう。最初は斜度も緩め。徐々に慣らしていきましょう。 小雪渓〜白馬岳頂上宿舎 急登です。かなりキツイです。雪質もズルズルのところと硬いところがあり、歩きにくかったです。南側の斜面からの落石が多かったので、北面寄りで歩きました。それでも北斜面からも落石が無いわけではないので気を緩めてはいけません。急登中はザックを下ろして休憩できないので、その手前で行動食や水筒の水を補充したり、ピッケルに換装することをおすすめします。 私は途中で水分が足りなくなり、喉がカラカラでピンチに陥りました。見通しが甘かった。反省。 白馬岳頂上宿舎〜白馬山荘〜白馬岳〜丸山 頂上宿舎から稜線に乗るところだけ雪があって急登です。そこさえクリアすればアイゼンは不要です。 |
その他周辺情報 | 早く帰りたかったので車中で着替えて帰宅。 途中、うな丼食べたくなって大町のすき家に寄りました。 |
写真
小雪渓登りにて。前の人の目の前を直径50cm超の岩が横切りました。右手から樹林帯をジャンプして転がってくるとは誰も予測できず。
その先の上を見ると、落石の跡が見えました。こういったサインを見逃さないように気をつけましょう。
その先の上を見ると、落石の跡が見えました。こういったサインを見逃さないように気をつけましょう。
やっと到着!
ウインドシェル失くしたのが悔しい。
帰りにモンベルあづみので買いなおしました。
ブルーグリーンのXLサイズのモンベルのウインドシェル、回収してくれた人がいたら教えてください。ダブっても問題ないので(笑)
ウインドシェル失くしたのが悔しい。
帰りにモンベルあづみので買いなおしました。
ブルーグリーンのXLサイズのモンベルのウインドシェル、回収してくれた人がいたら教えてください。ダブっても問題ないので(笑)
装備
個人装備 |
ピッケル
アイゼン
|
---|---|
備考 | チェーンスパイクとポールのみで来ている人がいましたが、基本的にはおすすめしません。登れたとしても下りが怖いでしょう。万が一滑落してもどこかで止まるとは思いますけど⋯ アイゼンも持っていて、雪山を登り慣れていて敢えてチェーンスパイクを使っている人と、雪山装備ないし経験もないけどチェーンスパイクで何とか行こうとする人の差って全然違いますからね。 |
感想
5月に行こうと手をこまねいていましたが、尽く週末の天気が悪く、梅雨入り前に行けるのはこの日しかない!と、金曜日有休取得で行ってきました。
二股〜猿倉まで、距離約5km、獲得標高約400mと、新穂高〜小池新道入口と変わらないので、「それなら許容できる!」と意気揚々と歩きましたが、やっぱり余計でしたね。小雪渓で一気に失速しました。
二股からの舗装路歩きはカートをザックに括り付けて曳いていきました。これにより背中の汗を抑制できるので。が、ウインドシェルを失くしました。暑くなってすぐにカートのベルトに絡めておいたのですが、途中で落とした模様。悲しい。猿倉で気が付かずに稜線に出て「ちょっと寒くなってきたな。ウインドシェル羽織るか。⋯ってあれ?ない!?」という間抜けっぷり。
白馬山荘、6/6の利用客はたったの9人。快適に利用させて頂きました。
本来は三山縦走して鑓温泉に降りて周回の予定でしたが、6/7の朝に雷鳥撮影で粘りすぎて出発時間遅れたので、丸山までで大雪渓ピストンに変更。それでも、久々に白馬の稜線の景色を堪能できたので満足。
下山時には速い下山方法も編み出したので、得たものは多かったです。
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梅雨入り前に白馬行できて、よかったですね!
この時期、序盤の沢に橋が架かってないのですね。。。知りませんでした。
昨年6月中旬に白馬岳までツクモグサ観に行った時には橋は架かっていたので、雪解けしたら出来るだけ早く橋を架けて頂きたいものですが。。。
ウインドシェルのロスト。。。ミスで失くすとイタいですよね。。。
自分も、ついこの前に御嶽山でストック2本を駐車場に置き忘れてしまい、けっこう凹みましたよ。。。幸い、同じものをヤフオクで安く手に入れられましたが
ウインドシェルが出てくることを祈念致します!
モンベルなのでまだ価格は抑えられていますが、それでも栄一さん一人分は越えてますからねぇ。
雪渓の途中でご一緒させてもらったkoukouです。
その節は色々とアドバイスありがとうございました。
ebiさんとお話ししていなかったら、白馬鑓ヶ岳からの雪渓下りで進退きわまっていたかもしれません。
結果的に引き返してきて、白馬岳や旭岳まで登頂できて、大満足の山行となりました!
私も杓子岳のカタパルト地形が刺さりました。頂上付近のなだらかな稜線も最高ですよね。下山後もニヤニヤしながら撮影した動画を楽しんでいます。
シェルは残念でしたね。私はヤマップなので、そちらに情報あったらお伝えします。
ではでは、機会があったら何処かでご一緒させてください〜
コメントありがとうございます。
時間があれば大出原から鑓温泉への下り、問題ないと思うのですが、急な下りが苦手ならソロで時間も遅く、メンタル面で不安だらけでしたでしょうから英断だと思います。天狗山荘の営業が始まったら、また行くことをおすすめしますよ!
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