記録ID: 8259820
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ハイキング
奥秩父
乾徳山
2025年06月07日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:36
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 山行当日の予報は「午前中、晴れ間が広がり気温は10~15℃前後で推移。風は南寄りで穏やか(1~2 m/s) 。午後は雲が増し、13時頃にわずかな霧雨(0.2mm程度)の可能性あり。気温は15℃前後、風は南~南西から2~2.4 m/s程度」 実際には、山行中穏やかに晴れて、風は弱く暑い🥵。下山した後に、弱い雨が降り出しました☔ これからの季節は、暑さへの対処が肝心ですな |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
同行者さんに乗せていただき、自宅を午前4:00に出発。秦野丹沢スマートICから新東名、圏央道、中央道を経て勝沼ICで降り、フルーツラインへ。国道140号に合流し、乾徳山登山口の徳和駐車場へ。全行程は約2時間半。 ■復路 徳和駐車場を14:10頃出発し、途中「はやぶさ温泉」に立寄り。途中小仏トンネル付近で少し渋滞。「ぶたまるき」でラーメン🍜食べてから自宅へ19:00頃に帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈徳和駐車場~乾徳山登山口(道満尾根)~道満山〉 のどかな田舎道を登山口までしばらく歩く。途中「吉祥寺」に山行の安全を祈願し、獣害防止ゲートを通って登山口へ。静かな樹林帯の中を落ち葉🍂を踏む音を聞きながら登っていく。 〈道満山~分岐(大平高原・林道ガードレール)~分岐(国師ヶ原・扇平・大平高原)~分岐(国師ヶ原十字路・扇平)~扇平 木々の間から、富士山と南アルプスがチラ見えする、気持ちの良い区間。「月見岩」周囲の萱場は、遮るものなく眺望を楽しむことができるオアシス 〈扇平~乾徳山山頂〉 月見岩・手洗石・髭剃岩・カミナリ岩・胎内・鳳岩などなど奇岩のテーマパークのよう。山頂手前の鳳岩の鎖⛓️は、岩に手がかりがほとんど無く、鎖が頼りの長い岩場 〈乾徳山山頂~高原ヒュッテ(国師ヶ原)~乾徳山登山口(オソバ沢コース)~徳和駐車場〉 下山は迂回ルートから。山頂からすぐに梯子を3箇所下り、長いガレ場が「国師ヶ原」近くまで続く。高原ヒュッテを過ぎると、なだらかなシラカバの森となる、途中、夢窓疎石が修行の際に喉を潤したと伝えられる水場「錦晶水」💧を通り登山口へ |
その他周辺情報 | ■はやぶさ温泉♨️ https://hayabusa1994.com 〈笛吹川断裂温泉帯特有のアルカリ性単純泉(低張性アルカリ性温泉)pH値が大きいアルカリ性には肌の角質を溶かす作用があり、肌を触ったときにツルツルと滑らかに感じます。いわゆる美人の湯・美肌の湯です!温泉の効果はお湯に浸かっている時だけでなく、出た後も数時間持続致します!」らしいですが、ほんとに、お湯に触れた瞬間、違いが感じられる泉質でした。スベスベになるかな🤭 ■ぶたまるき https://butamaruki.com 本家「なんつっ亭』で初めて知った「黒マー油」のおいしさ!「ぶたまるき」でも健在でした。美味しい😋 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ(マムート)
防寒着上(mont-bell プラズマ1000 ダウンジャケット )
雨具上(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット)
雨具下(MILLET ティフォン 50000 ストレッチ パンツ)
帽子()
ベースレイヤー上(mont-bell ジオライン クールメッシュ VネックTシャツ)
ベースレイヤー下(mont-bell ジオライン クールメッシュトランクス)
ミッドレイヤー(MILLET)
ネックウォーマー
ザック(オスプレイ28リットル)
火気(バーゴアルコールストーブ)
カップ(エバニューTi U.L. Pot 600)
風防(エバニューTi フーボー)
昼ご飯(カップメン)
行動食色々
非常食1食分
飲料水(ポカリ500ml・水1リットル、下山中の水場で500ml補充)
笛・ハサミ・小型ナイフ
ヘッドランプ(PETZL IKO CORE E104BA00 500ルーメン)
ヘッドランプ予備バッテリー(PETZL コア E99ACA)
予備ヘッドランプ
ファーストエイドキット
衛生用品(簡易トイレキット・浄水器など)
日焼け止め
サングラス
保険証
スマホ(iPhone 14 Pro Max)
スマホ充電器
Apple Watch
タオル
座布団
ストック(ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ)
ココヘリ
温泉セット(車に置いてく)
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感想
山梨県山梨市に位置する乾徳山(けんとくさん・標高2031m)は、恵林寺のある塩山の北西にそびえる、日本二百名山のひとつです。その山名は、北西の方角を示す「乾(いぬい)」に由来するとされ、古くから信仰の対象にもなってきたようです。
徳和の駐車場から、のどかな田舎道を歩いて登山口へ。途中、乾徳山とゆかりのある臨済宗の古刹・吉祥寺に立ち寄り山行の安全を祈願。この吉祥寺は荒廃していた本堂を武田信玄が再興したと伝えられる。そして獣害防止ゲートを越え、道満尾根に入ると静かな落葉樹林が広がり、足元の落ち葉の音が心地よく響く登山道を進む。
やがて富士山や南アルプスが木々の合間から顔を覗かせ、開放感あふれる扇平に到着。月見岩周囲は、遮るもののない絶景の草原が広がり、思わず立ち止まってしまいます。
山頂手前からは、髭剃岩、胎内岩、そして鎖場が連続する鳳岩と、まるで「岩のテーマパーク」岩に刻まれた時間と自然の造形の妙に、ただただ圧倒されました。
下山は、巻道からオソバ沢方面へ。急なガレ場がしばらく続き、シラカバの森が広がる穏やかな道を歩き、途中、夢窓疎石が修行の際に喉を潤したと伝わる名水「錦晶水」でひと息。最後まで静けさと清涼感に包まれた山行でした。
乾徳山は、シラカバの森林、富士山や南アルプスの展望、高度感のある岩稜といった多様な表情を一度に楽しめる、まさに“欲張りな山”。山頂付近の岩稜帯は「ミニ北アルプス」の趣があり、これから奥穂や北穂などを目指す登山者にとっては、技術と気持ちを整えるのにぴったりの舞台だと感じました。
また季節を変えて、再び訪れたい山です😊
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奥秩父 [日帰り]
徳和乾徳山登山口(オソバ沢コース)ー国師ヶ原ー月見岩ー扇平ー乾徳山ー下山は月見岩から道満尾根
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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