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Yamareco

記録ID: 8268534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ケ岳、編笠山&権現岳

2025年06月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:57
距離
10.7km
登り
1,330m
下り
1,359m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:37
合計
6:17
距離 10.7km 登り 1,330m 下り 1,359m
5:21
2
スタート地点
5:23
43
6:06
32
6:38
56
7:34
7:44
16
8:00
8:01
33
8:34
14
8:48
8:49
10
8:59
7
9:06
9:08
2
9:10
9:20
2
9:22
9:24
5
9:29
9:35
4
9:39
10
9:49
14
10:03
10:07
43
10:50
20
11:10
11:11
26
11:37
1
11:38
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
🚙観音平の駐車場はタイミングで満車のこともあるので早めの到着がおすすめ
🚙小淵沢駅からタクシー(乗り合いのマウンテンタクシーがおすすめ※要予約)※https://www.mountaintaxi.jp/
コース状況/
危険箇所等
編笠山までは危険個所なし(広い尾根筋は迷いやすいのでピンクテープや看板を目印にしっかり地図も見ながら)
その他周辺情報 道の駅小淵沢に日帰り湯「延命の湯」大人830円(市外)
観音平の駐車場。第2駐車場もありますが、週末や休日は満車に!早めの到着が安心
観音平の駐車場。第2駐車場もありますが、週末や休日は満車に!早めの到着が安心
おススメは小淵沢駅からのマウンテンタクシー(乗り合い)片道土日で1800円※要予約
おススメは小淵沢駅からのマウンテンタクシー(乗り合い)片道土日で1800円※要予約
駐車場の奥に登山口はあります
駐車場の奥に登山口はあります
レンゲツツジがお出迎え
1
レンゲツツジがお出迎え
スタートはミズナラとマツの森の緩やかな登りから。野鳥のさえずりがにぎやかだったり、初夏で気温が上がってくると春ゼミの声がこだまします
スタートはミズナラとマツの森の緩やかな登りから。野鳥のさえずりがにぎやかだったり、初夏で気温が上がってくると春ゼミの声がこだまします
モアイ像のような天然の岩もあったり!
モアイ像のような天然の岩もあったり!
足元にキバナノコマノツメ。名前にスミレはつかないけど、スミレの仲間。コマノツメは馬の蹄のこと。
2025年06月08日 06:17撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 6:17
足元にキバナノコマノツメ。名前にスミレはつかないけど、スミレの仲間。コマノツメは馬の蹄のこと。
駐車場から1時間ほど気持ち良い森の中を登り、開けた場所に出ると雲海ベンチがあります
駐車場から1時間ほど気持ち良い森の中を登り、開けた場所に出ると雲海ベンチがあります
この日は梅雨入り前の曇り空でしたが、小淵沢の町が見渡せ、晴れていると富士山も
この日は梅雨入り前の曇り空でしたが、小淵沢の町が見渡せ、晴れていると富士山も
さらに40分ほど進むと押手川の分岐に出ます。苔むした岩肌を手で押すと水がしたたって川になったから押手川、と名前がついたそう
2025年06月08日 06:40撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 6:40
さらに40分ほど進むと押手川の分岐に出ます。苔むした岩肌を手で押すと水がしたたって川になったから押手川、と名前がついたそう
小川の流れる音が心地よい休憩スポット♪
2025年06月08日 06:40撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 6:40
小川の流れる音が心地よい休憩スポット♪
森の中には踏みあとらしき所が多かったりしますが、看板がしっかり設置されています
2025年06月08日 06:50撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 6:50
森の中には踏みあとらしき所が多かったりしますが、看板がしっかり設置されています
ピンクテープも目印になるので、確認しながら進みます
2025年06月08日 06:51撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 6:51
ピンクテープも目印になるので、確認しながら進みます
押手川を越えると登りが急になり、大きな岩がゴロゴロでてきます。ちょっと歩きにくいのですが、とにかく焦らず、出来る限り歩幅を小さくしながら、ゆっくり登って行きましょう!
押手川を越えると登りが急になり、大きな岩がゴロゴロでてきます。ちょっと歩きにくいのですが、とにかく焦らず、出来る限り歩幅を小さくしながら、ゆっくり登って行きましょう!
この登り、いつまで続くんだ〜って!そろそろ疲れた頃、ふと振り返れば雲の上に南アルプス!!
2025年06月08日 07:26撮影 by  KYG01, KYOCERA
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6/8 7:26
この登り、いつまで続くんだ〜って!そろそろ疲れた頃、ふと振り返れば雲の上に南アルプス!!
南アルプスに背中を押してもらって、あとひと踏ん張り!
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南アルプスに背中を押してもらって、あとひと踏ん張り!
頂上まで200mほどの地点にハシゴがあります!ここを越えたらラストスパート!!
頂上まで200mほどの地点にハシゴがあります!ここを越えたらラストスパート!!
石ゴロゴロの登りも、だんだん空が近くなってきて〜
石ゴロゴロの登りも、だんだん空が近くなってきて〜
ハイマツが出てくるとゴールはすぐそこ!!
ハイマツが出てくるとゴールはすぐそこ!!
ミネザクラがお出迎え
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ミネザクラがお出迎え
標準タイムで約3時間、広い編笠山の山頂に到着〜!
標準タイムで約3時間、広い編笠山の山頂に到着〜!
権現岳や赤岳&阿弥陀岳など八ケ岳の峰々とご対面!カッコええです
権現岳や赤岳&阿弥陀岳など八ケ岳の峰々とご対面!カッコええです
西側にはきれいな円錐型の蓼科山
西側にはきれいな円錐型の蓼科山
西岳と富士見町方面の眺めも爽快
西岳と富士見町方面の眺めも爽快
正面にはしんどい登りを後ろから応援してくれた南アルプスの峰々
正面にはしんどい登りを後ろから応援してくれた南アルプスの峰々
編笠山からは青年小屋へ向かって降ります
編笠山からは青年小屋へ向かって降ります
赤ちょうちんのぶら下がった有名な青年小屋
2025年06月08日 08:01撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 8:01
赤ちょうちんのぶら下がった有名な青年小屋
小屋裏のテント場は広く、ほぼ平らで、テント泊初心者にも使いやすい
2025年06月08日 08:16撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 8:16
小屋裏のテント場は広く、ほぼ平らで、テント泊初心者にも使いやすい
青年小屋から権現岳へは、はじめ森の中の道を登りますが、ギボシという岩山を2つ越えなければなりません
青年小屋から権現岳へは、はじめ森の中の道を登りますが、ギボシという岩山を2つ越えなければなりません
ガレ場&クサリの通過時は足元の浮き石や先行者の落石に注意!ヘルメット推奨です
ガレ場&クサリの通過時は足元の浮き石や先行者の落石に注意!ヘルメット推奨です
北アルプスや南アルプスのようなお花畑はありませんが、八ケ岳の稜線では色とりどりの高山植物が見られます
2025年06月08日 09:32撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 9:32
北アルプスや南アルプスのようなお花畑はありませんが、八ケ岳の稜線では色とりどりの高山植物が見られます
梅雨時が見ごろのキバナシャクナゲ
2025年06月08日 09:02撮影 by  KYG01, KYOCERA
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6/8 9:02
梅雨時が見ごろのキバナシャクナゲ
ミツバオウレンは、白いのはガクで小さな黄色いものが花弁です
ミツバオウレンは、白いのはガクで小さな黄色いものが花弁です
こちらは高山植物の代表格、ミヤマキンバイ
こちらは高山植物の代表格、ミヤマキンバイ
のろし場と呼ばれる場所から西ギボシへの登り、足元は浮石だらけ!
のろし場と呼ばれる場所から西ギボシへの登り、足元は浮石だらけ!
東ギボシはピーク下の右側をトラバース気味に越えて行きます
東ギボシはピーク下の右側をトラバース気味に越えて行きます
そのトラバース道は写真で見るより実際は幅もあり、そんなに恐怖心も感じないルートですが、慎重に!
そのトラバース道は写真で見るより実際は幅もあり、そんなに恐怖心も感じないルートですが、慎重に!
垂直気味の岩場も出てきますが、手をかける所も足場もしっかりあります
垂直気味の岩場も出てきますが、手をかける所も足場もしっかりあります
そんな岩肌にも高山植物
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そんな岩肌にも高山植物
ギボシを越え、権現小屋を過ぎれば、狭い権現岳山頂に到着。
ギボシを越え、権現小屋を過ぎれば、狭い権現岳山頂に到着。
順番を交代しながらプレート前で記念撮影。残念ながらこの瞬間に限ってガスに包まれがちです…
2025年06月08日 09:16撮影 by  KYG01, KYOCERA
6/8 9:16
順番を交代しながらプレート前で記念撮影。残念ながらこの瞬間に限ってガスに包まれがちです…
振り返れば登ってきた編笠山と、見守ってくれた南アルプスの姿
振り返れば登ってきた編笠山と、見守ってくれた南アルプスの姿
青年小屋まで同じルートを戻り、青年小屋からは巻き道を使って押手川まで下山します
青年小屋まで同じルートを戻り、青年小屋からは巻き道を使って押手川まで下山します
その日の夕方、明野町の丘から望む八ヶ岳…まるで絵画のよう
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その日の夕方、明野町の丘から望む八ヶ岳…まるで絵画のよう
編笠山〜権現岳、八ヶ岳では比較的ハイカーも多く、雄大な眺めが堪能できるおススメのコースです。
編笠山〜権現岳、八ヶ岳では比較的ハイカーも多く、雄大な眺めが堪能できるおススメのコースです。
撮影機器:

感想

八ヶ岳のエントリーコースとしておススメの編笠山。小淵沢駅からアクセスも良く、ルート上にも危ない箇所は特になし。標準タイム3時間ほどで広々とした頂上に立てば、南アルプス、中央アルプス、そして間近にそそり立つ赤岳や阿弥陀岳の雄大な眺めが楽しめます。もう少し足を延ばして、クサリ場が続くギボシの岩場を越えれば権現岳にも立てます。1560mの観音平登山口からは、はじめミズナラとマツの明るい森の中の緩やかな登り、最初のベンチがある「雲海」1880mを過ぎるとそろそろ登りがきつくなり、押手川から上は大きな岩がゴロゴロ現れて、歩きにくい登りへ。それを頑張って乗り越えれば、いつの間にか背後の視界が開けていて、甲斐ケ駒岳や鳳凰山など南アルプスの峰々が一望に!ハシゴ場を過ぎれば、あとひと踏ん張りで広い編笠山の山頂に到着。山頂で360度のパノラマを楽しんだら、北側斜面を青年小屋へと下る。この下りは途中から道はなくなり、巨大な岩石がゴロゴロころがる岩塊の中を、赤いペンキの〇印をたどって、約30分ほど進めば青年小屋へ到着。小屋の裏のテント場は広くてほぼ平らなので、テント泊のデビューにもおすすめ。水場は少し離れているけど不便な距離ではないかな、と。
青年小屋から権現岳へ向かうルートはヘルメット着用を推奨。特にクサリ場が連続するギボシの通過時は、浮き石と先行者の落石に要注意。慣れない人は経験者と行くのをおススメします。特に下山時は自覚はなくても足に疲労がたまっているので、転倒しやすくなっています。
ギボシと呼ばれる岩場の稜線には、南アルプスや北アルプスのようなお花畑こそないものの、天然記念物のキバナシャクナゲやミヤマキンバイ、ツクモグサなど、八ケ岳を代表するような高山植物が見られます。余裕があればポケット図鑑を持っていくと良いかも!

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