積雪期の白毛門で幕営
- GPS
- 06:27
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 862m
- 下り
- 1,059m
コースタイム
天候 | 曇りのち濃霧&雪(ほぼ無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の積雪は樹林帯の半分程度までは殆ど無いので、登りは滑り止め無しで問題ありませんが、下りの際は滑り止めを外すタイミングが重要かと思います。私は幕営装備で荷が重かったので残り1/4位までアイゼンを着け続けました。後半はチェーンアイゼン程度に履き替えがベターかと思います。 その他は特に危険と思われる個所は有りませんでしたが、今後の融雪状況によっては踏み抜きや雪庇近傍のブロック雪崩の懸念される個所は複数ありました。 |
その他周辺情報 | 土合駅までの道路は往復とも完全ドライでノーマルタイヤで問題ありませんでした。 下山後の温泉は湯テルメ谷川を利用。(初めて午前中に利用しましたが、ガラ空きで非常に快適でした!) |
写真
感想
当初の計画では、笠ヶ岳と朝日岳の間で幕営地を見つけて、初日に空荷で朝日岳まで登って、翌日は日の出を拝んでから一気に下山を考えていました。
ところが、森林限界を抜けた辺りから強烈な濃霧に巻かれて、おまけに雪も降り出す始末で、視界が10〜20m程度で先が全然見通せ無くなって来たので、白毛門の山頂を少し過ぎた辺りを幕営地として翌朝の日の出に期待をして早々にテントに潜り込んで一杯やり始めました。
結局 雪は一晩中降り続き、ガスも切れる事は無く、期待していた日の出など以ての外で、笠ヶ岳へのルートさえ判別が難しい状況だったので、大人しくテントを撤収してそのまま下山を開始しました。
悔しいことに、少し下った所で徐々に薄日が差したかと思ったら、その後一気に青空が覗き白毛門の山頂が見通せる程に回復してきました。ヤラレタ!と思いましたが、山頂からでは無いものの少しでも眺望が望めたのだからラッキーと気を取り直して、しょっちゅう立ち止まっては写真を撮りまくりながらそのまま下山しました。
お陰で10時には土合まで下山出来て、沢でアイゼンと登山靴のドロを落として余裕の帰り支度が出来ました。その勢いで、お昼前に湯テルメ谷川に入れたので、いつも夕方の大混雑が嘘の様にガラガラでゆったりくつろぐ事が出来たうえ、帰りの関越道も渋滞知らずで、まだ陽の高い内に帰宅して、テントやシュラフを外干しする事が出来ました。
期待していた青空の下の雪山は堪能出来ませんでしたが、誰も居ないシンと静まり返った雪山でハラハラとテントに当たる僅かな雪音をBGMにしてマッタリ出来たので、それはそれで良い経験でした。
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