前穂高・北尾根（屏風ノコルから）
長野県
ritandesu
- GPS
- 12:20
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,823m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 12:30
| 天候 | 晴 時々 曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
拍手
藪こぎが凄そうだったので
パノラマルートに変更。
トラバースして�広困離灰襪悄�
痺れるルンゼだった。
いつもなら雪壁を左上するが
今回は岩稜通しでいけた。
ただ下部に行くほど、
ヒドゥンクレバスやシュルンド有。
もう行かない方がいい。
感想
5月はなかなか天候に恵まれず、
ずっと豊田でクライミングばかりしていた。
6月に入ると梅雨になるので更に行けなくなる。
月1回の登山という謎のノルマが達成できない。
7日は久々に天気が良さそうだったので
出張から帰ったばかりだったけど、
年1回の休みのカードをここで切ることにした。
当日は薄曇りながら、
なかなかの天気で気持ち良かった。
本当なら慶応尾根から行きたかったけど、
急斜面の藪漕ぎになりそうだったので
急遽パノラマルートから行くことにする。
しかし�司�迄も
雪斜面がでたり、強烈な藪こぎになったりと大変だった。
アイゼンを履いたり脱いだりして
時間も体力も浪費してしまった。
やっぱりこのルートはGWまでかなと思った。
なんとか�縞�に到着すると、
ここは一変して展望が開けていた。
前穂高から北尾根の圧倒的な存在、
綺麗な槍穂高連峰と涸沢カール、
遠くには鋸岳〜甲斐駒の南アルプル稜線や富士山と
なかなか飽きない光景だった。
ここはあまり人が入らないし、サイトは気持ちよさそうだった。
来年はここかな。
しかしまたすぐに強烈な藪が始まり、また大変な目に遭う。
�司�を直登すると、おかしな所に出てしまい、ちょっとヒヤリ。
�司�から�妻�は切れ落ちていた上、
�妻�はなかなか立っていて、完全に雪がつくと危なそうだった。
氷結したらこのあたりの通過がネックかな。
�広困離灰襪�らはいつもの感じ。
藪も雪斜面もなく、
夏の岩稜帯を通過するだけだったので、
気持ちが良く登攀できた。
イワギキョウが咲いているかなとも思ったけど、
まだ時期が早かったみたい。
頂上には12時についた。
天気も良かったし、まったりしてご飯を食べていたら
いつの間にやら12時30分。
テントは小梨平に張りっぱなしなので
このまま明神主稜だと
テントを回収してる時間が無いかもしれない。
残念だけど、明神主稜は諦めて
重太郎新道か明神沢で降りることにした。
この時期の明神沢は微妙で、
雪が下まで続いているか分からない。
けど重太郎新道から下山しても
テントを回収している時間がないかもしれない。
ちょっと迷ったけど明神沢から下山することにした。
不安は的中した。
明神沢はかなり危なかった。
雪は下迄続いているようだったけど、
ところどころ雪解け水が下を流れていたり、
ヒドゥンクレバスやシュルンドもあったりと、
いつ踏み抜くか心配だった。
逐次ルート状況を確認しながら下降した。
もう明神沢からの登下降はやめた方が良いと思った。
小梨平には15時頃ついた。
いそいそと片付けて16時30分のバスに乗る。
戻ってからは
いつもの温泉に入ってソフトクリーム。
このソフトクリームが最高だ。
更に高速を130kmで飛ばしたら
20時30分ラストオーダーの味噌ラーメンにも間に合った。
言うこと無しだ。
雪は殆どなかった登山だったけど、
天気も良かったし、誰一人会わない静かな山だったし
やっぱり楽しかったな。
さてさて次はどうしようかな。
Ps1.稜線上は雪はないが、
屏風ノコル迄や、涸沢から56ノコル、
奥又白池から56ノコル、明神沢はまだ雪有り。
アイゼンとアックスは必要だと思う。
Ps2.次の日は懲りずに豊田でクライミング。
最近お気に入りの視線欲5.12b。
使う筋肉が違うのか、思ったよりできた。
3本登っただけだけど、まぁ満足かな。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【行動】
上高地（小梨平）2:30➡4:40徳沢5:00➡6:00中畠新道入口
➡7:00屏風ノコル➡北尾根8峰7峰6峰➡10:00北尾根5/6ノコル10:15
➡12:00前穂高頂上12:30➡13:30岳沢13:50➡14:50岳沢入口
➡15:00小梨平
【ソロ対策】
・登山計画書
会社引き出しの中、車の中（ダッシュボードの上）、登山口
・連絡：友人に要所で随時連絡
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【前泊装備】
テント（IBS/ゴアライト）一式
（本体＋ポール＋ペグ（10本）＋テントマット＋グランドシート）
シュラフ（イスカ/エア630）、シュラフカバー（イスカ）
エアマット（サーマレスト/ネオエアーXサーモ）
ナノエアパンツ、ナノエアジャケット、コッヘル、シェラカップ
火器、ガス、登山靴用ビニル袋、スプーン
【食料/飲料水（前泊）】
夜；インスタントカレー、食パン（400kcal）
朝；パン（400kcal）
飲料：ペットボトル、ティーバッグ×4
【当日装備】
厚手靴下、厚手ベースレイヤー（上下；モンベル）
長袖フリース（BD/コエフィシェントフリースフーディー）
ナノエアベスト、ストーム10ジャケッット、M10ストームパンツ
オーバーグローブ（ソロイスト）、薄手手袋、ドラフィット手袋、
予備手袋、毛帽子（使用せず）
登山靴（スカルパ/リベレテック；サイズ41（※1））
ザイル（7.1mm・60m；エーデルリッド/スキマープロドライ）
ハーネス（ブルーアイス/コーカスプロ）、チェストハーネス（自作）
ルベルソ×2＋管付カラビナ×2、
アルパインヌンチャク（60�僉�2、120�僉�2）
アックス（BD/ベノムLT×2）、アックスホルダー×1
アイゼン（ペツル/バサック）、ヘルメット（ペツル/シロッコ）
ストック（BD/ディスタンスカーボンZ）
シュラフカバー（（※2）イスカ）、コンタクトレンズ、メガネ
腕時計、ライター、ナイフ、ヘッドランプ、電池、テーピング
地図、コンパス、リップ、トレペ、ウェットテッシュ、お金
携帯充電器、ゴーグル、（日焼け止め）
※1：冬サイズの為、
雪面時には暖かかったが、岩稜縦走時には足が中で動いた。
※2：ツェルトの代用
【食料/飲料水（当日）】
パン(400kcal×2)、ソーセージ×2、チーズ×2、アーモンド小魚
お茶2.0L
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
前穂高岳の最新記録
北尾根�曲�の最新記録
北尾根�景�の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する