色とりどりの花々がお出迎え 木曽駒ヶ岳

2025年06月19日(木) [日帰り]

• GPS: 03:22
• 距離: 4.7km
• 登り: 434m
• 下り: 426m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:22

距離 4.7km 登り 434m 下り 426m

10:25 千畳敷
10:25 ホテル千畳敷
11:09 11:10 乗越浄土
11:13 11:15 宝剣山荘
11:27 11:36 中岳
11:44 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:11 12:19 木曽駒ヶ岳
12:31 馬ノ背分岐
12:41 12:43 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
13:00 13:02 天狗荘
13:04 13:09 乗越浄土
13:43 13:46 ホテル千畳敷
13:47 千畳敷駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅の台バスセンター駐車場を利用。午前9時前に到着。駐車率1〜2割程度。バス停で並んでいた人は全員バスに乗れました（8〜9割乗車）。ただ、一緒にバス停で並んでいる方に聞いたところ、始発は混雑していたようです。
しらび平からのロープウェイもスムーズに乗車できました。私たちの後に貸し切りバスの団体さんが到着しましたが、その方たちは次の便となりました。路線バスは30分に1本なので、ツアー等団体さんの貸し切りバスと重なると次の便（30分後）になる可能性はあります。
帰りは千畳敷駅14時発のロープウエィでしたが、こちらも出発5分前にアナウンスがあるので、それを聞いてから乗り場に行って並んでも乗れました。バスとロープウェイは連携しているので、混雑していなければ10分待たずに乗れます。

コース状況／危険箇所等

八丁坂の一部に残雪が残っており、下りは少し注意が必要。2週間前の山行記録では『八丁坂の下りはアイゼン（チェーンスパイク不可）が必要』となっていたので10本爪の軽アイゼンを用意していきましたが、使用する機会はありませんでした。八丁坂は雪解け前だと12本爪のアイゼンとピッケルが必須と間違いないと思いました。

写真

6/19 8:46

菅の台バスセンター駐車場を利用。ガラガラです。

6/19 8:51

バス＆ロープウェイの切符売り場。私はWebで購入したので並ぶ必要はありませんでした。切符はWebでの購入を断然オススメします。

6/19 9:53

くねくね道をバスに揺られて30分。ようやくしらび平駅に到着しました。

6/19 9:54

しらび平駅の気温。まだ涼しいです。

6/19 10:09

と、あっという間に千畳敷に到着。最高の天気です。ちなみに気温は16℃くらいだったと思います。

6/19 10:17

本当は高地順応で30分くらいブラブラした方が良いみたいですが、とりあえずゆっくり歩いて行けばいいだろうとスタートです。景色に圧倒されてヤマレコの登山スタートを同行のたけちゃん共々すっかり忘れていました（笑）

6/19 10:20

チラチラとショウジョウバカマが首をもたげています。

6/19 10:26

少し雲がありますが、下界までよく見えます。

6/19 10:28

ゴロゴロとした石を踏みしめながら、ゆっくりと登っていきます。

6/19 10:32

千畳敷駅が大分遠くになりました。

6/19 10:32

空気が透き通っています。

6/19 10:40

足元が不安定なところもあるので、ゆっくり登っていきます。

6/19 10:42

一部残雪のある所は足跡を辿っていきます。

6/19 10:56

ハクサンイチゲもそこかしこに咲いています。

6/19 10:57

八丁坂に差し掛かってきました。

6/19 10:59

イワカガミも、

6/19 11:00

ツガザクラも、花、花、花です。

6/19 11:04

乗越浄土までもうちょっとです。

6/19 11:04

振り返ると、絶景です。

6/19 11:05

アズマイチゲも、

6/19 11:06

ミヤマキンバイも。

6/19 11:10

乗越浄土、やっと着きました。

6/19 11:10

宝剣岳、頂上に誰かいます。

6/19 11:11

中岳へ向かいます。

6/19 11:14

宝剣岳は見るだけにします（笑）

6/19 11:15

花がたくさん咲いているので、よそ見をしていると石につまづきます。

6/19 11:19

行きは右を、帰りは左から。

6/19 11:25

伊那前岳がよく見えます。

6/19 11:28

キバナシャクナゲもたくさん咲いてました。

6/19 11:36

中岳山頂到着です。

6/19 11:33

木曽駒ケ岳、遠くに御嶽山が見えます。

6/19 11:38

岩がゴロゴロしているので、また捻挫しないように慎重に下ります。

6/19 11:41

オヤマノエンドウの紫がきれいです。

6/19 11:42

イワウメも咲いてます。

6/19 11:44

この辺りは少し歩きやすいです。

6/19 11:50

振り返って、中岳を臨みます。

6/19 11:58

岩がゴロゴロしてますがもうすぐです。

6/19 12:14

木曽駒ケ岳山頂に到着しました。

6/19 12:00

まずは感謝のお参りをして、鳥居の脇のベンチで軽くランチ（カロリーメイトですが・・）です。

6/19 12:11

たけちゃんのおすそ分けのアルフォートを見ると、気温が低いのに溶けてドロドロになってます。
気圧が低いと沸点が下がるというのは習いましたが、融点（水ではなく油脂の場合）も下がるということを長い人生の中で初めて知りました。
木曽駒ケ岳に普通のチョコはダメです。水みたいになります。

6/19 12:15

遠くに見えるのは・・分かりません（笑）

6/19 12:16

帰りは馬の背から下りていきます。行きと帰りがいっしょだと面白くないですよね。

6/19 12:20

こちらも残雪があります。

6/19 12:22

どなたかの山行記録で、馬の背は気持ちがいいルートと書かれていたので楽ルートと思っていたのですが、大きな岩がゴロゴロしているルートでした（笑）

6/19 12:25

振り返ると、岩だらけなのがよくわかります。

6/19 12:26

こちらにもキバナシャクナゲが咲いてます。

6/19 12:29

黄色と紫。

6/19 12:29

中岳を臨みます。

6/19 12:36

登山道の花は踏まないように気を付けます。

6/19 12:37

ハイマツの中を進んでいきます。

6/19 12:40

山小屋の裏に来ました。裏は結構・・・です。

6/19 12:42

帰りは中岳への登り返しはせず、危険？ルートでトラバースします。

6/19 12:44

巻き道（危険）と書かれた方へ進みます。

6/19 12:48

岩はゴツゴツしてますが、雪のない今の時期は危険というほどではないと思います。

6/19 12:49

ルートは分かりやすいので、あとは足の運びだけ気を付ければ良いです。

6/19 12:50

イワカガミが疲れを癒してくれます。

6/19 12:51

振り返ってみると、こんなルートです。

6/19 12:51

あそこは通れません。

6/19 12:52

1カ所、ガイドロープが切れているところがあり、間違って下りて行ってしまいました。すぐに進めなくなるので気づきますが・・

6/19 12:53

下を見ると吸い込まれそうです。

6/19 12:54

ここが最後の難所？です。ちょっとよじ登ります。

6/19 12:57

分岐点まで戻ってきました。

6/19 12:59

ここはキバナシャクナゲが咲き乱れています。

6/19 13:03

ちょっと雲が出てきました。

6/19 13:03

当初の予定では伊那前岳まで行こうと思ってましたが、ガスが出てきたのでそのまま下ります。

6/19 13:06

八丁坂、下っていきます。慎重に・・

6/19 13:10

下りはやっぱりらくちんですね。

6/19 13:23

残雪のあるところは気をつけて、

6/19 13:24

どなたかが、雪の斜面で転倒時のピッケルの使い方を練習されているようでした。

6/19 13:27

分岐から、池の方へ下りていきます。

6/19 13:28

ちょっと雲往きが怪しくなってきました。

6/19 13:30

こちらは歩きやすいルートです。

6/19 13:32

まあ、残雪があるところもありますが・・

6/19 13:33

木道もあります。おそらく登山道が雪解け水でドロドロになるのでしょう。今はもう大丈夫です。

6/19 13:34

絶景ポイントに来ました。

6/19 13:35

剣ヶ池の水面に山が映ってます。もっと上手に写真を撮れば良かったですね。

6/19 13:38

雲の切れ目から日が射し、残雪を照らしています。高級そうなカメラを構えた方に『良い写真は撮れましたか？』と尋ねたところ、『今がチャンスだよ』と教えてもらって撮った写真です。

6/19 13:42

もうすぐ駅です。

6/19 13:43

下界は暑そうです。

6/19 13:44

名残惜しいですが、千畳敷カールともお別れです。

6/19 14:08

ロープウェイ、下りてきました。最後に係員の方にお願いして写真を撮らせてもらいました。

6/19 14:08

バスみたいですね。
木曽駒ケ岳、ちょっと疲れましたが花をたくさん見られて楽しい山行でした。お疲れさまでした。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

たけちゃん

朝9時前に菅の台バスセンターに到着。バスで駒ヶ根ロープウェイのしらび平駅へ。ロープウェイで千畳敷駅に向かう。下界は猛暑日だというのに千畳敷駅の温度計は16℃。空気が違う。テラスに出てみると目の前には残雪が残るカールが広がる。普段は1000m前後の低山ばかり登ってるから中央アルプスの雄々しい峰々の姿に圧倒される。宝剣岳を左に拝みながら所々残雪が残る千畳敷の登山道を高度に身体を慣らしながらゆっくりと登り、乗越浄土に辿り着く。
宝剣山荘を経由して中岳に向かう。見晴らしのいい稜線を進み木曽駒ヶ岳を目指した。はるか先にそびえる御嶽山を眺めながら山頂で休憩を取る。チョコレートが溶けた！封を切りしばらく空気に触れ後、食べようとしたらドロドロに溶けている。気温は20℃もないだろうに。気圧のせい？
休憩を終えると馬の背経由で中岳方向に戻り、中岳の巻き道を通り乗越浄土に戻った。
中岳や伊那前岳方向を見ると山頂にガスがかかり始めたので千畳敷に降りることにした。
楽しい登山日和の1日でした⛰️🚠
計画から長距離の運転、ガイドまでうだだんにお世話になりっぱなしの木曽駒登山でした。ありがとう😊

うだだん

梅雨の時期の計画ということで、翌週、翌々週と予備日をいくつも準備していたものの、びっくりするほどの好天に恵まれ非常にラッキーでした。
心配していたバスやロープウェイの混雑も一切なく、時間の心配を一切しなくても良かったのは幸いでした。
千畳敷カールは一部残雪ありの雄大な景色を見せてくれました。また、いろんな花が咲いており、目と心を楽しませてくれました。グーグル先生も大活躍？です。
ただ、花と景色は最高に良かったのですが、全ルートに渡って石がゴロゴロしているので足元には常に気を遣いました。間違いなく、よそ見をしながら歩けないルートです。慣れたら大丈夫かな。
昔、富士山と御嶽山は登ったことがありましたが、おっさんになって3000m級の山は初めてということで高山病にならないよう注意しました。小学生の時に富士山に登った時は高山病になったので苦しさはよくわかります。せっかくの山行を台無しにしないよう注意して登りましたが、おかげ様で絶好調で山行を終えることができました。自分1人では中々来れない山なので、いっしょに登ってくれたたけちゃんに感謝です。

私たちと同じように、ロープウェイを使って初めて木曽駒ケ岳への登山を計画されている方向けに、注意点などを日記にまとめましたので必要な方は参考にされてください。

コメント

あつ

おお〜！素晴らしいですね！

うだだん

あつさん、やっぱり中央アルプスを代表する山は何もかものスケールが違いました。荒々しい山容も素晴らしいですが、登山道を歩いていても花が途切れることがありません。人気があるのも納得の山でした。

あつ

うだだんさん
うぅーーー！！
それは行ってみたい😆です！！

うだだん

あつさん
おそらく７月２０日頃（夏休み＆梅雨明け前）までの平日ならそれほど人出は多くないようです。それと、剣ヶ池の周囲以外はブヨやハエなどの飛び回る虫がほとんどいない（花の蜜を集めている蜂は時々見ました）のも今の時期ならではの魅力です。
機会があれば是非行ってみてください。私も毎年の恒例行事にするか思案中です。

あつ

今、お写真とキャプションを拝見し終わりました。
新田次郎さんの『聖職の礎』の舞台がここなんですよね。
「遭難記念日」はありませんでしたか？

多くの子どもたちと、引率の校長先生が歩いたところ、こんな感じなんだな〜って感慨にふけっています。

うだだん

おそらくそれは木曽駒ヶ岳から将棊頭山へ向かうルート上にある遭難記念碑のことですね。確か木曽駒ヶ岳山頂から東に１〜1.5ｋｍくらいの場所にあったと思いますが、残念ながらそこまでは行きませんでした。
でも、先生や生徒たちが暴風雨の夜に一旦避難した山小屋が現在の宝剣山荘の場所ですから、見えてたものは同じだったでしょうね。荒天になった山は本当に怖いです。

あつ

うだだんさん
じつは、うだだんさんのこのレポートを見てから、山友さんに木曽駒行きましょうよってお誘いしたんです。
いまのところ、8月4日、8月5日の一泊2二日の予定をしています。
不安定な私の体調とお天気が良ければ、計画通り行きます！

うだだん

あつさん
それは楽しみですね。体調万全で良い天気になることを願ってます。
木曽駒のバス停で隣に座った滋賀県の男性と話しをしていたところ、『星空を撮影するために来た。』とおっしゃってみえました。私も天文好きなので『おおっ！』て思いましたが、高山で気象条件に恵まれると平面的だった星空が立体的に見えます。昔、富士山でそういう経験をしました。昼だけでなく夜も期待してください。

あつ

うだだんさん　　　　
立体的な夜空！そうなんですね！ますます楽しみです。