杣添尾根で花いっぱいの横岳＆赤岳。ツクモグサにも会えた。

2025年06月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,525m
• 下り: 1,528m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:54

距離 13.2km 登り 1,525m 下り 1,528m

4:55 杣添尾根登山口
5:16 南八ヶ岳林道登山口
5:20 沢の木橋
5:43 2,100メートル地点
6:10 「ここが中間点」標識
6:34 2,500メートル地点
6:46 横岳見晴台テラス
7:20 7:29 三叉峰
7:35 石尊峰
7:39 7:41 鉾岳
7:44 7:47 日ノ岳
7:54 二十三夜峰
8:03 地蔵の頭
8:07 赤岳天望荘
8:32 赤岳頂上山荘
8:37 8:39 赤岳
8:44 8:45 赤岳頂上山荘
9:02 赤岳天望荘
9:06 9:07 地蔵の頭
9:14 二十三夜峰
9:26 9:27 日ノ岳
9:31 9:33 鉾岳
9:37 石尊峰
9:43 三叉峰
9:50 横岳（無名峰）
9:54 10:00 横岳
10:05 10:07 横岳（無名峰）
10:11 10:12 三叉峰
10:33 横岳見晴台テラス
10:39 2,500メートル地点
10:54 10:56 「ここが中間点」標識
11:13 2,100メートル地点
11:27 沢の木橋
11:31 南八ヶ岳林道登山口
11:48 杣添尾根登山口
11:49 ゴール地点

天候

晴れ☀️☀️☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道諏訪湖SAで車中泊。
小淵沢ICから八ヶ岳高原ライン経由で別荘地（海ノ口自然郷）の横岳登山口駐車場を利用。キャパは10台くらい。4時半過ぎで満車だったので路肩に停めた。トイレなし。

横岳登山口駐車場から20分ほど歩いたところにも南八ヶ岳林道駐車場あり。ここに停めても良かったけど、道がわかりにくい・・・。

コース状況／危険箇所等

杣添尾根
横岳へ一直線！仕事は早いけど、勾配はキツかった。個人的にはこういうコース取りの道は好き。
全体的に道の状態は問題なし。横岳見晴テラスから先はハイマツ地帯の比較的新しい道。ハイマツの幹や枝が邪魔で歩きにくい。
東斜面に位置するから、日差したっぷりの日中は暑い！早朝から歩き始めるのがオススメ。

横岳〜赤岳
横岳から地蔵尾根の分岐まで鎖やハシゴが連続。あまりに眺めがいいので、よそ見をしながら歩いていると転んでしまいそう。
天望荘こら赤岳までは急な道だけど、鎖がしっかり整備されてる。

その他周辺情報

今年のコナンの映画「隻眼の残像」の舞台になった国立天文台（野辺山宇宙電波観測所）。
９月３０日までの土日祝日は野辺山駅からのシャトルバスで行くか、ちょっと離れた臨時駐車場（旧野辺山高原スキー場）に停めるか。

写真

6/21 4:55

横岳登山口。
杣添尾根ほここからスタート。

6/21 5:16

南八ヶ岳林道の駐車場。
東屋だったりそこそこ整備されてる。

6/21 5:56

苔むした倒木から新たな芽が出てた。
まさに生命のリレー。

6/21 5:56

シラベやトウヒなど亜高山帯の森をずんずん。

6/21 6:38

あちらこちらにイワカガミが咲いてた。

6/21 6:47

見晴台テラスあたりで森林限界を突破。
目の前には赤岳と横岳。

6/21 6:48

雲海の向こうに富士山。
左側の山々はどこだろ？
金峰山あたりかな？

6/21 6:59

えっちらおっちら歩いてきた杣添尾根。

6/21 7:07

赤岳と富士山。

6/21 7:09

横岳までもう一踏ん張り！

6/21 7:21

やっとこさ横岳の三叉峰にたどり着いた。
ご褒美はもちろんこの景色。

6/21 7:22

紫色でひときわ目立つオヤマノエンドウ。

6/21 7:22

ミヤマキンバイ？ミヤマダイコンソウ？
どっちだい？

6/21 7:23

お〜、南八ヶ岳を代表する赤岳と阿弥陀岳が揃い踏み。

6/21 7:25

御嶽山、乗鞍岳そしてヤリホー。
6月にしては見通しがいいんじゃない？！

6/21 7:25

阿弥陀岳のバックには中央アルプスの山々。

6/21 7:27

クモマナズナかな〜？

6/21 7:33

ハクサンイチゲ。

6/21 7:33

横岳の最高峰の奥ノ院と無名峰。

6/21 7:35

う〜ん、わからん。

6/21 7:38

ツクモグサ見っけ！

6/21 7:40

こちらのツクモグサはまだ閉じてた。

6/21 7:44

念願のツクモグサに会えたので、次なる目標の赤岳へ向かってGO！

6/21 7:52

色とりどりの花が咲く稜線と赤岳。
風がひんやり気持ちいい。

6/21 8:02

地蔵尾根分岐。
真っ赤なおべべのお地蔵さんと赤岳。

6/21 8:02

微動だにせず阿弥陀岳を見てるお地蔵さん。何を思われてるのかい？

6/21 8:03

赤岳と赤岳天望荘。
一回は泊まってみたい山小屋。

6/21 8:10

天望荘を過ぎ、赤岳までラストスパート。
寝不足気味で体力的にはしんどかったけど、色とりどりの花に励まされた。

6/21 8:22

岳、硫黄岳と、懐に抱かれた森。

6/21 8:24

野辺山高原方面。
白く光ってるのは、恐らくレタス畑のマルチングシートかな。

6/21 8:31

赤岳頂上山荘。
ロケーションとしては申し分ナシ。

6/21 8:35

これもクモマナズナ？
花の名前はわからんでも、岩場に咲く花ってなんかいいね。

6/21 8:35

赤岳とーちゃく。
何だかんだで今年もやってきてしまった。

6/21 8:36

最高峰の赤岳まで来ると、阿弥陀岳も小さく見える。

6/21 8:36

権現山のバックには北岳など南アルプスの山々。

6/21 8:36

富士山と北岳。
日本の最高峰と2位の山が揃い踏み。

6/21 8:49

キバナシャクナゲがわんさか。

6/21 8:58

天望荘と横岳。

6/21 9:02

ウルップソウ。
なにげに天望荘の前に咲いてた。
こちらもツクモグサと同じくこのあたりと白馬岳周辺でしかお目にかかれない珍しい花。

6/21 9:05

イワヒゲかな〜。

6/21 9:09

地蔵尾根の分岐を過ぎ、またしてもあの岩稜を登り返すなかと思うとゲンナリ・・・。

6/21 9:16

ホントにたくさんの花が咲いてる稜線だことで。
多くのハイカーがやってくるのも頷ける。

6/21 9:29

ときどき足を休めて赤岳を振り返り。
赤岳と富士山、何度見ても飽きが来ない。

6/21 9:54

せっかくだから横岳の最高点の奥ノ院に寄り道。

6/21 9:55

足元を覗くと、クライマーの方々が登ってるじゃないの！
スゲーことやってる。

6/21 9:55

北側には硫黄岳。
時間と体力に余裕があったら、硫黄岳まで足を伸ばそうと思っていたけど、今回はさすがに諦めた。

6/21 9:59

赤岳と阿弥陀岳。
下へ吸い込まれそう。

6/21 10:11

横岳、硫黄岳さようなら
(^^)/~~~

6/21 10:15

あとは杣添尾根を一気に下るぞ〜。
見晴台テラスまでは日差しガンガンで干せてくる。
この時間帯に登るのはかなりハードだね。

6/21 10:20

赤岳、富士山ともこれで見納め。

6/21 11:27

苔むした岩に埋め尽くされた沢。
サイコーに気持ち良さそう。

6/21 12:09

無事に下山。
レタス畑と八ヶ岳。
八ヶ岳のカタチは、西側（諏訪）よりもこちらの方がキレイだな。

6/21 12:22

コナンでラッピングされたJR野辺山駅と野辺山宇宙電波観測所の間をピストンするバス。
もちろんバックは八ヶ岳。

6/21 12:32

鉄道最高駅の野辺山駅。

6/21 12:50

やってきました野辺山宇宙電波観測所。
パラボラ（電波望遠鏡）が林立。

6/21 12:56

45メートル電波望遠鏡。
デカっ！

6/21 12:59

後ろ側。
デカすぎて広角レンズでも全体を収めるのは厳しい。

6/21 13:07

電波望遠鏡と八ヶ岳。

6/21 13:25

最後に鉄道最高地点にも寄り道。
小海線に乗って八ヶ岳を眺めながらビール?飲みたいな。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

kimiron

いつの間にか梅雨前線はどこへ行ってしまい、6月にしては思いもしない好天が転がりこんできた。

とはいえ、金曜日は思いっきり外作業をして、疲れは溜まってるし、背中も痛めてしまったみたい。

そんな状態だけど、先週の土日は冴えない空模様だったので、その反動もあってか、今日はがっつり山歩き。

目指すは八ヶ岳の横岳。固有種というか、本州ではここか白馬岳あたりでしかお目にかかれないツクモグサをひと目見たかったからね（ちなみにウルップソウは白馬岳でお目にかかったことはある）。

定時に帰宅するや否やさっさとシャワーを浴び、パッキングして夕ご飯食べて20時に出発。早い時間に横岳登山口に着きたかったから、夜のうちに出て諏訪湖SAで車中泊。4時半過ぎに横岳登山口駐車場に着いたものの既に満車！南八ヶ岳林道の駐車場もほぼ埋まってた。皆さん早いね。改めて人気の山だということを実感。

南八ヶ岳の大展望と、ツクモグサ、ウルップソウをはじめ数多くの色とりどりの花が咲き乱れる稜線歩き。梅雨の中休み、サイコーの山歩きを楽しめた。

山で出会った人：たくさん（数えるのもイヤになるくらい）