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Yamareco

記録ID: 832358
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

冬に逆戻り? 降りたら快晴の八ヶ岳(赤岳)

2016年03月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
09:16
距離
28.9km
登り
2,910m
下り
2,912m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:02
休憩
1:11
合計
9:13
5:52
41
6:33
6:33
97
8:10
8:44
72
9:56
10:00
3
10:03
10:23
5
10:28
10:35
19
10:54
10:54
6
11:00
11:02
34
11:36
11:38
85
13:03
13:05
84
14:29
14:29
35
15:04
15:04
1
15:05
ゴール地点
天候 風が強めのガス(氷・雪が顔を殴ってくる・・)→下山後に晴(汗
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口の駐車場に停めました。500円/日
※赤岳山荘までは、腰の高いスタッドレスタイヤ・チェーン着用車でないと
キツイかと思います(でも、ミニバン・乗用車で走っている方もいました)。
赤岳山荘前の駐車場は1000円/日

登山届は美濃戸口のポストに提出。もしくは長野県警webでも提出出来ます。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/keikaku/youshiki/youshiki.html
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口〜赤岳山荘:
林道を歩きます。危険はありませんが、時々走行している車に要注意です。

赤岳山荘〜行者小屋(往路:北沢ルート 帰路:南沢ルート):
沢沿いを歩きます。どちらも雪が融けて再凍結を繰り返し、朝晩は滑ります。
チェーンスパイク等の滑り止めが必要です。

行者小屋〜赤岳(文三郎尾根):
距離は短いですが、急な坂が続きます。凍結時は滑落注意と思います。
階段は雪で覆われていましたが、鎖は所々出ていました。

赤岳〜行者小屋(地蔵尾根):
フカフカの雪+一部急斜面で足を取られます。鎖は少し顔を出している感じで、
所々に階段がありますのでアイゼンを引っ掛けないよう要注意です。
その他周辺情報 美濃戸山荘のお風呂は500円です。
私は美濃戸口から車で15分ほどの「もみの湯」に行きました。こちらも500円です。
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=3807
今回のコースです。出来るだけ同じところは歩かないようにしました。
今回のコースです。出来るだけ同じところは歩かないようにしました。
北沢コース上部の滝。凍ってます
2016年03月21日 07:35撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 7:35
北沢コース上部の滝。凍ってます
文三郎尾根。ガスが流れた瞬間を撮りましたが、ずっと真っ白な中を歩きました。
2016年03月21日 09:41撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 9:41
文三郎尾根。ガスが流れた瞬間を撮りましたが、ずっと真っ白な中を歩きました。
横を見ると急斜面。足を滑らせたら危ないです
2016年03月21日 09:41撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 9:41
横を見ると急斜面。足を滑らせたら危ないです
雪が降っていないので大丈夫でしたが、降雪時はトレースが消えて怖いのでは、、と思います
2016年03月21日 10:20撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:20
雪が降っていないので大丈夫でしたが、降雪時はトレースが消えて怖いのでは、、と思います
登頂成功! ・・・真っ白で何も見えません・・・
2016年03月21日 10:28撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
1
3/21 10:28
登頂成功! ・・・真っ白で何も見えません・・・
安全登山を祈願しました。
2016年03月21日 10:29撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:29
安全登山を祈願しました。
霧の向こうに山小屋がチラッと
2016年03月21日 10:29撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:29
霧の向こうに山小屋がチラッと
ここも足を滑らせたら、、要注意です
2016年03月21日 10:30撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:30
ここも足を滑らせたら、、要注意です
エビノシッポもなかなか、、
2016年03月21日 10:33撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:33
エビノシッポもなかなか、、
左下が登山道です(登ってくる方がいる)
2016年03月21日 10:46撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:46
左下が登山道です(登ってくる方がいる)
地蔵尾根側に下り始めると、ガスが一瞬はれて八ヶ岳ブルーが! でも、氷雪が礫(つぶて)のように飛んできます。ただ、この瞬間、音も聞こえず寒さも感じず・・何というか不思議な感覚に襲われました。
2016年03月21日 10:54撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
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3/21 10:54
地蔵尾根側に下り始めると、ガスが一瞬はれて八ヶ岳ブルーが! でも、氷雪が礫(つぶて)のように飛んできます。ただ、この瞬間、音も聞こえず寒さも感じず・・何というか不思議な感覚に襲われました。
展望荘が見えてきました。霧が晴れたら横岳〜硫黄岳をまわろうかと思っていましたが、、怖いので地蔵尾根を降りることに。
2016年03月21日 10:56撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 10:56
展望荘が見えてきました。霧が晴れたら横岳〜硫黄岳をまわろうかと思っていましたが、、怖いので地蔵尾根を降りることに。
お地蔵さまも寒そうです
2016年03月21日 11:10撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 11:10
お地蔵さまも寒そうです
風が徐々に弱くなってきましたが、、
2016年03月21日 11:37撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 11:37
風が徐々に弱くなってきましたが、、
中山展望台から赤岳が綺麗に見えました。つい数時間前にあの頂上にいたのが信じられません(汗
2016年03月21日 12:23撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3
3/21 12:23
中山展望台から赤岳が綺麗に見えました。つい数時間前にあの頂上にいたのが信じられません(汗
赤岳〜お隣の阿弥陀岳。空が蒼いです
2016年03月21日 12:25撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
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3/21 12:25
赤岳〜お隣の阿弥陀岳。空が蒼いです
中山展望台を教えてくれた方に撮って頂きました。
2016年03月21日 12:26撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
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3/21 12:26
中山展望台を教えてくれた方に撮って頂きました。
大同心・小同心も綺麗に見えます。あそこを登る方がいるとは、、、
2016年03月21日 12:27撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 12:27
大同心・小同心も綺麗に見えます。あそこを登る方がいるとは、、、
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。初めて見ましたが、すごいなあ(汗
2016年03月21日 13:14撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
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3/21 13:14
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。初めて見ましたが、すごいなあ(汗
赤岳山荘まで降りてきました。
2016年03月21日 14:25撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/21 14:25
赤岳山荘まで降りてきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ポール ヘルメット

感想

今シーズンから冬山歩きを始めまして、年末年始の鳳凰山・
天狗岳を歩いて初級編最後に赤岳を登りました。
天気予報は、午前中:霧、昼くらいから晴れる とのことで、
ひょっとしたら雲海に南アルプスが浮かぶ様子が見られるのでは、、と
期待していましたが、そんな甘っちょろい予想は脆くも砕け散りました。

行者小屋までは鳥が鳴いていたり沢の水音を聞いて春山気分でしたが、
文三郎尾根の中盤から急斜面+モフモフの雪で歩きにくく、風も強まって
気分は一気に冬山モードへ。
勿論厳冬期に比べれば全然なのでしょうが、それでも風に乗って
礫のように襲い掛かる氷雪には往生しました。

そんな中、頑張って歩いていよいよ登頂! 
・・・真っ白で何も見えません、、、 でも、充実感はすごく有りました。
山! ポーズをする方の写真を撮らせて頂きましたが、
ちゃんと写っていたでしょうか、、、汗

地蔵尾根を下る最中、雪が深く急斜面なところで3人パーティが
アンザイレンされていて、とても大変な様子でした。無事下山
されていることを祈ります、、

行者小屋から赤岳鉱泉まで歩く途中、アイゼンを外してチェーンスパイクに
変えようとしているところに通りかかった男性お二人から中山展望台を
教えて頂き、行ってみると先ほど登った赤岳、隣の阿弥陀岳や横岳が一望です。
、、、荒々しい山容に、つい先ほど自分があの頂上にいたとは信じられず、、、

そしてこのお二人から色々お話を伺いました。詳細は伏せますが、
綺麗に見える山も本当に注意して、心して登らなければと気持ちを新たに
する次第です。

今まで天気予報をチェックして基本天気が良い時に登るようにしていましたが、
今回は思っていたよりもハードな状況になりまして、来年以降の冬山を
イメージ出来ました。もっとトレーニングして、来年は甲斐駒ケ岳や中級以上の
冬山にチャレンジしたいです。

当レコも見て頂き有難うございます。

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コメント

展望台でお会いしました。
Kaz0613さん。
天気が急に変わって、うそのように晴れましたね。
偶然お会いしましたが、展望台の絶景を共有できて良かったです。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
2016/3/25 21:31
Re: 展望台でお会いしました。
あの時はありがとうございました!
あの険しくも綺麗な山の絶景は、本当に素晴らしかったですね。
また何処かで、お会い出来たら嬉しいです。
2016/3/26 0:24
プロフィール画像
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