天狗山・男山 早朝に展望の稜線を歩く


- GPS
- 05:05
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 793m
- 下り
- 802m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8337471.html 車は引き続き、立原高原キャンプ場内に停めたままです(チェックアウト前) 帰り:一般道で、南相木村→北相木村→ぶどう峠→志賀坂峠→秩父→所沢→和光 外環和光より高速で京葉道路まで 帰りは往きの逆パターンですが、南相木村にいたので、ぶどう峠を利用。 最近まで工事通行止めだったようですが、開通していました。 飯能あたりから所沢を抜けるまで時間がかかった。道の選択は今後の課題。 【立原高原キャンプ場】 https://www.asama-de.com/tatehara/ キャンプ場の中の、林間キャンプサイトを利用。1~2人用のサイトで、普通に山中でテントを張るのとあまり変わりません。整地されていますが、若干の傾きはありました。 車は近くまで横付けできるので、物を運ぶのは便利。 近くに、洗い場とトイレもあります。 料金は1泊1100円+入場料・施設利用料300円=合計1400円 山の斜面に作られた、広いキャンプ場でした。 チェックイン:14:00、チェックアウト:11:00 → 夜明けとともに登山開始、チェックアウト前に戻ってくる形にしました。 登山口は、キャンプ場を上まで上がって、更にその先にあります。 キャンプ場を利用しない場合は、キャンプ場の管理棟横の駐車場を利用して、登山口に向かうことになります。管理棟に立ち寄って、お声掛けは必要と思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上は岩場も多く、狭い部分もありますが、歩く所はスタンス豊富で、ロープ等も整備されています。また、道標やピンテ、岩の〇×表示もたくさんあり、問題なく歩けると思います。 【キャンプ場~稜線分岐点】 キャンプ場の敷地を一番上まで上がり、車両通行止めとなる手前が登山口。 最初は広く緩やかな道を進み、谷筋を横切るあたりから本格的登山道になります。 前半は、平らで歩きやすい、つづら折りの道で高度を稼いでいきます。 後半は、山腹のトラバースが続き、苔むした岩がゴロゴロした道を緩やかに登って行き、最後に再び歩きやすく水平な道となって稜線に到着です。 着地点は垣越山の東側で、最低鞍部から少し垣越山側に登ったところです。 【稜線分岐点~天狗山】 分岐から一旦鞍部に降って天狗山に向かいます。小さなピークをいくつか越しながら高度を上げて行き、最後に一気に天狗山に登り詰めていく感じでした。 この稜線の特徴は、登り着いたと思う、更にもう一つ先のが目的のピークであることが多いです。岩稜上を通過する部分も多く、その分非常に展望が良いですが、スリップは注意です。 山頂から南に踏み跡を辿ると、南側の展望台に出ますが、この稜線はあちこちに展望があるので、ここに行かなければ見られないという展望は無かったと思います。 【稜線分岐点~男山】 分岐に戻り、まずはそのまま垣越山に登ります。歩きやすいフラットな登りで、おそらくこの区間が、この稜線で最も歩きやすい部分だと思います。 垣越山から先は少し下ると岩場が出現します。c1810のピークの手前まで、岩稜上のアップダウンが続きます。岩稜なので展望は素晴らしく、花もありますが、足元は慎重に。 c1810のピークは北の苔むした斜面を巻き、さらに男山に向けて少々高度を上げます。男山が近づいたところで一旦少し下ったところが、御所平への分岐。信濃川上駅から登れば、ここに登り着くはずです。 分岐からロープのある急登をひと登りで、展望の男山に到着です。 |
その他周辺情報 | 南相木温泉 滝見の湯 https://takiminoyu.com/ キャンプ場で割引券(600円→500円)を貰ったので、キャンプ場から直行です。 10:00からやっているというので、ちょうど良かったです。 明るく広い施設で、露天風呂もあり、青空と新緑の梢をを見ながらの風呂はとても良かったです。 そのまま昼食タイム。信州なので、きょうも「そば」で 「相木とろろつけそば」1200円。おいしくいただきました😊 |
写真
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
ズボン
インナー下
シャツ
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる)
熊鈴
ストック
ゲーター
ツェルト
サバイバルシート
帽子
防寒着
着替え
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感想
八ヶ岳からの2日目は、八ヶ岳の対面の男山・天狗山。八ヶ岳の展望台としても知られた山ではあるのですが、なんとなく遠いのと、ここまで行くのならばと、別のところに行ってしまうことが多くて、何度も計画しては後回しになってしまっていました。信濃川上駅あたりから周回するのが王道ルートと思っていたのですが、いまでは立原高原キャンプ場や馬越峠からの往復ルートがメインみたいですね。らくルートには、なぜかこのキャンプ場ルートは載っていません。
ということで、ハードな山行後の車中泊は疲れるので、登山口でもあるキャンプ場を予約。車に山用のテントを積んでいきました。そして、夜明けスタート。チェックアウト時間を気にしつつですが、どうやら余裕みたいです。そして、朝の天狗山・男山の稜線の展望が素晴らしくて、あちこちで足を止めて眺めてしまいました。この山の雰囲気は、北面の奥秩父的な幽玄さと、稜線の西上州的な岩稜と、高原の八ヶ岳的な明るさを、小さい中にコンパクトに体験できるいい山でした。
下山後は、10時開店の温泉でゆったりとして、ぶどう峠を越えて帰ります。土曜の午前中は、まだまだ都会からの人々がやってくる時間帯。そんな時に帰るのは、ちょっと名残惜しい気もしました。行き帰りのコストや労力もあるので、もう少し滞在時間を長くとろうかなと思った次第です。このキャンプ場も静かで良かったので、佐久の山は、まだまだ登っていない山が多いし、また来てみようかな…と思いました。
No.588,2025-47
天狗山…東京周辺の山350(303/350)、続・展望の山旅(58/72)
男山…東京周辺の山350(304/350)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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中央道から国道141号線を北上すると、いつも男山が目に入りました
レストラン141もストローハットも気になっていたのに、入ってません
滝見の湯、今は犬コロの湯とは言わなくなったのでしょうか?
そしていつか登りたい、と思いつつ叶えていない山が、佐久にあります
最近、無理かもって諦めの境地になってます…
コメントありがとうございます🙏。
天狗山・男山目立ちますね。
レストランは141もストローハットも入ったことはないのですが、学生時代の頃は清里絶頂期で、必修科目のように清里や佐久周辺には来たような…。二つとも、その頃にはあったか、その頃できた感じのようです。
サークルとかで群れて来ていたので、覚えているのは清泉寮のアイスクリームとかですが…。あのあたりに行くと、いまだにふと、そういったことの名残を追ったりします。
犬コロの湯と言ったのですか?(もしか、地元では言っている?)
犬コロの滝を見ながら露天風呂には入りました。
佐久の、いつか登りたい山ですか…。かなえたいですね!難しい要素がある山ですか?
昔は毎年佐久平近辺に泊まりに行ってました
その流れで登った山、いえ、正確には途中撤退した山です
思わせぶりに言ってますが、単純に山名を忘れてます
国道254号線の南側にある、八ヶ岳の飛び山の様な扱いの山(つまり八ヶ岳の一部としても扱われる事あり)は、天皇陛下が皇太子時代に登頂なさった山でもあります
とち太郎、という名の有名な大樹があった気がします
佐久平からだと荒船山よりも手前です
難しい、と言えば、まぁ、家族のイロイロがあって佐久平へ行きづらい=登りづらいになってます
行きたい、と言えばいいのかもしれませんが…
なるほど…、当時の皇太子陛下が登られた山というと天狗岳くらいしかヒットしませんが、まぁ天狗だとしたら八ヶ岳ですよね。佐久平からだと、稲子湯あたりから登ることになるか、麦草峠から登るかとかでしょうか…。
家族のイロイロは、まぁいろいろありますね…。
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