ガスから晴れの越後駒ヶ岳



- GPS
- 15:32
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,575m
- 下り
- 1,567m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:58
天候 | 6/27 くもり時々雨 ほぼガスの中 6/28 晴れのちくもりのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3:15自宅出発、連れをピックアップし7:30荒沢岳登山者駐車場到着。所要時間約4時間。(あきる野IC〜魚沼ICは高速利用) <復路> 14:10駐車場を出発、白銀の湯で入浴、道の駅ゆのたに、ゆ〜パーク薬師 食事処ふきのとう、小出駅近く真砂屋米店(お祭りのため休業中)など、もろもろ寄り道し、20:10自宅到着。所要時間約6時間。(魚沼IC〜あきる野ICは高速利用。渋滞はあきる野IC手前2kmのみでした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
あくまで個人の主観ですが、歩いたコースを以下に記します。 <荒沢岳登山者駐車場〜石抱橋> 歩道ありの車道。舗装路。 <石抱橋〜銀の道取り付き> 沢沿いの登山道 <銀の道取り付き〜道行山登山口> 未舗装の林道 <道行山登山口〜道行山> 道行山手前は急坂になっています。石も多く滑りやすいので注意が必要です。 〈道行山〜駒の小屋〉 途中2箇所に雪渓が残っていました。傾斜も緩くアイゼンは使いませんでした。 ただし登った日はガスにより小屋の手前直下で道迷いをしてしまい、余計な雪渓横断と笹の藪漕ぎをする羽目になり、到着までに1時間ほどロスしてしまいました。 〈駒の小屋〜越後駒ヶ岳〉 小屋から尾根線に上がる直下に大雪渓が残っており、直登する必要があります。雪が軟らかくアイゼンは使いませんでしたが、雪の硬い早朝などは軽アイゼンでもあったほうが安心かと思います。 〈道行山〜明神峠〉 道行山から急坂でなかなかの難所です。アップダウンはありますが、それなりに整備がされており下り基調で気持ち的にも楽でした。 〈明神峠〜銀の道取り付き(銀の道)〉 あまり人が歩いていない印象ですが、昔の古道感は多く残されており、比較的歩きやすい道でした。 |
その他周辺情報 | 銀山平温泉 白銀の湯 https://www.iine-uonuma.jp/stay_onsen/spa/spa_shirogane/ 道の駅 ゆのたに(深雪の里) https://www.miyukinosato.com/ ゆ〜パーク薬師 お食事処 ふきのとう https://www.iine-uonuma.jp/manpuku-uonuma/manpuku07/ |
写真
感想
昨年から計画していた越後駒ヶ岳に行ってきました。
国道352号線、枝折峠からのピストンを考えていましたが、6月下旬に冬季通行止め解除の予定が道路の崩落による通行止め。仕方なくプランを練り直し荒沢岳登山口からのピストンに変更しました。歩行距離と高低差は増えますが、仕方ありません。
初日は、合羽を着るほどの雨ではありませんでしたが、雨が時々降るあいにくの天気でガスに覆われていました。雪渓の横断時は出口が見えないので、最初の2か所の雪渓は、弱い踏み跡を追うとともに、少し迷いながら進みました。最後の最後、GPSでは小屋の直下にいることがわかっているものの、ガスで若干ルートを外してしまったようで、横断しなくてもよい雪渓に踏み入ってしまい、石でステップを切りながら進みました。雪解けの終わった島状の笹薮には上陸したものの、笹の茎はとても滑りやすくかなり難儀しました。予定では14時に小屋に到着でしたが、1時間ほどロスしてしまいました。後でわかりましたが、小屋から西側に雪渓を回避するルートがあって夏道になっていました。下山時はそのルートを利用しましたが、ガスの時は周りの状況がわからないので、このルートの発見は難しいと感じました。山開き前ではありましたが、分岐に案内があると事故は防げるとも感じました。
小屋の宿泊者は全部で16名になりました。3人のパーティと11名の学生さん、それから我々二人の16名です。誰もいないと思っていましたが、思ったよりにぎやかな小屋泊となりました。翌日の出発は我々が一番最後になりました。残念ながら学生さんは掃除をしていかなかったので、最後の我々が2階の部屋の掃き掃除をしてから小屋をあとにしました。部活であることはわかりますが、最後のチェックはしてほしいと感じました。
2日目は早朝から晴れ渡り、雲海が眼下に広がりました。のんびりと早めの朝食をとってから山頂に行こうと思い、登り始めた瞬間に急にガスに覆われてしまいました。後悔先に立たずで、あっという間の出来事でした。山頂でも少し粘りましたが、晴れ間は見えず、小屋に降りる頃に晴れるんだよなぁなどと話していましたが、小屋に降りたとたんに晴れだしてきて、さっきの山頂は何だったのかと悔しい思いでした。
先に下山した3人のパーティがガスで道迷いをしてしまったようで、ルートを外したようでした。我々の導きでルートに復帰することができましたが、お一人が雪渓で若干滑落したようで、体調が悪そうでした。少しでも負担を減らすために若干の荷物を預かり下山しましたが、結局は体調不良のためかヘリを呼んだようでした。お元気でいらっしゃることを祈ります。
下山時は昨日まったく見えなかった景色がよく見え、ルートも外すこともなかっただろうなと思いながら歩いていました。景色も天気も良く、越後の山々の素晴らしい山容を拝むことができ、とても満足しました。雪解けすぐの花々を見ることができ、こちらにも元気をもらいました。
平ヶ岳以来の越後の山でしたが、とてもいい山でした。中ノ岳、兎岳、荒沢岳と縦走してみたいと思いました。また来たいと思える素晴らしい山でした。
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