ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8384244
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

ワタスゲ大当たりの平ヶ岳へ(鷹ノ巣ピストン)

2025年07月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:14
距離
24.3km
登り
1,851m
下り
1,849m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:47
合計
9:13
距離 24.3km 登り 1,851m 下り 1,849m
4:10
97
5:47
5:54
34
6:28
6:34
7
6:41
31
7:12
62
8:14
8:18
28
8:46
3
8:49
8:51
3
8:54
9:04
43
9:47
9:53
25
10:18
10:26
34
11:00
26
11:26
9
11:35
11:38
36
12:14
12:15
68
13:23
0
13:23
ゴール地点
天候 曇り 一時 晴れ
往路は雨上がりで蒸し暑く、復路は日差し強く暑い内容でした。
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鷹ノ巣登山口の駐車場に駐車しました。
朝3時半過ぎの到着で既に殆ど埋まっていました。
 
コース状況/
危険箇所等
特別危険を感じるような箇所はありません。
全体に整備された登山道です。

・一部ササが登山道に張り出しており濡れていると厄介な箇所があります
・雨上がりでぬかるみ多数、岩場や木の根も滑りやすい箇所がありました
・登山道上はほぼ夏道。玉子岩への途中の斜面のみ残雪ありますが、アイゼンは不要でした
 
その他周辺情報 下山後は銀山平の銀山温泉白銀(しろがね)の湯(日帰り入浴900円)で入浴しました。
https://www.iine-uonuma.jp/stay_onsen/spa/spa_shirogane/

魚沼方面へ奥只見湖畔の酷道を抜けた先にある温泉施設です。
 
朝、AM4時過ぎに鷹ノ巣登山口を出発します。
1
朝、AM4時過ぎに鷹ノ巣登山口を出発します。
緩やかな斜面から一転、尾根への取り付きから急登になります。
1
緩やかな斜面から一転、尾根への取り付きから急登になります。
僅かに朝焼け。
雨上がりで思ったより雲が多いです。
1
僅かに朝焼け。
雨上がりで思ったより雲が多いです。
雲に包まれた尾根を登ります。
気温高く蒸し暑く消耗します。
1
雲に包まれた尾根を登ります。
気温高く蒸し暑く消耗します。
上部も雲の中。
ガスが抜けることに期待しつつ・・・
1
上部も雲の中。
ガスが抜けることに期待しつつ・・・
下台倉山から台倉山へ。
1
下台倉山から台倉山へ。
台倉山。開けた山頂は三角点があります。
1
台倉山。開けた山頂は三角点があります。
台倉山から先は緩やかなアップダウン。
長い樹林帯の木道or登山道歩きに変わります。
1
台倉山から先は緩やかなアップダウン。
長い樹林帯の木道or登山道歩きに変わります。
西へ西へ進むと上部が見えてきます。
1
西へ西へ進むと上部が見えてきます。
一旦ササ帯の森林限界。
このあたりは色んな花が咲いています。
1
一旦ササ帯の森林限界。
このあたりは色んな花が咲いています。
湿地にはタテヤマリンドウやイワカガミ。
1
湿地にはタテヤマリンドウやイワカガミ。
イワイチョウもたくさん。
1
イワイチョウもたくさん。
ウラジロヨウラク。
1
ウラジロヨウラク。
ハクサンシャクナゲ。
1
ハクサンシャクナゲ。
樹林帯にはゴゼンタチバナ。
1
樹林帯にはゴゼンタチバナ。
登り切ると広大な湿原や池塘が目の前に広がります。
平ヶ岳方面は雲の中。
1
登り切ると広大な湿原や池塘が目の前に広がります。
平ヶ岳方面は雲の中。
木のデッキの上でひと休み。
1
木のデッキの上でひと休み。
あたりはワタスゲが見頃。
今年は大当たりですね。
1
あたりはワタスゲが見頃。
今年は大当たりですね。
途中の湿原から玉子岩方面。
斜面には雪渓が残ります。
1
途中の湿原から玉子岩方面。
斜面には雪渓が残ります。
このあたりはツルコケモモの花が満開!
1
このあたりはツルコケモモの花が満開!
足元にギンリョウソウ。
1
足元にギンリョウソウ。
キラキラのミツバオウレン。
1
キラキラのミツバオウレン。
イワカガミとマイヅルソウの群生。
1
イワカガミとマイヅルソウの群生。
樹林帯から再び湿原の木道歩きへ。
山頂へと緩やかな斜面を登っていきます。
1
樹林帯から再び湿原の木道歩きへ。
山頂へと緩やかな斜面を登っていきます。
ちょっとだけハクサンコザクラ。
2
ちょっとだけハクサンコザクラ。
小さなヒメシャクナゲも至る所で咲いています。
1
小さなヒメシャクナゲも至る所で咲いています。
チングルマの群生。
1
チングルマの群生。
快適木道歩き。
山頂わずか手前は広い休憩スペースになっています。
1
山頂わずか手前は広い休憩スペースになっています。
登り切って平ヶ岳山頂。
山頂道標と三角点は樹林帯の中にあります。
3
登り切って平ヶ岳山頂。
山頂道標と三角点は樹林帯の中にあります。
少し奥の平ヶ岳最高点へ寄ってみます。
1
少し奥の平ヶ岳最高点へ寄ってみます。
袋小路。
こちらは緩やかで広い湿原が広がっています。
1
袋小路。
こちらは緩やかで広い湿原が広がっています。
このあたりもわずかにハクサンコザクラ。
2
このあたりもわずかにハクサンコザクラ。
再び平ヶ岳山頂手前の休憩スペースでひと休み。
木道脇には咲き始めのネバリノギラン。
1
再び平ヶ岳山頂手前の休憩スペースでひと休み。
木道脇には咲き始めのネバリノギラン。
周辺はワタスゲの群生。
欲を言えば、もう少しふわふわ感が出てほしかったところ。
1
周辺はワタスゲの群生。
欲を言えば、もう少しふわふわ感が出てほしかったところ。
分岐へ戻り、玉子岩へ。
1
分岐へ戻り、玉子岩へ。
雪渓とワタスゲ。
1
雪渓とワタスゲ。
青空見えた。
直進し沢沿いへ降り、雪解け間もない斜面を登り返します。
1
青空見えた。
直進し沢沿いへ降り、雪解け間もない斜面を登り返します。
咲きたてオウレン。
葉が出ておらず同定不可ですが、キクバオウレンかな。
3
咲きたてオウレン。
葉が出ておらず同定不可ですが、キクバオウレンかな。
近くにはショウジョウバカマや
1
近くにはショウジョウバカマや
コシジオウレンも。
1
コシジオウレンも。
オオバキスミレ。
1
オオバキスミレ。
イワカガミの群生。
1
イワカガミの群生。
雪渓に乗り斜面を登ります。
1
雪渓に乗り斜面を登ります。
木道歩きの斜面に夏空広がる。
1
木道歩きの斜面に夏空広がる。
とりわけ大きな池塘に到着。
ちょうど出ていた青空が水面に映っていました。
2
とりわけ大きな池塘に到着。
ちょうど出ていた青空が水面に映っていました。
一旦緩やかに下るとプリンスルートへの分岐があります。
玉子岩へはそのまま直進し登り返します。
1
一旦緩やかに下るとプリンスルートへの分岐があります。
玉子岩へはそのまま直進し登り返します。
青空の下、わたすげ揺れる。
2
青空の下、わたすげ揺れる。
もうちょっと青空が多ければ完璧。
1
もうちょっと青空が多ければ完璧。
登り切って玉子岩へ。
2
登り切って玉子岩へ。
奥は湿原と池塘や浮島を望むことができます。
2
奥は湿原と池塘や浮島を望むことができます。
青空の下、強い日差しを受ける。
2
青空の下、強い日差しを受ける。
再び雪渓に乗ります。
1
再び雪渓に乗ります。
ひんやり冷風が流れる快適雪渓歩き。
1
ひんやり冷風が流れる快適雪渓歩き。
振り返れば。
平ヶ岳に掛かる雲の上にも青空。
1
平ヶ岳に掛かる雲の上にも青空。
木道両脇にはたくさんのワタスゲ。
1
木道両脇にはたくさんのワタスゲ。
とりわけ大きな池塘、姫ノ池へ戻ってきました。
1
とりわけ大きな池塘、姫ノ池へ戻ってきました。
雲上の湿原と池塘を眺めながら休憩し下りに備えます。
雲上の湿原と池塘を眺めながら休憩し下りに備えます。
池塘と無数の浮島。
1
池塘と無数の浮島。
風光明媚な景色を目の前にし、ひとたび座り込んだら再び立ち上がるのに強い意志を要します。
1
風光明媚な景色を目の前にし、ひとたび座り込んだら再び立ち上がるのに強い意志を要します。
このあたりはタテヤマリンドウも満開。
2
このあたりはタテヤマリンドウも満開。
最後にワタスゲと平ヶ岳。
平ヶ岳方面は最後まで青空が出ることは無く。
1
最後にワタスゲと平ヶ岳。
平ヶ岳方面は最後まで青空が出ることは無く。
さて、下りへ入ります。
前半は稜線上の急下り、中盤は緩やかなアップダウンのササ帯、後半は再び尾根の急下り。
1
さて、下りへ入ります。
前半は稜線上の急下り、中盤は緩やかなアップダウンのササ帯、後半は再び尾根の急下り。
上部を振り返る。
1
上部を振り返る。
見通しの良いササ帯を下り、樹林帯へ入ります。
1
見通しの良いササ帯を下り、樹林帯へ入ります。
樹林帯上部はムラサキヤシオの咲き残り。
1
樹林帯上部はムラサキヤシオの咲き残り。
右手は往路は全く望めなかった燧ヶ岳。
1
右手は往路は全く望めなかった燧ヶ岳。
燧ヶ岳と右奥は日光白根山かな。
2
燧ヶ岳と右奥は日光白根山かな。
足元にはツマトリソウ、アカモノ。
1
足元にはツマトリソウ、アカモノ。
キソチドリも。
下台倉山山頂から、遥か遠く離れた平ヶ岳を望む。
1
下台倉山山頂から、遥か遠く離れた平ヶ岳を望む。
長い尾根下りへ。
2
長い尾根下りへ。
下部はヤマツツジの咲き残り。
1
下部はヤマツツジの咲き残り。
あたりに多く咲くコメツツジ。
見頃を迎えています。
1
あたりに多く咲くコメツツジ。
見頃を迎えています。
ヤセ尾根を通過し、降り返り上部を見上げる。
1
ヤセ尾根を通過し、降り返り上部を見上げる。
最後に橋を渡ります。
あまりに暑いので沢へ降り、クールダウンしました。
1
最後に橋を渡ります。
あまりに暑いので沢へ降り、クールダウンしました。
無事に登山口へ戻ってきました。
2
無事に登山口へ戻ってきました。
この日は山開き。
朝、登山口でお守りを貰っていました。
1
この日は山開き。
朝、登山口でお守りを貰っていました。
下山後は最寄りに温泉施設が無いため、奥只見湖を魚沼方面へ抜けた先にある銀山平の白銀(しろがね)の湯へ。
2
下山後は最寄りに温泉施設が無いため、奥只見湖を魚沼方面へ抜けた先にある銀山平の白銀(しろがね)の湯へ。
入口付近の「荒沢岳の清水」は、温泉入浴後には冷たくて最高!
帰りも魚沼〜飯山を経由し飯山から高速で帰宅しました。
2
入口付近の「荒沢岳の清水」は、温泉入浴後には冷たくて最高!
帰りも魚沼〜飯山を経由し飯山から高速で帰宅しました。

感想

7/6日曜日は新潟県の平ヶ岳へ。
平ヶ岳はずっと行こう行こうと思いながら未踏のままかれこれ○△年。
直前の金曜日に国道352号線が冬季閉鎖解除されたのを受け、日長の長い登山適期に歩くことにしました。
前日土曜日に阿弥陀岳から帰宅後、仮眠して23時過ぎ出発。
飯山ICからは下道で栄村、十日町を経由し、さらに奥只見シルバーライン、奥只見湖を走り、3時半頃に鷹ノ巣登山口へ。
登山口は既にほぼ満車。皆さん考えることは一緒ですね。
土曜日が悪天予報だったこともあり、日曜日に集中したのかなと思いました。
登山口で1〜2h仮眠しようかなと思っていましたが、起床・出発時間ピークだったらしく、煌々としたヘッドライトや物音の中、とても寝られる状況じゃありませんでした。
登山口にある行程中唯一のトイレ、バイオトイレに並び準備して4時過ぎに出発。

天気は悪い予報ではありませんでしたが、前日にしっかり降ったらしく登山道は濡れており、朝から気温高くムシムシの登り。
平ヶ岳と言えば、山頂周辺の広大な湿原や池塘をイメージしますが、上部の池ノ岳までは樹林帯の長い尾根道。
途中は所々木道歩きがありますが、木道も濡れており結構な滑り具合。
今回の核心部は傾いた木道だったに違いありません。
蒸し暑さに苦しみながら最後の登りを終えると、目の前に広大な湿原が広がり風も吹き抜け一気に涼しくなります。
これまでの登りは何だったのかというくらいの快適歩きに変わり、一旦下って登り返すと長く伸びる木道の先にある山頂。
霧が抜けきれず展望はあまりありませんでしたが、初登頂の達成感に包まれました。
長めに休憩し、初めて来た山頂での余韻に浸りました。
また、今年はワタスゲが当たり年のようで、所々で大群生となっていました。
青空の下で撮りたかったなあと思いつつも、流れる雲に残雪に揺れる白い穂に涼し気な風景が楽しめました。
まだ完治していない足への負担はありましたが、下りは特に歩行に支障はなく、痛みが出ることも無く無事に下山できました。
復路の下りは晴れたり曇ったりでしたが、ひとたび晴れれば強い日差しが照り付け、非常に消耗する内容でした。
今回積んだ水(スポドリ)1Lでは結構ギリギリでした。
下山後は奥只見湖畔の酷道を走り抜け、銀山平の白銀(しろがね)温泉へ。
昔来たことがあったか定かではありませんが、記憶は無く、あったとしても十年以上ぶりなのは確実。
奥只見湖を走るのも同じくまた久方ぶりでした。
帰りも飯山ICまで下道で走り、残りは高速使って帰宅しました。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:162人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [2日]
平ヶ岳鷹ノ巣ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら