要救者を下山させよう 白山


- GPS
- 08:32
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
途中体調不良で荷物分けて下りてきたと。
疲労した様子。
救助要請してもヘリは無理ぽい場所。徒歩救助でも数時間はかかる。下手したらひと晩ビバークになるかも。装備ないと夜は明かせない(失礼だが年齢的にも)。
外傷もなく意識しっかりしているし時間もある。他の登山者もまだいる。行動するしかない。全力で下山決意。
ザック預かって転倒しないよう後ろからポーチ引っ張ってビレイしながら一緒に下山開始
冷えた水飲みますか?一気に全部飲んだ^^ 脱水だったんだね。しんどくてアドレナリン出てるんしょう。
段差が大きい岩の道が続く
同時に後ろの二人も心配。
ザック持ちましょうと声かけてくれるが負担かけさせたくない。
装備
個人装備 |
レインウェア(2)
ライト(1)
医療品
|
---|
感想
標高2500超える山は久々でまじ登りしんどかった。
がやはり晴天の白山、絶景と多くの花たち。素晴らしかったです。
救助というほど大げさではないですが
後で、あの時何かしていればよかったと後悔はしたくないのでできる事をしてきました。
観光新道を下山していると遭遇した女性3人。
他の登山者の男性と救助要請するか話してる様子。
お先にどうぞ、と言われるが放ってはおけない。
症状的に疲労がメインと判断。捻挫かヘルニアとかの可能性を考えたけど致命傷ではない。
救助呼んだらどれくらいで来る?早くとも2時間以上はかかるかな、それまでここで待機。3-4時間かかれば夕方になる。それ以上ならビバーク?夜はこせないかも。という判断で
全力で下山しましょう、ということに。
僕のバスの時間を気にしてくれたが、帰りが明日になろうが氏にはしないがここに一晩取り残されたら氏んでしまう。と思った。
どちらにしても登山口に近いほどサバイバルの可能性が高い。
意外と自分は冷静で要救者を後ろでビレイしながら、何か励ますこと言わなきゃと考えていた。こういう時にうるさいくらい明るい人がいればな(笑)。
色々病態考える。今は脱水、熱中症も。あとは筋肉ケイレンと脱力。初見でなければ筋肉マッサージするんやけど^^。有難いことにメンタルは前向きで水分もしっかり飲んでくれた。でも疲労が濃い。
何度も休む。地図は1回しか見なかった。見るほどに疲れるから。
距離も時間も長く感じたけど思ったより早く下山できた。
安堵。
途中、容態悪くなったり転倒したり、他の二人も気分不良になったらどうしようと考えていたが、杞憂に終わった。
なにが正解はわからないけど後日三人とも当日帰宅できたと聞いてこれでよかったのだと思った。
課題といえば他二人への気遣いが足りなかったかな。あと十分長い休みをいれるべきだった。やはり自分も焦っていたのだ。あとビバークできる装備とスリングの所持も。
遭難、怪我。してもされても自分が試されます。その心構え大切ですね。
自分への戒めとなった山行でもありました。
そしてありがとうございました。頂いたお弁当最高に美味しかったです(笑)
コメント
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私もそんな冷静に対処できるようになりたいです。
携行品、引き締めなおそうと思いました。
そうですね、装備大事ですね。救護は忘れた頃にやってくる^^。
いっしゃんさんなら体力経験あるので頼りになります!
僕が倒れたらよろしくお願いします(笑)
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