記録ID: 8418108
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山
朝日連峰・大朝日岳/古寺より 【避難小屋泊】
2025年07月11日(金) 〜
2025年07月12日(土)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
1日目
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 10:03
- 合計
- 22:47
4:44
5:01
11分
大朝日岳
5:12
5:30
33分
大朝日岳山頂避難小屋
11:15
大江町朝日連峰古寺案内センター
天候 | 11(金) 霧のち晴れ 、 12(土) 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場利用協力金:1000円、簡易トイレ有り。 案内センター最寄りの区画のみ、宿泊者専用なので要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道です。登山道上に残雪無く滑り止め不要。 |
その他周辺情報 | 大井沢温泉・湯ったり館にて汗を流しました。大人350円で有難いです。 内湯のみですが、きれいな設備で本当にゆったりできます。 |
写真
7/10(木)夜、古寺案内センター下の登山者用駐車場到着して仮眠。
(案内センター最寄りの区画は宿泊者専用なので注意)
7/11(金)
2:18 旧古寺鉱泉登山口(650m)出発!
前夜までの雨は止んでいたものの、麓付近は蒸し暑く標高の低さを感じられました。
(案内センター最寄りの区画は宿泊者専用なので注意)
7/11(金)
2:18 旧古寺鉱泉登山口(650m)出発!
前夜までの雨は止んでいたものの、麓付近は蒸し暑く標高の低さを感じられました。
3:17 合体の樹(840m)
ブナとヒメコマツが寄り添うように立っています。帰りにしっかり見てみます。
尾根は全般的に傾斜は緩めで歩きやすい。ハナヌキ峰山腹に差し掛かるとまもなく夜が明けました。
4:21 一服清水(1130m)
滾々と水が沸いている一服清水。冷たくて美味しい水です。
ブナとヒメコマツが寄り添うように立っています。帰りにしっかり見てみます。
尾根は全般的に傾斜は緩めで歩きやすい。ハナヌキ峰山腹に差し掛かるとまもなく夜が明けました。
4:21 一服清水(1130m)
滾々と水が沸いている一服清水。冷たくて美味しい水です。
7:00 小朝日岳(1647m)
大展望を楽しみにしていた小朝日岳に到着するも予想どおり。
今回は幸か不幸かピストンなので、これは翌日の下りに期待するしかない。
小朝日岳を過ぎると長く感じる激下り。これは翌日登り返すのが大変だと覚悟を決めました。
樹林帯に入るとしっかりと雨降りの状態。
たっぷり水気を含んだ雲が供給源となっているようで、樹林帯を抜けると雨は降っていませんでした。
大展望を楽しみにしていた小朝日岳に到着するも予想どおり。
今回は幸か不幸かピストンなので、これは翌日の下りに期待するしかない。
小朝日岳を過ぎると長く感じる激下り。これは翌日登り返すのが大変だと覚悟を決めました。
樹林帯に入るとしっかりと雨降りの状態。
たっぷり水気を含んだ雲が供給源となっているようで、樹林帯を抜けると雨は降っていませんでした。
8:38 銀玉水(1620m)
小朝日岳から全く写真を撮らないまま待望の銀玉水に到着。尾根から僅かに南側にあります。
現在のところ大朝日山頂避難小屋から最寄りの水場となるので、ここで翌朝までの必要量の水を汲んでいかなくてはいけません。
小朝日岳から全く写真を撮らないまま待望の銀玉水に到着。尾根から僅かに南側にあります。
現在のところ大朝日山頂避難小屋から最寄りの水場となるので、ここで翌朝までの必要量の水を汲んでいかなくてはいけません。
避難小屋前でのあおいとひなた
#ヤマノススメ
古寺からたっぷり7時間掛かったので、とりあえず大休止をとりました。
展望は期待薄としても、まあとりあえず山頂を踏んでおこうということで出発します。
9:50 大朝日岳山頂避難小屋出発
#ヤマノススメ
古寺からたっぷり7時間掛かったので、とりあえず大休止をとりました。
展望は期待薄としても、まあとりあえず山頂を踏んでおこうということで出発します。
9:50 大朝日岳山頂避難小屋出発
小屋から大朝日山頂までの標高差は90m。所要15分。
ここまで来たら銀玉水を山頂まで担いでいきます。
登っていると時折薄日が射すようになり、俄かにテンションアップ♪
まもなく憧れの大朝日山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
ここまで来たら銀玉水を山頂まで担いでいきます。
登っていると時折薄日が射すようになり、俄かにテンションアップ♪
まもなく憧れの大朝日山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:12 大朝日岳山頂(1870.4m)到着!!
着きました!!
展望はお預けのままながら、時折青空が覗いた大朝日岳山頂でした。
微風で暑くも寒くもない居心地の良さで、このまま結局2時間滞在することに。
着きました!!
展望はお預けのままながら、時折青空が覗いた大朝日岳山頂でした。
微風で暑くも寒くもない居心地の良さで、このまま結局2時間滞在することに。
12:26 大朝日岳山頂避難小屋到着
山頂でご一緒させて頂いた方と共に利用手続きと協力金(2000円)支払いを済ませ、管理人さんに案内された2階へ。
この日の宿泊者は計5名でしたでしょうか。
最大で70人は宿泊できるようですが、紅葉等のピーク時には100人ほど詰め込まれるようです。
30分ほど昼寝したりしてゆっくりした後、15時頃早めの夕食を採りました。
極力面倒な洗い物が減るようにと、レンジでチンするタイプのご飯とレトルトの牛丼などです。
16:08 再び山頂へ
午後遅くなり更に天気は回復傾向。
景色もだいぶ見えるようになった中で再び山頂へ。
山頂でご一緒させて頂いた方と共に利用手続きと協力金(2000円)支払いを済ませ、管理人さんに案内された2階へ。
この日の宿泊者は計5名でしたでしょうか。
最大で70人は宿泊できるようですが、紅葉等のピーク時には100人ほど詰め込まれるようです。
30分ほど昼寝したりしてゆっくりした後、15時頃早めの夕食を採りました。
極力面倒な洗い物が減るようにと、レンジでチンするタイプのご飯とレトルトの牛丼などです。
16:08 再び山頂へ
午後遅くなり更に天気は回復傾向。
景色もだいぶ見えるようになった中で再び山頂へ。
7/12(土) 霧時々晴れの稜線でした。
3:00 起床、朝食。
4:28 大朝日岳山頂避難小屋出発
4:44 大朝日岳山頂に三度目の到着
再び雲が沸いており、霧越しのご来光となりました。
昨夕のような大展望は得られませんでしたが仕方なし。
3:00 起床、朝食。
4:28 大朝日岳山頂避難小屋出発
4:44 大朝日岳山頂に三度目の到着
再び雲が沸いており、霧越しのご来光となりました。
昨夕のような大展望は得られませんでしたが仕方なし。
6:03 銀玉水到着
昨日、満タンの水を背負った銀玉水。最近まで雪渓を渡る区間があったらしいけどこの上辺りでしょうか。
もう水を満タンにする必要はないので、ペットボトル1本分のみ冷たい水を汲んでいきます。
6:09 出発
昨日、満タンの水を背負った銀玉水。最近まで雪渓を渡る区間があったらしいけどこの上辺りでしょうか。
もう水を満タンにする必要はないので、ペットボトル1本分のみ冷たい水を汲んでいきます。
6:09 出発
9:51 一服清水(1130m)
最も麓に近い最後の水場。ベンチ以外でザックを下せるところが少なそう。
ハナヌキ峰を離れると再び安定した尾根の下りへ。
この尾根の下りで、後続の方に驚かされるというハプニングが発生したので触れておきます。
ふと背後に気配を感じると、すぐ真後ろに単独男性の方が立っていてかなり驚きました。
目がはっきり認識するまでの一瞬、くまではないかと誤認したわけです。
驚かしたことをお詫びされましたが、こうなることは想像に難くないでしょう。想像力を働かせてください。
20年登山を続けてきて、同じことはこれで3度目くらいです。
ハッキリ言って心臓に悪いです。
トレラン(スピードハイク?)の方にお願いです。
追い抜く時に前方の人が気付いていないようなら、少し離れたところから声を掛けるか、それが面倒なら鈴を付けてください。
全く気付いていない人の背後を取るのは、他者への配慮に欠けた行為です。
人によっては驚かれるだけでは済まない事態にもなりかねません。
気持ち良く朝日連峰での登山を終える直前に、少し後味の悪い出来事となってしまいました。
最も麓に近い最後の水場。ベンチ以外でザックを下せるところが少なそう。
ハナヌキ峰を離れると再び安定した尾根の下りへ。
この尾根の下りで、後続の方に驚かされるというハプニングが発生したので触れておきます。
ふと背後に気配を感じると、すぐ真後ろに単独男性の方が立っていてかなり驚きました。
目がはっきり認識するまでの一瞬、くまではないかと誤認したわけです。
驚かしたことをお詫びされましたが、こうなることは想像に難くないでしょう。想像力を働かせてください。
20年登山を続けてきて、同じことはこれで3度目くらいです。
ハッキリ言って心臓に悪いです。
トレラン(スピードハイク?)の方にお願いです。
追い抜く時に前方の人が気付いていないようなら、少し離れたところから声を掛けるか、それが面倒なら鈴を付けてください。
全く気付いていない人の背後を取るのは、他者への配慮に欠けた行為です。
人によっては驚かれるだけでは済まない事態にもなりかねません。
気持ち良く朝日連峰での登山を終える直前に、少し後味の悪い出来事となってしまいました。
気持ちを切り替えて下りに集中します。
こちらも2年連続で山でのケガは避けたいと真剣に歩いているのです。
10:32 合体の樹(840m)
山側から見るとブナが空洞になっていて衝撃でした。
今はまだ本当に合体してるけど、いずれはブナから朽ちるのでしょうか。
こちらも2年連続で山でのケガは避けたいと真剣に歩いているのです。
10:32 合体の樹(840m)
山側から見るとブナが空洞になっていて衝撃でした。
今はまだ本当に合体してるけど、いずれはブナから朽ちるのでしょうか。
11:15 旧古寺鉱泉登山口(650m)到着!!
大朝日岳山頂避難小屋泊でのゆったりした山旅でした。
お疲れさまでした!
山装備の片付けを終えると、アクセス路沿いにある大井沢温泉・ゆったり館へ。
朝日連峰での2日間の汗を流し、至福のひと時でした。
大朝日岳山頂避難小屋泊でのゆったりした山旅でした。
お疲れさまでした!
山装備の片付けを終えると、アクセス路沿いにある大井沢温泉・ゆったり館へ。
朝日連峰での2日間の汗を流し、至福のひと時でした。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ポール
テントマット
シェラフ
三脚
熊鈴
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
初めての朝日連峰での登山として定番のルートとされている古寺から大朝日岳へ。
避難小屋で1泊するゆったりプランで計画しました。
初日も予報は悪くはなかったはずですが、景色を観れたのは午後遅くなってから。
登りは雨のように木々から雫が垂れてくるし、濡れた身体に風が当たって寒いし、
終始ガスガスということで正直先が思いやられました。
それでも銀玉水の水を満タンにして担いだり、避難小屋での管理人さんや同宿された皆さんとの出会い、そして夕方の絶景まで、終わってみれば全て良しとなりました。
大朝日岳、そして朝日連峰を満喫した2日間でした。
今回はあくまで朝日連峰の最高峰を踏んだのみ。次は縦走で計画したいです。
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訪問者数:110人
?? ここはどこなの??から 始まり拝見です。
以前登られても 寄る年波で おわすれになられますので、笑
あっ ここなのね!!
「フムフム拝見」となります。
走行距離が目に入りますよね。
「ほー!!20KM 高低差1800 これは大変。」と、なります。
避難小屋泊 あこがれますよねー。(^▽^)
ユーチューバーが カメラ回収偏を 流したりされてますが、
小屋前のloonさん、斜面を登るloonさん と 印象的です。
写真が絞まります。
雲海がすばらしいですね。いい山だなー。
?? ここはどこなの??から 始まり拝見です。
以前登られても 寄る年波で おわすれになられますので、笑
あっ ここなのね!!
「フムフム拝見」となります。
走行距離が目に入りますよね。
「ほー!!20KM 高低差1800 これは大変。」と、なります。
避難小屋泊 あこがれますよねー。(^▽^)
ユーチューバーが カメラ回収偏を 流したりされてますが、
小屋前のloonさん、斜面を登るloonさん と 印象的です。
写真が絞まります。
雲海がすばらしいですね。いい山だなー。
自分も元々東北の地理に疎く、特に初めての山は下調べに時間を掛けています。
飯豊連峰よりは小ぶりでも朝日連峰も広大であり、まずは最高峰の大朝日岳を踏んでおこうと計画しました。
健脚の方なら日帰りでも行けますが、何しろ片道400kmを運転するわけですから、
やはり山での時間をゆったりと確保したいと避難小屋泊としました。
夏季は管理人さんが常駐されており、避難小屋といっても居心地は営業小屋と変わりません。
特に昨年に改修工事を終えたばかりで新築に近い感じできれいで居心地良かったです。
大朝日岳山頂では初日夕方に無事に景色を観ることができました。
朝日連峰での山行のプロローグとして、とても良い時間を過ごすことができました。
ユーチューバーがカメラ回収編を出しているのですね。
自分もいつも作業しているのでなんとなく光景が思い浮かびます。(^^)
自分もユーチューブはよく観ますが、登山関係は基本観ないことにしているんです。
特に初めての山に関しては、自分の目で見るまで触れないでおきたいと思うのです。
今回も本当にありがとうございました!
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