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Yamareco

記録ID: 8418108
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰・大朝日岳/古寺より 【避難小屋泊】

2025年07月11日(金) 〜 2025年07月12日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
20.0km
登り
1,838m
下り
1,837m

コースタイム

1日目
山行
12:44
休憩
10:03
合計
22:47
3:17
3:22
59
4:21
4:23
61
5:24
5:29
32
6:01
6:06
31
7:00
7:05
24
8:38
8:47
42
10:12
12:09
17
16:08
17:58
20
4:44
5:01
11
大朝日岳
5:12
5:30
33
大朝日岳山頂避難小屋
6:03
6:09
51
7:34
7:57
13
8:36
8:43
31
9:14
9:19
21
9:40
9:45
47
10:32
10:39
0
10:39
36
11:15
大江町朝日連峰古寺案内センター
天候 11(金) 霧のち晴れ 、 12(土) 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
古寺案内センター前、登山者用駐車場を利用しました。
駐車場利用協力金:1000円、簡易トイレ有り。
案内センター最寄りの区画のみ、宿泊者専用なので要注意。
コース状況/
危険箇所等
よく整備された登山道です。登山道上に残雪無く滑り止め不要。
その他周辺情報 大井沢温泉・湯ったり館にて汗を流しました。大人350円で有難いです。
内湯のみですが、きれいな設備で本当にゆったりできます。
7/10(木)夜、古寺案内センター下の登山者用駐車場到着して仮眠。
(案内センター最寄りの区画は宿泊者専用なので注意)

7/11(金)

2:18 旧古寺鉱泉登山口(650m)出発!

前夜までの雨は止んでいたものの、麓付近は蒸し暑く標高の低さを感じられました。
7/10(木)夜、古寺案内センター下の登山者用駐車場到着して仮眠。
(案内センター最寄りの区画は宿泊者専用なので注意)

7/11(金)

2:18 旧古寺鉱泉登山口(650m)出発!

前夜までの雨は止んでいたものの、麓付近は蒸し暑く標高の低さを感じられました。
2:24 古寺川を渡る

案内センターから暫し右岸を歩いた後で、小朝日岳方面の指導標に従い橋を渡ります。
古寺朝陽館の廃墟を右手に左岸を進むと、まもなく尾根への登りが始まります。
2:24 古寺川を渡る

案内センターから暫し右岸を歩いた後で、小朝日岳方面の指導標に従い橋を渡ります。
古寺朝陽館の廃墟を右手に左岸を進むと、まもなく尾根への登りが始まります。
3:17 合体の樹(840m)

ブナとヒメコマツが寄り添うように立っています。帰りにしっかり見てみます。
尾根は全般的に傾斜は緩めで歩きやすい。ハナヌキ峰山腹に差し掛かるとまもなく夜が明けました。


4:21 一服清水(1130m)

滾々と水が沸いている一服清水。冷たくて美味しい水です。
3:17 合体の樹(840m)

ブナとヒメコマツが寄り添うように立っています。帰りにしっかり見てみます。
尾根は全般的に傾斜は緩めで歩きやすい。ハナヌキ峰山腹に差し掛かるとまもなく夜が明けました。


4:21 一服清水(1130m)

滾々と水が沸いている一服清水。冷たくて美味しい水です。
4:35 ハナヌキ峰分岐点(1130m)

一服清水からまもなくでハナヌキ峰分岐点。日暮沢方面の登山道と合流し、再び本格的に標高を稼ぐ尾根の登りとなります。
4:35 ハナヌキ峰分岐点(1130m)

一服清水からまもなくでハナヌキ峰分岐点。日暮沢方面の登山道と合流し、再び本格的に標高を稼ぐ尾根の登りとなります。
5:24 三沢清水(1360m)

しっかり水が沸いている三沢清水。水場が多くて本当に有り難い。
この三沢清水の前後の登りがけっこう頑張りどころでした。
5:24 三沢清水(1360m)

しっかり水が沸いている三沢清水。水場が多くて本当に有り難い。
この三沢清水の前後の登りがけっこう頑張りどころでした。
古寺山へ向けてじっくり登っていきますが、期待に反してなかなか晴れそうにない…。
古寺山へ向けてじっくり登っていきますが、期待に反してなかなか晴れそうにない…。
6:00 古寺山(1500.8m)

ようやく古寺山に到着するも、相変わらず雲を突き抜けず。
朝日連峰の光景は後に持ち越しです。
6:00 古寺山(1500.8m)

ようやく古寺山に到着するも、相変わらず雲を突き抜けず。
朝日連峰の光景は後に持ち越しです。
古寺山からは小刻みにアップダウンを繰り返しつつ進みます。
雪によって削られたっぽい、東側に斜めになった砂礫地の通過はスリップ注意。
古寺山からは小刻みにアップダウンを繰り返しつつ進みます。
雪によって削られたっぽい、東側に斜めになった砂礫地の通過はスリップ注意。
6:37 小朝日岳下の分岐点(1550m)

遂にガスガスのまま小朝日岳の袂まで来てしまいました。
小朝日で雲を突き抜けることはもうないと諦めつつも、山腹ではなくピークを越えていきたいので登ります。
6:37 小朝日岳下の分岐点(1550m)

遂にガスガスのまま小朝日岳の袂まで来てしまいました。
小朝日で雲を突き抜けることはもうないと諦めつつも、山腹ではなくピークを越えていきたいので登ります。
7:00 小朝日岳(1647m)

大展望を楽しみにしていた小朝日岳に到着するも予想どおり。
今回は幸か不幸かピストンなので、これは翌日の下りに期待するしかない。

小朝日岳を過ぎると長く感じる激下り。これは翌日登り返すのが大変だと覚悟を決めました。

樹林帯に入るとしっかりと雨降りの状態。
たっぷり水気を含んだ雲が供給源となっているようで、樹林帯を抜けると雨は降っていませんでした。
1
7:00 小朝日岳(1647m)

大展望を楽しみにしていた小朝日岳に到着するも予想どおり。
今回は幸か不幸かピストンなので、これは翌日の下りに期待するしかない。

小朝日岳を過ぎると長く感じる激下り。これは翌日登り返すのが大変だと覚悟を決めました。

樹林帯に入るとしっかりと雨降りの状態。
たっぷり水気を含んだ雲が供給源となっているようで、樹林帯を抜けると雨は降っていませんでした。
8:38 銀玉水(1620m)

小朝日岳から全く写真を撮らないまま待望の銀玉水に到着。尾根から僅かに南側にあります。
現在のところ大朝日山頂避難小屋から最寄りの水場となるので、ここで翌朝までの必要量の水を汲んでいかなくてはいけません。
8:38 銀玉水(1620m)

小朝日岳から全く写真を撮らないまま待望の銀玉水に到着。尾根から僅かに南側にあります。
現在のところ大朝日山頂避難小屋から最寄りの水場となるので、ここで翌朝までの必要量の水を汲んでいかなくてはいけません。
今年はまだ背負っていないテント泊装備と変わらない重さで、とにかくゆっくり登ります。
銀玉水からは一旦石畳の道になっていました。道端には今年初めてチングルマを見かけ癒されました。
今年はまだ背負っていないテント泊装備と変わらない重さで、とにかくゆっくり登ります。
銀玉水からは一旦石畳の道になっていました。道端には今年初めてチングルマを見かけ癒されました。
朝日連峰で初めて見かけたチングルマ
朝日連峰で初めて見かけたチングルマ
既にピークは過ぎたようで、咲き終わったほうが多かったです。
既にピークは過ぎたようで、咲き終わったほうが多かったです。
ホタルブクロでしたっけ?
全く景色が見えないので、柄にもなく花ばかり撮っていました。
ホタルブクロでしたっけ?
全く景色が見えないので、柄にもなく花ばかり撮っていました。
9:29 大朝日岳山頂避難小屋(1780m) いきなりの到着!?

霧の向こうに唐突に小屋が見えてきました!!
まだしばらく掛かると踏んでいたので、銀玉水から意外に短く感じました。
1
9:29 大朝日岳山頂避難小屋(1780m) いきなりの到着!?

霧の向こうに唐突に小屋が見えてきました!!
まだしばらく掛かると踏んでいたので、銀玉水から意外に短く感じました。
避難小屋前でのあおいとひなた

#ヤマノススメ


古寺からたっぷり7時間掛かったので、とりあえず大休止をとりました。
展望は期待薄としても、まあとりあえず山頂を踏んでおこうということで出発します。


9:50 大朝日岳山頂避難小屋出発
1
避難小屋前でのあおいとひなた

#ヤマノススメ


古寺からたっぷり7時間掛かったので、とりあえず大休止をとりました。
展望は期待薄としても、まあとりあえず山頂を踏んでおこうということで出発します。


9:50 大朝日岳山頂避難小屋出発
小屋から大朝日山頂までの標高差は90m。所要15分。
ここまで来たら銀玉水を山頂まで担いでいきます。

登っていると時折薄日が射すようになり、俄かにテンションアップ♪
まもなく憧れの大朝日山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
小屋から大朝日山頂までの標高差は90m。所要15分。
ここまで来たら銀玉水を山頂まで担いでいきます。

登っていると時折薄日が射すようになり、俄かにテンションアップ♪
まもなく憧れの大朝日山頂。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:12 大朝日岳山頂(1870.4m)到着!!

着きました!!
展望はお預けのままながら、時折青空が覗いた大朝日岳山頂でした。
微風で暑くも寒くもない居心地の良さで、このまま結局2時間滞在することに。
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10:12 大朝日岳山頂(1870.4m)到着!!

着きました!!
展望はお預けのままながら、時折青空が覗いた大朝日岳山頂でした。
微風で暑くも寒くもない居心地の良さで、このまま結局2時間滞在することに。
初めての朝日連峰。大朝日岳山頂でのあおいとひなた
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初めての朝日連峰。大朝日岳山頂でのあおいとひなた
二等三角点
点名:「朝日岳」
標高:1870.37m


2時間居ても景色はお預けのまま。小屋で一休みもしたかったので、とりあえず一旦下ります。


12:09 大朝日岳山頂出発
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二等三角点
点名:「朝日岳」
標高:1870.37m


2時間居ても景色はお預けのまま。小屋で一休みもしたかったので、とりあえず一旦下ります。


12:09 大朝日岳山頂出発
12:26 大朝日岳山頂避難小屋到着

山頂でご一緒させて頂いた方と共に利用手続きと協力金(2000円)支払いを済ませ、管理人さんに案内された2階へ。
この日の宿泊者は計5名でしたでしょうか。
最大で70人は宿泊できるようですが、紅葉等のピーク時には100人ほど詰め込まれるようです。

30分ほど昼寝したりしてゆっくりした後、15時頃早めの夕食を採りました。
極力面倒な洗い物が減るようにと、レンジでチンするタイプのご飯とレトルトの牛丼などです。


16:08 再び山頂へ

午後遅くなり更に天気は回復傾向。
景色もだいぶ見えるようになった中で再び山頂へ。
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12:26 大朝日岳山頂避難小屋到着

山頂でご一緒させて頂いた方と共に利用手続きと協力金(2000円)支払いを済ませ、管理人さんに案内された2階へ。
この日の宿泊者は計5名でしたでしょうか。
最大で70人は宿泊できるようですが、紅葉等のピーク時には100人ほど詰め込まれるようです。

30分ほど昼寝したりしてゆっくりした後、15時頃早めの夕食を採りました。
極力面倒な洗い物が減るようにと、レンジでチンするタイプのご飯とレトルトの牛丼などです。


16:08 再び山頂へ

午後遅くなり更に天気は回復傾向。
景色もだいぶ見えるようになった中で再び山頂へ。
午前はガスガスの中の長い登りでしたが、嘘のように青空が広がっていました。
再びの大朝日岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
午前はガスガスの中の長い登りでしたが、嘘のように青空が広がっていました。
再びの大朝日岳山頂まであと少し、あと少し、もう一歩前へ!
16:26 大朝日岳山頂(1870.4m)再到着!!

昼まで絶えず沸いていた雲は消え、見渡す限りの雲海に浮かぶ孤島のような山頂でした。
16:26 大朝日岳山頂(1870.4m)再到着!!

昼まで絶えず沸いていた雲は消え、見渡す限りの雲海に浮かぶ孤島のような山頂でした。
大朝日山頂避難小屋と小朝日岳から続く吊り尾根
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大朝日山頂避難小屋と小朝日岳から続く吊り尾根
大朝日岳から更に南、平岩山方面へ続く登山道のようです。
大朝日岳から更に南、平岩山方面へ続く登山道のようです。
朝日連峰主稜線を越える滝雲
朝日連峰主稜線を越える滝雲
北側の西朝日岳方面の光景が広がりました!
北側の西朝日岳方面の光景が広がりました!
北側に残る雲も見る間に消えていきました。
北側に残る雲も見る間に消えていきました。
遂に遥か北の以東岳まで見えたようです。
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遂に遥か北の以東岳まで見えたようです。
時が経つのを忘れたかのように景色を観ていました。
時が経つのを忘れたかのように景色を観ていました。
標高2000mもないことが感じられない、アルプスに遜色ない光景でした。
標高2000mもないことが感じられない、アルプスに遜色ない光景でした。
中ツル尾根に落ちる影大朝日とブロッケン現象
中ツル尾根に落ちる影大朝日とブロッケン現象
はじめから快晴ではなかったことで、余計に感動したかもしれません。
初めての朝日連峰はとにかくドラマティックでした。
はじめから快晴ではなかったことで、余計に感動したかもしれません。
初めての朝日連峰はとにかくドラマティックでした。
お昼からご一緒させて頂いた方に教えていただいて気付いた鳥海山。
まさか鳥海山まで見えるとは予想していませんでした。
つい2ヶ月半ほど前にあそこで山スキーしていたのが遠い昔のようです。
お昼からご一緒させて頂いた方に教えていただいて気付いた鳥海山。
まさか鳥海山まで見えるとは予想していませんでした。
つい2ヶ月半ほど前にあそこで山スキーしていたのが遠い昔のようです。
17:58 大朝日岳山頂出発

気付けば早一時間半過ごしていました。
十二分に満足できたので、そろそろ山頂を辞すこととします。
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17:58 大朝日岳山頂出発

気付けば早一時間半過ごしていました。
十二分に満足できたので、そろそろ山頂を辞すこととします。
登りの時はどうなることかと思いましたが、夕方の絶景で全ての苦労が報われました。
登りの時はどうなることかと思いましたが、夕方の絶景で全ての苦労が報われました。
18:18 大朝日岳山頂避難小屋到着
18:18 大朝日岳山頂避難小屋到着
小屋前では少ないながらもニッコウキスゲが咲いていました。
小屋前では少ないながらもニッコウキスゲが咲いていました。
日没を見届けた後、管理人さんと宿泊者の皆さんと共によもやま話に花が咲きました。

20時前に散会となり就寝。しっかり眠れたのはいうまでもありません。
日没を見届けた後、管理人さんと宿泊者の皆さんと共によもやま話に花が咲きました。

20時前に散会となり就寝。しっかり眠れたのはいうまでもありません。
7/12(土) 霧時々晴れの稜線でした。

3:00 起床、朝食。
4:28 大朝日岳山頂避難小屋出発

4:44 大朝日岳山頂に三度目の到着

再び雲が沸いており、霧越しのご来光となりました。
昨夕のような大展望は得られませんでしたが仕方なし。
7/12(土) 霧時々晴れの稜線でした。

3:00 起床、朝食。
4:28 大朝日岳山頂避難小屋出発

4:44 大朝日岳山頂に三度目の到着

再び雲が沸いており、霧越しのご来光となりました。
昨夕のような大展望は得られませんでしたが仕方なし。
柔らかなご来光に包まれるあおいとひなた


5:01 大朝日岳山頂出発

15分ほどで山頂滞在を切り上げて出発。また来る日まで!
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柔らかなご来光に包まれるあおいとひなた


5:01 大朝日岳山頂出発

15分ほどで山頂滞在を切り上げて出発。また来る日まで!
5:12 大朝日岳山頂避難小屋到着

山頂では得られなかった朝の主稜線を見ることができました。
緩やかな稜線、緑と残雪のコントラストが素晴らしいです。
5:12 大朝日岳山頂避難小屋到着

山頂では得られなかった朝の主稜線を見ることができました。
緩やかな稜線、緑と残雪のコントラストが素晴らしいです。
5:30 大朝日岳山頂避難小屋出発。下山開始。

自分で鐘を鳴らして下山開始。
5:30 大朝日岳山頂避難小屋出発。下山開始。

自分で鐘を鳴らして下山開始。
一晩お世話になりました。また来ます。
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一晩お世話になりました。また来ます。
登りで全く目にすることの無かった小朝日岳へ続く吊り尾根の景色を楽しみつつ下ります。
登りで全く目にすることの無かった小朝日岳へ続く吊り尾根の景色を楽しみつつ下ります。
主稜線には日本海側から雲が流れてきていました。
主稜線には日本海側から雲が流れてきていました。
登山道は尾根の南側を下っていきます。
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登山道は尾根の南側を下っていきます。
次第に存在感を増す小朝日岳。辺りは一面の雲海で下界の天気は全く違うのでしょう。
次第に存在感を増す小朝日岳。辺りは一面の雲海で下界の天気は全く違うのでしょう。
6:03 銀玉水到着

昨日、満タンの水を背負った銀玉水。最近まで雪渓を渡る区間があったらしいけどこの上辺りでしょうか。

もう水を満タンにする必要はないので、ペットボトル1本分のみ冷たい水を汲んでいきます。

6:09 出発
6:03 銀玉水到着

昨日、満タンの水を背負った銀玉水。最近まで雪渓を渡る区間があったらしいけどこの上辺りでしょうか。

もう水を満タンにする必要はないので、ペットボトル1本分のみ冷たい水を汲んでいきます。

6:09 出発
朝日連峰の緑と残雪に癒されつつ下ります。
朝日連峰の緑と残雪に癒されつつ下ります。
ピークは過ぎているようですが、ヒメサユリもあちこちでまだ咲いています。
2
ピークは過ぎているようですが、ヒメサユリもあちこちでまだ咲いています。
小朝日岳は切り立った岩峰で主峰と遜色ない貫禄でした。
小朝日岳は切り立った岩峰で主峰と遜色ない貫禄でした。
6:49 小朝日岳手前の最低コル(1470m)

ここからが下りで一番の頑張りどころ。小休止してから出発します。
6:49 小朝日岳手前の最低コル(1470m)

ここからが下りで一番の頑張りどころ。小休止してから出発します。
登り返し後まもなくで巻き道と分岐。樹林帯の急登はしばらく続きます。
登り返し後まもなくで巻き道と分岐。樹林帯の急登はしばらく続きます。
樹林帯を抜けるとやや傾斜は落ち、朝日連峰の景観を楽しむことができました。
雲が上がってくる前に眺められて良かった!
樹林帯を抜けるとやや傾斜は落ち、朝日連峰の景観を楽しむことができました。
雲が上がってくる前に眺められて良かった!
主稜線は雲が多めながらも、大朝日岳を初めて眺めることができました。
主峰の存在感はやはり圧倒的でした。
主稜線は雲が多めながらも、大朝日岳を初めて眺めることができました。
主峰の存在感はやはり圧倒的でした。
7:34 小朝日岳(1647m)到着!!

最低コルから50分ほどで小朝日岳に到着!
ガスガスだった昨日のリトライは成功。ここから大朝日岳を見たかった。
7:34 小朝日岳(1647m)到着!!

最低コルから50分ほどで小朝日岳に到着!
ガスガスだった昨日のリトライは成功。ここから大朝日岳を見たかった。
大朝日岳

右の肩に避難小屋が見えています。なかなかの距離感です。
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大朝日岳

右の肩に避難小屋が見えています。なかなかの距離感です。
たおやかな山容がまるで南アルプスを連想させてくれました。
たおやかな山容がまるで南アルプスを連想させてくれました。
初めて景色が見えた小朝日岳でのあおいとひなた
初めて景色が見えた小朝日岳でのあおいとひなた
見納めとなるかもしれない大朝日岳をしっかり目に焼き付けてから出発です。


7:57 小朝日岳出発
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見納めとなるかもしれない大朝日岳をしっかり目に焼き付けてから出発です。


7:57 小朝日岳出発
小朝日岳からは進路を北へ。昨日ガスガスの中登った急坂を下ります。
古寺山へ続く尾根は雲海にかろうじて顔を出していました。
小朝日岳からは進路を北へ。昨日ガスガスの中登った急坂を下ります。
古寺山へ続く尾根は雲海にかろうじて顔を出していました。
古寺山までは標高差の小さな登下降が続く区間。まだしばらく景色を観られそう。
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古寺山までは標高差の小さな登下降が続く区間。まだしばらく景色を観られそう。
8:10 小朝日岳下の分岐点

巻き道と合流して激下りは一段落。振り返ると小朝日岳山腹の残雪から水蒸気が上がっていました。

この辺りから多くの登りの方々とすれ違い始めました。
8:10 小朝日岳下の分岐点

巻き道と合流して激下りは一段落。振り返ると小朝日岳山腹の残雪から水蒸気が上がっていました。

この辺りから多くの登りの方々とすれ違い始めました。
古寺山までザレた区間が多いので慎重に。
古寺山までザレた区間が多いので慎重に。
8:36 古寺山到着

古寺山に着く頃にはだいぶ雲が上がってきていましたが、辛うじて大朝日岳を見ることができました。
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8:36 古寺山到着

古寺山に着く頃にはだいぶ雲が上がってきていましたが、辛うじて大朝日岳を見ることができました。
雲の向こうに消えつつある大朝日岳。また来る日まで。


8:44 出発

古寺山を過ぎると樹林帯の長い下りへ。雲海の下に入ると霧雨になり、天候は大きく変わりました。
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雲の向こうに消えつつある大朝日岳。また来る日まで。


8:44 出発

古寺山を過ぎると樹林帯の長い下りへ。雲海の下に入ると霧雨になり、天候は大きく変わりました。
各所で観られたヒメサユリ。夏の始めに来ることができて良かった。
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各所で観られたヒメサユリ。夏の始めに来ることができて良かった。
9:14 三沢清水

三沢清水の前後はやや急坂。
9:14 三沢清水

三沢清水の前後はやや急坂。
9:40 ハナヌキ峰分岐点(1130m)

ここからはしばらく地味なアップダウンが続きます。
9:40 ハナヌキ峰分岐点(1130m)

ここからはしばらく地味なアップダウンが続きます。
9:51 一服清水(1130m)

最も麓に近い最後の水場。ベンチ以外でザックを下せるところが少なそう。

ハナヌキ峰を離れると再び安定した尾根の下りへ。

この尾根の下りで、後続の方に驚かされるというハプニングが発生したので触れておきます。
ふと背後に気配を感じると、すぐ真後ろに単独男性の方が立っていてかなり驚きました。
目がはっきり認識するまでの一瞬、くまではないかと誤認したわけです。

驚かしたことをお詫びされましたが、こうなることは想像に難くないでしょう。想像力を働かせてください。
20年登山を続けてきて、同じことはこれで3度目くらいです。
ハッキリ言って心臓に悪いです。

トレラン(スピードハイク?)の方にお願いです。
追い抜く時に前方の人が気付いていないようなら、少し離れたところから声を掛けるか、それが面倒なら鈴を付けてください。
全く気付いていない人の背後を取るのは、他者への配慮に欠けた行為です。
人によっては驚かれるだけでは済まない事態にもなりかねません。
気持ち良く朝日連峰での登山を終える直前に、少し後味の悪い出来事となってしまいました。
1
9:51 一服清水(1130m)

最も麓に近い最後の水場。ベンチ以外でザックを下せるところが少なそう。

ハナヌキ峰を離れると再び安定した尾根の下りへ。

この尾根の下りで、後続の方に驚かされるというハプニングが発生したので触れておきます。
ふと背後に気配を感じると、すぐ真後ろに単独男性の方が立っていてかなり驚きました。
目がはっきり認識するまでの一瞬、くまではないかと誤認したわけです。

驚かしたことをお詫びされましたが、こうなることは想像に難くないでしょう。想像力を働かせてください。
20年登山を続けてきて、同じことはこれで3度目くらいです。
ハッキリ言って心臓に悪いです。

トレラン(スピードハイク?)の方にお願いです。
追い抜く時に前方の人が気付いていないようなら、少し離れたところから声を掛けるか、それが面倒なら鈴を付けてください。
全く気付いていない人の背後を取るのは、他者への配慮に欠けた行為です。
人によっては驚かれるだけでは済まない事態にもなりかねません。
気持ち良く朝日連峰での登山を終える直前に、少し後味の悪い出来事となってしまいました。
気持ちを切り替えて下りに集中します。
こちらも2年連続で山でのケガは避けたいと真剣に歩いているのです。


10:32 合体の樹(840m)

山側から見るとブナが空洞になっていて衝撃でした。
今はまだ本当に合体してるけど、いずれはブナから朽ちるのでしょうか。
気持ちを切り替えて下りに集中します。
こちらも2年連続で山でのケガは避けたいと真剣に歩いているのです。


10:32 合体の樹(840m)

山側から見るとブナが空洞になっていて衝撃でした。
今はまだ本当に合体してるけど、いずれはブナから朽ちるのでしょうか。
ヒメコマツの幹を抉ったブナの枝はもうありません。
ヒメコマツの幹を抉ったブナの枝はもうありません。
登山道側から見るのとは全く違う様相を呈していました。
登山道側から見るのとは全く違う様相を呈していました。
10:54 尾根を外れる

前方がヤブっぽくなっているので、尾根を直進することはありえないでしょう。
いよいよゴールが近くなってきました。
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10:54 尾根を外れる

前方がヤブっぽくなっているので、尾根を直進することはありえないでしょう。
いよいよゴールが近くなってきました。
アジサイの花々の間を抜けてジグザグに下りていきます。
アジサイの花々の間を抜けてジグザグに下りていきます。
古寺川沿いに出るとすぐに朝陽館の廃墟。橋で右岸側へ渡ります。
古寺川沿いに出るとすぐに朝陽館の廃墟。橋で右岸側へ渡ります。
閉館したままの古寺鉱泉・朝陽館
閉館したままの古寺鉱泉・朝陽館
懐かしい古寺案内センターが見えてきました!
懐かしい古寺案内センターが見えてきました!
11:15 旧古寺鉱泉登山口(650m)到着!!

大朝日岳山頂避難小屋泊でのゆったりした山旅でした。
お疲れさまでした!

山装備の片付けを終えると、アクセス路沿いにある大井沢温泉・ゆったり館へ。
朝日連峰での2日間の汗を流し、至福のひと時でした。
11:15 旧古寺鉱泉登山口(650m)到着!!

大朝日岳山頂避難小屋泊でのゆったりした山旅でした。
お疲れさまでした!

山装備の片付けを終えると、アクセス路沿いにある大井沢温泉・ゆったり館へ。
朝日連峰での2日間の汗を流し、至福のひと時でした。
鶴岡経由で長野まで約6時間。朝日連峰での余韻に包まれつつ帰途に就きました。
梅雨はいったいどこへやら、日本海沿いはすっかり真夏の様相でした。
鶴岡経由で長野まで約6時間。朝日連峰での余韻に包まれつつ帰途に就きました。
梅雨はいったいどこへやら、日本海沿いはすっかり真夏の様相でした。

装備

個人装備
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感想

初めての朝日連峰での登山として定番のルートとされている古寺から大朝日岳へ。
避難小屋で1泊するゆったりプランで計画しました。
初日も予報は悪くはなかったはずですが、景色を観れたのは午後遅くなってから。
登りは雨のように木々から雫が垂れてくるし、濡れた身体に風が当たって寒いし、
終始ガスガスということで正直先が思いやられました。
それでも銀玉水の水を満タンにして担いだり、避難小屋での管理人さんや同宿された皆さんとの出会い、そして夕方の絶景まで、終わってみれば全て良しとなりました。
大朝日岳、そして朝日連峰を満喫した2日間でした。
今回はあくまで朝日連峰の最高峰を踏んだのみ。次は縦走で計画したいです。

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コメント

loonさんの 山行は いつものように、まず地図を縮小。
?? ここはどこなの??から 始まり拝見です。
以前登られても 寄る年波で おわすれになられますので、笑
あっ ここなのね!!
「フムフム拝見」となります。
走行距離が目に入りますよね。
「ほー!!20KM 高低差1800 これは大変。」と、なります。

避難小屋泊 あこがれますよねー。(^▽^)
 ユーチューバーが カメラ回収偏を 流したりされてますが、
 小屋前のloonさん、斜面を登るloonさん と 印象的です。
 写真が絞まります。
雲海がすばらしいですね。いい山だなー。
2025/7/21 13:44
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loonさんの 山行は いつものように、まず地図を縮小。
?? ここはどこなの??から 始まり拝見です。
以前登られても 寄る年波で おわすれになられますので、笑
あっ ここなのね!!
「フムフム拝見」となります。
走行距離が目に入りますよね。
「ほー!!20KM 高低差1800 これは大変。」と、なります。

避難小屋泊 あこがれますよねー。(^▽^)
 ユーチューバーが カメラ回収偏を 流したりされてますが、
 小屋前のloonさん、斜面を登るloonさん と 印象的です。
 写真が絞まります。
雲海がすばらしいですね。いい山だなー。
2025/7/21 13:44
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mayasanpoさん、本当にいつもありがとうございます!
自分も元々東北の地理に疎く、特に初めての山は下調べに時間を掛けています。

飯豊連峰よりは小ぶりでも朝日連峰も広大であり、まずは最高峰の大朝日岳を踏んでおこうと計画しました。
健脚の方なら日帰りでも行けますが、何しろ片道400kmを運転するわけですから、
やはり山での時間をゆったりと確保したいと避難小屋泊としました。
夏季は管理人さんが常駐されており、避難小屋といっても居心地は営業小屋と変わりません。
特に昨年に改修工事を終えたばかりで新築に近い感じできれいで居心地良かったです。

大朝日岳山頂では初日夕方に無事に景色を観ることができました。
朝日連峰での山行のプロローグとして、とても良い時間を過ごすことができました。

ユーチューバーがカメラ回収編を出しているのですね。
自分もいつも作業しているのでなんとなく光景が思い浮かびます。(^^)
自分もユーチューブはよく観ますが、登山関係は基本観ないことにしているんです。
特に初めての山に関しては、自分の目で見るまで触れないでおきたいと思うのです。

今回も本当にありがとうございました!
2025/7/21 21:52
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