鹿島槍ヶ岳 扇沢〜


- GPS
- 11:55
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,333m
- 下り
- 2,330m
コースタイム
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:55
3:48 扇沢駐車場到着 16℃
4:17 駐車場出発
4:23 柏原新道登山口出発
4:52 八ツ見ベンチ到着
5:07 ケルン到着
5:22 駅見岬到着
5:36 一枚岩到着
5:50 石畳到着
5:56 水平道到着
6:00 包優岬到着
6:05 石ベンチ到着
6:22 富士見坂到着
6:29 鉄砲坂到着
6:38 種池山荘到着
6:41 種池山荘出発
7:18 爺ヶ岳南峰分岐到着
7:27 爺ヶ岳中峰分岐到着
8:12 赤岩尾根分岐到着
8:22 冷池山荘到着
8:32 冷池山荘出発
8:40 冷池山荘テント場到着
9:31 布引山到着
10:17 鹿島槍ヶ岳南峰山頂到着
11:07 鹿島槍ヶ岳南峰山頂出発
11:42 布引山山頂到着
12:20 冷池山荘テント場到着
12:25 冷池山荘到着
12:38 赤岩尾根分岐到着
13:40 爺ヶ岳中峰山頂到着
14:07 爺ヶ岳中峰山頂出発
14:18 爺ヶ岳南峰分岐到着
14:40 種池山荘到着
14:46 鉄砲坂到着
14:50 富士見坂到着
15:03 石ベンチ到着
15:05 包優岬到着
15:08 水平道到着
15:11 石畳到着
15:29 駅見岬到着
15:37 ケルン到着
15:48 八ツ見ベンチ到着
16:08 柏原新道扇沢登山口到着
16:12 駐車場到着
平面距離 21.2km
沿面距離 21.8km
記録時間 11:55:26
最低高度 1,332m
最高高度 2,874m
累計高度(+) 2,141m
累計高度(-) 2,148m
平均速度 1.8km/h
最高速度 6.6km/h
登り歩行時間
柏原新道登山口〜鹿島槍ヶ岳南峰山頂:5時間54分 4:23〜10:17(休憩時間含む)
柏原新道登山口〜種池山荘:2時間15分 4:23〜6:38(小休憩含む)
種池山荘〜爺ヶ岳南峰分岐:37分 6:41〜7:18(休憩なし)
種池山荘〜赤岩尾根分岐:1時間31分 6:41〜8:12(休憩なし)
冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳南峰山頂:1時間45分 8:32〜10:17(休憩なし)
下り歩行時間
鹿島槍ヶ岳南峰山頂〜柏原新道登山口:4時間34分 11:07〜16:08(爺ヶ岳中峰での休憩時間27分を除く)
鹿島槍ヶ岳南峰山頂〜種池山荘:3時間6分 11:07〜14:40(爺ヶ岳中峰での休憩時間27分を除く)
種池山荘〜柏原新道登山口:1時間28分 14:40〜16:08(休憩なし)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部に残雪あり 滑り止め等は不要 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
週末はカミさんが卓球の遠征で金沢に金曜日から出かけて留守になる。13日は用水路の草取り作業と鹿柵点検があるので好天でも動くことは出来ない。
そろそろ鳳凰三山に行きたいと考えていたが、目的のひとつタカネビランジの開花はしているようだが、まだ盛りではないようだ。
せっかく鳳凰三山に行くのなら、南アルプスの固有種タカネビランジを楽しみたいので、延期することにした。
では、どこに行こうかと考え、もう何年も今年こそはと思いながら行けていなかった鹿島槍ヶ岳に行くことにした。
日帰りで笠ヶ岳、双六岳に行くには同等の体力度の必要な鹿島槍ヶ岳山行をしておかないと、と思っていながら行けていなかった。
前回日帰りしたのは10年前の2015年8月で、事前に大谷原からのルートを下見したりして念願をかなえていた。
この時はいつもの30Lザックでなく、ハイキング用の容量表記の無い小さなザックに一眼レフカメラも以前使用していた古い軽量の物を選択する等の対策をしていた。
その後2017年7月に山友とテント泊で行っている。
2013年に山歩きを始めて間もない頃に爺ヶ岳山行で鹿島槍ヶ岳を見て、いつかは行きたいと思い、その後は爺ヶ岳に行く度に縦走気分を味わう為もあって赤岩尾根分岐までピストンしていた。
その時は帰路の赤岩尾根分岐からの登り返しなどあまり苦になっていなかったようだが、今回はここで苦しめられた。
駐車場は登山口手前のスノーシェード近くのスペースに5,6台の空があったので、その先の様子を見ずすぐに駐車した。まだこの時期は激混みになっていないようだ。
計画では4時出発で16時過ぎに下山予定。出来たら15時台に下山完了したいのだが、いつもの計画で歩行係数を0.8と設定するところを0.75に設定してようやくこの時間。
より早く出発すれば良いのだが、それもつらい。
エスケープルートは爺ヶ岳中峰または冷池山荘までのピストン。鹿島槍ヶ岳まで行けなくてもそれで良しと思いプレッシャーはない。
ヘッドライトを忘れてしまったので車内で少し時間をつぶし、予定より20分遅れで登山口を出発。4時を過ぎればヘッドライト無しで歩ける明るさだったが頭の中は目的地が爺ヶ岳中峰となり、気合が足りない。
登り始めは少し暗いのでアクションカムはザックに入れたままで動画撮影はなし。
柏原新道は急登が少なく、あっても長くないのでマイペースで淡々と歩く。
種池山荘付近でコバイケイソウが見られることを期待していたが、当分咲きそうにない状態だった。
他の花もまだ少な目。
種池山荘の先には雪渓が残り、少しの距離だがツボ足での雪渓歩きとなった。
稜線から鹿島槍ヶ岳、立山連峰、剱岳、槍ヶ岳、穂高連峰がよく見えるが、麓の大町、安曇野は雲海になっている。ここでは大概こんな状況で、麓が見られるのは稀で、鹿島槍ヶ岳がいつまで見えているかが問題で、大概8時くらいからガスに包まれてしまう。
今回はいつもより早めの爺ヶ岳南峰付近でガスが現れ、赤岩尾根分岐に到着する以前にすっかりガスの中になってしまった。
風は朝からずっとあり、時折強く吹くので半袖Tシャツに冷感アームスリーブでは涼しいを通り過ぎて寒いくらい。
赤岩尾根分岐まで寒さを我慢してウィンドブレーカーを着た。
以前は何度も赤岩尾根分岐まで来ていたが、久しく来ていなかったので、こんなにも下るのか、いつになったら到着するんだ?の思いだった。
この下りを帰りに登り返すことは分かっているが、意識しないようにして次なる目標点冷池山荘のみを考えて歩く。
今日は暑さ対策で水分量を増やして来たが、防寒装備はこのウィンドブレーカーのみ。
ここまで涼しいと飲んだ水分も少ないが、トイレに行きたくならないか心配になる。
冷池山荘でエネルギー補給してエスケープせず鹿島槍ヶ岳を目指すことにした。
冷池山荘を出発すると日差しが当たるようになり、風が弱いと暑く感じるようになった。
爺ヶ岳からずっと大きく下って来たので、登りに転じてキツさを感じる。ずっと登りだといいのだが、アップダウンは自分の心臓にはつらい。
冷池山荘テント場から鹿島槍ヶ岳までは意外とアップダウンが多く、なかなか高度が上がらない。
花の種類も増え、花の撮影をしながらゆっくりと歩く。立山連峰、剱岳は見え隠れを繰り返しているが、鹿島槍ヶ岳はずっと見えていてありがたい。
布引山の道標が右上に見えて、もうここまで来ればエスケープの必要はないだろうと安心するが、ここから鹿島槍ヶ岳南峰山頂までは長かった。
鹿島槍ヶ岳南峰山頂に到着するとまずは五竜岳と白馬連峰の眺望が広がる。
ここまで来ないと見られない景色だ。
20分遅れで登山口を出発したものの予定より10分ほど早く登頂出来た。
登頂時人は少なかったが、次々と後続者が到着し賑わって来た。冷池山荘に宿泊される方は軽装で来ている。
風は強めのままでやや寒いが腰を下ろして昼食をとり、50分程のんびりと過ごして、下山を開始した。
登り時使用していなかった一眼カメラで眺望や高山植物を撮影しながら下る。
赤岩尾根分岐までは多少のアップダウンはなんとかこなせたが、ここから爺ヶ岳中峰までがつらい登り返しとなった。
キツい登りはゆっくりと歩くしかないのだが、それにしてもなかなか前に進めない。強めの風で涼しさを感じられるので助かるが風の無い場所では暑い。
爺ヶ岳中峰山頂に立ち寄ってエネルギー補給をして空撮を行ったが、パノラマ撮影は山頂以外ガスで何も見ない状態でとても間の悪いものとなってしまった。
ここからの下山はいつもの爺ヶ岳山行と同じなので、まだ南峰への登り返しは残っているが、ひと安心。
南峰山頂には立ち寄らず一気に下山することにした。
種池山荘からは少し速めに歩いたが、ケルン辺りから左膝に違和感が出て来てしまった。
違和感が痛みに変わらないことを願い、時には左膝に負担をかけないようにしながら歩いたが、最終的に痛みにはならずに済んだ。
毎回のように思うことだが、八ツ見ベンチから下の九十九折は長い。沢の音がするようになってもなかなか登山口近くに至らず精神的につらい。
登山口には偶然に予定時刻の16時過ぎに到着した。
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