ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8457414
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

鳥倉入山〜悪沢岳〜荒川小屋泊〜鳥倉下山

2025年07月21日(月) 〜 2025年07月22日(火)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
22:53
距離
47.8km
登り
4,874m
下り
4,879m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:57
休憩
10:40
合計
22:37
距離 27.4km 登り 3,467m 下り 2,190m
1:55
1:57
45
2:43
2:45
31
3:16
25
4:00
3
4:38
4:39
32
5:11
29
5:40
5:49
53
6:41
6:42
4
6:46
22
7:08
4
7:13
36
7:50
7:59
16
8:15
8:16
109
10:05
10:06
12
10:18
3
10:22
10:24
17
10:40
28
11:08
11:11
30
11:41
25
12:07
12:09
4
12:13
20
13:05
22:53
49
23:59
2日目
山行
8:34
休憩
0:55
合計
9:29
距離 20.3km 登り 1,401m 下り 2,689m
23:59
99
1:57
1:59
17
2:16
2:21
52
3:13
5
3:17
22
3:40
3:45
5
3:50
108
5:38
6:04
34
6:37
6:39
34
7:12
7:15
27
7:46
7:55
11
8:31
27
8:58
9:00
25
9:24
9:25
24
天候 晴れのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道ゲートの第1駐車場に駐車。三連休の二日目の夜の12時過ぎにギリギリ停められた。第2も結構車が停まっていた。
コース状況/
危険箇所等
※荒川前岳の山頂付近は崩落のため立ち入り禁止みたいです。ご注意下さい。

鳥倉登山口〜三伏峠小屋 良く踏まれた登山道だが、所々に老巧化した木の橋や結構際どいトラバースあり。

三伏峠〜小河内岳 烏帽子岳から前小河内岳の間にある数ヶ所ある崩壊地は、迂回路がある箇所はそちらに、そうでない箇所では踏み跡が崖にオーバーハングしている箇所もあるので、なるべく崖から離れて歩く。

小河内岳〜高山裏避難小屋 板屋岳付近から道がワイルドになる。トラバース中に岩が出てきたり、踏み外しそうな狭いスタンスが続く。

高山裏避難小屋〜荒川前岳 高山裏避難小屋付近の荒川側の縦走路は歩きづらい。二日目の夜中に谷側に踏み外して滑落未遂を実施。狭いトラバース道に石や岩、木の根など多い。
前岳北側のカールの登りは斜度がキツく、岩ゴロ箇所以外はザレていて登りづらい。崩壊地の縁に近づいたら、滑落に気をつけて歩く。下りで使う際は、上部の崩壊地からカールに下る少し前に尾根を越えていく。そこに尾根をまっすぐ下る踏み跡があるので、迷い混まないよう注意。

荒川前岳〜悪沢岳〜荒川小屋 中岳からの下りは歩きやすい道。コルから悪沢岳の登りは傾斜もザレも強く手強い。途中の岩場は落石に注意、ペンキマークも見え辛いので道迷いにも注意したい。
中岳の先の分岐より荒川小屋に下る。ザレ、急傾斜の為注意。お花畑のゲートは確実に閉める。


水場は仏の清水、高山裏の先の縦走路の水場、荒川小屋手前の沢、荒川小屋の水場は出ているのを確認。
その他周辺情報 大鹿村の道の駅の食堂は11時から。
松川インター近くの清流園でお風呂に入った。
崩れかけの木橋。
2025年07月21日 03:04撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 3:04
崩れかけの木橋。
新しくなっている橋もある。
2025年07月21日 03:32撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 3:32
新しくなっている橋もある。
2025年07月21日 03:57撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 3:57
三伏峠小屋。早朝から出発する人で賑わいがあった。テント場も満員状態だった。
2025年07月21日 04:00撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 4:00
三伏峠小屋。早朝から出発する人で賑わいがあった。テント場も満員状態だった。
烏帽子岳の手前で富士山が見えた。
2025年07月21日 04:30撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 4:30
烏帽子岳の手前で富士山が見えた。
烏帽子岳標柱の向こうにシルエットの塩見岳。
2025年07月21日 04:38撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 4:38
烏帽子岳標柱の向こうにシルエットの塩見岳。
前小河内岳からの小河内岳。避難小屋と、向こうには赤石岳、大沢岳、中盛丸山、聖岳が見えた。
2025年07月21日 05:11撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 5:11
前小河内岳からの小河内岳。避難小屋と、向こうには赤石岳、大沢岳、中盛丸山、聖岳が見えた。
小河内岳下の標識。小河内岳避難小屋は今シーズンはお休み。トイレと避難スペースは使えるそうです。
2025年07月21日 05:38撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 5:38
小河内岳下の標識。小河内岳避難小屋は今シーズンはお休み。トイレと避難スペースは使えるそうです。
小河内岳。そして雲海の上に中央アルプス。
2025年07月21日 05:40撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 5:40
小河内岳。そして雲海の上に中央アルプス。
小河内岳山頂から、避難小屋、富士山。
2025年07月21日 05:41撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
2
7/21 5:41
小河内岳山頂から、避難小屋、富士山。
荒川三山と、赤石岳、聖岳も見える。
2025年07月21日 05:41撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 5:41
荒川三山と、赤石岳、聖岳も見える。
板屋岳の手前から、道の様相が変わり歩きづらくなる。
2025年07月21日 07:00撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 7:00
板屋岳の手前から、道の様相が変わり歩きづらくなる。
板屋岳。
2025年07月21日 07:12撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 7:12
板屋岳。
この辺りの道はこんな感じ。
2025年07月21日 08:09撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 8:09
この辺りの道はこんな感じ。
縦走路の水場。お盆休み時と違って、結構出ている!
2025年07月21日 08:15撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 8:15
縦走路の水場。お盆休み時と違って、結構出ている!
鎖のある大きな岩。去年よりも下を回る道が出来ているような気がするが、どちらにせよ下るときは怖い。
2025年07月21日 08:38撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 8:38
鎖のある大きな岩。去年よりも下を回る道が出来ているような気がするが、どちらにせよ下るときは怖い。
荒川前岳北側のカールを登る。天気が良くて灼熱の暑さ。
2025年07月21日 09:16撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 9:16
荒川前岳北側のカールを登る。天気が良くて灼熱の暑さ。
ようやく崩壊地の縁まで登ってきた。北部の山並みが一望。
2025年07月21日 09:57撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 9:57
ようやく崩壊地の縁まで登ってきた。北部の山並みが一望。
前岳山頂方面。
2025年07月21日 09:58撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 9:58
前岳山頂方面。
立ち入り禁止看板。
2025年07月21日 10:02撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 10:02
立ち入り禁止看板。
荒川中岳。
2025年07月21日 10:18撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 10:18
荒川中岳。
中岳避難小屋。
2025年07月21日 10:22撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 10:22
中岳避難小屋。
悪沢岳に到着。蝶が写りこむ。
2025年07月21日 11:09撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
2
7/21 11:09
悪沢岳に到着。蝶が写りこむ。
天気予報の通りに雲が沸き上がってきた。
2025年07月21日 11:09撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 11:09
天気予報の通りに雲が沸き上がってきた。
悪沢岳を下る途中からの中岳。
2025年07月21日 11:19撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 11:19
悪沢岳を下る途中からの中岳。
写真が判りづらいが、ここは下りの際に左折して岩場を下るが、右手に踏み跡が見える。しかしそちらは間違いなので注意。
2025年07月21日 11:26撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 11:26
写真が判りづらいが、ここは下りの際に左折して岩場を下るが、右手に踏み跡が見える。しかしそちらは間違いなので注意。
中岳を登る途中より、悪沢岳を振り返る。
2025年07月21日 11:52撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 11:52
中岳を登る途中より、悪沢岳を振り返る。
荒川の稜線はもうすぐ雲に飲まれそうだ。
2025年07月21日 12:12撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:12
荒川の稜線はもうすぐ雲に飲まれそうだ。
小屋に下る。
2025年07月21日 12:19撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:19
小屋に下る。
荒川小屋が見えた。
2025年07月21日 12:28撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:28
荒川小屋が見えた。
お花畑は小さな花が沢山咲いていた。
2025年07月21日 12:33撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:33
お花畑は小さな花が沢山咲いていた。
荒川小屋手前の沢。水が出ていた。
2025年07月21日 12:52撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:52
荒川小屋手前の沢。水が出ていた。
もう少しで着く!
2025年07月21日 12:58撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/21 12:58
もう少しで着く!
ツェルトを建てると小雨がパラパラ。しばらく中にこもってからトイレに出てみると、赤石岳の上には大きな入道雲。
2025年07月21日 16:53撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 16:53
ツェルトを建てると小雨がパラパラ。しばらく中にこもってからトイレに出てみると、赤石岳の上には大きな入道雲。
荒川小屋。
2025年07月21日 16:57撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/21 16:57
荒川小屋。
二日目、早めに三伏峠方面に向かう。
2025年07月22日 00:13撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 0:13
二日目、早めに三伏峠方面に向かう。
前日休憩でお世話になった高山裏避難小屋。この時間だが出発する人や、テントの灯りがついている人がいた。
2025年07月22日 02:16撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 2:16
前日休憩でお世話になった高山裏避難小屋。この時間だが出発する人や、テントの灯りがついている人がいた。
二日目の小河内岳。
2025年07月22日 05:15撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/22 5:15
二日目の小河内岳。
2025年07月22日 05:16撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 5:16
2025年07月22日 05:18撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
2
7/22 5:18
烏帽子岳と前小河内岳の間の崩壊地。ここはハイマツの中に道がある。
2025年07月22日 06:58撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 6:58
烏帽子岳と前小河内岳の間の崩壊地。ここはハイマツの中に道がある。
踏み跡の下が空洞に見える所あり。
2025年07月22日 07:01撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 7:01
踏み跡の下が空洞に見える所あり。
烏帽子岳より荒川三山。
2025年07月22日 07:13撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 7:13
烏帽子岳より荒川三山。
烏帽子岳より北部の山々。
2025年07月22日 07:14撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 7:14
烏帽子岳より北部の山々。
今日もカッコ良い富士山。
2025年07月22日 07:14撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/22 7:14
今日もカッコ良い富士山。
ここは濡れていて怖かった。
2025年07月22日 08:43撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
7/22 8:43
ここは濡れていて怖かった。
なんとか下山。
2025年07月22日 09:48撮影 by  Galaxy A55 5G, samsung
1
7/22 9:48
なんとか下山。
撮影機器:

感想

お盆休みに南アルプス縦走を計画しているため、その練習として本番と同じ装備、ザック総重量13kg 程で計画通りに歩けるかを確認しに行った。
結果としては初日の板屋岳を越えるくらいから、寝不足なのか高山病的なものか、根本的に体力が足りなかったか、かなりバテてしまった。本番の行程や装備を今更ながら見直す必要がありそうだ。

初日も二日目も朝のうちは天気が良くて最高の景色を楽しめた。荒川小屋でのツェルト泊は午後2時くらいから断続的に雨が降り始め、5時位には物凄いどしゃ降りの雨、近くに落ちる雷、そして雹が降るなど大変なことになった。雷が近い時は小屋に避難させてもらい、雨風が弱くなったらテント場に戻った。
石を沢山使って固定したツェルト1は、今回はうまく建てられたのかビシッと建ったままで安心した。中も浸水はしていたが、床に敷いたエマージェンシーシートの上は全くの浸水無し!これならいける。

二日目は天気が持てば塩見岳に寄ってから帰ろうと考えていたが、前日からの寝不足と疲れがとれず、結局直帰で帰った。

高山裏避難小屋近辺、特に荒川岳側のトラバース道は本当に歩きづらい。二日目の夜中に通過した際は踏み抜き滑落未遂もあったり、いちいち足元をライトで確認しないと行けないため通過に時間がかかった。

荒川前岳を夜中に通過した際、満天の星空と天の川、周囲の山並のシルエットが良く見えて最高だった。しかし、静岡側に入道雲が発生していて時折稲光りが見えた。どうせなら夜中の稜線で休憩でもしたかったが、雷が恐くて早々に高山裏方面に進んでいって勿体なかった。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:44人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら