氷ノ山 〜360度遮るもの無し、風が心地よい〜

2025年07月27日(日) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 10.6km
• 登り: 826m
• 下り: 830m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:22

距離 10.6km 登り 826m 下り 830m

9:55 スタート地点：わかさキャンプ場多目的広場
10:15 仙谷コース登山口
11:17 自然探勝路・三の丸コース分岐点
11:34 11:41 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
12:30 12:31 三ノ丸休憩所
12:35 12:41 三ノ丸
13:08 1448ｍ点
13:32 14:06 氷ノ山
14:19 14:37 甑岩
14:42 14:45 仙谷分岐
14:49 ヤキョウガ山
15:21 15:30 氷ノ越
15:42 木原八丁
15:54 15:55 旧伊勢道石畳
15:57 北探勝路分岐
16:03 町道登山道・キャンプ場登山道合流
16:08 16:09 わかさ氷ノ山キャンプ場登山口
16:17 ゴール地点：わかさキャンプ場多目的広場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

わかさ氷ノ山キャンプ場の登山者用駐車スペースに車を停めました。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありません。木段が一部壊れている所はありますが、それほど危険な状態ではありません。

その他周辺情報

道の駅わかさ　に行きも帰りも立ち寄りました。

写真

7/27 9:59

キャンプ場の登山者用駐車場に車を停めて出発

7/27 10:01

登山者はこの広場に車を停められます。

登山口へ向けてしばらく舗装道路を歩きます

7/27 10:16

仙谷コースは未だ通行禁止のようです。

7/27 10:18

杉林を抜けます。

7/27 10:19

スキーゲレンデに出ました。道がコンクリート舗装されたのは最近ですね。

7/27 10:27

工事資材置き場に登山者が使えるトイレがありました。

7/27 10:28

資材運搬用モノレールが敷設されています。行く先が気になる。

7/27 10:31

自然探勝路に入りました。日陰になっているのがありがたい。

7/27 10:36

雪の重みで曲がっても垂直に伸びようとする樹の力強さ。

7/27 10:40

渡渉1本目

7/27 10:44

渡渉2本目、こちらのほうが水量が少ない。

7/27 10:56

道に時々落ちている、何か樹の花穂だと思うのですが。

7/27 10:57

トチノキ

7/27 11:05

ゲレンデが見えてきた。

7/27 11:16

三の丸コースと合流

7/27 11:22

ゲレンデの急坂で咲いていたのはタケニグサ？

7/27 11:25

ルート最大の急傾斜、ガンバレ→オレ

7/27 11:30

今回唯一の鎖場、鎖に頼らなくても上れますが。

7/27 11:34

リフト終点、風が気持ちよい。

7/27 11:44

樹林帯に入ってさらに上ります。

7/27 11:56

木段を歩くか、その脇の坂を上るか、悩ましいところ。

7/27 12:06

急な上りは終了、ここまで来ればあとは惰性でも何とかなる。

7/27 12:11

樹林帯あり

7/27 12:20

チシマザサの中の登山道

7/27 12:21

気分的には9合目なのですが、距離的にはまだ6割、頑張ろう。

7/27 12:23

標高1,400mは超えているはず。

7/27 12:29

三の丸休憩舎

7/27 12:34

三の丸避難小屋

7/27 12:35

三の丸展望台

7/27 12:36

ひろびろ〜、360度の展望。

7/27 12:48

ところどころに風雪に耐えた古木があります。

7/27 12:53

おなか減ってきたけど、山頂まで頑張ろう。

7/27 13:10

湿った場所にはあしゅう杉の群落

7/27 13:18

笹の中の道続く

7/27 13:20

そろそろ、最後の上り、ファイトだ。

7/27 13:30

山頂手前の休憩舎、トイレもあります。

7/27 13:32

山頂！

7/27 13:32

一等三角点「氷ノ山」
北緯 35°21′14″.2529
東経 134°30′49″.8298
標高(m) 1509.55

7/27 13:34

避難小屋の中から鉢伏山方向を眺める。

7/27 13:38

わかさ道の駅で買った焼き鳥とパンで昼食

7/27 14:07

兵庫県側

7/27 14:17

9合目標識のそばに笹のトンネル発見、入ってみました。

7/27 14:19

甑岩（こしきいわ）上に出たようです。三の丸方向

7/27 14:20

この岩の左側が絶壁です。

7/27 14:20

遠くに若桜のスキー場、手前に登山道

7/27 14:20

氷ノ越方向

7/27 14:41

登山道へ戻り、下山の途へ。

7/27 14:42

仙谷分岐

7/27 14:42

仙谷コース通行止めの表示。もう2年になります。復旧してくれないかな。

7/27 14:45

氷ノ越コースへ

7/27 15:00

足下注意の下り坂

7/27 15:04

ブナの原生林

7/27 15:05

広葉樹はいいなぁ。

7/27 15:18

氷ノ越避難小屋脇で休憩

7/27 15:18

山頂避難小屋が見える。

7/27 15:28

峠の地蔵に別れを告げて、

7/27 15:36

杉林の中の登山道を下ります。

7/27 15:41

くたびれているとこんな道でもこけるので気を抜かないように。

7/27 15:52

ちょっとした渡渉あり。

7/27 15:54

旧伊勢道名残の石畳が残っています。

7/27 15:56

杉林の斜面を縫うように下ります。

7/27 16:05

なだらかになってきたら終盤です。

7/27 16:06

獣除けの電気柵を開けて、ヒトの世界へ。

7/27 16:07

キャンプ場へ下りてきました。

7/27 16:08

登山口の登山届BOX

7/27 16:09

去年ぐらいから指定管理者が変わってリニューアルされています。

7/27 16:12

車を停めている多目的広場へ下りてきました。

撮影機器：

SH-M29 SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック（19L） 昼食(棒ラーメン+カット野菜) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600ｍL＋スポーツ飲料600mL) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー 日焼け止め 虫除けスプレー

備考

予備のバッテリー関係を持っていくのを忘れていました。カメラのバッテリーも空になっていて、写真はスマホで撮りました。

感想

Katsuhara

　前日飲み会だったので、汗を流してデトックスしようと、でもこの暑さなので少しでも標高が高いところへ，できればあまり遠くないところへ，と考えて，朝目が覚めてから決めたのが氷ノ山だった。鳥取県で2番目に標高の高い山だ。年によっては年に何度も歩いていてコースは頭の中に入っているが，今年はまだ歩いていなかった。
　昼食は若桜道の駅で調達することにしたが、道の駅は朝9時営業開始だったので20分ほど待たなければならなかった。開店時にはまだ商品が全ては揃っていなかったが、昼食になりそうなものを買ってきた。
　出発地点をスキー場下にするかキャンプ場にするか迷ったが、登山を終えて登山口から出たら、さっさと車に乗ってしまいたいと思い、下山口に近いわかさ氷ノ山キャンプ場に車を停めた。キャンプ場は一昨年から指定管理者が変わっており、名称も「わかさ氷ノ山キャンパーズヴィレッジ」となり、いい感じに整備されている。ただ、一般の登山者は以前のように一番奥の駐車場までは進入できなくなり、キャンプ場入口近くの広場に車を停めなければならなくなっていた。ただ、その差は100mかそこらなので、キャンプ場が朽ちることなくきちんと管理していただけていることに感謝して利用させてもらおう。
　仙谷コースが通行可能であれば行ってみたいと思っていたが、依然通行止めとなったままだった。そこで、今回は急登のあるスキー場側から反時計回りに廻る、歩き慣れたコースとした。ただ、スキー場歩きを少しでも減らすために、自然探勝路経由とした。前回氷ノ山を歩いたのが2023年の秋だったので1年以上訪れていないが、数えてみるともう12回も訪れている山だ。少しずつ人の手が加わって変化している所もあるが、山の険しさも眺望の素晴らしさも変わらない。今回はすっきりと晴れた良い天気で三の丸の展望所や山頂からぐるりと周囲を展望できたのが良かった。また、これまでルートが不明で到達できていなかった甑岩（こしきいわ）にも立ち寄ることができて、氷ノ山を満悦することができた。
　当初の目的の"汗を流してデトックス"は達成できた。標準タイムぐらいで歩ける自分の実力も自覚できた。標高が1500mを超える山で下界より気温が9℃ほど低く、風が心地よいことも実感できた。良く知っている山だからこそ、単純に歩くことを楽しめる山でもある。兵庫県側からだとまだ歩いたことの無いコースもいくつかある。どこを歩こうか迷ったとき、単純に汗を流したいとき、何度歩いても充実感が得られるこの氷ノ山にまたやって来ようと思う。