記録ID: 8502366
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
大岳
2025年07月31日(木) 〜
2025年08月02日(土)
長野県
ふくちゃん
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 18:07
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 962m
- 下り
- 1,763m
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1日目
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 3:11
距離 7.8km
登り 188m
下り 283m
2日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:08
距離 6.1km
登り 598m
下り 602m
| 天候 | １日目 日中は晴れ→夕方にガス ２日目 ５時快晴→８時頃から以降はガス ３日目 ５時ガス→９時頃から一気に快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復 プール平バス停→JR茅野駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�’�草峠→双子池、 雨池を経由しない林道(雨池分岐に通行禁止の表示無し)は、山体崩壊部をトラバースするしっかりした林道だったけど、新しい落石も多数落ちていたし、崩壊斜面上方には落下準備中？の大岩だらけで、更に斜面自体もいつ再崩壊してもおかしくない状態に見えた。ともかく、雨池山分岐〜双子池間の林道通行は、常に落石に遭う危険を伴う。 �∩仍卉哂�大岳、 定型の登山道は無い(整備された一般登山道ではない)、ルーファイして判断決心し、たくさんの大きな岩を縫って岩を乗り越えて登る。 マーキングは多数ありすぎて逆に迷いそう、で、古くからのペンキと岩に残る足跡(岩苔のハゲた白い跡)を信頼し、山頂方向(左上)を間違わなければそれが正解のルート。ただし、ガスや夕闇など視界の悪い時は、ただでさえ岩間で視界が阻まれていることもあり、方向を見失ってルートロストし易いと思う。また、途中で気になる小天狗さん達(カッコイイ大岩)に誘われて遊びにいくと、ドツボに嵌まるリスク(岩の間隙に落ちたり、上った岩から降りられない)もありえる。 �Ｂ膤戡�北横岳(北峰)、 大岳側は露岩稜線、北横岳側は樹林帯だけど、明瞭な稜線を辿る普通の登山道。で、苦労なく大岳山頂へは、北横岳からのピストンが正解と思う。 �に眠３戡�亀甲池、 明瞭な一般登山道だが、雨で流れ掘れたラインに大小ゴロ石と木の根が錯綜する北八ヶ岳特有の登山道で、標高差500m弱をスキー滑走の小回り大回りスラロームの要領で一気に下る。ただし、エッジをかけすぎた訳ではないけど、地図のコースタイム以上に時間がかかった。 �サ宜鍛咫疏仍卉咫� 両池の標高が2,000m強で、大岳と双子山の稜線鞍部2,100m位の峠越え？の苔生える明るい樹林帯を登降して両池を繋ぐ整備登山道。双子池側の方が雨水が流れ易いのか、流れて掘れて少し荒れていた。 �Φ宜鍛哂�天祥寺原、 公的に大々的に散策道整備したのかしら？、登山道はフラットな土敷きのハイウェイ。 ��天祥寺原→竜源橋登山口 湯の滝川右岸をずっと歩くルート、斜度は緩く段差もないので、テン泊装備が気にならない。残念ながら、道端は苔でなく高い笹藪。 |
| その他周辺情報 | 双子池テン塲(￥1,500/1人1張1泊) 雌池北岸の笹藪斜面に亀甲池に向かうルート沿いに点々と大中小の十以上の敷地があった。地面の状態も場所毎にかなり違うので、早着して受付を済ませて、条件の良い所を探すのが必須と思う。なお、水とトイレは双子池(雄池)ヒュッテの外、テン塲からは3〜5分。 共同浴場(プール平バス停前、￥600) かけ流しの温泉(熱鉱泉と冷鉱泉の流量を湯客が調節して浴槽温を変えられる)、シャワーと液体石鹸はあるがシャンプー(￥100)などは別に購入する。雰囲気は、昔の街銭湯のよう。鉱泉の質は、サラッとしていてベトつかず、夏の湯上がりとしてはグッドでした😊 別荘地区、 夏の避暑で在住率は高いみたい。車の往来は多く、庭や家屋の修繕もあちこちで見られた。 ただし、別荘の皆さん(基本的に親切だけど)に道を尋ねるのは大間違い。皆さん基本的にお山を歩かない？ので、車で行くルートを懇切丁寧に教えてくれた、けど、結果、信玄棒道でなくビーナスラインで蓼科温泉まで大回りのヒヤヒヤ車道路肩ハイクになりました😅 |
写真
バス車窓から夏空の南八ヶ岳。台風接近は気になるけど、電車の乗継ぎミスから登山口を麦草峠に変更したけど、ともかく午前中に北八ヶ岳に入る。
拍手7/31 10:57
バス車窓から夏空の南八ヶ岳。台風接近は気になるけど、電車の乗継ぎミスから登山口を麦草峠に変更したけど、ともかく午前中に北八ヶ岳に入る。
麦草峠の花園�．轡皀張院�麦草峠バス停(ヒュッテ前)はシカ避け柵で保護された広大なお花畑
麦草峠の花園��イブキジャコウソウ、岩砂利地面にいっぱいで踏んずけそう
麦草峠の花園�乾丱ぅ吋ぅ愁Α△海各修遼明召涼�(茶水池)から、木道整備の登山道に入る。
雨池山から雨池への下山道は崩壊して付け替えされたもよう？双子池への林道は現在通行止と記載されているが、山渓地図(2011年版)は林道が双子池への正規ルートで、登山道としては通行可能と思いそのまま林道を進んだが、、、
7/31 13:56
雨池山から雨池への下山道は崩壊して付け替えされたもよう？双子池への林道は現在通行止と記載されているが、山渓地図(2011年版)は林道が双子池への正規ルートで、登山道としては通行可能と思いそのまま林道を進んだが、、、
林道、崩壊斜面の砂防処置現場から、丸い溶岩ドーム？の八柱山。中段右端の土砂の流れ下った先が、湖水は見えないけど雨池かしら？
双子池の雌池畔(ヒュッテから３分くらいのところ)にテント張りした。池面変化が面白かった、鏡で山や樹木を映し、それが光の加減で急に色変化する瞬間、また、写真のように線状波が一ヵ所から全面にトクトクと広がる静寂な時間、
7/31 16:05
双子池の雌池畔(ヒュッテから３分くらいのところ)にテント張りした。池面変化が面白かった、鏡で山や樹木を映し、それが光の加減で急に色変化する瞬間、また、写真のように線状波が一ヵ所から全面にトクトクと広がる静寂な時間、
登り初め、マーキングや踏跡の交錯する樹林岩々地帯を基本的に左手上方を目指して登る
カモシカの如く、岩々階段を軽快にホップ、ステップ、ジャンプ、と、いうわけにはいかず、よっこら、どっこい、どっこいしょ、でした。で、この結果が今の大腿四頭筋の張りになりました、イタッ
8/1 5:50
カモシカの如く、岩々階段を軽快にホップ、ステップ、ジャンプ、と、いうわけにはいかず、よっこら、どっこい、どっこいしょ、でした。で、この結果が今の大腿四頭筋の張りになりました、イタッ
朝日で輝く小天狗さん達に敬意を払い？避けながらだけど、大岩の間を縫って登ります
登るか巻くか悩みそうな所では、ペンキ矢印が出ています、ここは直上突破
天狗の露地�△匹諒�向を撮ったのか？東方向なら2,000m級の御座山や奥秩父なんだろうけど、ひょっとして南方向なら左から富士山〜南アルプス〜中央アルプスの並びにピッタリで？ザック内の磁石で確認すればよかった、ともかく、雲が急速に湧いてきた、台風絡みの気象変化かな？
8/1 6:37
天狗の露地�△匹諒�向を撮ったのか？東方向なら2,000m級の御座山や奥秩父なんだろうけど、ひょっとして南方向なら左から富士山〜南アルプス〜中央アルプスの並びにピッタリで？ザック内の磁石で確認すればよかった、ともかく、雲が急速に湧いてきた、台風絡みの気象変化かな？
天狗の露地��西方向の眺望、中央左上の凸は蓼科山の岩頭みたいです。
大岳唯一の花姫はゴゼンタチバナ、で、実はシャクナゲはいっぱいで花芽もついていたがまだ硬かった。
天狗さんが手招きしてる？けど、無視して、ガスられる前に先ずは大岳山頂、尾根稜線の露出岩々の間を縫って登ります
北横岳方向分岐道標が立っており、今日唯一心配していた分岐点迷いは杞憂になりました。
分岐→北横岳に向かう岩稜線からガスの下に丸い池が現れた。後で通過する亀甲池のようです
北横岳(北峰)山頂のお出迎え花姫、何故かバイケイソウ。ここからは、雨はイヤなので、脇目も振らず、亀甲池で小休止しただけで、一気にテン場に戻りました。双子池ヒュッテに予約した夕食とん汁ちまきセット(￥1,200)を目指して😋
8/1 9:53
北横岳(北峰)山頂のお出迎え花姫、何故かバイケイソウ。ここからは、雨はイヤなので、脇目も振らず、亀甲池で小休止しただけで、一気にテン場に戻りました。双子池ヒュッテに予約した夕食とん汁ちまきセット(￥1,200)を目指して😋
３日目、昨夕ヒュッテ情報は、今日の天気はガス、降ったりやんだり午後は大雨。で、九割撤退のプラン、天祥寺原でガスがとれていれば蓼科山チャレンジとした。双子池〜亀甲池間の苔の森では、薄いガスだった。8/2 6:35
３日目、昨夕ヒュッテ情報は、今日の天気はガス、降ったりやんだり午後は大雨。で、九割撤退のプラン、天祥寺原でガスがとれていれば蓼科山チャレンジとした。双子池〜亀甲池間の苔の森では、薄いガスだった。
亀甲池の名前の由来、池(噴火口)の岩の柱状節理横断面が亀の甲羅模様、が明瞭
亀甲池〜天祥寺原は、石コロも笹根も無い土のフラットな散策道として徹底的に整備されていた。花姫はアザミがいっぱい
天祥寺原の蓼科山への分岐点、蓼科山はガスの中、で、撤退プランで蓼科温泉に向かう。
天祥寺原〜竜源橋登山口間の登山道は、湯の滝川右岸に沿う、岩ゴロはあるが段差のほとんど無い緩い傾斜の道だった。で、あれッ、日差しが登山道に漏れてるぅ〜
8/2 8:24
天祥寺原〜竜源橋登山口間の登山道は、湯の滝川右岸に沿う、岩ゴロはあるが段差のほとんど無い緩い傾斜の道だった。で、あれッ、日差しが登山道に漏れてるぅ〜
竜源橋登山口、ここまで双子池からの下山は３時間強、歩き易い登山道なので、登りでも５時間はかからないと思う。
感想
うまくいった Go Well というより、落としまいをつけ、なんとかなった Work Out ヤレヤレの山行だった。
テン場予約トラブルから日程が後ズレして台風経路睨みとなり、塩尻駅の乗り換えミス(間違って松本行きに乗った)から茅野駅でのバスを変更して北八ヶ岳入山口を麦草峠に急遽変更に始まり、次々と予定外の対応を繰り返し、ケガなく下山できたのは幸いだったけど、反省点だらけ、初めから最後まで何かに呪われたような三日間だった。
当初目的(双子池テン場を基点に三日間、双子山と蓼科山、北横岳と大岳、三ッ岳と雨池山を歩く)の一つは達成できたし、予定外に麦草峠の最盛期の花園散策はできたし、天狗の露地での蓼科山さんとのツーショットは撮れたし、天祥寺原ルートは軽快に初歩きできたし、蓼科温泉の共同浴場でまったり二時間の湯治もできたので、ヨシとする。
が、最後の大波乱は、帰りの電車、特急しなので楽々〜の予定が、、、雷豪雨と倒木でまさかの中央本線が不通、電車内に缶詰、なんとか終電で自宅帰着できたけど、二泊四日の旅になるというオマケ付き(特急券の払戻しも)でした。
ウーン、ともかく Work? Walk Out した🙄
最後に
山行費用総計は、約￥27,100
内訳は
鉄道 ￥12,700 - ￥2,200 = ￥10,500
バス ￥2,200 + ￥1,500 = ￥3,700
テン場 ￥1,500 × 2 = ￥3,000
蓼科温泉共同浴場 ￥600 + ￥100 = ￥700
携行食と燃料 約￥3,000
駅弁(名古屋) ￥1,500
双子池とん汁ちまき夕食 ￥1,200
塩尻駅きつねそば ￥470
お土産等 約￥3,000
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