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Yamareco

記録ID: 850521
全員に公開
ハイキング
北陸

富士写ヶ岳周回ーイワウチワ・シャクナゲ

2016年04月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
9.7km
登り
946m
下り
940m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:27
合計
5:55
8:59
161
スタート地点
11:40
12:07
167
14:54
ゴール地点
花の写真を撮りながらゆっくり登りました。山頂で昼食。
天候 うす曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
我谷口の吊り橋近くに6台分の駐車場があります。周辺にはほかにも駐車スペースがありますが、シャクナゲの最盛期は、苦労するかもしれません。川の対岸には登山道が閉鎖中の枯淵尾根口にも駐車場がありますが、我谷口までダム湖に沿って徒歩25分ほどかかります。新道の五彩尾根口へ降りる場合は、我谷へ戻る中間地点が枯淵尾根口の駐車場になります。トイレは道の駅湯けむり村と九谷ダムにあります。
コース状況/
危険箇所等
 暖冬のため残雪なし、枯淵尾根ルートは通行止めでした。登山道は全般的に乾いています。新設の五彩尾根ルートへ降りた場合は、九谷ダム横へ出るため、我谷口の駐車場までは45〜50分ダム湖沿いに車道を歩き返すことになります。
 例年より季節の進行が早く、4月14日のookadosanのヤマレコでは、シャクナゲが咲き始めたということで山行決定。到着が9時頃ということで我谷口の駐車場はすでに満車状態でした。なんとか付近の駐車できそうなスペースに駐めて登山口へ向かいます。赤い吊り橋を渡るとすぐに急登開始。標高150mのダム湖から941.9mの山頂まで行程3.5kmで登るため、危険度は低いが急な坂道の連続となっています。滑りそうなところにはロープがこまめに張ってあるので助かります。標高300m付近でカタクリの群落が現れましたが、イノシシ害か、掘り痕が多数。ヒトの仕業でないことを祈るばかりです。ユキツバキは終わりかけでしたが、まだしばらくは花姿を見られそうでした。イワウチワ、イカリソウ、コブシに似たタムシバは満開最盛期です。標高660m以上の稜線ではシャクナゲの群落が続き、ちらほらと花姿がみられました。もう10日ほどすれば咲き揃うのではないでしょうか。標高700mくらいからは谷筋にわずかに残雪が見られたましたが、登山道脇に残っていたのは1箇所のみでした。
 山頂の山名標示板は冬季に飛ばされてしまったのか、柱だけが残されていました。修理待ちでしょうか。平坦でそこそこ広さがある一等三角点の周りでは、30名程度がお昼タイムでした。
 帰路は、枯淵尾根方面へ。ほとんどの登山者は往路のピストンらしく、登山道上には枯れ葉が積もっていて滑りやすく(実際2回ほど滑った)、体の安定を保つためにストックはあった方がよさそうです。ookadosbnのヤマレコにもあったとおり、枯淵尾根ルートは途中で通行止めとなっており、そこから右手に新設された五彩尾根ルートへと進みます。五彩尾根ルートは途中から打ち込み式のプラ階段に代わり、最後は急なコンクリート階段で九谷ダム横へと降りていきます。ダム脇からは枯淵尾根口の駐車場へと向かう道が見えたましたが、ookadosanのヤマレコに従い、ダムの上を渡り県道を我谷口へと歩き返すことにしました。九谷ダムを渡った県道にはトンネルと覆工がありますが、地図を見ると枯淵尾根口の先に橋がありましたので、そこまで川を渡らずに、その橋で県道に戻れば回避できそうです。ただし、トイレで用を足したい人は九谷ダムを渡って県道側へ行くことになります。急な下りのあとの50分の車道歩きはつらいものです。五彩尾根に降りるときは、中間にある枯淵口の駐車場に駐めて車道歩きを往路にも分散した方がいいかもしれません。
その他周辺情報 道の駅湯けむり健康村ゆーゆー館の温泉浴場、山中温泉総湯など
赤い吊り橋を渡るとまもなく
2016年04月16日 09:02撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:02
赤い吊り橋を渡るとまもなく
我谷の登山口にたどり着きます
2016年04月16日 09:07撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:07
我谷の登山口にたどり着きます
最初から急登が続きます。
2016年04月16日 09:14撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:14
最初から急登が続きます。
滑りそうな急な坂にはロープがあり、下りも安心です。土質は初め赤土の粘土で、途中から砂礫混じりになります。
滑りそうな急な坂にはロープがあり、下りも安心です。土質は初め赤土の粘土で、途中から砂礫混じりになります。
この花は、なんという名前でしょう?
2016年04月16日 09:21撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:21
この花は、なんという名前でしょう?
ユキツバキは、そろそろ終盤です。
2016年04月16日 09:21撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:21
ユキツバキは、そろそろ終盤です。
カタクリももう終わり。イノシシでしょうか、掘り痕が多数みられました。
2016年04月16日 09:28撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:28
カタクリももう終わり。イノシシでしょうか、掘り痕が多数みられました。
ゼンマイ。今日はみるだけ。
2016年04月16日 09:35撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 9:35
ゼンマイ。今日はみるだけ。
イカリソウは、あちこちに群落を作っていました。
2016年04月16日 09:35撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 9:35
イカリソウは、あちこちに群落を作っていました。
クロモジの花は控えめですが好きです。
2016年04月16日 09:42撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 9:42
クロモジの花は控えめですが好きです。
標高が上がるとユキツバキが、まだ大分残っていました。
2016年04月16日 10:24撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 10:24
標高が上がるとユキツバキが、まだ大分残っていました。
シャクナゲは、咲き始め。
2016年04月16日 10:28撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 10:28
シャクナゲは、咲き始め。
日当たりの良いところではまとまって開花。開花しているのは全体の2〜3割ほどでしょうか。
2016年04月16日 10:32撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 10:32
日当たりの良いところではまとまって開花。開花しているのは全体の2〜3割ほどでしょうか。
美しいブナ林が続きます。
2016年04月16日 10:33撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 10:33
美しいブナ林が続きます。
イワウチワは見頃です。
2016年04月16日 10:42撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 10:42
イワウチワは見頃です。
ショウジョウバカマの花は、ちらほら。
2016年04月16日 10:44撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 10:44
ショウジョウバカマの花は、ちらほら。
ショウジョウバカマの多くはまだ新芽のだんかいでした。
2016年04月16日 13:14撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 13:14
ショウジョウバカマの多くはまだ新芽のだんかいでした。
イワウチワは、全山咲き乱れていました。
2016年04月16日 11:24撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 11:24
イワウチワは、全山咲き乱れていました。
登山道でみられた残雪はここだけでした。
2016年04月16日 11:27撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 11:27
登山道でみられた残雪はここだけでした。
山頂から桜越しに白山が望めます。
2016年04月16日 11:59撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 11:59
山頂から桜越しに白山が望めます。
山頂の一等三角点、山頂はそこそこ広さがあり、大勢が昼食をとっていました。
2016年04月16日 12:01撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:01
山頂の一等三角点、山頂はそこそこ広さがあり、大勢が昼食をとっていました。
山頂からは、火燈山へと続く不惑新道や
2016年04月16日 12:01撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:01
山頂からは、火燈山へと続く不惑新道や
大内谷への道、前山を経由して枯淵尾根・五彩尾根で九谷ダムへ降りる登山道が通じています。
2016年04月16日 12:02撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:02
大内谷への道、前山を経由して枯淵尾根・五彩尾根で九谷ダムへ降りる登山道が通じています。
イワナシは、一株だけ見つけました。
2016年04月16日 12:16撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:16
イワナシは、一株だけ見つけました。
前山には、深田久弥の碑があり、眺望は山頂よりいいかも。
2016年04月16日 12:18撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:18
前山には、深田久弥の碑があり、眺望は山頂よりいいかも。
枯淵ー五彩尾根ルートは、枯葉が積もっていて滑りやすかったです。登山者も少なかったです。対向して登って来る人は皆無でした。
2016年04月16日 12:29撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:29
枯淵ー五彩尾根ルートは、枯葉が積もっていて滑りやすかったです。登山者も少なかったです。対向して登って来る人は皆無でした。
コブシに似たタムシバも満開。
2016年04月16日 12:50撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 12:50
コブシに似たタムシバも満開。
前山の先にもシャクナゲがありました
2016年04月16日 12:52撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 12:52
前山の先にもシャクナゲがありました
イワウチワにとまるギフチョウ
2016年04月16日 13:00撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 13:00
イワウチワにとまるギフチョウ
スミレサイシンとタチツボスミレの違いがわかりません。
2016年04月16日 13:19撮影 by  SO-02H, Sony
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4/16 13:19
スミレサイシンとタチツボスミレの違いがわかりません。
枯淵尾根ルートは、ロープで閉塞されていて通行止めでした
2016年04月16日 13:19撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 13:19
枯淵尾根ルートは、ロープで閉塞されていて通行止めでした
すぐ脇には五彩尾根への案内板があります。五彩尾根から下山します。。
2016年04月16日 13:19撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 13:19
すぐ脇には五彩尾根への案内板があります。五彩尾根から下山します。。
最後はプラ階段となり、コンクリの急な階段で九谷ダムの横におります。
2016年04月16日 13:57撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 13:57
最後はプラ階段となり、コンクリの急な階段で九谷ダムの横におります。
ookadosanのヤマレコどおり、九谷ダムを渡りました。対岸の建物にはトイレがあります。その後は45分の車道歩きが、、
2016年04月16日 14:06撮影 by  SO-02H, Sony
4/16 14:06
ookadosanのヤマレコどおり、九谷ダムを渡りました。対岸の建物にはトイレがあります。その後は45分の車道歩きが、、

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 テルモス コンパス ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 我谷ルート、枯淵尾根・五彩尾根ルートともに急な登り下りが続きますので、ストックがや役にたちました。とくに、枯淵・五彩尾根ルートは枯れ葉が分厚く積もっていたので、ストックがなければ降りるのが困難だったと思います。

感想

今回はookadosanのヤマレコに従って我谷からの周回コースをとりましたが、多くの登山者は我谷口からのピストンのようで、枯淵・五彩尾根ルートはひと気がありませんでした。枯れ葉で滑りやすいことと、下山後の車道歩きを考えると、その理由も納得がいきました。静かな山を堪能するのにはいいかも。大内谷を起点とした火燈山への周回も楽しそうです。

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