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Yamareco

記録ID: 850908
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

早春の野坂岳から芦谷山縦走

2016年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:59
距離
10.7km
登り
940m
下り
961m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
1:00
合計
7:58
8:07
69
9:16
9:16
50
10:06
10:27
33
11:00
11:08
15
P797
11:23
11:23
17
山コース分岐
11:40
11:55
10
昼食
12:05
12:05
61
茶屋谷山 727m
13:06
13:20
42
芦谷山 866m
14:02
14:02
7
茶屋谷山
14:09
14:09
53
山コース分岐
15:02
15:04
61
山コース登山口・林道終点
下山後の山コース登山口から野坂岳登山口までの6.8kmは自転車と徒歩で1時間。
天候 晴れのち曇り・霞
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
山集落の林道終点登山口に自転車をデポ。野坂岳登山口に車を駐車して登山開始。
コース状況/
危険箇所等
野坂岳から山コース分岐はよく整備されている。
山コース分岐から芦谷山/三国山への稜線上は藪っぽい所もあり、支尾根に迷い込みそうな所も二ヵ所ある。テープを忠実に辿る必要がある。
良い天気。一・ニの岳の中間
2016年04月23日 09:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 9:38
良い天気。一・ニの岳の中間
ダメ親爺は山ガールに抜かれる。
2016年04月23日 09:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/23 9:42
ダメ親爺は山ガールに抜かれる。
山頂手前にカタクリが現れる。
2016年04月23日 09:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 9:57
山頂手前にカタクリが現れる。
2016年04月23日 10:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:00
2016年04月23日 10:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
4/23 10:01
保護のためロープが張られている。
2016年04月23日 10:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:02
保護のためロープが張られている。
タチツボスミレ。
2016年04月23日 10:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:05
タチツボスミレ。
山頂到着!
2016年04月23日 10:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:05
山頂到着!
これから歩く野坂山〜三国山の稜線
2016年04月23日 10:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:09
これから歩く野坂山〜三国山の稜線
山頂風景、後方は西方ヶ岳。
2016年04月23日 10:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:10
山頂風景、後方は西方ヶ岳。
山頂広場に可憐な一輪。
2016年04月23日 10:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:17
山頂広場に可憐な一輪。
芦谷山へ出発。前方左は岩籠山。
2016年04月23日 10:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:27
芦谷山へ出発。前方左は岩籠山。
山頂から数分後、ここのイワカガミは未だ蕾。
2016年04月23日 10:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:31
山頂から数分後、ここのイワカガミは未だ蕾。
オオバキスミレがある。
2016年04月23日 10:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:32
オオバキスミレがある。
ミヤマカタバミ?
2016年04月23日 10:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:36
ミヤマカタバミ?
しばらく平坦な道の両脇に
2016年04月23日 10:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:39
しばらく平坦な道の両脇に
カタクリが
2016年04月23日 10:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:33
カタクリが
群生している。
2016年04月23日 10:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 10:39
群生している。
15分ほど緩やかなアップダウンを繰り返す。
ここからが今回の核心部。
2016年04月23日 10:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 10:59
15分ほど緩やかなアップダウンを繰り返す。
ここからが今回の核心部。
「山コースは左」の道標があるので、稜線分岐地点と思い直進してしまう。P797
2016年04月23日 11:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:00
「山コースは左」の道標があるので、稜線分岐地点と思い直進してしまう。P797
枝尾根に入り込んだことに気付き引き返す。前方は庄部谷山。
2016年04月23日 11:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:04
枝尾根に入り込んだことに気付き引き返す。前方は庄部谷山。
大蛇と化したブナ。
2016年04月23日 11:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 11:12
大蛇と化したブナ。
P797から下るとまた緩いアップダウンを繰り返す。
2016年04月23日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:13
P797から下るとまた緩いアップダウンを繰り返す。
またイワカガミが現れる。
2016年04月23日 11:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 11:14
またイワカガミが現れる。
送電線を横切る。岩籠山に向かっている。
2016年04月23日 11:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:19
送電線を横切る。岩籠山に向かっている。
ここが本当の山コースと稜線の分岐点。
2016年04月23日 11:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:23
ここが本当の山コースと稜線の分岐点。
黄色や赤のテープがある。
2016年04月23日 11:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:23
黄色や赤のテープがある。
デッカイ倒木を回り込む。
2016年04月23日 11:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:24
デッカイ倒木を回り込む。
突如、ユズリハの藪が出現。少し突っ込んだが躊躇して引き返す。分岐からすぐの所。
2016年04月23日 11:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:29
突如、ユズリハの藪が出現。少し突っ込んだが躊躇して引き返す。分岐からすぐの所。
ここで休憩していると、突然藪の中からゴソゴソと音が! 熊か!?と構えていると人だった。
2016年04月23日 11:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/23 11:32
ここで休憩していると、突然藪の中からゴソゴソと音が! 熊か!?と構えていると人だった。
藪の中に薄い踏み跡とテープもある。何のことはない5mぐらいで抜け出る。
2016年04月23日 11:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 11:54
藪の中に薄い踏み跡とテープもある。何のことはない5mぐらいで抜け出る。
しばらくブナの大木が続く。
2016年04月23日 12:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:00
しばらくブナの大木が続く。
変木。薄い踏み跡を進む。この辺りに727mの三角点(茶屋谷山)があるはずだが気付かずスルー。
2016年04月23日 12:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:05
変木。薄い踏み跡を進む。この辺りに727mの三角点(茶屋谷山)があるはずだが気付かずスルー。
イワウチワが出現
2016年04月23日 12:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 12:28
イワウチワが出現
芦谷山手前のピーク。この急登はキツイ。落ち葉でスベルスベル。
2016年04月23日 12:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:42
芦谷山手前のピーク。この急登はキツイ。落ち葉でスベルスベル。
急登にミヤマカタバミ
2016年04月23日 12:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 12:48
急登にミヤマカタバミ
急登のご褒美。多数のカタクリ。
2016年04月23日 12:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 12:50
急登のご褒美。多数のカタクリ。
芦谷山の手前のピーク。逆方向の場合は迷い込みやすい。
2016年04月23日 12:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:53
芦谷山の手前のピーク。逆方向の場合は迷い込みやすい。
芦谷山直前の鞍部でバキバキと枝が折れるような音がする。真新しい皮を剥がれた木。ひょっとして熊?!
2016年04月23日 12:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:55
芦谷山直前の鞍部でバキバキと枝が折れるような音がする。真新しい皮を剥がれた木。ひょっとして熊?!
笛を吹きながら芦谷山ピークに向かう。
2016年04月23日 12:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 12:59
笛を吹きながら芦谷山ピークに向かう。
樹間から裏野坂
2016年04月23日 13:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:00
樹間から裏野坂
ここが山頂。展望は樹間から覗ける程度。
2016年04月23日 13:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:01
ここが山頂。展望は樹間から覗ける程度。
やっと着いた〜
2016年04月23日 13:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 13:01
やっと着いた〜
三国山方面。また次の機会に。
2016年04月23日 13:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:03
三国山方面。また次の機会に。
高島トレールの乗鞍岳方面。モヤで見通し悪い。
2016年04月23日 13:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:05
高島トレールの乗鞍岳方面。モヤで見通し悪い。
歩いて来た野坂岳方面。
2016年04月23日 13:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:05
歩いて来た野坂岳方面。
雲行きが怪しいので、記念撮影して早々に下山。
2016年04月23日 13:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 13:10
雲行きが怪しいので、記念撮影して早々に下山。
二つのピークを下りた所。ここからは山コース分岐まで小さなコブが続く。
2016年04月23日 13:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 13:43
二つのピークを下りた所。ここからは山コース分岐まで小さなコブが続く。
アセビ
2016年04月23日 13:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 13:49
アセビ
ユズリハの藪の所まで戻ってきた。
2016年04月23日 14:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 14:06
ユズリハの藪の所まで戻ってきた。
前方にP797と野坂岳が見えてきた。
この先の山コース分岐を右に折れて急坂を下る。
2016年04月23日 14:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 14:09
前方にP797と野坂岳が見えてきた。
この先の山コース分岐を右に折れて急坂を下る。
下り始めるとイワカガミが群生している。
2016年04月23日 14:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 14:11
下り始めるとイワカガミが群生している。
気持ち良い新緑。
2016年04月23日 14:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 14:15
気持ち良い新緑。
四つに分かれたブナの古木。
2016年04月23日 14:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 14:15
四つに分かれたブナの古木。
地肌むき出しの鉄塔巡視路に出る。モヤが立ち込めている。
2016年04月23日 14:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 14:22
地肌むき出しの鉄塔巡視路に出る。モヤが立ち込めている。
山コース分岐から1時間、登山口手前の橋が壊れている。滑らないように渡渉。
2016年04月23日 15:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 15:00
山コース分岐から1時間、登山口手前の橋が壊れている。滑らないように渡渉。
やっと登山口に到着。一台の車がある。
ここから野坂岳登山口まで自転車で移動。
2016年04月23日 15:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/23 15:02
やっと登山口に到着。一台の車がある。
ここから野坂岳登山口まで自転車で移動。
もう疲労限界で自転車は麓にデポ。徒歩で野坂岳登山口に到着。
2016年04月23日 16:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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4/23 16:05
もう疲労限界で自転車は麓にデポ。徒歩で野坂岳登山口に到着。

感想

山集落の林道終点に自転車をデポ後、野坂岳登山口の駐車場に8時前に到着。一番上の駐車場は満車寸前だった。

野坂岳山頂へは二人の男性と山ガールに抜かれて2時間で到着。
三の岳を過ぎた所から山頂まではカタクリが群生している。
山頂では20分間滞在してから芦谷山に向かう。
山コースを数分下った所にはカタクリが群生している。他にオオバキスミレやミヤマカタバミも見られた。

快適な灌木の鞍部を過ぎるとP797の「←山コース」の道標がある。
芦谷山への稜線は直進するものと考えて、そのまま進むと枝尾根に迷い込んでしまう。道標に戻るまで8分のロス。
左折してP797を下りる。山コース分岐まではピンクのイワカガミが多く見られた。

さてここからが今回の核心部。芦谷山への稜線歩きが始まる。薄い踏み跡があるが広い尾根では消えてしまう。テープも所々にあるが注意していないと見逃してしまう。

分岐から10分ほど行くと広い鞍部で藪っぽくなってきて、突然濃いユズリハの群生に立ち往生する。少し進んでも先が見えない。
このまま藪漕ぎが続くのかと不安になり、引き返して食事休憩をする。
食事していると、突然ユズリハの中からガサゴソと音がする。
何事かと構えていたら人が現れる。びっくりしたー。
話をすると芦谷山まで行って来られたとのこと。ここの藪は数メートルで抜けられると聞いて一安心、ありがとうございます。山行を続行する。

この後も小さなコブを数回乗り越えてからは急登が始まる。
急登ではイワウチワやカタクリの群生が出迎えてくれる。
二つのピークを乗り越えると、やっとこさで芦谷山が目前に現れる。

芦谷山手前の灌木の鞍部にさしかかると突然、バキバキ、ガサガサと何かが慌てて立ち去る音がする。音のする方向を振り向くと、ブナの若木に皮の剥ぎ痕があるのが目に入る。熊か!?怖くて笛を吹きながら山頂に到着する。

芦谷山山頂の展望は良くない。新しい「芦谷岳」の山頂表示がひと際目立つ。展望は樹間から周りが見える程度。薄いガスが谷を覆い上空も曇っているので見通しが悪い。ブナの林に囲まれた山頂は静寂そのもの。心が洗われるような雰囲気。
冷たい風が吹いてきてガスに覆われそうなので早々に下山することに。
今度は三国山まで縦走するぞと心に決めて芦谷山山頂を去る。

山頂から山コース分岐まで50分。更に山集落登山口まで60分で到着。かなり後方に下りてくる人が見えていた。登山口には車が一台あったのでその人の物だろう。
デポしてあった自転車で野坂岳登山口まで移動。もう体力の限界で野坂岳麓からは歩いて駐車地点までたどり着く。

追記
芦谷山山頂にエマージェンシーホイッスルを忘れました。私は無事に帰りましたのでスミマセン。









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