記録ID: 8509547
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳/扇沢より 母の鹿島槍初登頂成りました!
2025年08月03日(日) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 2,543m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:47
日帰り
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 10:14
天候 | 7/31:晴れ時々曇り 8/1:晴れ時々曇り、一時雨 8/2:曇り 下界は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全線しっかり整備された登山道です。特に柏原新道は全般的に緩やかでたいへん歩きやすいです。 柏原新道上部、標高2290m付近の扇沢上流部には雪渓が残っていますが、日々融雪が進みつつあります。ステップが付いているのでツボ脚で通過可能です。 爺ヶ岳南峰、中央峰の間の稜線付近にて、くまさんの親子が出没しています。 遠目に静かに見守りましょう。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯(大町市)にて汗を流しました。(物見遊山手形利用) 以前、5月頃に針ノ木岳での山スキー帰りに入ったことがありますが、 今回は内湯、露天とも前より熱く感じてゆっくり入れませんでした。 季節、天候等によって湯温が変わるのでしょうか。 母が同行していたので、ドライブがてら道の駅白馬を経由して帰りました。 |
写真
序盤のモミジ坂はいきなりの急登でしんどいところ。
でも見る間に標高を上げていき、比較的早くに景色を観られます。
この辺りは最近、山スキーで来ることが多く、夏の針ノ木岳周辺を眺めたのは初めてです。
マヤクボ沢と針ノ木雪渓にしっかり雪が残っています。
でも見る間に標高を上げていき、比較的早くに景色を観られます。
この辺りは最近、山スキーで来ることが多く、夏の針ノ木岳周辺を眺めたのは初めてです。
マヤクボ沢と針ノ木雪渓にしっかり雪が残っています。
12:12 爺ヶ岳山頂・中央峰(2669.9m)到着!!
中央峰は回避せずに無事登頂!
母と共に爺ヶ岳登頂の喜びを分かち合いました!雲が沸き立っているけど、展望はそれなりにありました。
ちなみにくまさん親子は更に下方へと移動した模様です。
12:30 爺ヶ岳山頂・中央峰出発
中央峰は回避せずに無事登頂!
母と共に爺ヶ岳登頂の喜びを分かち合いました!雲が沸き立っているけど、展望はそれなりにありました。
ちなみにくまさん親子は更に下方へと移動した模様です。
12:30 爺ヶ岳山頂・中央峰出発
13:32 冷乗越・赤岩尾根分岐点(2440m)
計画段階では距離の短い赤岩尾根を歩くことも考えましたが、けっこう急登なので候補から外しました。
距離よりも歩きやすさを優先したのですが、扇沢起点とするとかなりの長丁場なので楽ではありません。
13:39 出発
計画段階では距離の短い赤岩尾根を歩くことも考えましたが、けっこう急登なので候補から外しました。
距離よりも歩きやすさを優先したのですが、扇沢起点とするとかなりの長丁場なので楽ではありません。
13:39 出発
樹林帯の2387m標高点コルまで下ったら、今日最後の登り返しへ。
14:00 冷池山荘(2410m)到着!!
テントの手続き、トイレだけ済ませてすぐに出発です。早くテントを張ってゆっくりしたい。
14:15 冷池山荘出発
14:00 冷池山荘(2410m)到着!!
テントの手続き、トイレだけ済ませてすぐに出発です。早くテントを張ってゆっくりしたい。
14:15 冷池山荘出発
14:32 冷池山荘・キャンプ指定地(2460m)到着!!
着きました!!
扇沢を出発してから9時間弱。母はもちろん、自分も今年初めてのテン泊装備での長丁場でした。
トイレが山小屋にしかないのが最大のネックなのですが、ロケーションは素晴らしい稜線上のテン場です。
トイレと水補給で2回山小屋へ行った以外、できるだけしっかり身体を休ませておきます。
着きました!!
扇沢を出発してから9時間弱。母はもちろん、自分も今年初めてのテン泊装備での長丁場でした。
トイレが山小屋にしかないのが最大のネックなのですが、ロケーションは素晴らしい稜線上のテン場です。
トイレと水補給で2回山小屋へ行った以外、できるだけしっかり身体を休ませておきます。
7:44 冷池山荘・キャンプ指定地(2460m)到着
5時間余りの鹿島槍ピークアタックを終えて戻ってきました。
母には休憩してもらいつつ、装備の整理とテント撤収を進めます。
8:37 テント撤収して出発
5時間余りの鹿島槍ピークアタックを終えて戻ってきました。
母には休憩してもらいつつ、装備の整理とテント撤収を進めます。
8:37 テント撤収して出発
9:14 冷乗越・赤岩尾根分岐点(2440m)到着
鹿島槍への軽装登山と打って変わってのテント泊装備での登りはしんどいものでした。
それでも、雲が切れて鹿島槍の全貌が見えると元気が出ます。
9:20 出発
鹿島槍への軽装登山と打って変わってのテント泊装備での登りはしんどいものでした。
それでも、雲が切れて鹿島槍の全貌が見えると元気が出ます。
9:20 出発
12:37 種池山荘(2450m)到着!
冷池山荘を出発してから約3時間半。やはり標準所要時間よりだいぶ掛かりました。
さっそくテント泊の受付を済ませ、遅れてやってきた母を伴い初めてのテン場へと足を踏み入れます。
冷池山荘を出発してから約3時間半。やはり標準所要時間よりだいぶ掛かりました。
さっそくテント泊の受付を済ませ、遅れてやってきた母を伴い初めてのテン場へと足を踏み入れます。
12:49 種池山荘・キャンプ指定地(2450m)到着!
山小屋からの標高差もほぼなく、そして近い。樹林帯で風からも守られる。
地面も平坦でロープにより区画された素晴らしい空間です。
但し眺望が無い、そして虫が多いことがマイナス点といえるでしょう。
針ノ木岳へ通じる縦走路もこのテン場の脇から始まっています。いずれ歩きたいです。
山小屋からの標高差もほぼなく、そして近い。樹林帯で風からも守られる。
地面も平坦でロープにより区画された素晴らしい空間です。
但し眺望が無い、そして虫が多いことがマイナス点といえるでしょう。
針ノ木岳へ通じる縦走路もこのテン場の脇から始まっています。いずれ歩きたいです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
三脚
熊鈴
折畳みイス
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
夏になると登山のため、長野に滞在する母との今夏一発目として鹿島槍を選びました。
母は普段から登山やスクワットで体力づくりをしていますが、今回は距離が長い上にアップダウンが連続する行程。「疲労のため行動不能」となってマスコミのネタにされることだけは避けなければならないと、第2案として種池山荘・テント泊、爺ヶ岳までとすることも念頭に置き、母にも説明したうえで決行しました。
全般的に歩きやすい柏原新道をペース一定で淡々と登り、そのまま順調に爺ヶ岳を越えて冷池のテン場へ。ここまで来たら鹿島槍に絶対登りたいと闘志を燃やす母でした。
翌日も暑さや午後の雨を避けるため2時台に出発。ほぼ日の出と同時に待望の鹿島槍に登頂!
母と無事の登頂を喜び、そして達成感を分かち合いました。
爺ヶ岳への登り返しは母のみならず、自分にとっても楽ではありません。
それでも母の様子を見て大丈夫と判断し、前日は通過した南峰を踏みました。
10年前は2日目で一気に扇沢へ下って相当しんどかった経験があるので、
今回は種池山荘までとして、3日目に下山する万全の行程で臨みました。
おかげで下りも終始順調。2人して無事に下山に漕ぎ付けました。
自分との夏山登山を目標として、日々体力づくりに励んでくれた母に最大限の敬意を表したい鹿島槍での登山でした。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
柏原新道~鹿島槍ヶ岳経由八峰キレット~五竜岳〜遠見尾根~テレキャビン百名山2峰ピークハント
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
25.8kMを 歩かれたんですね。
行程差が2500も!
ほんとに 健脚でおられます。
すばらしいです。
ニュースで 数日前ですが
鹿島槍山頂で御弁当をクマにとられたと、
ありました。
怖いですね。
表紙がすばらしいですね。え
素敵な御写真です。
いいなぁー☆
モルゲンロードの劔 立山、
滝雲の八峰切れっと、
超えてきた 爺ケ岳稜線にモも雲
影鹿島槍、槍に 薬師岳 劔と
ミヤマキンポウゲ チングルマ
たまらない景色ですね。
2泊できて 安全登山 ゆったりできて
よかったですね。
もうたまらないいい景色を ありがとうございました。
お母様も お元気でほんとうによかったですね。
母がコメントを拝読してたいへん喜んでいます。
それと表紙の写真をお気に召していただいて嬉しいです。
今回の鹿島槍を計画するにあたって、やはり長丁場ということで母の体力が心配でした。
今回の場合は幸いにも爺ヶ岳を第2候補とすることで妥協もできるということで決行しました。
柏原新道を順調に登り切れたことで、鹿島槍を目指してもいいなと判断しました。
母は普段、本当に努力してトレーニングしていたんだなと感銘を受けました。
2日目朝に鹿島槍へ登頂。頑張った母に全方位の絶景を眺めてもらうことができて本当に良かったです。
爺ヶ岳を越えて歩いてきた稜線、昨年までに登った山々を眺めて、母にとって良い思い出となったと思います。
ミヤマキンポウゲ、チングルマが見ごろで、良い時期に行けました。
梅雨明け十日というか、ずっと雨は降っていませんでしたが、
とにかく天候に恵まれた山行となりました。
このたびもほんとうにありがとうございました。
鹿島槍にもクマが出たとニュースがありましたね。
自分と母が登った日には爺ヶ岳付近で親子連れのクマがいましたが、
もしかしたら鹿島槍へ出張してたのかもしれませんね。
基本的にくまから人に近付くことはないと思っているのですが、
人の食べ物の味を覚えられると厄介ですね。
昔のように一定数は熊狩りしなくてはいけないのではないかと、
羅臼岳の事故からしてもそう考えます。
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