唐松岳(黒菱からご来光運行でピストン)

2025年08月03日(日) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,140m
• 下り: 985m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:29
• 合計: 9:00

距離 11.9km 登り 1,140m 下り 985m

5:11 スタート地点
5:39 5:48 八方池山荘
6:13 石神井ケルン
6:22 第二ケルン
6:29 八方ケルン
6:39 6:42 第三ケルン
6:51 6:55 八方池
7:12 7:18 下の樺
7:55 8:02 扇雪渓
8:28 8:33 丸山
9:36 唐松岳頂上山荘
10:11 10:38 唐松岳
10:58 11:13 唐松岳頂上山荘
11:55 11:58 丸山
12:22 扇雪渓
12:59 下の樺
13:15 13:16 八方池
13:24 八方ケルン
13:33 13:42 第二ケルン
14:11 八方池山荘

天候

午前中快晴、昼前からガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒菱駐車場(無料)は土日の運行のため、3:30には8割埋まっていた。リフト運転開始の4:30には満車近くなって整理員の方が立っていた。
帰りにリフトの方曰く、黒菱スカイラインで子熊が出たとのことでした。

コース状況／危険箇所等

北アルプスの初心者コースで、鎖場等の危険個所、鬼の急登は無いものの、ずり落ちるザレ場が多いので注意
八方池周遊コースの木道ではない部分は石が磨かれて滑りやすい。

写真

8/3 3:36

黒菱駐車場は3:30で8割駐車
月が無い夜空は天の川が横たわり、東の空にはオリオン座も出ていた。

8/3 4:35

車内で朝飯を食って身支度していると東の空はもうかなり明るい
リフト券を買ってリフト列に並ぶスタイル
定刻4:30より少し早めに運行開始していた。

8/3 4:49

駐車場はぎっしり
高妻山の方がかなり明るくなっている

8/3 4:56

黒菱雲海デッキで日の出待ち

8/3 5:01

空は快晴、モルゲンロートが期待できる
雲海は微妙

8/3 5:01

白馬村を見下ろす

8/3 5:03

戸隠山の向こうからやっとお出まし

8/3 5:03

ひょっこり

8/3 5:04

白馬三山も朱に染まる

8/3 5:04

右から白馬、杓子岳、白馬鑓
もう一息赤みが欲しかった

8/3 5:05

何度見てもご来光はイイ！

8/3 5:05

水墨画のような霞が漂う

8/3 5:06

携帯の広角カメラで白馬稜線

8/3 5:06

三山クッキリ

8/3 5:07

全部出た

8/3 5:09

堪能したのでいざ唐松岳へ出発

8/3 5:16

グラートクワッドリフトは7時まで動かないので八方池山荘まで登りが追加

8/3 5:17

クガイソウ

8/3 5:25

ヤマブキショウマ？

8/3 5:27

シモツケソウはそこら中に

8/3 5:30

シシウドもたくさん

8/3 5:45

八方池山荘でトイレタイム

8/3 5:45

振り返ると雲海が立派になっていた

8/3 5:46

早朝組がどんどん先を行く

8/3 5:49

五竜と鹿島槍も近くに見える

8/3 6:00

ここから見る三山はちと微妙

8/3 6:05

タカネマツムシソウ

8/3 6:12

オオバギボウシも花盛り

8/3 6:16

早朝からヘリの荷揚げ、荷下ろしご苦労様です

8/3 6:18

第一ケルン

8/3 6:19

早くも雲海が上がってくる
待て待て、せめて昼まではそこで待機しといて

8/3 6:21

不帰キレットとゴールの唐松岳がチラ見え

8/3 6:21

去年行きそびれた五竜から鹿島槍の八峰キレット
今年湖こそは行きたい

8/3 6:24

なでしこジャパン

8/3 6:28

この時間は文句なしの快晴

8/3 6:41

五竜から小蓮華岳までパノラマで

8/3 6:42

白馬に早くも雲が上がってきた

8/3 6:42

去年の不帰キレット越えはきつかったなぁ
こうしてみると天狗の大下りはえげつない

8/3 6:47

八方池到着

8/3 6:50

早朝から人が一杯

8/3 6:51

写真の順場待ちが長そう

8/3 6:57

白いホタルブクロってあるんか？

8/3 7:00

お約束の鏡の三山

8/3 7:06

八方池見下ろし

8/3 7:12

雲海モクモク

8/3 7:24

ニッコウキスゲもチラホラ

8/3 7:26

ウツボグサ？

8/3 7:47

これは分かる
ミヤマキンポウゲ

8/3 8:13

扇雪渓は雪がたっぷり

8/3 8:20

雪渓そばにはまだチングルマが咲いている

8/3 8:21

雲上界はまだ結構雪が残っているのに下界は水不足とは…

8/3 8:25

チングルまみれ

8/3 8:36

人が集まっているので何かと思えばオコジョ登場
個人的には雷鳥よりレア

8/3 8:36

すばしこくて写真に撮れないレアポケモン
始めて激写成功

8/3 8:39

キレットにも雲が上がってきている

8/3 9:15

山頂付近にも雲が、、、

8/3 9:16

振り返ると東側はすっかりガスの中

8/3 9:30

ゴールの唐松岳はまだ飲み込まれてない

8/3 9:37

イワギキョウ

8/3 9:39

唐松頂上山荘の上の乗越に出ると予想外に剱岳がお出迎え
まだ西側はスッキリ晴れている

8/3 9:39

これが見たかったのだよ

8/3 9:39

剱山頂ズーム

8/3 9:40

しかし不帰キレットはガスガス

8/3 9:47

山荘近くの砂礫地にコマクサ

8/3 9:52

唐松の氷河

8/3 10:16

立山の頭は少し雲隠れ

8/3 10:18

4年前の前回は正面の毛勝三山しか見えなかった

8/3 10:21

五竜の雄姿も西側はガスっているが割と良く見える

8/3 10:21

五竜も行きたーい！

8/3 10:23

富山上空の雲海

8/3 10:25

立山〜剣の稜線

8/3 10:29

不帰キレットは最後まで全景は見えなかった

8/3 10:43

もう1回五竜

8/3 10:43

さあ戻りましょう

8/3 10:44

牛首の向こうは険しそう

8/3 10:57

上空の雲が増えてきた

8/3 11:10

アディオス唐松

8/3 11:25

不帰キレットも今度は北上してみたい

8/3 11:37

下の方はすっかりガスガス

8/3 11:51

唐松沢氷河

8/3 12:10

ナナカマドの花

8/3 13:21

カライトソウ

8/3 13:21

八方池までくると雲の下になっていた

8/3 13:49

後は木道をてくてく散策

8/3 13:53

クルマユリ

8/3 13:57

白馬、小谷を見下ろす

8/3 14:00

ニッコウキスゲ

8/3 14:53

浅間山

8/3 14:55

帰りはグラートクワッドリフトで降りる
至る所で積雲が湧き湧き

8/3 14:56

早朝組は半分以上もう帰った後かな？
我々が遅すぎるだけか？

撮影機器：

DC-TZ95D Panasonic

SHG14 SHARP

装備

個人装備

Tシャツ ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 手袋 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート コンパス ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池

感想

パイク王

今週も土日休みなので、奥様に山のご来光とモルゲンロートを見せるべく、早朝運転している黒菱〜唐松岳へ向かう。

愛知県を0時に出て向かった黒菱駐車場は、3:30にすでに8割がた埋まっていたが無事に駐車場に入ることが出来た。
睡眠不足で眠いが空は予報通りの快晴で、月も沈んで天の川が良く見え、天体観察も満喫のおまけがついていた。
4:30スタートのリフトで雲海デッキに上がると、ほとんどの登山者はさっさと八方池山荘に向かって登山道をスタートし、デッキでご来光待ちをしているのはせいぜい20〜30人くらいしかいなかったのは意外だった。
途中からも見えるとはいえ、モルゲン白馬三山は良く見える場所はあまりないのに皆さん意外と淡白なんですね。

ともあれ、我々はたっぷりと朝日を堪能してからスローペースで唐松岳を目指す。
前回黒菱から登った時は時期は同じくらいだがスタートが遅く、せっかくの山頂ではほとんどガスってしまい、剱はおろか、毛勝三山のシルエットが何とか判別できる程度の眺望しか見えなかったが心残りだった、
今回は八方池山荘のスタート時間から前回より4時間も早いスタートなので絶景が見られる期待大。
しかし登るにつれ、西側からどんどん雲が上がってきて、唐松頂上山荘手前ではもはや諦め半分だったが、乗越を過ぎて目の前に広がる景色は、稜線の東側はまだ雲に飲まれておらず、剱〜立山の稜線が一望、ラスボス唐松岳も大きくそびえて諦めずに登ってきてよかったと奥様もご満悦。

360°大展望とはいかなかったものの、後立山連峰の雄大な山並みを堪能し、途中ではオコジョの撮影にも成功し、今週も最高の山行が出来た。