比良縦走(権現山〜蛇谷ヶ峰)


- GPS
- 14:49
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,519m
- 下り
- 2,518m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:18
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:11
天候 | 29日:曇り、30日:快晴のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
朽木学校前ーJR安曇川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
打見山を過ぎると目印のテープが少ないところがあります。わかりのくいと思ったら立ち止まってゆっくり見回すと、必ずあります。 |
その他周辺情報 | 朽木てんくう。一気に疲れがとれました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
6時53分に最寄り駅を出発。大阪駅で湖西線回りの新快速に乗り堅田で途中下車。近江舞子行きの普通電車に乗り換え8時49分に和邇駅到着。トイレを済ませ駅前のバス停に並ぼうとしたところ、既に長蛇の列。
休日なのでバスは栗原ではなく某教団前まで運行。登山者もそこそこ居るが信者が多数。久しぶりに満員(補助椅子使用)のバスに乗った。
9時35分、教団前到着。一番最後に降車しゆっくりと準備する。荷物はグレゴリーZ40に13.6kg、モンベルのチェストバックに2.1kg。
チェストバックには行動時用の水500ml、山と高原の登山地図、行動食数種類、おやつ、タブレット(山旅ロガーと地図ロイド)、ペン、行程表、ティッシュなど。おかげで、1日の行程中Z40を下ろすのは1・2回程度、給水と地図確認、写真を撮るための短めの休憩以外殆ど座り込むことなく歩ける。
10分ほどかけてセットアップが終了し、いざ歩き始めるが、あれほど沢山居た登山者は1人もおらず教団施設を出るまで登山者は1人も見かけず。敷地の外れ林道部分でやっと、1組に追いつく。
霊仙山登山口で1グループ見かける。さらにそのまま進み、暫くして権現山登山口。すぐに水場があり顔を洗い喉を潤し、チェストバックの位置調整をしやっと、登山開始。しかし、林道が続く。数年前に権現山から打見山まで歩いたときは谷沿いの斜面を歩いた気がする。ざれて、足場の悪そうなところもあったような・・・。こんなに長い林道有ったっけ?
そうこうするうち、ズコノバンに到着。新たに?林道がズコノバンまで出来たらしい。
やっと、山道に入り右手に琵琶湖を望みながら結構な急登を登る。荷物はそんなに重くないけど、体力が無いのでしょう、スピードは上がらず。まぁ、明日もあるしゆっくりゆっくり。10分ほど歩いたところで、バスの中で見かけた若人4人(女子1人は外人さん)に遭遇。どうも、蓬莱山から打見山方面に向かうらしい。
権現山の山頂には3人ほど先客。360°の超絶景。ここの尾根歩きはこれが最高の楽しみ。どこを歩いていても常に琵琶湖が望める、すばらしい景色!
なだらかな尾根をホッケ山、小女郎峠と進む。曇り空が時々晴れる。風は強めだが汗がすぐに引き気持ちよい(後にはこれが、さらに強くなり寒くなる)。
小女郎池にも行ってみようと思ったが、食事をするわけでもなし、まだ、歩き始めたところなので蓬莱山に向かう。
この頃には殆ど陽は射さず風はますます強くなる一方。山頂からの琵琶湖と三角点を撮しすぐにゲレンデを下る。その勢いで打見山に登り返す。山頂付近ではsky walk?みたいなのをやっていて、人があふれていた。トイレを済ませジャイアントコース?だったかを汁谷にむけ下る。
下りきったところにキャンプ場(跡?)があり、屋根と椅子があり風もよけれるので大休止。朝握った小ぶりのおにぎりとソーセージ、サーモスのお湯を飲む。コースを確認し木戸峠に向け出発。
そして、おじぞうさんにむかえられ?今までとは違った疎らな自然林の尾根を歩く。なんだかとてもうれしくなる。いつものダイトレ(大体岩湧山付近)の杉の植林(特に冬の雪化粧)も好きだけど、断然、こっちのほうがすばらしい!
比良岳を過ぎ葛川越を過ぎ烏谷山。山頂には各ポイント間の所要時間を書いた標識があり→矢印で次のポイントまでの時間が書いてあったにもかかわらず、進行方向をそのままほぼ、直進。なぜかタブレットのコースも、登山地図を確認もせず、進む。いい加減下ってから??時間的にもいくらなんでも南比良峠近くまで来てても良さそうなのに、コースのイメージと違う。タブレットを開き予定ルートと現在地を見比べると、なんと、烏谷山で約90度右に向かうところそのまま緩く左に向かっている。この先の急下りの下の谷は奥の深谷!!
ちょっと戻って、山腹をトラバース気味に巻けば南比良峠、と思い10分ほどトラバースを試みるが急斜面で粘土質の土に昨日の雨でずるずる!ここは、基本に忠実にはっきり分かるところまで(烏谷山山頂)戻ろう。
結局1時間10分ほどロス。標識をもう一度見直し、右側に目線を移すとしっかりとテープのマーキング。思い込み、確認不足は怖い!今日のペースならもうすぐ金糞峠に到着する時間。いやいや、当初の予定より20分ほど遅いだけ。まだ明るいし、ここからはゆっくり落ち着いて行動。
南比良峠を過ぎ堂満岳の斜面を右手にゆっくり巻きながら、シャクナゲの花を愛でながら進む。
人の声がして3人の姿が見えたところが金糞峠。挨拶を交わし左手の谷筋に下る。少し広くなった場所があり1張りのテント。その奥に1張り分のテン場がそこを今夜の宿に決定。
まだ、慣れない手つきでテントを立て、グランドシートをつけフライをかけてペグダウン。
よく考えたら初めてのペグ。張り綱もしっかりと張り、今日は良いおうちの完成。
今日は久しぶりにご飯を炊く。最初の“強火で吹きこぼれ”までがちょっと弱かったせいか、多少堅めだけど殆ど焦げもせず、おいしいご飯の炊きあがり。副食は焼き肉とビーンズ入り海藻サラダ。そして、ビールは一番搾りご当地シリーズの神戸搾り。17時半過ぎの到着から約1時間余りで晩ご飯、まぁ、こんなもんか。
ビールが多少凍っていたこともあり非常食として持ってきた少量パウチの“さんまの醤油煮”でゆっくりビールを飲む。しかし、ラジオも忘れ、本も忘れたため、また、先月の金剛山に比べそれほど寒くないこともあり、泡盛のお湯割り2杯を飲んだところで寝ることに。
まだ、20時。ウィスキーは手つかずのまま。
夜中に何度か目が覚めた。それほど寒いわけでもなく、ただ、風向きを考え入り口を設定したところ、多少入り口側が下がっていたらしく、そのせいか、眠りにくかった。
4時半頃には何となく薄明るくなり、どうも隣のテントでも物音がする。6時起床で7時出発の予定なので、そのまま横になる。が、5時40分には起きる。
まず、サーモスのお湯でインスタントコーヒーを飲みながら、昨日残しておいたご飯にお湯を足し野菜スープの素、卵を落とし卵雑炊の完成。雑炊を食べている間に湯を沸かし、雑炊を食べ終わったらマルタイ棒ラーメンの出番。同じコッヘルにお湯を入れ棒ラーメン、ソーセージ、卵を入れて豚骨ラーメンのできあがり。完食後、久しぶりに粉末緑茶を飲んで朝ご飯を終える。やばい、ここまで、1時間。起床から1時間後には出発の予定が・・・。30分で撤収することに。
なんとか7時15分に中峠に向け出発。ここでもいきなりやらかした、沢沿いを下らずにすぐに尾根へ。おかげで、ここでもきれいなシャクナゲを沢山見ることが出来た。そのまま暫く尾根沿いを進みちょっと下って縦走路に合流。沢がとてもきれいで、ここで顔を洗い水を飲み、今日の行動中の水を補給。
しばらくは、足元を注意しながら次第に源流部に向け?登っていく。流れが途絶えて暫くすると快晴の空に月、そして左後方には秀麗な?堂満岳。ひぃひぃいながらやっと、中峠。先行者?1名ゆっくり行動食を補給中のところをお騒がせして、すぐにコヤマノ岳に向け出発。殆ど直登。そんなに標高差は無いと思うけど2日目の足のせいか、途中2度ほど休憩。コヤマノ岳山頂からは堂満、打見、蓬莱の山々。昨日歩いたルートが見渡せる。昨日に引き続き疎らな明るい自然林の尾根道がすばらしい!そして、朝から快晴といい、なんと勿体ないほどの山日和。
八雲が原からの合流を過ぎ、いよいよ武奈ヶ岳への登り。気がついたら後ろから1人。あっという間に追い越されたが、私は私と言い聞かせ、ゆっくり登る。短いが結構な急登を登り山頂には3〜4人ほどが思い思いの方角に座ったり写真を撮ったり、カップ麺をすすったり。ヤマレコで見たとおりのすばらし超超展望!
北にこれから向かう釣瓶岳、蛇谷ヶ峰を確認して細川越を目指す。なだらかに下って、そのあと、ちょっと急下り。そのあとまた、ゆるやかに2・3度?登ると釣瓶岳山頂。ここも、きれい。しかし、ここは急下り。掘れてるし、しかも粘土質で雨上がり。地図の等高線以上に下ってる。
疲れた足と急下りで足は前後左右どの方向の筋肉もぱんぱん。今までに無いペースで小休止を繰り返す。その後、2組のトレランカップル、山歩き2組と出会う。
ボボフダ峠を過ぎ少し登ってルートは左に。ここも急登を直登。ぜぇぜぇ、いいながら、2・3回休憩し尾根道へ。そしてゆっくり登るがもう足が前に出ない。今度こそ山頂かと思ったら、もう一声、いや、もう一越え、やっと山頂に到着。天気も良いせいか、小さな家族連れなど沢山の人。360°の眺望を楽しみ、いずれは歩くであろう高島トレイルを確認しながらカップ麺の昼食。もう6時間以上経っているので60℃ほど。なかなか柔らかくならないけど、それでもうまい!昼食やらひととおり終わって、下山開始の13時まで5分ほど、晴天の山頂で横になる。荷物を下ろして手足をめいっぱい伸ばして、あー気持ちいい!
13時下山開始。コースタイムは2時間ほど。しかし、ヤマレコの他の登山者の方も設定タイムが長すぎるコメントもあり、1時間半くらいを目処に下る。が、登山口には13時50分過ぎに到着。林道、朽木パークの園内道路を歩き14時2分、朽木温泉てんくうに到着。
無事に楽しく比良山を縦走することが出来ました。
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