光岳・聖岳(芝沢ゲート周回)



- GPS
- 25:04
- 距離
- 46.5km
- 登り
- 4,109m
- 下り
- 4,105m
コースタイム
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 12:55
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:58
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芝沢ゲート駐車場 ・収容台数:40-50台 ・自販機あり。(ノンアルコールビール) ・夏季ハイシーズンの朝方には、連日満車になっていることが多いようです。満車の場合は、ゲート手前の余地に駐車するそうです。 ※登山当日は、早朝3時頃の到着で空きは2-3台のみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★危険箇所の少ない一般的な登山道。 ◾️芝沢ゲート駐車場~易老渡登山口 ・5kmの緩やかな林道。 ◾️易老渡~易老岳 ・やや急登の樹林帯。 ・易老岳はデポポイント。 ・易老岳までが初日の頑張りどころ。 ◾️三吉平~光岳~光小屋 ・やや急な登り。岩場(ゴーロの谷筋) ・静高平周辺は平らで穏やかな道。 ・イザルヶ岳は360°の眺望! ・光岳山頂は眺望なし。 ・光小屋までは木道のハッピーロード。 ・亀甲状土。 ・山頂はハイマツ群生日本最南端。 ◾️希望峰~茶臼岳 ・希望峰から仁田池までは緩やかな稜線。 ◾️茶臼岳~茶臼小屋 ・200mの下り。 ◾️茶臼小屋~上河内岳 ・茶臼小屋分岐から上河内岳まではじわじわと登りながらの緩やかな稜線歩き。 ◾️上河内岳~南岳 ・上河内岳山頂からは富士山の絶景。 ・南岳までは緩やかな稜線歩き。 ・富士山を眺めながら歩ける稜線。 ・眼前には聖岳の雄大な山容。 ◾️南岳~聖平小屋 ・400mのやや急な下り。 ・小屋手前は木道のハッピーロード。 ◾️薊畑~聖岳・奥聖岳 ・薊畑は荷物デポポイント。 ・急なガレ場。落石・スリップ⚠️ ・聖岳山頂まではなかなかに遠い。 ・奥聖岳からは赤石岳の大画面の眺望。 ◾️聖岳~西沢渡 ・下りの正念場。西沢渡からは緩やか。 ◾️便ヶ島~芝沢ゲート ・7kmの林道歩き。 |
その他周辺情報 | ◾️茶臼小屋 ・テント泊2,000円 ・小屋泊8,000円(シュラフを借りる場合は9,000円) ◾️聖平小屋 ・トイレが水洗 ◾️聖光小屋 ・麓の美しいキャンプ場 ・カレー美味しそうでした |
写真
感想
南アルプス最深部の光岳、聖岳に行ってきました。芝沢ゲートから時計周りに光岳→茶臼小屋→聖岳の順に歩きました。光岳と聖岳を1泊で縦走したい方にとっては、聖岳に向かう早朝の眺望が美しいこのルートはおすすめです♪
[Day0]都内~芝沢ゲート
19時都内発。御殿場経由で芝沢ゲートへ。高速を降りてからが長い。下道は、グーグルマップを頼りに進んだものの、途中で通行止め箇所に突き当たり、焦る。再度ルートを検索。午前3時過ぎ、やっとのことで芝沢ゲートに到着。仮眠無しで登山開始。
[Day1]芝沢ゲート~光岳~茶臼小屋
早朝3時登山開始。易老渡までは1時間。登山口から直ぐにやや急登。はじめは順調に進むも、途中から睡魔。ふらふらになりながら歩き、易老岳手前でマットを広げて10分間の仮眠。
気力と体力を回復して標高2,357mの易老岳へ。スタートから1,600m上がるここまでが初日の頑張りどころ。何とか先が見えてくる。
イザルヶ岳は、360°パノラマの絶景ポイント。富士山、聖岳の美しい眺望。光岳まではあと少し。
光岳の山頂は眺望無し。少し足を延ばして光岩まで。光小屋で再び10分の仮眠。この後、茶臼岳までの間に2度の仮眠。この日は度重なる睡魔との戦い。
16時過ぎ、途中急激にペースを落としながらも、ようやく茶臼小屋到着。テント設営、食事を足早に済ませ19時就寝💤
[Day2]
早朝3時登山開始。まずは上河内岳まで。熟睡し、足が軽い。上河内岳の山頂からは雲海から突き出た富士山の眺望。この後、南岳までずっと富士山を眺めながらの幸せな稜線歩きが続く。
南岳からは、朝日に照らされた大画面の聖岳。雄大で恐ろしい程に美しい。聖平小屋に立ち寄り小休憩後、今回の山行のクライマックスとなる聖岳へ。
薊畑にザックをデポ。ここから一気に600mの登り。小聖岳から先は急登&ガレ場。
9:15聖岳山頂。続いて奥聖岳へ。ここからは来週挑む赤石岳の大迫力の眺望。しばし景色を楽しみ下山。
薊畑までの下りの道のりが長い。薊畑から西沢渡までは、苔むした樹林帯を一気に1,300m下る。
西沢渡から先は緩やかな道に。聖光小屋で二日間の山行の疲れを労う最後の休憩。15:04芝沢ゲートに帰還。
自分にとってはチャレンジ的な要素の大きい今回の山行は、初日は終始睡魔との戦いでした。ふらふらになり、危ないと思って計4度、10分程度の仮眠をとりました。ただ、元気でいられる時は、南アルプスの大自然を満喫できました。
二日目に挑んだ聖岳の山容は雄大で、恐ろしさを感じる程の迫力がありました。登りごたえも十分でした。
南アルプス最深部での二日間の挑戦は、自然の厳しさと美しさを全身で感じることのできた記憶に残る山行になりました。
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