大朝日岳


- GPS
- 30:22
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,004m
- 下り
- 2,005m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 3:02
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
東京圏の皆様大変申し訳ありません🙇。幸い福島は今のところ新型コロナの影響は低いので、同じように低い山形へ遠征して楽しませていただいております😅。
今回は夏休みを利用して大朝日岳にやってきました。車がないとなかなか行きづらい場所なので、車を保有中のこの機会に挑戦です😁。
会社をフレックスで退社後、一路高速を飛ばして菅生PAで牛タン麦飯丼を頂き、明日のご飯なども買いだめて、今回は月山湖PAで車中泊です。自販機とトイレしかないだけあって夜は静か👍。朝起きて停まっていたのは3台だけでした。
天気の良い素敵な朝を迎え、朝食とトイレをすまし、ポカリも買っていざ日暮沢へ。時間も予定よりかなり早く向かいます。
日暮沢に入っていくと、日暮沢小屋4km手前で通行止め😱。悪路につきだそうです。実際、日暮沢小屋手前の橋は完全崩落ですし、途中の道にもぽっかり穴が開いて車が通れる状態ではありませんでした😣。現在工事中らしく、帰り道でも重機が入っていましたが、今行こうとすると往復各1時間の林道歩き🥵つきですのでご注意ください。
実際、登山者も古寺鉱泉からのひとがほとんどでした。
林道歩きもなんのその、沢を飛び石で渡り、日暮沢小屋で給水して古寺山〜小朝日岳経由で大朝日小屋をめざします😤。
沢沿いのルートは途中崩落巻き道や、崩落沢渡など大変な面もありますが、すでにピンクのリボンで迂回路対処ずみなので、全体的にはそれほど危険はなくいけます😊。
竜門滝を超えると急登スタート。予想以上の晴天も相まって、とにかく暑い。つらいが続きます。しかも、YAMAPの水場の位置が全然違ってて😑見つけられずに意気消沈😵したところで、三沢清水を発見!😳顔をあらい、水を1.5Lぐらいがぶ飲み。早めの昼食パンも食べて死者蘇生です。ザオリクです。これで頂上まで行ける気分になり登山再開です🤩。
しかし、林の中はまだ天国で、稜線の直射日光を浴びると再び灼熱地獄🥵。暑さをこらえながら小朝日岳を目指します。ここで、古寺鉱泉に下山すると思しき登山者5人ほどとすれ違い。みなさん暑さが厳しい様子でした。
すでに活動時間6時間を超えそうなので、小朝日岳山頂近くのわずかな日陰で大休止をとったあと、銀玉水を目指します。ここでも、2名とすれ違い。
銀玉水がまた冷たくておいしくて、顔を洗ってリフレッシュ😁。本当に水場が充実した山は素晴らしいです。
この水は小屋泊でも使うので、プラティパスいっぱいに汲んで大朝日小屋を目指します。この時初めて二人組に追いつかれます。ここまで前にも後ろにも歩いている人を確認していなかったのでちょっとびっくり。とりあえず小屋に一人泊の夢はかないませんでした😅。
銀玉水〜大朝日小屋はお花畑です。色とりどりの山花が楽しめます😍。ただ、小屋から銀玉水を汲みにくるのは結構大変な距離です。
また、大朝日小屋直前には奧宮とよばれる小さなお社があったので、今回の山行の安全と晴天を祈願してから小屋に向かいます。
この時期小屋番がいるとの情報だったのですが、平日だからなのか小屋番さんは不在。とりあえず、中に入って2Fに自分の場所を確保し、ポストみたいなところに1500円の協力金を入れさせてもらいます。本日は先行3名であとから2名来たので、計6名。ゆとりある利用となります😊。
結局8時間行動になってしまったので体力ばバテバテです😵が、時間はまだ15時。余裕があります。とりあえず、大朝日岳山頂はもう少し先にして、日向ぼっこしながら読書です。一応遅まきながら日焼け止めをし、靴を脱いで干しながらしばし読書していると、ヘリが頭上を飛んでいきました。パトロールお疲れ様です👍。
本当は夕日に合わせて大朝日岳をと思っていましたが、どうにもこうにもおなかが空いてきてしまい、食べてから登るのも・・・ということで、16時ごろ登頂😁。山頂はしばらく一人で満喫。その気になれば向こうに見える飯豊山まで縦走できるのか。すごいなあと景色に見ほれます。今回は私の最終天気情報では明日の夕方には天気が崩れそうなので、この周回縦走が限界と判断。ちなみに、私の利用するauはハナヌキ峰〜小朝日岳まで電波が良かったのですが、そこから西に移動するとあまりつながらないようです。大朝日岳山頂では情報収集できませんでした。
降りて早速ご飯。今回は山と食欲と私の高級缶詰が特選食材😚。高いだけあっておいしかったです。缶詰に残った汁も、オザイのご飯を作るときに一緒に入れて牡蠣の香かおるわかめご飯にしました。おいしかったです😋。
ご飯を食べるとすぐ眠くなってしまい、気が付くと夕日のピークは過ぎていました。まあ、ここまで良い景色を見れているので、気にせず寝てしまいます。
夜中は外は強風でしたが雨は降らず、小屋内は20度前後と快適😊。一度、窓から外を眺めてみましたが、残念ながら高い雲に覆われて星空には巡り合えませんでした😑。風の音は、明日の天気を心配させるだけの大きさでうねっていました。
翌朝、昨夜の風が嘘のような静かな夜明けです😳。山頂はガスでおおわれているものの、雨などの心配はなさそう。むしろ、日が昇った後の灼熱地獄が心配な天気。
朝ごはんはシンプルに済ませ、5時過ぎには出発です。山頂が真っ白な大朝日岳には目もくれず、まずは金玉水を目指します。時期によっては雪渓の下で使えない金玉水ですが、今年は雪解けばっちりでじゃぶじゃぶ水を流していました👍。例によって、YAMAPの水場表示位置はかけ離れていますが・・・😅。金玉水もそこそこ遠いですが、銀玉水よりは近いので、使えるならこちらの方がおすすめ。金玉水もおいしく、冷たいので顔を洗ってさっぱりしてから中岳〜西朝日岳に進みます。
西朝日岳に登っているところで竜門小屋泊朝出の二人とすれ違い。その後のすれ違いから察するに竜門小屋は昨日4人ほど泊まっていたようです。ちなみにこの辺はまだガスや雲が太陽に薄くかかっていて比較的涼しく歩けました。大朝日小屋〜竜門までは本当に高原のお花畑で、アニメでしか見たことがないような稜線の景色が味わえます😍。
また、昨日登ってきた尾根から今日下る尾根までも一望できるので、「俺こんなに歩けるんだ!」😤と感動することひとしおです。
竜門岳から今回は近づかない以東岳を眺めた後、下りに差し掛かります。この辺から雲やガスは抜け、直射日光と長い降りの責め苦が始まります🥵。降りといっても、まだまだ登りも十分残っています。
ユーフン山で山道周りの草刈りをする方を発見。どうも竜門小屋の小屋番さんらしいです。まだまだもっと先まで草刈りする予定とのこと。登山道を気持ちよく歩けるのもこうした努力のたまもの。本当にもう感謝です🙇。
清太岩山まではまあ、暑いながらも稜線歩きが楽しめますが、その先はもはや修行です。日陰で休息をとりつつひたすら降ります🥵。途中、よく写真が上がっているコロビツの水場がありますが、フィルターがないと厳しそうな取水場😰。やむを得ず給水せずに先に進んだため、最後の方は水不足で体の熱が取れずにオーバーヒートしてしまいました。
なんとか日暮沢小屋に到着した際は、ふたたび1Lほどの水をがぶ飲み。やっと落ち着きます😊。
最後の林道歩きは、とにかく飛び回る小虫の音と、直射日光との闘い。さすがに堪えました😵。
車まで戻った後は、速攻で大井川温泉ゆったり館に移動。300円で湯船一つ、洗い場五つほどの温泉ですが、泉質最高😁!あまり入ったことのないナトリウムー塩化物 硫酸塩温泉でした😳。木の湯船も少し深くて最高。皮膚病ややけどにも効くようなので、靴ずれや日焼けにもおすすめ👍。まさに夏山向け温泉。長湯できない泉質なのでそんなに長居しませんでしたが、しっかり温まり、しばらく発汗が止まりませんでした。
最後は道の駅にしかわに足を延ばして、山菜冷やし肉そばを食べてフィニッシュ😋。今度は山形の名物板そばも食べたいなと思いつつ、疲労感・充実感ともに十分堪能しました😁。
本当は明日、ロープウェイを使って月山もお気軽踏破しようかな?と思っていましたが、天気が良いのは明日の朝早くまでのようなので、今回は贅沢を言わずにここで帰ります😅。お疲れさまでした。
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