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Yamareco

記録ID: 8622919
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

空木岳

2025年08月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:29
距離
20.2km
登り
3,121m
下り
1,357m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:33
休憩
0:54
合計
10:27
距離 20.2km 登り 3,121m 下り 1,357m
4:07
6
スタート地点
4:55
4:56
17
5:12
27
5:40
5:46
21
6:07
6:08
6
6:14
35
6:49
3
6:51
10
7:01
7:07
50
7:56
7:57
19
8:16
25
8:48
8:56
60
9:56
23
10:18
10:19
53
11:12
11:13
36
11:49
17
12:06
12:25
50
13:15
13:24
48
14:11
7
14:19
14:24
11
14:36
0
14:36
ゴール地点
天候 晴れ、風は弱い。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅の台バスセンターに駐輪場あり
コース状況/
危険箇所等
池山小屋の水場はしっかり水が出ていた。
その他周辺情報 食事、すが野。温泉、こぶしの湯

感想

赤石山脈を歩いておよそ2週間ほど、ちょっと登りたい欲が顔を出した。行くか…
ただ、最近バイクもご無沙汰だ。なんならGW以降動かしていない。理由は梅雨入りとその後の酷暑。ただ、ここまで乗らないのはちょっともったいない、そんな気持ちが顔を出した。
というわけで、今回のテーマはバイクで登山と相成った。車と違って生身の体。いろいろな面で無理は禁物だ。
問題はどこに行くか。なるべく標高を上げなければならないから…やっぱり飛騨、木曽、赤石の三兄弟か。晴れなかった塩見や船窪なんかもアリと思ったが、木曽は最近ご無沙汰だった。じゃあってことで決定。理由なんてそんなものだ…
木曽のどの山に行くか、これは前から気になっていた空木にした。福島側から回るのもいいかと思ったが、登りやすそうな池山尾根で、時間かかるならピストン、割とコースタイム巻けたら檜尾か、縦走してロープウェイで降りるか…
前日、多分無理だろうなと思いつつ檜尾小屋にテン場空いているか聞いたところ、空いていないと。日帰り確定したので近くのキャンプ場に下山後張らしてもらうことにした。
仕事終わりの金曜日、晩飯を適当に済ませつつ、シャワーを浴びてバイクの出発準備。汗だくになりながら済ませ、走り出して5分で若干後悔する。暑い。
既に9時を回っているので混雑はなく、順調に進んでいく。今回ネクスコのツーリングプランで土日の2日間、横浜から伊那まで乗り降り自由なので、流出の時間を0時以降にする予定だ。睡眠時間とは…
長野に入ると途端に涼しく、いや若干寒くなった。途中2回ほど休憩しつつ、一時半頃菅の台バスセンターに到着。駐輪し、その横で仮眠…
3時半ごろ、パンを腹の中に入れつつ簡単に準備をすすめる。四時過ぎ行動開始。
真っ暗の中少し迷いながらスキー場から登り始める。クマが怖い。適当に柏手を打ちながら進んでいく。林道終点あたりで夜が明け始めた。そのあとは基本的に樹林帯。所々木々の隙間から木曽駒方面が見える。
登り始めは若干蒸し暑さを感じたが、1500程度まで標高を上げるとだいぶ涼しくなってきた。
そこからが長い。ガンガン登るわけではなく、水平移動と組み合わせてジリジリと。疲労は少ないけど只々時間がかかる。
やっとの思いで空木平の分岐。そこからはジリジリと太陽に焼かれつつ、背後にはつい先日縦走したヤツラが…

少し感慨に耽りつつ一時間ほどかけて山頂に到着すると南駒ヶ岳の堂々とした姿が…
だいぶコースタイムを巻いていて、疲労感もそこまで無い。これなら行けそうな気がする。
次のチェックポイントの檜尾迄行くことに決め、ゆるゆる歩き出した。
木曽殿山荘迄ゴリゴリ下っていく。スッキリ御嶽山をのぞみつつ、正面に見える壁のことを思うとちょっと気が滅入りそう。
意外と岩岩したアスレチックな道を抜けて、鞍部までたどり着くと、これから登る東川岳がそびえている。まずはコイツをクリアするか…
太陽がフルパワーで焼き付けてくる中、登っていく。水の消費が激しくなってきて、少しセーブし休み休み…
乗り上げると背後の空木岳が思いの外イケメン。池山尾根から見るとずんぐりむっくりだが、こちらはシュッとした姿で堂々と佇んでいる。
進行方向に目をやると…あぁ…これはもうだめかもわからんね…
主要なピーク以外にも細かいアップダウンが見て取れる。ちょっと後悔…
そこから細かいアップダウンを経て熊沢岳に乗り上げると三沢岳が目の前に。進行方向は…いや、やめよう。
それにしても歩いてみるとなかなか特徴があって面白い。南と北に比べてちょっと影の薄いと思われるかもしれないけれど、基本的に花崗岩がゴロゴロとして、足元は風化した真砂になっている。北燕岳みたいだ。めっちゃ広いけど。
所々岩場もあって、飽きさせない。要所にしっかりとしたアンカーも打ってあるので体の小さい私でも苦も無く歩くことができる。ありがたい。
景色を見ながら休憩しつつ檜尾まで到着し、このあとのルートについて考えた。元々このまま檜尾を下るつもりだったが、下りで膝を痛めるとバイクの運転に支障が出る。このまま縦走すると、下山は楽々。登りはきつい。コースタイムは同じくらい。
太ももは張ってきているが、バイク倒すのは勘弁だ。このまま縦走することにした。一番大きな奥のやつが島田娘?その手前に細かいのが二つほど。ちょっともううんざりしてきた。多少巻いてくれてもいいんだが…ルートはしっかりピークを踏ませてくれる。ほんとうにありがとうございました。
この時点で結構辛くなってきていた。気温は高くて生ぬるく、歩くと体が熱くなっていく。短パンを履いていても追いつかない。さすがにタイツは履いているけど、もう全部脱ぎたくなってくる…

島田娘、高さはあるけど緩やかに登っていく。日傘、持ってくればよかったなぁ…
そんなことを思いながらやっとのことで乗り上げると、宝剣岳や木曽駒が見えた。振り返った縦走路はなかなか長大。既に雲が湧いて一部隠れてしまったが、良い景色じゃないか。
歩きながら最後どうするか考える。正直、宝剣岳も木曽駒も同じような時期に過去に登っていた。足裏もかなりだるくなっていたし、満足したので極楽平からサクッと降りることにした。
ロープウェイの駅は激混みで、臨時便も出て9分おきに発車する。それでも1時間ほど待ち、ようやく下まで降りることができた。
時間はもう5時。急いでキャンプ場に行き受け付け、テント張り、食事のために明治亭に行くがあまりの混雑に諦めて別の店へ。比較的空いた店内でゆっくり食事し、温泉でたっぷり汗を流して寝床に戻った。

翌朝未明、すぐ近くの車がヘッドライトつけたままずっとアイドリングしてたのでうるさいから早くでてくださいと伝えるも、結局車は出ず。しばらくして戻っていったが何がしたかったんだあのおっさんは…
そんな感じでロープウェイの動き始める時間帯は少し煩かったが、そのあとは静かな朝…
家から持ってきたカレーメシやら余った行動食やらコーヒーやら、ジャンキーな朝食をとりつつゆっくり2時間ほど片付け、7時頃には出発した。

行き先は深く考えていなかったが、ふと久しぶりに開田高原に向かうことにした。御嶽山は生憎頂上部は雲に隠れたが、蕎麦の花やコスモスが咲いていて、季節は進んでいるんだなぁと…
気温も20℃そこそこで、バイクに乗るにはちょうどよい。
そこから野麦を超えて乗鞍で温泉と食事。あとは満足したので帰路についた。
半分熱中症になりつつ途中渋滞もあったが16時には帰宅。
登山と久しぶりのツーリングに満足した…が、暑すぎる。帰ったあとに水をしこたま飲んだ。早く涼しくなってくれんだろうか…

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