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Yamareco

記録ID: 863547
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

大無間山〜テン泊荷でヘトヘト

2016年05月03日(火) 〜 2016年05月04日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.9km
登り
2,207m
下り
2,199m

コースタイム

1日目
山行
8:52
休憩
0:00
合計
8:52
7:15
8
てしゃまんくの里駐車場
7:23
7:23
67
8:30
8:30
205
11:55
11:55
252
16:07
2日目
山行
8:32
休憩
1:59
合計
10:31
6:52
46
7:38
7:38
55
中無間山
8:33
8:33
16
展望場所
8:49
9:02
12
9:14
9:34
44
展望場所
10:18
10:18
34
10:52
11:52
59
12:51
12:51
108
崩壊地
14:39
15:05
81
16:26
16:26
46
17:12
17:12
11
17:23
てしゃまんくの里駐車場
天候 1、2日目とも晴れ、但し夜中はずっと雨が降っていた
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
5月2日
午後9時 奈良自宅発〜R163〜名阪国道〜R1〜R23〜R1〜静岡〜県道梅ヶ島昭和温泉〜油島〜県道安倍街道〜大井川鉄道井川駅〜県道南アルプス公園線
〜5月3日午前7時 田代てしゃまんくの里駐車場到着
(途中3〜4回1回15〜20分くらい仮眠)
5月4日
午後5時40分頃てしゃまんくの里〜大井川(鉄道)沿い〜6時10分接阻峡温泉会館(入浴)6時40分〜川根温泉付近のレストラン パル〜道の駅川根温泉(車中泊)
5月5日
朝6時30分ごろ湯が入りだした足湯入浴 8時30分頃開店した道の駅で土産購入
〜大井川沿い〜9時頃近所のコンビニで朝食購入・食〜R1(金谷)からは往路と同じ〜午後1時ごろR23沿のかつやで昼食(ロースかつ定食)〜午後4時帰宅
コース状況/
危険箇所等
踏み跡ははっきりしているので道を間違える恐れは少ないと思う。
登山口から小無間小屋までは比較的整備状況も良い。
小無間小屋〜小無間山山頂までは、P1〜P4の小ピークで50m〜100mくらいのアップダウンが続き、場所によっては岩や木の根っこで歩きにくい。特に小無間山への登りは急登でキツい。
小無間山〜大無間山までは展望はほとんど樹間しかないが、踏み跡はしっかりしていて気持ちの良い森林散歩
その他周辺情報 午後5時過ぎに下山だったので温泉と食事には困った。登山口すぐそばのオートキャンプ場に田代温泉と書いてあったが、あいにくキャンプ場の宿泊客が多かったようで宿泊者優先と断られた。
接阻峡温泉会館は入浴料400円で小さな地元客も多いお風呂だが、石鹸もシャンプーもあった。気持ち良かった。
川根のレストラン パルは、応対は感じのいい奥さんで、冷茶もおいしくて、ここでハンバーグ定食1080円を食べた。
道の駅川根温泉は日帰り入浴の時間が過ぎるととたん車の台数が減ったがトイレに近い場所は車中泊客(10数台くらい)が多かった。
道の駅の足湯は無料サービスで朝9時から夜9時と書いているが、夜はきっちり9時に終わったそうだが、朝は6時台からお湯が入っていた。
道の駅の売店は、朝8時半ごろから開店して、小さいながらも野菜、お菓子等々ひととおりそろっていて、ここで土産の用は足せた。またさすが静岡、新茶も含めお茶がたくさん置いていた。
てしゃまんくの里駐車場、てしゃまんくとは地元の伝説上の人物で怪力の持ち主だったようです。名前から想像して道の駅でもあるかと思ったけど、トイレと小さな店舗スペースだけで無人で、駐車スペースも10台ほどだけでした。
2016年05月03日 06:59撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/3 6:59
てしゃまんくの里駐車場、てしゃまんくとは地元の伝説上の人物で怪力の持ち主だったようです。名前から想像して道の駅でもあるかと思ったけど、トイレと小さな店舗スペースだけで無人で、駐車スペースも10台ほどだけでした。
登山口の諏訪神社鳥居、入口左横に湧水が出ていました
2016年05月03日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/3 7:23
登山口の諏訪神社鳥居、入口左横に湧水が出ていました
新緑がまぶしいです
2016年05月03日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/3 9:02
新緑がまぶしいです
ヒメシャラがいました
2016年05月03日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/3 9:07
ヒメシャラがいました
イワカガミって白もあるんだ
2016年05月03日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
5/3 9:17
イワカガミって白もあるんだ
頭上から花が降ってくるようでした
2016年05月03日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
6
5/3 11:41
頭上から花が降ってくるようでした
あれが、大無間山 かな
2016年05月03日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/3 11:54
あれが、大無間山 かな
ようやく、小無間小屋に着いた。4時間40分もかかった。7ヶ月ぶりのテン泊荷とほとんど徹夜状態で運転してきたのがこたえたか
2016年05月03日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/3 11:55
ようやく、小無間小屋に着いた。4時間40分もかかった。7ヶ月ぶりのテン泊荷とほとんど徹夜状態で運転してきたのがこたえたか
ところがここからが正念場だった。
鋸歯といわれるアップダウンが続く、大きく分けてP1〜P4の小ピーク間ごとに50m〜100mの上り下りを繰り返す。推定23kgのテン泊荷がキツイ。しかも、すれ違った4人の山行者全員に、P4と小無間山の間の崩壊地は危険だと聞いた。こんなどでかいテン泊荷を背負っていたこともあるかも。
2016年05月03日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/3 14:01
ところがここからが正念場だった。
鋸歯といわれるアップダウンが続く、大きく分けてP1〜P4の小ピーク間ごとに50m〜100mの上り下りを繰り返す。推定23kgのテン泊荷がキツイ。しかも、すれ違った4人の山行者全員に、P4と小無間山の間の崩壊地は危険だと聞いた。こんなどでかいテン泊荷を背負っていたこともあるかも。
崩壊地を通過後P4を振り返る。岩の横の木の幹にくくられたトラロープは崩壊地の補助用ロープ。せっかく持ってきたのでアイゼンもつけてみた。怖くて写真を撮る余裕はなかったが、足を踏み入れるたびに崩れるという感じではなかった。
2016年05月03日 14:37撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/3 14:37
崩壊地を通過後P4を振り返る。岩の横の木の幹にくくられたトラロープは崩壊地の補助用ロープ。せっかく持ってきたのでアイゼンもつけてみた。怖くて写真を撮る余裕はなかったが、足を踏み入れるたびに崩れるという感じではなかった。
崩壊地を過ぎてからの小無間山への300mの登りは、危険度は高いし、残っていた最後の体力を吸い取られ、最後はフラフラだった
2016年05月03日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/3 14:40
崩壊地を過ぎてからの小無間山への300mの登りは、危険度は高いし、残っていた最後の体力を吸い取られ、最後はフラフラだった
崩壊地から小無間までで1時間半もかかってしまった。アルペンガイドでは大無間山までで8時間なのに、登山口からここまでで9時間近いふがいなさ。
2016年05月03日 16:08撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/3 16:08
崩壊地から小無間までで1時間半もかかってしまった。アルペンガイドでは大無間山までで8時間なのに、登山口からここまでで9時間近いふがいなさ。
それでも、一夜の宿は完成し、ほっと一息ワインを飲み、夕食のカップスパゲティを食べた。気が付くとぐうぐう眠り込んでいた。
2016年05月03日 16:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/3 16:24
それでも、一夜の宿は完成し、ほっと一息ワインを飲み、夕食のカップスパゲティを食べた。気が付くとぐうぐう眠り込んでいた。
夜9時ごろ目が覚めるとしとしと雨が降っていた。夜中に目が覚めるたびに雨音は大きくなっていく。頭上にはごうごうと台風のような風音だが、テントには風の影響はなかった。雨は6時ごろまでしつこく降ってたが、空は結構明るくて、6時半にはほぼやんだ。ここから大無間山のピストンは軽荷だ。ところがショックなことにテントの玄関室に入れていた靴の1つに雨が入ってびしょぬれに、中に入れていくべきだった。
2016年05月04日 06:52撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 6:52
夜9時ごろ目が覚めるとしとしと雨が降っていた。夜中に目が覚めるたびに雨音は大きくなっていく。頭上にはごうごうと台風のような風音だが、テントには風の影響はなかった。雨は6時ごろまでしつこく降ってたが、空は結構明るくて、6時半にはほぼやんだ。ここから大無間山のピストンは軽荷だ。ところがショックなことにテントの玄関室に入れていた靴の1つに雨が入ってびしょぬれに、中に入れていくべきだった。
小無間山から大無間山への登山路、ここにも崩壊地が、南アルプスらしい。
2016年05月04日 07:05撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/4 7:05
小無間山から大無間山への登山路、ここにも崩壊地が、南アルプスらしい。
森が良くなってきた
2016年05月04日 07:11撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 7:11
森が良くなってきた
倒木を苔が覆っている。好きな風景
2016年05月04日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:17
倒木を苔が覆っている。好きな風景
樹間に青空がのぞいてきた。寝てる間に雨がやんで雨後のしっとりとした森が見れてラッキーだ。
2016年05月04日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:18
樹間に青空がのぞいてきた。寝てる間に雨がやんで雨後のしっとりとした森が見れてラッキーだ。
やがて空は真っ蒼に
2016年05月04日 07:19撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3
5/4 7:19
やがて空は真っ蒼に
案内板は充実している
2016年05月04日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:23
案内板は充実している
標高2100mを超えているが、地表には広葉樹の落葉も多くみられた
2016年05月04日 07:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:24
標高2100mを超えているが、地表には広葉樹の落葉も多くみられた
冬の積雪や風がそんなにないのか、稜線の木もすくすく育ってる
2016年05月04日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:31
冬の積雪や風がそんなにないのか、稜線の木もすくすく育ってる
最後まで雪の残りそうな平たん部には苔も多い。
2016年05月04日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:35
最後まで雪の残りそうな平たん部には苔も多い。
いい苔だなあ
2016年05月04日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:35
いい苔だなあ
東からの日差しがいい感じ
2016年05月04日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:37
東からの日差しがいい感じ
ここが中無間山の山頂付近。ガイドブックにはここから北に向かう尾根につかまらないように、と注意してあったのに、入りかけてしまった
2016年05月04日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 7:38
ここが中無間山の山頂付近。ガイドブックにはここから北に向かう尾根につかまらないように、と注意してあったのに、入りかけてしまった
こんな風景が延々と続く幸せな時間
2016年05月04日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/4 7:46
こんな風景が延々と続く幸せな時間
こういうのを倒木更新っていうんですね
2016年05月04日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 7:50
こういうのを倒木更新っていうんですね
これも倒木更新、この若木もいずれは稜線を支える巨木になるのかな
2016年05月04日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/4 7:52
これも倒木更新、この若木もいずれは稜線を支える巨木になるのかな
今回の一押しの風景。
2016年05月04日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:53
今回の一押しの風景。
角度を変えて撮ってみた
2016年05月04日 07:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:54
角度を変えて撮ってみた
光が変わるたびに新しく感じてついシャッターを押してしまう
2016年05月04日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 7:58
光が変わるたびに新しく感じてついシャッターを押してしまう
接写で撮ってみた
2016年05月04日 08:15撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 8:15
接写で撮ってみた
多分あのガスの中にいるのが、大無間山だと思うのだが
2016年05月04日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 8:19
多分あのガスの中にいるのが、大無間山だと思うのだが
1か所だけ北側(南アルプス方向)に向いた展望場所を発見
2016年05月04日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 8:33
1か所だけ北側(南アルプス方向)に向いた展望場所を発見
多分、右に雪模様の2コブ並んだのが、荒川中岳、悪沢岳、その手前の大きいのが赤石岳かな
2016年05月04日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 8:34
多分、右に雪模様の2コブ並んだのが、荒川中岳、悪沢岳、その手前の大きいのが赤石岳かな
写真を撮りながら2時間で大無間山に登頂。確かにテントが10数張張れそうな広い山頂だが、展望はなし。
2016年05月04日 08:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
2
5/4 8:49
写真を撮りながら2時間で大無間山に登頂。確かにテントが10数張張れそうな広い山頂だが、展望はなし。
山頂の直ぐそばの分岐路にこんな標識を発見。ここから朝日岳を経由して寸又峡までのコースのようだが、整備されているのだろうか?
2016年05月04日 09:06撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 9:06
山頂の直ぐそばの分岐路にこんな標識を発見。ここから朝日岳を経由して寸又峡までのコースのようだが、整備されているのだろうか?
さっきの展望場所。ガスが徐々に取れてきて南アルプスの山々が見える
2016年05月04日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 9:14
さっきの展望場所。ガスが徐々に取れてきて南アルプスの山々が見える
右の奥の山はたぶん光岳とおもう
2016年05月04日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 9:14
右の奥の山はたぶん光岳とおもう
かなり遠くに見えるが、形から言って、仙丈ケ岳かな?
2016年05月04日 09:15撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 9:15
かなり遠くに見えるが、形から言って、仙丈ケ岳かな?
中央奥のが光岳と思うのだが
2016年05月04日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 9:24
中央奥のが光岳と思うのだが
ちょうど雲がかかっている部分が聖岳かな、その手前の雪のないのが上河内岳か?
2016年05月04日 09:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 9:33
ちょうど雲がかかっている部分が聖岳かな、その手前の雪のないのが上河内岳か?
きっと、この部分が聖、赤石なんだと思う
2016年05月04日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 9:34
きっと、この部分が聖、赤石なんだと思う
ほとんど快晴であとは南アにかかる雲だけなんだけど、もう時間もないのでそろそろ下りないと
2016年05月04日 09:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 9:34
ほとんど快晴であとは南アにかかる雲だけなんだけど、もう時間もないのでそろそろ下りないと
これは?農鳥?改め、悪沢岳のようです
2016年05月04日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 9:37
これは?農鳥?改め、悪沢岳のようです
もしかしてと南改め東側を振り返ると、やはりいた!
2016年05月04日 09:39撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
5/4 9:39
もしかしてと南改め東側を振り返ると、やはりいた!
雨上がりだからか、埃っぽさ一つない透明感のある姿
2016年05月04日 09:39撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 9:39
雨上がりだからか、埃っぽさ一つない透明感のある姿
雲の衣装もなかなかいい
2016年05月04日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 9:40
雲の衣装もなかなかいい
今頃になって雲が取れて南アがはっきり見えている。左側は聖岳、奥聖への稜線が見えてる。
2016年05月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 10:00
今頃になって雲が取れて南アがはっきり見えている。左側は聖岳、奥聖への稜線が見えてる。
聖岳、少し風景が青みがかってきた
2016年05月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 10:00
聖岳、少し風景が青みがかってきた
赤石岳?
2016年05月04日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 10:01
赤石岳?
さっきのお気に入りの場所に戻ってきた
2016年05月04日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 10:09
さっきのお気に入りの場所に戻ってきた
往復4時間で小無間山まで戻ってきた。今から昼食を食べて撤退準備
2016年05月04日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 10:53
往復4時間で小無間山まで戻ってきた。今から昼食を食べて撤退準備
青空がいいのでつい撮った
2016年05月04日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 10:55
青空がいいのでつい撮った
崩壊地が近づいてくる、小無間山からの下りはなかなかキツイ。安全なコースを見極めて、枝の1本1本がほんとに頼れるか確認しながら下りる。
2016年05月04日 12:29撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
5/4 12:29
崩壊地が近づいてくる、小無間山からの下りはなかなかキツイ。安全なコースを見極めて、枝の1本1本がほんとに頼れるか確認しながら下りる。
こんな苦しい下りを見守り方が1人いらっしゃった。
2016年05月04日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
4
5/4 12:33
こんな苦しい下りを見守り方が1人いらっしゃった。
もう一度お会いできるとは思いませんでした。
2016年05月04日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 12:33
もう一度お会いできるとは思いませんでした。
崩壊地を渡り終わった後振り返った。4〜5mの距離、昨日も崩れなかったが、雨後の今日は土が粘ってなお崩れなかった、
2016年05月04日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3
5/4 12:57
崩壊地を渡り終わった後振り返った。4〜5mの距離、昨日も崩れなかったが、雨後の今日は土が粘ってなお崩れなかった、
観る角度を変えて、崩壊地を見上げてみる。
2016年05月04日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 12:57
観る角度を変えて、崩壊地を見上げてみる。
崩れは地の底まで続いている
2016年05月04日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 13:01
崩れは地の底まで続いている
神々しいお姿もこれで見納め
2016年05月04日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 13:01
神々しいお姿もこれで見納め
崩壊地のそばに落ちて(置いて)いた。
2016年05月04日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 13:02
崩壊地のそばに落ちて(置いて)いた。
赤石?
2016年05月04日 13:08撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 13:08
赤石?
農鳥?改め悪沢のようです
2016年05月04日 13:08撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 13:08
農鳥?改め悪沢のようです
山座同定、方向替わると分からなくなるけど、とにかくきれいだ
2016年05月04日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 13:10
山座同定、方向替わると分からなくなるけど、とにかくきれいだ
2016年05月04日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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5/4 14:07
2016年05月04日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
1
5/4 14:38
小無間小屋まで戻ってきた
2016年05月04日 14:39撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
5/4 14:39
小無間小屋まで戻ってきた
ほんとに疲れて、標準タイムを大幅に超えてしまったけど、いい山でした。
2016年05月04日 17:23撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
3
5/4 17:23
ほんとに疲れて、標準タイムを大幅に超えてしまったけど、いい山でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

この3連休は当初、白馬大雪渓を登り、旭岳、白馬岳、小蓮華山を巡り、栂池に下りる計画をしていた。しかし4日に日本海を強い低気圧が通過とのことで、急きょ前日南アに変更することにした。
ザックにはすでに白馬用品がぎっしり詰められている。
とりあえず、スコップやテントの外張りなど、目立つのは外したが、十分な減量対策ができないまま、出発を迎えた。
2日夜9時自宅を出発
当日半日でも仕事を休んで余裕を持ちたかったがそれもかなわず
また疲れて夜も家を出るのがつい億劫で9時になってしまった
何度も眠たくなり、コンビニや道の駅などで3〜4回15分ほど仮眠して走った
3日
再度頑張って、3日の朝7時になって、やっと登山口のてしゃまんくの里に着いた
何台か、車が止まっている。もうすでに出発したのだろう
ここで1時間くらい仮眠を取った方がよかったのかもしれないが
パンをかじってすぐにスタートした
過去の記録から大無間山のポイントは崩壊地の通過のようだ
意外とあっけなく通過というのもよくあるのであまり気にせず歩くつもりだ
諏訪神社の鳥居をくぐり緩やかな植林の中を歩く
考えたらテン泊荷を背負うのは昨年のシルバーウイークから7か月ぶり
せっかく買った羽毛のシュラフも今回初めて使う
最初は登山道の状態もいいこともあって割とスムーズに登れた

しかしやはり重荷はこたえる、肩に食い込む
コースタイム2時間50分の小無間小屋までで4時間30分もかかってしまう
やはり久々の重荷と寝不足はキツイ
しかし実際ここからが本番、正念場だった

鋸歯という4つのピークの上り下りを繰り返すルートは
さっきまでの道と比べても整備状態は悪くて
更にみるみる体力を奪っていく
また途中で出会った3組4人の方々(2組3名は登頂したようだ)が
皆、崩壊地の危険さを話されて
そのテン泊荷で動けるか?と心配していただいた。
まあ、現場に行って行けるかどうか判断するしかないだろう
その崩壊地にたどり着くまでの鋸歯でダウン寸前だ

ようやく崩壊地が見えてくる
白馬の準備でせっかくアイゼンもあるので
念のため着けてみることにした
またザックの外にぶら下がる荷物はいったん中にしまった
トラロープを見ると下の方がぶらぶらしている
そら、スリングは役に立たない

とにかく砂の山に足を踏み出す
両方は切り立って落ちたら大変だなと思う
また崩れると聞いてるものだから
試し踏みしても自信が持てない
エイヤーと踏み出すと意外と崩れない
尾根を渡りトラロープをつかんで
一気に岩を登りにかかった
無我夢中であっという間に危険個所は終わった
五竜岳の雪山で一ノ髪という場所があったがあんな感じかな
積雪のブリッジだって渡るときは
必ず崩れないという保証はないし
渡れるときはこんなものかもしれない
このあとの小無間山までの登り300mはほんときつかった
最後はスローモーションのような歩きで
山頂に倒れこんだ
なんと9時間もかかってまだ小無間山だ
明日は、大無間山までの2時間半+下りの4時間50分だが
重荷だしとても標準タイムとはいくまい
もう疲れすぎで気持ち悪くてラーメンが食べられない
焼き餅とカップスパゲティーを食べてワインを飲んですぐ寝た

夜9時もう降りだしていた
夜のうちに止んでくれればありがたい
もし降り続けたら、崩壊地がどうなるかわからないから
停滞も考えておかないと、水の節約が必要だな
雨はどんどん強くなり、上空は風がすごい音だ
でもテントには風は届かない

ここでちゃんと靴の様子を見ておけばよかったが
もう起き上がれなかったので‐‐

4日
朝6時前まだ降ってる
とにかく出発の準備を始める
大無間山までのピストンはザックのふたの部分を腰に巻いてサブザック使用
荷物をまとめて朝ご飯を食べているうちに雨は止んだ

左の靴を見るとビックリ
雨がちゃぷちゃぷと入っていてとても普通に履けるもんではなかったです
仕方なくビニール袋を靴下の上にはいて靴を履きました
雨になるのはわかってたんだから中に入れておけばよかった

大無間山までの道は歩きやすかった
大峰台高を思わせる苔生した森が広がる
やがて日が差し青空が広がる、しっとりとした雨後の風景もいい
登山路の右側が明るくなっていたので出てみると
登山路の中で知りうる限り唯一展望が開けている場所だった
はるか北にそびえる南ア主戦級はまだ頭に雲を被っていたが
雨後の澄んだ空気に山々ははっきりとしていた

ほどなく大無間山山頂に到着
ここは展望はないが、テントならかなりの数張れそうだが
あの崩壊地がある限り多くの登山者は見込めないだろう
ガイドブックには1泊の山とあるが日帰りでぎりぎり登れるなら
あの鋸歯の通過を考えると
テン泊荷を持ってこない方がいいかもしれない

下山時の展望場所
思わず南アの山々に見とれゆっくりしてしまった
そして、そこを離れ、南側に目を向けると
そこには富士がいました。
思わず声をあげました
雨が空気の塵をすべて洗い落として
その山の色は紺色に近いはっきりとした濃い色に見えました

小無間のテントに戻った時、既に4時間過ぎてました
そこから昼食とテントをたたむのに1時間
いよいよ重荷を背負っての下山
やはりいきなりの小無間からの300m下りはきつかった
どの枝が信用できてどの石に足を乗せられるか
慎重に考えて下りました
崩壊地までたどり着いたらすでに1時間
標準タイムでは1時間45分で小無間小屋となっています
とても無理です

雨が降って崩壊地は土が固まっていました
やはり高所は怖いのでゆっくり進みましたが
崩壊はしないだろうという安心感はありました
富士山もその姿を見守ってくれました

P4〜P1は、あと登り4回、3回、2回、1回と数えて頑張りました
標準タイムを1時間超えてましたが
小屋に着いたときはうれしかった
まるで今回の山行が終わったような気分でした
小屋には今晩ここに泊まるという方がおられました
その方は鋸歯を重荷で超えるのではなく小屋をベースに
大無間までピストンするという考えでした
皆、いろいろ作戦をたてて登ってるんだな、と思いました

そこからは登山口までは道も格段にいいはずなんですが
もう疲れてしまって足が全然でなくて2時間半もかかってしまいました

最後、神社のわきのお水をいただいて帰りました

ほんとは元気あったら5日に寸又峡から朝日岳も登って帰ろうかなって
思ってたんですが、とてもとてもでした。
今も筋肉痛で大変です。でも渋くていい山登れて最高でした

※写真の山名間違ってるかもしれません、ご容赦ください



















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コメント

お疲れ様〜
2685さんお疲れ様でした。
私が小無間小屋に午後2時頃着いた時、昨夜小屋泊して山頂目指したが崩壊地で引き返し、下山支度されてる方と入れ替わりでした。
そんな時、小屋前を大きなザック担いだ2685さんが、すぐ崩壊地の話題に
下がっていたテンションが一挙にアップ!崩壊地は情報通りでした。
お陰で不安なく通れ楽しい山行になり、ありがとうございました。
2016/5/6 8:36
Re: お疲れ様〜
sannketuさん、お疲れ様でした。
大無間山登頂できて良かったですね
単独行だとあの風景であきらめる人もいるんですね
私の拙い情報がお役に立てたのなら良かったです。
山での酒も美味かったのでは!
またお互い良い山行に恵まれれば良いですね
2016/5/6 12:49
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