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Yamareco

記録ID: 8708194
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部五郎小舎【新穂高温泉からピストン】

2025年09月20日(土) 〜 2025年09月21日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
15:14
距離
41.4km
登り
2,935m
下り
2,929m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:26
休憩
0:23
合計
7:49
距離 20.7km 登り 2,105m 下り 809m
6:02
6:05
8
6:30
13
6:43
9
6:52
14
7:06
17
7:23
33
7:56
7:58
10
8:08
16
8:24
21
8:45
32
9:17
9:21
7
9:28
9:31
37
10:08
10:11
11
10:22
10
10:32
10:33
19
10:52
7
10:59
11:01
20
11:24
34
11:58
11:59
31
12:30
31
13:01
13:02
42
2日目
山行
6:27
休憩
0:54
合計
7:21
距離 20.8km 登り 829m 下り 2,120m
7:06
59
8:05
8:07
44
8:51
30
9:21
9:22
24
9:57
10:18
3
10:21
26
10:47
12
10:59
8
11:07
11:14
25
11:39
11:52
2
11:54
21
12:15
12:16
13
12:29
8
12:37
9
12:46
12:47
24
13:11
16
13:27
13:33
8
13:41
8
13:49
10
13:59
11
天候
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉公共駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
特になし
その他周辺情報 中崎山荘 奥飛騨の湯(1,000円)
新穂高温泉を出発します。
曇天です。
2025年09月20日 06:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/20 6:02
新穂高温泉を出発します。
曇天です。
笠新道登山口手前のヘリポートです。
前回は、雪のため、ここで撤退しましたね。
2025年09月20日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/20 6:50
笠新道登山口手前のヘリポートです。
前回は、雪のため、ここで撤退しましたね。
わさび平小屋を通過します。
トマト、キュウリが美味しそう。
2025年09月20日 07:05撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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9/20 7:05
わさび平小屋を通過します。
トマト、キュウリが美味しそう。
小池新道に入りました。
歩きやすい石畳の登山道が続きます。
2025年09月20日 07:28撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 7:28
小池新道に入りました。
歩きやすい石畳の登山道が続きます。
シシウドが原が見えますが、鏡平はどす黒い雲の中です。
2025年09月20日 07:53撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 7:53
シシウドが原が見えますが、鏡平はどす黒い雲の中です。
イタドリが原を通過します。
2025年09月20日 08:23撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 8:23
イタドリが原を通過します。
鏡平に到着しました。
2025年09月20日 09:17撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 9:17
鏡平に到着しました。
鏡平小屋です。
いつも混んでいる印象ですが、さすがに今日は人は少なめです。
2025年09月20日 09:19撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 9:19
鏡平小屋です。
いつも混んでいる印象ですが、さすがに今日は人は少なめです。
弓折乗越まで登ってきました。
完全にガスっています。
2025年09月20日 10:10撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 10:10
弓折乗越まで登ってきました。
完全にガスっています。
双六小屋に到着しました。
2025年09月20日 10:52撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 10:52
双六小屋に到着しました。
中道を行くと、ライチョウ4羽と出会いました。
2025年09月20日 11:37撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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9/20 11:37
中道を行くと、ライチョウ4羽と出会いました。
稜線に出ました。丸山に向かいます。
2025年09月20日 12:01撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 12:01
稜線に出ました。丸山に向かいます。
また、ライチョウです。
1羽です。写真中央のハイマツの左側に。
2025年09月20日 12:20撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 12:20
また、ライチョウです。
1羽です。写真中央のハイマツの左側に。
三俣蓮華岳の頂上に到着です。
2025年09月20日 12:46撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 12:46
三俣蓮華岳の頂上に到着です。
紅葉にはまだ早いですが、ここは少し赤くなっています。
2025年09月20日 13:29撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 13:29
紅葉にはまだ早いですが、ここは少し赤くなっています。
黒部五郎小舎に到着しました。
天候が荒れる前にテントを張ります。
2025年09月20日 13:44撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/20 13:44
黒部五郎小舎に到着しました。
天候が荒れる前にテントを張ります。
暴風、雷鳴、大雨に見舞われました。
青空が見えます。装備を濡らしてしまって、撤退です。
2025年09月21日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 7:02
暴風、雷鳴、大雨に見舞われました。
青空が見えます。装備を濡らしてしまって、撤退です。
黒部五郎岳方面ですが、頂上は雲の中です。
2025年09月21日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 7:03
黒部五郎岳方面ですが、頂上は雲の中です。
こちらは笠岳ですが、同じく頂上は雲の中です。
2025年09月21日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 7:03
こちらは笠岳ですが、同じく頂上は雲の中です。
下山に向けて、昨日来た道を戻ります。
五郎平を見下ろします。手前に黒部五郎小舎が見えます。
2025年09月21日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 7:26
下山に向けて、昨日来た道を戻ります。
五郎平を見下ろします。手前に黒部五郎小舎が見えます。
2,661メートルピークまで登ってきました。
2025年09月21日 07:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 7:45
2,661メートルピークまで登ってきました。
三俣蓮華カールを上から望みます。
2025年09月21日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 7:54
三俣蓮華カールを上から望みます。
樅沢岳です。ガスが薄くなってきました。
2025年09月21日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 9:41
樅沢岳です。ガスが薄くなってきました。
双六岳を見上げます。
2025年09月21日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 9:41
双六岳を見上げます。
常念山脈が見えました。
左端の餓鬼岳から燕岳、右端に大天井岳です。
2025年09月21日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 9:48
常念山脈が見えました。
左端の餓鬼岳から燕岳、右端に大天井岳です。
双六小屋に下っていきます。
2025年09月21日 09:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/21 9:53
双六小屋に下っていきます。
双六小屋での休憩を終え、鏡平に向かいます。
2025年09月21日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 10:20
双六小屋での休憩を終え、鏡平に向かいます。
振り返って双六小屋です。
雲は厚く立ち込めています。
2025年09月21日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 10:34
振り返って双六小屋です。
雲は厚く立ち込めています。
稜線から下りてき、鏡平が目視できるところまで下りてきました。
2025年09月21日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 11:25
稜線から下りてき、鏡平が目視できるところまで下りてきました。
鏡平小屋でカレーをいただきました。美味しかったです。
昨日とは打って変わっての繁盛ぶりでした。
2025年09月21日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 11:53
鏡平小屋でカレーをいただきました。美味しかったです。
昨日とは打って変わっての繁盛ぶりでした。
シシウドが原です。
2025年09月21日 12:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 12:17
シシウドが原です。
秩父沢です。
2025年09月21日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 12:46
秩父沢です。
ここで小池新道は終わります。
あとは林道歩きです。
2025年09月21日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 13:11
ここで小池新道は終わります。
あとは林道歩きです。
振り返りますが、雲は変わらず。
2025年09月21日 13:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/21 13:11
振り返りますが、雲は変わらず。
新穂高温泉まで下ってきました。
大変な山行でした。
2025年09月21日 14:22撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
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9/21 14:22
新穂高温泉まで下ってきました。
大変な山行でした。

装備

個人装備
MARMOLADA(SCARPA)

感想

今シーズン最後のアルプス山行に、未踏だった黒部五郎岳〜太郎平小屋を歩くこと、あこがれの雲ノ平を散策することを目標に3泊4日の行程で計画しました。

新穂高温泉登山口から左俣林道、小池新道を歩きます。雨が降ったりやんだりで、傘をさしたり、レインウェアを着込んだりしながら進みました。
ただ、気温が低かったのでペース良く、林道を1時間30分ほど、小池新道は2時間ほどで歩くことができました。
弓折乗越までは40分ほどで、稜線に乗ると完全にガスの中で、冷たい風も吹いていました。

双六小屋で少しの休憩をとり、ガス、雨、風といった悪条件だらけなので、中道を使って稜線に上がり、三俣蓮華岳を目指します。
中道に入ったところで、ライチョウ4羽に出会いました。雌ばかりで、おそらく姉妹なのでしょう。今シーズンでしっかりと成鳥になっていました。足元は白く冬毛に変わりつつありました。
さらに稜線に上がったところで、また1羽の成長の雌に出会いました。
今シーズンはライチョウに出会ってなかったので、よかったです。

ガスって眺望が皆無の三俣蓮華岳を後にして、五郎平に下りました。
稜線はアップダウンが続き、少々うんざりしましたが、14時前に黒部五郎小舎に到着しました。テント泊の手続きをしたのですが、直後に来た方が、テント泊から小屋泊に変更しているのを見て、少し心が揺れましたが、そのままテント泊で。これが運命の分かれ目になりました。

手続き後、すぐにテントを張り始めましたが、終わる直前に雨が強く降り出し、レインウェアはずぶ寝れに。
幕営後、すぐに雨模様になったので、テントの中で過ごして夕方を迎えました。
徐々に風が強くなってきて、テントが持ち上がるかと思うほどの風でテントが右に左に揺れ、フライシートがバタバタと音を立てました。
暗くなると、雨も強くなり、雷鳴も響き、周りからは水の流れる音がし始めました。テントの下にも水が流れ込み、その水が浸透圧で室内にしみこみ始めたので、できるだけシュラフは濡らさないように、身体を折りたたんでしのぎました。
風がとても強く、ゴーっという音が不気味に暗闇に響き、山鳴りのような音が怖かったです。山が鳴るという経験は初めてでした。

夜なかには風は弱まりましたが、雨は強く降り続け、テント内は水浸しになり、シュラフはどんどん水を吸い込み、ぐしょぐしょに。
途中からレインウェアを着込んで横になっていましたが、身体がどんどん冷えていくのがわかりました。
午前2時ごろに、お湯を沸かしてドライフーズのにゅう麺を食べ、身体を温めますが、すぐに身体が冷えてくるので、30分に一度くらいの頻度で、ガスストーブに火をつけて、テントを温めてしのぎました。
小屋が4時くらいには動き出すのを見越して、3時30分ごろに荷物をまとめて小屋に逃げ込みました。小屋の方がとてもよくしてくれて、大変助かりました。

レインウェアなどの装備はなんとか乾きましたが、シュラフは完全に水を吸ってしまっているので、テント泊は不可能でした。
残念ながら、もう先に進むことはできないので、撤退を決意しました。
明るくなってからテントを撤収し、荷物を片付けて、元来た道を新穂高温泉まで下山することにしました。
予約していた太郎平小屋(小屋泊)、雲の平小屋(テント泊)に連絡を入れ、キャンセルをしました。

黒部五郎小舎から三俣蓮華岳に登り返し、中道を経由して双六小屋、鏡平を経て、新穂高温泉まで無事に下山することができました。
雨が強い時は、迷わず小屋泊に変更すること、以前できたことでしたが、今回の山行への期待もあり、欲張ってテント泊を貫こうとしたのが失敗の元でした。

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