栂海新道（北又～親不知）

2025年09月21日(日) 〜 2025年09月23日(火)

• GPS: 25:47
• 距離: 33.8km
• 登り: 2,955m
• 下り: 3,657m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:19

距離 7.1km 登り 1,543m 下り 96m

7:10 スタート地点
7:13 7:17 北又小屋
7:20 北又吊り橋
8:18 8:20 三合目（曲り谷）
9:13 五合目（ブナ平）
10:07 10:08 七合目（白樺坂）
11:17 11:31 イブリ山
12:24 12:29 夕日ヶ原
13:29 朝日小屋

2日目

• 山行: 8:31
• 休憩: 0:45
• 合計: 9:16

距離 12.9km 登り 684m 下り 1,281m

4:24 朝日小屋
4:26 4:27 朝日神社
4:33 水谷のコル
5:35 5:42 朝日岳
6:14 6:20 吹上のコル
6:45 6:46 照葉ノ池
7:39 7:46 アヤメ平
9:06 9:07 黒岩平
9:48 10:02 黒岩山
11:25 11:30 サワガニ山
12:09 12:10 北又の水場
13:27 13:29 犬ヶ岳
13:40 栂海山荘

3日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:06

距離 13.8km 登り 728m 下り 2,280m

4:08 栂海山荘
5:14 黄蓮山
5:48 黄蓮の水場
6:02 菊石山
6:44 6:57 下駒ヶ岳
8:13 白鳥小屋
8:15 8:34 白鳥山
8:56 山姥平
9:42 9:44 シキワリの水場
9:55 金時坂ノ頭
10:52 10:53 坂田峠
11:32 11:34 尻高山
12:29 二本松峠
12:46 12:52 入道山
13:55 13:59 親不知 栂海新道登山口
14:02 14:03 親不知観光ホテル
14:11 栂海新道日本海起点
14:14 ゴール地点

天候

一日目：雨　二日目：晴れ　三日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

・糸魚川市無料駐車場（親不知観光ホテル前）
・親不知～北又登山口　乗合ジャンボタクシー　24,000円/台
　　黒東タクシー　一人当たり1,000円の助成金あり
　　https://www.asahimachi.com/taxi/
　　

コース状況／危険箇所等

・2日目の朝、朝日小屋～朝日岳の木道に霜が降りてツルツルすべって危険だった。
・前日の雨の影響で池塘が広がり、登山道が水没しているところがあった。
・栂海山荘（無人小屋）は一人あたり毛布2枚と銀マットの備え付けがあった。

その他周辺情報

・ヒスイ海岸
　　https://www.asahi-tabi.com/hisuikaigan/
・親不知観光ホテル　素泊まり　前泊
　　https://oyasirazu.net/
・ドライブインきんかい　タラ汁定食 刺身付き　
　　https://www.asahi-tabi.com/sanpo/2023/07/19/5800/
・フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯　1,000円（モンベルカード割引100円）
　　https://hisuinoyu.com/
・ととやのはなれ　刺身定食　
　　https://tabelog.com/niigata/A1503/A150302/15024110/

写真

9/20 16:16

山行の前日は親不知のホテルに前泊。チェックイン前にちょっと宝探し🤩

9/20 16:06

丸い石がゴロゴロ

9/20 16:15

お気に入り3つ。お宝は…？

9/20 18:28

地元の食堂で名物のたら汁🐟 安い！おいしい！

9/21 7:05

翌朝、乗合タクシーで北又へ。雨…です。

9/21 7:20

吊り橋を渡ってスタート

9/21 7:22

雨…です

9/21 8:30

雪の多いところなんですね

9/21 12:19

雨は強まったり、弱まったり

9/21 12:22

和製ブルーベリー🫐味は。。。

9/21 12:49

夕日ヶ原、イワイチョウの葉が紅葉してます。晴れてたらきれいなところでしょうね。

9/21 13:28

朝日小屋に到着

9/21 13:38

びしょ濡れの私たち、温かいお茶のおもてなしに感動🥹

9/21 13:39

朝日小屋は2度目、前回は白馬から縦走して来ました

9/21 15:24

翌日の朝食と行動食用に、まぜご飯と笹寿司買ってます。どっちもおいしいの😋

9/21 16:26

朝日小屋の夕ごはんはとにかく最高です！

9/21 16:25

山の上とは思えないクォリティ✨

9/22 4:16

翌朝は4時半出発。朝ごはんの提供はないけど、お茶、コーヒー、おすましまでポットに入れて用意してあって、本当にいい小屋です♡

9/22 5:29

おはよう雷鳥さん

9/22 5:33

朝日岳のあたりでちょうど日の出

9/22 5:36

朝日小屋から登って来た道。木道に霜が降りてツルッツル💦

9/22 5:42

栂海新道に向かいます

9/22 5:43

こっちは前回来た白馬、雪倉からの道

9/22 5:46

チングルマの綿毛が朝日にキラキラ

9/22 5:47

雲海に登る朝日

9/22 5:57

朝のこの時間は特別

たまらん、マジックアワー

9/22 6:14

栂海新道への分岐

9/22 6:16

栂海新道始まるよー

9/22 6:16

↑ツガミ

9/22 6:37

紅葉のハシリが池塘に映ってきれい

9/22 7:12

高層湿原好きの私にはヨダレもの🤤

9/22 7:19

下りたところがアヤメ平かなー

9/22 7:39

アヤメ平

9/22 8:55

道が…水没してる。この辺りも雨がたくさん降ったんだね。

9/22 9:05

テン泊したら気持ちいいだろうねーって話してたら、キャンプキンシ、だそうです

9/22 9:50

黒岩山。あちこちにある文字抜き看板は、地元のさわがに山岳会が設置したものみたい。かわいい♡

9/22 10:57

本日のゴールが見えて来たけど…遠い

9/22 11:24

さわがに山

9/22 12:00

台形のピーク犬ヶ岳を越えたところに山小屋があります

9/22 12:11

水の補給。登山道から5分ほど下ったところにザブザブ湧いてます。明日の分まで3リットル強、汲みました。

遠くから見たら穏やかな稜線だったけど、甘くなかった

9/22 13:05

ミヤマコゴメグサ

水で重くなったザックが…ツラい

9/22 13:26

犬ヶ岳

9/22 13:31

栂海山荘が見えた！

9/22 13:33

栂海新道を拓いた さわがに山岳会の小野健さん

9/22 17:19

栂海山荘は無人の避難小屋

足の速い人は先の小屋まで行ったようで、思ったより空いてました。銀マットと毛布2枚を借りられるので、シュラフを持たずに済んで助かりました。

9/22 17:17

栂海小屋から。正面のピークが白鳥山、白鳥山荘はピークにあります。滝雲に隠れてる中にいくつもピークがあるので…水を担いで今日あそこまで行くのはやっぱりムリだったなあ。

9/22 17:24

3人組のテントが一張

9/22 17:29

栂海山荘名物？空中トイレ。思ったより快適でした🤭

9/23 5:28

3日目の朝焼け。尖ってるのは焼山？

9/23 5:45

黄蓮の水。寄ってないけど、あまり出てないって噂？

9/23 6:02

菊石山

登りも下りもエグイ！

ハゲてるあたりが下駒ヶ岳

9/23 6:45

下駒ヶ岳への登りはハードでした

9/23 6:53

山頂にいたミヤマクワガタさん。最愛の妻に先立たれたもよう

9/23 6:58

ハゲてる部分を通過

9/23 8:15

白鳥山に到着

山頂にある白鳥小屋。ここも無人の避難小屋です。トイレは簡易トイレでした。お持ち帰りかなー

9/23 8:16

栂海山荘より小さめ、2階もあります

9/23 9:41

シキワリの水場、最後の水場です

9/23 10:31

坂田峠まで激下り。長い〜〜😭

大文字草

9/23 10:52

坂田峠、4人とも道にへたり込んで、しばし動けず。

9/23 11:33

登り返して尻高山

9/23 11:57

大きな杉の木🌲 まだまだアップダウンは続きます

9/23 12:06

二本松峠

9/23 12:08

また座り込む。モウアルケナイ

日本海見えたー！！

9/23 14:44

ゴール！！でも。。。

9/23 14:14

本当のゴールはここ！

9/23 14:15

親不知海岸

海抜0m

9/23 14:43

さあ、帰ろう

9/23 17:25

糸魚川でお風呂と夕ごはん。黄金いくらって何？

9/23 16:49

バイバイ、糸魚川

撮影機器：

iPhone XR Apple

装備

個人装備

ガス コッヘル インナーシーツ（シュラフ シュラフマット）

共同装備

20ｍ補助ロープ ツェルト

感想

ヤマボウシ

富山の北又登山口から新潟の親不知海岸まで、栂海新道を縦走。憧れの栂海新道は、噂通り厳しいところでした。エグいアップダウンと最終日の長い下りが特に膝に堪えました。

つくづく思うけれど、こういう大きな縦走は天が味方しないと無理ですね。一日目の雨は置いておいて、急に気温が下がった二日目と三日目は絶好の縦走日和。暑くもなく寒くもない湿原は天国みたい（行ったことないけど）で、体力も水の消費も少なくてすみました。通常、この時期はもっと暑いみたいなので、何か大きな力に歩かされているなあと、しあわせな気持ちになりました。霜が降りてツルツルになった木道も…何かの試練でしょう（笑）

ちょうど一年前のお酒の席で、「栂海新道行きたいねー」「ねー！」と話したことから始まり、本当に実現してくださった先輩に感謝です。