記録ID: 875420
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳(もう最後か雪山・・・)
2016年05月15日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:03
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 731m
- 下り
- 727m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・春山バス(観光センター⇔位ヶ原山荘 往復\2,500) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・途中場所により雪が無く藪と岩場を歩く ・八方尾根がゴンドラ・リフト休止の為、急遽日程と場所を変えての山行となった。 ・前夜、松本から国道158号を通り昔よく利用した新島々駅を通過、 「竜島温泉 せせらぎの湯」で長距離運転の疲れを癒した後、 更に先へ前川渡で、県道84号乗鞍岳線へ入り何か所もある狭いトンネルを抜けると小学校が迎えてくれる「乗鞍高原・のりくら温泉郷」に入る。 その奥に、めざす「観光センター駐車場」があった、駐車場はまだ車は まだらだったが、奥の方からは大きな笑い声が聞こえていた。 明日の為に、早めに就寝。 ・翌朝、春山バスの始発が7:30だったので余裕で準備ができた、バスを待っている と周りは皆BCの人達で登山者の方は少なかった。先頭のバスで出発し、 途中で「三本滝ゲート」へ。 数週間前はここから登る計画だったが、「位ヶ原山荘」までのバスの行程を考えると今回は長い山行にならず助かった!! 因みに、帰りにここまでのバスもあった。 ・30分強の乗車で、「位ヶ原山荘」に到着、登山計画書を出した後は皆の流れに 合わせて登山口へ向かう。 登山口は、道路の途中から入るポールが立っている場所だった、何の標識も無い? 即雪道を登り出す始めから雪はたっぷりあったので、久しぶりに雪山が楽しめると ほくそ笑む。 雪道の登山道は、ゲレンデを登る感じで踏み跡も有りアイゼン等は無くても 問題無く進めた。 ・しばらくすると少し急な箇所も出てきたが、踏み跡をそれずに少しキックステップすれば滑り落ちることもなかった。 周りを見ると大方はBCの人達で、登山者は少し団体と単独の少数派となっていた。 始めはコースも判らず皆の後を恐る恐る進んでいたが、だんだんと雪にも慣れ マイペースで登って行った。 一度目の道路を通過するが、そんなに急では無いのでまだまだアイゼンは不要。 少し平らな場所を進んでいると石碑とお地蔵のような像(役小者か?)に遭遇、 御嶽山にも同じようなものがあったなあ〜と思う。 ・二度目の道路上で小休止しまた雪の中へ。 この辺りから急登になってきたので、雪の中から現れた岩場でおNewの 12爪アイゼンを装着。 前回装着した10爪アイゼンと違い全くズレは無く、グリップもしっかり雪道を 掴んでくれていた。 これで、変にずり落ちたりせず体力の消耗も無く皆よりも急登へチャレンジ できる。 ・左手に山頂とBCメンバのみ進む狭い急登を見て、右手に肩の小屋方面へ大雪渓を進む人達を見ながら少しだけ急な真ん中の道を進んでいくと右手上方に、 懐かしの「乗鞍コロナ観測所」が見えてきた。 前回は何故かあの前までいったなあ〜何もなかったけど。今日はBCの人が狭い坂を滑っていた。 この辺りから一人横に移動しながら山頂へ進んだ、慎重に移動しながら左手に 登ってきたコースを見ながら進んだ。 ・蚕玉岳辺りに登りきり小休止を取りながらガスが流れ見え隠れする山頂と雪に 覆われた三日月形の青い権現池を見て感動する。 BCの人達はこの辺りで荷物をデポして最後の山頂を目指すがこちらはそのまま荷物を持って山頂へ。 一つ目に登りを登ると右側に雪に埋もれたこれもなつかしい「頂上小屋」だった。 前回は、熊目撃情報が飛び交う中を忘れ物をして肩の小屋から2往復したことを 思い出す。 ・最後に、もう雪が無くアイゼンをガリガリ言わしながら岩場を登り 「剣ヶ峰(3,026m)」へ。 山頂は、快晴だったがガスが時々流れ、下界と遠方は雲で覆われてこれといった 景色は見れず、立ち代り人が入れかう状態だった。 本日唯一の三角点(一等三角点「乗鞍岳」)を写真に収め記念写真も撮って もらい、下山へ。 ・下山時、頂上小屋から朝日岳方面を見ながら予定通り少し回り道のコースで 下山するかと思っていると右手では、BCの皆さんが一番狭くて急降下の坂を どのルートで滑るか相談し、順番に降下している場面に出くわした。 暫く眺めていると途中でバランスを崩し滑落ぎみに滑り落ちる人もいた。 うんん…何故ゲレンデで滑らないのかなあ〜とても危険なのに〜と スキーが苦手な関西人は思う… ・その後、誰も行っていない朝日岳へ踏み跡を頼りに向かい、 朝日岳(2,975m)から乗鞍岳の山頂を眺めながら軽いランチをいただく。 朝日岳から肩の小屋へ下山しようと尾根越えで向かおうとするが雪があまり無く 要所々々で踏み抜きをおこしてしまい、しかたなく雪の上の踏み跡を頼りに進み。 途中の長い急坂で、尻ソリーを持ち出し滑る(2回程滑るが、2回共停止できず 「ピッケル制動」にてなんとか停止、でも習ったことが無いが自然と 「ピッケル制動」できてなにかうれしかった。) 降りたところから横に移動して、肩の小屋へ向かうが、途中で雪が無くなり またアイゼンをガリガリ言わして岩場&砂地を降りて行った。 ・肩の小屋でアイゼンを外し、小川で泥を洗い小休止。 その後、すれ違う人の後を着いていって、「乗鞍コロナ観測所」直下の道路上に 積もった雪を慎重に越えそのまま「摩利支天分岐」方面に向かったが ここで何か遠回りをしていると思い、すれ違い人に「位ヶ原山荘」への道を聞くと この先からもいけるが少し遠回りかと回答。 しかたなく、「乗鞍コロナ観測所」直下雪渓を緩やかなところから横ばいで ゆっくりと降りそのまま大雪渓を下山していった。 ・「肩の小屋口」のトイレを横目で見ながら1つ目の道路交差を通過し、 あまり人が通っていないが登ってきた道と思われるコースを通過した。 ふと左後ろを見るとさっきすれ違った人達が、「摩利支天分岐」辺りからBCで 急な坂を滑っていた・・・ あのまま進んでいるとその横を恐る恐る下山することになったと思われる。 右後方の山頂を見ながら少し木々が目立つ急降下の場所に出ると全く踏む後が無くそこには、スキー場のゲレンデコースのようになった急な坂のみだった。 どうも下山するBCの人達がゲレンデコースを造ってしまったみたいで、 BCの人を避けながら横ばいでゆっくりと坂を降った。 ・坂を降ったところから少し横に進むと出発時に通ったポールの登山口に着いた。 時間を見ると13時すぎでなんとか13:30のバスに間に合った。 ・「観光センター駐車場」に着いてゆっくり着替えていると前回来た時と 同じで真夏のような暑さだった。 まだ時間が早いので、今日は、次の目的地蓼科方面へのんびりと移動した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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