赤岳 既に夏道、八ヶ岳の雄大な大自然に感動

2016年05月22日(日) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,319m
• 下り: 1,314m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:47

6:11 やまのこ村
6:16 6:18 美濃戸山荘
6:57 6:57 堰堤広場
7:40 7:50 赤岳鉱泉
8:18 8:23 行者小屋
9:15 9:16 地蔵の頭
9:20 9:21 赤岳天望荘
9:50 9:51 赤岳頂上山荘
9:56 10:54 赤岳
11:12 11:12 文三郎尾根分岐
11:59 12:18 行者小屋
12:51 12:53 中ノ行者小屋跡
13:54 13:54 美濃戸山荘
13:58 13:58 赤岳山荘
13:58 ゴール地点

車のナビに従って赤岳山荘、やまのこ村の駐車場を目指しましたが、整備されている道でない凸凹道を走らされました。幸い車の車高が高いので腹はすりませんでしたが、注意が必要ですね。帰りはそちらの道を通ったのですが、乗用車も普通に走ってました。
ナビに頼りすぎないようにしましょう！

天候

晴、霞んでいるので遠景は望めず。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場を利用、まだこの時期は余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

行者小屋から地蔵の頭、さらに赤岳、赤岳から文三郎尾根を経由して行者小屋、この区間は急な岩場が連続するので慎重に歩く必要があり、疲れているときは無理は禁物です。
5月半ばですが、雪はほとんど溶けて登山道日影にはほんのわずかに残るのみです。アイゼン持たずに登りました。

その他周辺情報

宿泊場所は豊富、麓にも山腹、山頂にも選択肢が多い。麓の八ヶ岳山荘では日帰り入浴も可能です。さすがにメジャーな山だけあって施設が豊富ですね。

写真

5/22 6:16

登り始めてすぐ、右手に美濃戸山荘です。

5/22 6:17

5/22 6:17

今回は北沢コースを登り、南沢コースでこの場所に下りてきます。

5/22 6:28

最初はこんな感じ。
舗装されていない林道を歩きます。
この時点ではそれほど面白くない。
早く登山道を歩かしてくれって感じです。
でも、左右の森は苔むして”もののけ姫”が出てきそうで素敵です。

5/22 6:57

堰堤広場というらしい。
ここまでは車の入れる林道（登山者はだめです。）。
この先ようやく登山道らしいところを歩けます。
堰堤を左に見て沢を右に渡ります。

5/22 6:58

堰堤広場を過ぎてようやくの登山道。
ちょっとやる気が出てきます。

5/22 7:00

北沢をさかのぼります。

5/22 7:02

登山道はこうでなくちゃと考えていましたが、後半はこんな甘いものではないことを思い知らされます。（笑）

5/22 7:04

このように歩きやすく整備されているのですね。

5/22 7:23

林の向こうに突如横岳の岩峰群が姿をのぞかせます。
正面真ん中のユニークな岩が、横岳の大同心稜のようです、その右は横岳でしょう。
心が躍ります。

5/22 7:36

気持ちの良い森の中の登山道です。

5/22 7:46

赤石鉱泉に到着です。
標高2,215mです。

5/22 8:05

次のポイント行者小屋を目指します。

5/22 8:12

大同心稜、右は小同心稜なのでしょう。
八ヶ岳の荒々しさを感じます。
後半の登りでそれをまざまざと体感させられます。

5/22 8:19

さあ、行者小屋に到着です。
標高2,315m
正面、阿弥陀岳（2,805m）です。

5/22 8:20

赤岳鉱泉から登ってきて。地蔵尾根経由で赤岳山頂目指します。
美濃戸口（南沢）は下山時に歩きます。

5/22 8:21

コースの確認します。

5/22 8:21

奥の右が阿弥陀岳、左が中岳です。
テント泊されてる方々いらっしゃいました。
赤岳からの下山時はこの奥の方から下ってきます。

5/22 8:35

さあ、いよいよ行者小屋を後に赤岳山頂目指します。

5/22 8:42

厳しさを増す登山道、まだ序の口です。

5/22 8:45

写真中央下の方に行者小屋が見えていますが、随分上がってきました。
諏訪の盆地が霞んでいます。

5/22 8:56

赤岳山頂、右は中岳。

5/22 8:57

登山道はいよいよ厳しさを増しています。

5/22 9:02

阿弥陀岳、左は中岳。
奥に霞んでいますが諏訪の盆地が望めています。

5/22 9:02

横岳の山頂も見えてきています。
大同心稜はじめ岩峰群。

5/22 9:03

横岳より北に連なる八ヶ岳の峰ですが同定できていません。
左下に行者小屋。
奥に諏訪の盆地です。
八ヶ岳のダイナミックさを感じます。
裾野広いです。

5/22 9:03

地蔵の頭めざして地蔵尾根もあと少し、ここにお地蔵さんがいらっしゃいました。
改めて安全祈願。
蛇籠で補強された登山道です。

5/22 9:08

横岳大迫力！

5/22 9:09

赤岳山頂はまだ遠い！

5/22 9:13

赤岳山頂が随分近づいてきたけど、道のりの厳しさも感じます。

5/22 9:14

赤岳と横岳を結ぶ尾根、地蔵の頭に到着です。

5/22 9:14

地蔵の頭から望む横岳。

5/22 9:15

赤岳大迫力です。

5/22 9:16

南佐久の野辺山、川上村の方向ですが霞んでいます。

5/22 9:17

これから歩く道！
中ほどに赤岳展望荘が見えています。
そして山頂には赤岳頂上山荘ですね。

5/22 9:20

赤岳展望荘到着

5/22 9:23

さあ、赤岳山頂目指してもうひと頑張りです。

5/22 9:24

5/22 9:37

まったく、どこまでも甘くない登山道だ。

5/22 9:45

実に楽しい！

5/22 9:48

赤岳展望荘も遥かかなた。
横岳の姿も随分違って見えてきました。

5/22 9:50

阿弥陀岳、手前中岳、相変わらず諏訪の盆地は霞んでいます。

5/22 9:51

赤岳の北峰到着。

5/22 9:51

赤岳頂上山荘

5/22 9:58

赤岳山頂　2,899.4m
ついに到着です。
登ること3時間50分、意外と早い。

5/22 10:11

権現岳2,715m、赤岳の南に位置します。
奥に南アルプスの峰々が望めますが、霞んでいます。

5/22 10:16

権現だけの奥、左から南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳ですね。

5/22 10:19

横岳から北に連なる峰々ですが、下山するのでこれで見納めです。

5/22 10:52

権現岳、阿弥陀岳に通じる登山道を下り、文三郎尾根を歩いて行者小屋を目指します。

5/22 10:54

元気にさえずりを聞かせてくれた鳥さん。
逆光で見にくかったけど多分イワヒバリ君ですね。

5/22 10:55

さあ、下りも半端ないぞ！
この道を登ってくる方々きつそうでした。
別の道を登って来た自分の姿もそんな感じだったのでしょう。

5/22 10:58

下り始めた道を振り返っています。

5/22 11:01

5/22 11:01

正面に阿弥陀岳を見て下ります。

5/22 11:06

ここからも権現岳目指せるぞ。
でも、文三郎尾根下ります。

5/22 11:07

ここからまだ阿弥陀岳縦走するチャンスがあると思うのですが、疲れた足が「予定通り文三郎尾根下れ」と譲らないので、予定通り下山します。

5/22 11:13

5/22 11:15

相変わらず厳しい下山道続きます。

5/22 11:33

5/22 11:52

5/22 12:01

行者小屋に到着。
赤岳も遠くに臨むだけです。
南沢コースでこれより下山です。

5/22 13:36

ミヤマカタバミですね。

5/22 13:44

ホテイ蘭です。

5/22 13:45

厳しくも楽しい登山もあと残りわずか、最後にこんなかわいい子たちと会えるとはラッキーでした。
南沢を下りに選んでおいてよかったです。
じっくり観察する時間とれましたもの。

5/22 14:02

赤岳山荘に到着です。
朝ここで駐車料金1,000円を払って駐車しました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ70 パナソニック

感想

Q_B

初めての八ヶ岳でした。
一言でいえば、八ヶ岳の雄大さをまざまざと感じることのできた素晴らしい山行でした。
登山者が車で入ることのできる限界の赤岳山荘に車を止め、短めのコースに設定して赤岳を目指したのですが正解でした。
当初想像していたより厳しい山行だったからです。
行者小屋より上の登山道は岩場で傾斜もきつく神経を使うものです。
登山初心者（入門者というのが正解か）の自分にとって、山での歩き方等考えさせられることの多い、よい山行でした。
天気は快晴でしたが、遠くの山は霞んで期待していた富士山は望めませんでした。
それでも八ヶ岳そのものの雄大な大自然を存分に感じることが出来て大満足でした。
この山の魅力の虜になっています。
八ヶ岳にまたチャレンジする気です。
最高でした。